『Classification !!』8月編!!


↓にお話しは、増えて行きます。

別の日のお話しを見るッスか?




8月5日(日)

第七四三話 『神話の道標-as-』(8.5.日)

ダン=ショート』の暴走から丸一日が
過ぎ闘技場『パルティノン』の封印は解かれ
解放された人間や『幻魔』達はあれよあれよ
っと言う間に元あるべき場所へ戻って行った...
とんとんっっっ!!
「『勇二』起きてる〜?
...お〜ぃ、入るよ〜?」
昨日の話し合いには参加せず自室で寝そべりそのまま
睡眠に入ってしまった少年を朝食へ起こすべく
光助』はドアをノック(物をこずく事の意。)し
声を掛ける、が一向に彼が出て来る気配は無い...
「...ふあぁ〜。」
ガチャッ!!!
不意に扉は開かれ同時に勇二は目を覚ます
「あっ!?学生服のままで寝てたの?
もうご飯だよ、直ぐ出れるかな〜。」
するとそれに気付いた光助は伝え終えるとベットの
上で身体をよじらせて欠伸をする勇二へ
じゃれついて笑みをこぼした
「あはっ、おはよ〜今から歯磨きしてくるよぉ〜。
ゎっ!?ちょっちょっと待っててよぉ(汗)
(あっ...朝からそんな事すんの!?)」
何故か照れる少年は着の身着のまま歯ブラシを
手にして口を終えて顔を軽く洗うと青年と共に
朝食を得んと部屋を出た...。

「あ〜来た来た、遅かったね〜!」
洋子』が手を振りイタリアン料理の店の奥から
彼らへ合図を送り誘導する...
「むにゃ、おはよ〜洋子..さん...。
...アレ?...『春化』さんと『知也』は〜?」
席には『京香』と洋子以外には仲間が存在せす
勇二は光助とキョウの間の席に座りながら
質問を投げかけた、すると
「...もう一人の寝ぼ助を起こしに行ったのさ?...。
いや、酔っ払いかもね...。」
微笑と同時に少女が口を開き呆れた様な仕草で
さっさと自分の皿に料理を盛り付けていた
「あはは、勇二〜まっ気にしなさんなって!!
ってかさ、何食べる?」
その頃、問題の当人はーーーー
「あ〜〜〜〜だるぅうう、しかも頭痛いんやけど〜
かぁ〜〜〜二日酔いなんか!?」
浴びるように飲んだ酒の効果で二日酔いを起こし
ベットの上で倒れている所を両者に救われていた
「知るか!...『智明』ッ本当に
お前重い、ぅゎっ!?全体重こっちにかけるなよ!!」
そして、ふらつく足元を支えられ彼も食卓へと向かう
「ちょっ!?智明、貴方まだ酔ってるんじゃ
ないでしょうね!?
もう、しっかりしなさいよー。」
朝を抜くわけにはいかない!っと言う理由で...。

取り敢えず揃った7人は、パルティノンに残った
人々や幻魔の恩恵を受け食事に在りつく
最中に『弥親』を倒し受け取った地図と鍵の
話題を出し昨日参加していなかった2人へも
それを説明し終えると一時は食べる事に専念し
休憩後『スキルマスター』【特殊能力者】としての
旅を続ける為、場を出て南下を開始せんとする!!



8月6日(月)

第七四四話 『神話の道標-墓碑名-』(8.6.月)

