『他のお話しを見るにょ-?』 『最初に戻るにゃん?』 |
↓とーぜん、下に増えますにゃん!!↓ 【R-evolution 7 戦慄の進化〜運命を飲み込め!!〜】 (11/27/monday) …忠家とヴァレッタモンの執拗(しつよう)な 駄目押しにズタボロにされたウホモンは ほぼ再起不能と化してしまう、しかし!! 翔の中で何かが弾けた、その途端(とたん) 腕に付けたトランス・ギアに変化が巻き起こり ウホモンを目映い光が包み込む.... 「What’up...これは?...。」 [ファイス...今までとは桁違いの E(エナジィー)反応Death,が...。 トロピカル・ジャングルエリアからDeath, どうしますか?] 「取り敢えず、Data回収ダケ お願いしマ-ス、彼にも伝えておきましょう。」 異常な生体エネルギーを感知した少年は P-Dと共に『センター・キャッスル』から その地へと一旦、なすべき仕事を 置いて足を向けた…。 「開園してから今まで、ここ トロピカル・ジャングルのアトラクション 密林の狩人で、こんな凄まじい 戦い...見た事ないわ...。」 『ぎゅぅぅぅぅ...!!!!』 「あ”ぁ”っっ!!!オレの結果用紙ぃぃ!!!」 声をもらし画面に食い入る従業員のお姉さんは 思わず興奮して、手にした結果用紙を 握り潰してしまい、お客に文句を少し言われ つつも、仕事も気にせずに凝視する!! 「すげぇ!!!すげぇよ!!!! やっぱし翔の奴、ヤルと思ってたぜぇ!! 俺は、よぉ!!!!」 デスメラモンをP-Dとする男の子や マッシュモンがP(パートナー)の女の子達、 クラスメートらが応援のゲキを飛ばす中、 その火蓋は切って落とされた!!! [ウホモン、『DNA進化』ぁぁっ!!! 【スパイラル、・エヴォリューション】ーーー ....全てを司る運命を斬り裂き手にする者 『フェイトモン』....参上!!!] 『ヴァシュォオオオッッッン!!!!』 突風により粉塵(ふんじん)が巻き上がり 視界を塞ぐ、しかしソレが晴れたそこには ショウの遺伝子を受け継ぎDNA進化した ウホモンいや、フェイトモンの輝ける姿があった!!! 「...くっ...ただ、でぶザルが鎧を まとったダケだ...ヴァレッタモン!!! 恐がるな!!、一気に粉砕しろぉ!!!」 [御意...ヴァレッタ・ヴァレット!!!] 『ズタタタタタッタタタッッン!!!』 フェイトモンが動き出すよりも前に 機関銃から弾丸を撃ち放ち先制攻撃を繰り出す 様に命じた忠家は何故かフェイトモンから 迫る威圧感をぬぐい切れずに密林の暑さのせいか 汗をつねに全身から滴(したた)らせていた... 「これが...DNA進化の...力なのか〜!! 凄い、凄すぎじゃん!!!」 忠家の指令にそぐわぬ動きをみせ、まだ 誕生して間もないフェイトモンの全身を 反撃の間も与えず打ち抜いたヴァレッタモンは 硝煙の漂う場に目を向け、もう良いと思うなり 彼の下へと静かに足を向ける、が... [バカな...攻撃が効いていない!!?] 予想外の出来事かヴァレッタモンを直撃する!! 「嘘ぉ!!!...ダメージゼロ!?!!」 [...ヴァレッタ・ヴァレットの集中砲火を 受けて無傷....くっ...はははっ...。 壊りがぃのある...敵、っと言うわけか...。] 硝煙が消え去った、そこにはただ立ち尽くし 敵の攻撃を防御すらしていないのに 鎧にカスリ傷一つないままのフェイトモンが 静かに存在していた!! [翔...翔の気持ちが、魂がおいらに 果てない力をくれるぜぇ!!! ...んじゃま、反撃っと行こうかぁ!!!] 「フェイトモン....。 ...---ーーー〜〜〜〜ぉおおっ!!! いくぜぇっっっ!!!!」 フェイトモン自身すら驚くべき力を 手にした事で戸惑いながらもショウと共に 反撃のノロシを上げる、だがそれに負け時と 忠家とヴァレッタモンも本気で彼らを 打ち砕きに掛かる 「ライド・カノンからのコンボだ!!!」 [御意、ふふっ...装甲が高まった くらいで、良い気になるなぁっっっ!!!] 「フェイトモン!!!...えっえぇ〜っと...。 あぁっ!!これコレ!!! 後ろ腰に装備された剣を手にするんだ!!!」 [おぉ!!!...んっこれだなっっっ!!!] お互いの剣がぶつかり合い、火花を散らした!!! {〜〜〜〜ザザ〜〜〜〜ぴぃひょろろ〜〜〜!!} 画面が直らぬまま次男に末っ子が任された... 「おぉおっっ!!映れぇぇっ!!!」 『ドガシャァッッン!!!!』 ピンチを迎えた彼はTVの横を何度も殴打 するがそれでも一向に直る気配をみせず... 「なぁ〜んだ、兄ちゃんてば 口だけじゃん、ってか録画もやばメじゃん?」 弟の口撃が彼の胸を打ち抜く... …しかし、次の瞬間!!!… 「ふっ...でーじょぶさぁ〜、キョンピーは 知らないんだよ、アレは...。 ってかさ、じゃ〜ん、コレにしよ-ぜぃ!!」 Pぃッィーン!!!っと頭に電球が出現し 良いアイデアがよぎった、それはーーー 「え”っ?!!良いのこれってば!!!」 「今はD-T行ってんだから、良いの!! お前はそのデッキ使ぃなっっあぁ!!!」 遊☆戯☆王Cardによるデュエルを開始 する事だった、そしてこちらでも決闘が開始された!! 