「それで、え〜っと結局迂回のルート(道のりの意。)も
発見出来なかったのよね...。
黄泉』【ヨミ】を通るしかないのかなぁ...。
(ハァ...嫌な予感がするわ〜。)」
やはり納得のいかない『春化』は昨日と今日の
会話で迂回すらも不可能な事で滅入る
「どうしたの〜?」
不意に『勇二』が頭を抱える少女へのほほん口調で
声を掛けた、すると
「あぁ、勇二くん...覚えてる?
今度行く場所の事、どうも嫌な予感が
付きまとうのよ...どう考えても変でしょ?
こんなに巨大な地でそこを必須で通るなんて。」
不満と不安をぶちまける様にハルカは興奮気味で
声を上げて身振り手振りも交えて話しを終えると
場を出る前に買い揃えた飲物を口にした
「あっあはっ...そうだよねぇ〜。
(うわ〜結構怒ると恐いタイプだなぁ〜(汗))」
少し引き気味ながらも勇二は歩きながら
『光助』に寄りもう一度地図の説明をしてもらう事とする...
「だからね、どうやら南下すると『月読
って言う町があるみたいなんだけど、その前に
そこに繋がる通路みたいな場所があって
そこが黄泉って呼ばれているんだけどね〜
どうも名前からしてみんな嫌がっているんだよ。
確かに霊界と繋がるって意味もあるからだと思うけど...。」
どちらにせよ、この地は太陽が沈む事が無い
それ故に幽霊などと言う存在は有り得ないながらも
危惧はやはり大きく直感を持つ者はその場に
近付くにつれてやがて言葉数を減らしていた...。

『パルティノン』から約10km程度歩いただろうか
2時間弱を炎天下の中それを防ぎながら...
「なっなんや...ありゃ〜?」
突然、廃虚と化した村と無数の無惨な姿となった
墓が一行の目に飛び込む...
「...『ヨモツ』の村...か、っとすれば...
どうやら間違えなくこの先が問題の場所の様だ...。」
『京香』は絶え間ない日差しに刺され
ボロボロの立て札を読み上げると何故かこんな
中で悪寒を覚えていた
「進むしか...ないよな?」
『知也』は足を進め何げなしに墓石へと目をやる
するととんでもない事が記載されていた!!
「...ぃやぁ...それトモの名前が書いて
いぇ、彫ってあるじゃないか!!?」
真後ろから恐る恐る墓石を覗いた『洋子』は思わず
悲鳴に近い声を上げ指差し足を震わせる
「ばっ...おぃ、ちょっ待てや!!?
この洋風な墓には...俺様の名前やと!?!
(これは一体なんやねん...新手の嫌がせなんか?)」
同じように周囲を見回す智明も自分の名前が彫られ
記載されている墓石を目にし驚愕する!!!

「ふっ...所謂...墓守りの『幻魔』かな?
出てきなさいよ...私にはこんな小細工無駄よ!!」
しかし、皆が不安を覚える中で
P × H』【プリンセス×ハンター】としての
実力を遺憾(いかん)なく発揮せんとする
少女は既に手へ握り締める坤から先手の一撃を
墓石共へと繰り出し砕き飛ばす!!



8月7日(火)

第七四五話 『神話の道標-戒めの呪縛-』(8.7.火)

いちいちウダウダ言うのも...考えても
仕方ない時もあるわ、それに私は元々こう言う状況には
一番手慣れている!!
「『霊聖坤』!」
ジャシュパァアッッッッッン!!!
刃の長さもコントロール(支配の意。)出来るように
訓練したわ...さて、後は敵の出方次第ね
「ひゅぅ〜『春化』It’クール!!」
取り敢えず日本を馬鹿にしたようーなソレは
粉砕したわ...でも、単なる嫌がらせだと良いけど...
っと私が一撃で複数のお墓を破壊すると
同時に幾つもの気配が産まれ、そしてそれらは
「『トモ』!!あかん...真後ろや!」
じゅぱぱぱぱぱぱぱぱっっっ!!!!
一斉に私を通り抜け知也へと向かって行った....
そう、まんまと私は敵の術中にはまり込んでしまったのだ
「気体系にはダメージが薄いし今からモード変化じゃ
間に合わない!...『勇二』ィ!!」
「ダメだよぉ〜この距離じゃトモにも魔法が
あたっちゃう〜!?」
「...『風の核色』...クッ...。
(間に合わない....か!...。)」
私が虚を突かれて怯んだところにそれら幽体は
彼を捕縛して洞穴の中に連れ去って行ってしまった!!

ハルカの一閃が彫り込まれたソレ共々墓石を粉砕したーーー
…次の瞬間!!!…
[おろろぉおお〜〜〜〜〜〜ん!!!]
しゅぱぱぱぱぱぱっっっっ!!!!
白き気体の様な煙が即座に立ち昇り一瞬にして
凝縮されると物凄い勢いで名前の持ち主を捕縛し
身動きを封じて暗がりの洞穴奥へと運び去ってしまう!!
「...春化のせいじゃないよ...。
大丈夫、きっと奥でトモは待っている...。
...さぁ、行こう!!...。」
核色”をハメ替える暇も与えられず
ほんの一秒足らずで引きずり込まれてしまった
トモの救出と南下を行うべく6人は『黄泉』に
足を踏み入れる事となる...
「..有り難う...注意して....『智明』のも
最初は存在してなかった...って、アレ?
ちょっ....智明!?おーい!!!!」
慰め、肩に手を当てて言葉を送った『京香』へ
口にした自分の言葉で青年の姿が見当たらない事に
気付いた少女は必死で叫ぶ、が...
「あちゃー...ハルカ...どうやら、おんなじ
状況みたいだよ?...ほら、ね?」
皆も周囲を見渡す、すると不意に『洋子』が
ある墓の破片を指差し呆れながらそう声を上げた...。

[ふふっワタシはこのヨミの使者であり支配者
夢殿』【ヨモツシコメ】...。
どうぞ、他の方がそうなるまでそこでごゆるりと...
刻(とき)をお過ごし下さいませ。]
翼を持ち闇に解け込む『幻魔』の罠にまんまと
落ちた2名は牢獄に捕獲され闇化への洗礼を
受けていた...口や手足には枷が、そして
「ふっぐぅふぐぐ!!(出さんかァこのやらぁァ!!!)」
「ぐっふぐぐ!?!(足元から何かが這って来ている!?!)」
天井や様々な隙間から『吸血鬼』が降り注ぐ...。



8月8日(水)

第七四六話 『神話の道標-異質の中の異質-』(8.8.水)

「ぅっわ〜日差しが照り続けていた分だけ
急にそれが消えると目がなれないな〜。
よっと、懐中電灯3つで良い?2人一つとして。」
廃虚化した村の奥底にて巨大な空洞を発見した
一同は『洋子』に明かりを産み出して貰うと
意気込んで先行する『春化』へ続き坂道の様に
なっている道を歩き始めた...
「ひゃぁっっ!?!」
不意に『勇二』の上部より滴り落ちてきた
水が頬へと辺り情けない悲鳴を上げて5人を驚かす
「ちょっ!?止めなさいよ!
(それでなくともこう言うのぼくは苦手なんだぞ!!)」
『京香』と横をぴったりと離れず歩く少女は
広い道が尚恐怖を煽っいる事に気付き思わず
破壊衝動に駆られるも、どうにかそれを抑え片手には
既にナイフ(短剣の意。)が握り締められていた...。

「ん〜もう30分は歩いたね〜。
(大分目も暗闇に慣れたけど...さて、どうしようかな?)」
歩き始めて約30分程度が過ぎた彼らの前には
2つの分かれ道が現れた
「...片方が罠か...いや、どちらもかも...。
あたしは右に行くよ、左は好きじゃないんでね...。」
時間の短縮もあり考えている暇もない
彼女達は仕方無くチーム編成を行い...
2人と3人へ別れて先を進む事にする
「あはっ、じゃあ〜ボク達は右だね!!」
「おぅ、気い付けてね!」
「じゃ、出口で会いましょう。」
ハルカと『光助』は左の通路をそして、勇二
キョウ、洋子は右の通路へと入って行った!!

『夢殿』【ヨモツシコメ】の罠に掛かった
両者の肉体は足元から徐々に闇と化し
「あぐぃっぐぐ!?(くそっ足の感覚がせーへん!?)」
更には『吸血鬼』の吸収で上半身からは血液が
「ぎゅーまぎゅぅうー!(止めろーヒルとか嫌いなんだー!)」
少しずつではあるが減り続けて行く...。



まだまだ続くのですぞッ!!



ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!



先を見るんッスねぇ〜!!


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