腰背の柄(つか)から剣を抜き去った フェイトモンはヴァレッタモンのアーミーナイフを 軽く受け止め、ダイヤモンドすら斬り裂く ソレを逆に粉々に砕いてしまう!!! 『パキャァァッッッン!!!』 [そんな事が...有りえない!?!] 「やったってばよ!!!そんままあぁっっ ぶった斬っちゃぇっっ!!!!」 焦るヴァレッタモンは即座に身を引き ギリギリの位置で斬撃をかわし 機関銃を乱射して相手との距離を保つ... 「なっ...そんなバカなぁっっ!!! こっちが押されてる...だって...。 究極体のヴァレッタモンがぁっ!!! なっ...なんなんだよぉ!!!あの翔の 進化したデジモンわぁっっ!?!」 辛(かろ)うじて攻撃を避けたところで 後がないヴァレッタモンはある 覚悟を決めていた....それはーーー [忠家...アレを使う...。] 「なっ!?!本気...っく!!! それしかないのか...解ったぁっ!!!」 [命を賭けて相手をしてみせるッ!!!] 命がけで必殺の一撃を繰り出し目の前の 敵を打ち抜く事だった!!! 【R-evolution 8 戦慄の進化〜必殺の一撃〜】 (11/29/Wednesday) 「ビート・ランド『灼熱の楽園』 ...の、紋章...。」 何故かデジモンを憎む少年の腕には 一般の入場者が手にするトランス・ギアは 無く、その替わりデータが蓄積された 指輪を左手の中指に装着していた [ねぇねぇ...一緒に遊んでくれるのは 愉しいけど...辛い事があるなら、ぼくにーーー] 『ぱしぃっっ!!!』 少年を案(あん)ずるP-Dは、その腕を伸ばし 必死に彼へと声を掛ける...が、 「お前に何が解る...。 黙って俺が命じるままに闘って いれば良いんだよ!!!」 少年は差し伸べられた手を払い退け 先の地へと向かって行く…。 「なっ...なんだってばよ!!! アレって....砲撃の構え!?!」 ヴァレッタモンは胸部に備え付けられた 大砲の様な巨大な武器をあらわにすると 同時に自分の生命を削り、魂丸(だんがん)を 装填(そうてん)し、構える!! 『ガチャッッッ!!!』 「ヴァレッタモン....解ってるよな...。 一撃だ...それを外せばーーー」 [みなまで言うな...これでシトメる!!!] [翔!!!おいらの後ろに隠れてんだってばよ!! ...ひゃあっ...大変だな...でも、 こっちも負けられないんだぜっっ!!!] フェイトモンとヴァレッタモン...この闘い最後の 瞬間が訪れようとしていた、果たして 場に残るモノはどちらかーーー [ゆくぞ!!...“りヴぉるヴぁぁぁぁっっ・ カノォオオオオッッッッン”ッッ!!!!] 【ヴァギュァァァッッッッッッッ!!!】 今、ヴァレッタモンの全身全霊を注いだ 砲撃が撃ち放たれる!!! 物凄い速さで打ち出された弾丸は、 輝きを帯びてフェイトモンを貫ぬこうとする、 「フェイトモぉおおおおっっン!!!!」 しかし、ショウの叫びが爆炎に飲まれようとした、 …次の瞬間!!!… 【ザキュォッッォオッッッッン!!!!】 [運命を穿(うが)つ一撃....。 運斬撃、『究極幻影斬剣』 “アルティメット・ファントム・ブレード”---- ーーーーぉおおっっっっ!!!!!] ファイトモンの剣から繰り出された運命すらも 斬り裂く一撃が、ヴァレッタモンの技を 一閃(いっせん)、更にその衝撃波だけで 本体であるデジモンの身体も貫く!!! 『ヴぁぎぎっっぃ!!!』 [ぶふぁっ!?!!....み...見事だ...!!?] 「...ヴぁ...ヴぁれったもぉおおおん!!!」 ...静寂(せいじゃく)が訪れた... 一陣の風が吹き去ったあと、雌雄(しゆう)は 遂に決したのだ、真の勝者それはーーー {最優秀者は、現在勝ち残っているーーー 翔くんとウホモンです!!!} 誰もが内部アナウンスにより知らされる前に 解っていた、いや...解りきっていた事だった!! 「...ゎははっ、勝った...オレらが1ばぁっっん!!」 当然、翔とウホモン達だと!! 「...ぅう...負けたのか....。 究極体のヴァレッタモンが...。」 膝を落とし、敗者の烙印に苦しむ忠家... [...忠家...キミはココで負けて 終わるような奴じゃない....。 立ち上がるんだ...。] そんな彼にヴァレッタモンは傷ついた 身体で立ち上がり声を掛ける 「...あ〜っと、????....。 フェイトモン?フェイトモぉ〜ン!!!」 優秀者に選ばれたショウは、そのデータを 今までに密林の狩人を抜けた者達と同じく 永久保存され、殿堂入を果たす... [ここだよ、こっこ〜!!!] この時、まだ彼は自身のトランス・ギアに 変化が起きている事など知るよしも無く 「ぅへっ!?!なんっで...そんなに 小さくなってるんだっばよ!!!」 [力を使い果たしちゃったから〜 成長期にもどっちったみたいだ〜よ。] 「げ〜これからどうするんだって...。 まっ、いっかぁ〜!!!!」 進化した反動により成長期へと戻り 『モキュモン』と化してしまった ウホモンを胸に抱きかかえ、出口へと 向かって走って行った。 『DNA進化(evolution)ぁっっ!!!』 『ゎっはっはーっ!先を見るきゃ〜も?』 |