〜Vraver soul〜


鈴奈 VS 琉香


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R-evolution 27 愛の果て〜怨恨(えんこん)〜
(2001/3/29/Thursday)

…三人が何かに引き寄せられるように
各々選んだ扉の中へと向かったと同じく
翔もまた階段上に一つだけ存在する
扉に、昇(のぼ)り終え手を掛けると...
「行こう、モキュモン....。」
[お-ぅ!行くってばよ!!]
P-Dと共にそれを勢い任せに開け放ち
先へ足を踏み出していた…。

「ココは...そんな...。」
[鈴奈...あたしも覚えてるわよ..。
此処(ここ)はあたし達が初めて出会った
思い出の場所だもの...。]
薄い桃色の扉を開き先へと進んだ少女とそのP-Dの
眼前(がんぜん)には懐(なつ)かしい思い出の地が広がる
「...そう、あたいらにとっても
ここは思い出の場所なのさ?」
[...通常、踏み入れぬ領域ゾ?]
そして、込(こ)み上げる懐かしさに浸(ひた)っていた
彼女らの前へゆっくりとした足取りで
一人の少女とデジモンが姿を現した...
「琉香あっ!!!」
[...それにしても本物のデジタルワールドに
来ているみたい...まるで...。]
不意(ふい)に呟いたルージュモンの言葉に
「へぇ、気付くのね?やっぱし。」
ルカは反応し笑みをこぼし
「どう言う事?...ルカ、貴方の口ぶりは
まるで...はっ?!」
「“まるで”、何よ?言えないのかしら??」
そう挑発(ちょうはつ)するようにリンナへ
向かい言い放つ!!
[始末するのにお喋りが過ぎるゾ?]
「あんたは黙ってれば言いのよっ!?!
...ふん、もう時期この世界はデジタルワールドに
浸食(しんしょく)され一つになるわ
...そうすればP-Dの居ない人間達は
彼らの歯牙(しが)に掛けられて消えてゆく...
やがて世界は淘汰(とうた)され、汚れた
全ては朽(く)ち果(は)てる!!!」
しかも少女はこのD-Pの恐(おそ)るべき目的を
サラリと言いのけ邪悪な笑みをこぼした。

「そんな馬鹿なっ!?!
...ルカ...何故、貴方がそんな恐ろしい事に
荷担(かたん)しているのよ!!」
[...じゃあ、やはり此処は実際のあの場所を
再現したのではなく...始まりの花園...。]
リンナの声が彼女に届くはずもなくーーー
「歳が少し上だからって姉ずらしてる
あんたわぁ〜本当に目障(めざ)りなのねぇ!!!
レクィエモン...今度は本気で殺(や)りなさい?
なんてったって...あたしらの秘密がもれたんだから。
この場所なんか、壊れても構わないわ!!!!」
[承知、っと悪いがーーーそう言うわけだ?...ゾ...。
お前らぁ?覚悟は良いかぁ!?!?]
暴露(ばくろ)した秘密を止(とど)める為っと言う
名目(めいもく)の下(もと)闘いが始まった!!!
「何で...何で、私は貴方と...。」
[鈴奈!!...とにかくアイツを打ち倒して
そんな事を引き起こそうとしている奴を
さっさと止めないと...ルカちゃんだけじゃない!
お母さんやお父さん達、いえ友達だって
危険にさらされてしまう!!!]
鈴奈の心には妹と旅をしていた記憶が響き
避けられない現実を閉ざそうとしていた。

「琉香!!サポートして!!!」
「ぅん、お姉ちゃん!いっくよ〜〜〜
カカポモン』羽根攻撃だぁ!!!」
[了解だぞ-!!!]
連携攻撃によって強敵達を打ち倒し
時には挫(くじ)ける事があっても
諦めずへ先に進み旅を続けていた彼女達が
現実と同じ速さで時間の進み持ってしまった
デジタルワールドに出向きそれを夏に
終えた後(のち)、暫(しばら)く休みの日を
利用して現実世界とあちら側を行ったり来たり
していた日々が続いていた、しかし
ある日そんな彼女達にも当然
D-Pの噂は耳に入る事となり、数日後
「姉ちゃん、ルカ行ってみたぃかも?」
「じゃあ、私も頼んでみるヨッ!」
妹の押しと姉の提案によって親子4人で
少し冬休みを満喫(まんきつ)しようと
東京湾に浮かぶあの島へ足を向けていた...
[わたし達もきちゃって良かったのかなぁ?]
[どうせ、選ばれるのはオレ達だって!]
本来ならば相性で選ばれる場をどさくさに
紛れて入園してしまった2人はある程度の
アトラクションを異世界で鍛(きた)えた
ティマーの力で攻略し順調に“紋章”を集めて
行った、そしてーーー
「もう、2人合わせれば10個じゃん!!」
[それで通れるかしら〜?]
「お姉ちゃんのが〜多い〜ん〜
チェッ!...最後はあたぃが取って
くるから!!!行くよ!カカポモン!!」
[おぅよぉッ!!]
11個目の紋章を自(みずか)ら手にする為に
乗り込んだ場所で少女は...
[ぎゃぁっぁぁっ!!?]
[...終了Death,よファイス?]
「OK Gモン,...この子は...ん?
ほぅ、お嬢ちゃん...心に闇を持つ
君ならもっと強くなれる
よ...。」
「...あんた...誰?...。」
「My name is faice(ファイス)
どうする?...姉さんを超えたいんだろ?」
「お姉ちゃんより....強く...なれる...。」
負い目(おいめ)を感じていた姉の影を
超える為にA・T部隊へと堕(お)ちて行った
「あら、駄目だったのね...しかたないっか!
また今度みんなで来た時、お城行こうネッ!!」
その後、バケモンが変化して戻った家族は
何事も無かったように帰宅した...だが、しかし
[『クレシェンド・ラヴァー』!!!]
ドキュッッッン!!!
[ぅぎゃぁぁっぁっ!!?]
数日が経(た)ち、いざこれからデジタルワールドへ
向かおうとしたーーー
…その時!!…
「はぁはぁはぁ...嘘、嘘でしょ!?!
...じゃあ本物の琉香は???」
[もう一度...戻りましょう...あそこへ!!]
ゲートが開いた途端(とたん)に浴びた閃光で
姿を露(あらわ)にしたデジモンによって
妹が未(いま)だにD-Pから一緒に戻って
来ていなかった事に漸(ようや)く気付いた鈴奈は
彼女の居場所を突き止めるべく家族に黙って一人で
再び忌(い)まわしき場所に訪れていたのだった!!

「...ごめん、私はそのタメに...。
私信じているから...貴方がたとえ
私を憎んでいても...信じているから!!
だから...私は立ち向かう!!!
ルージュモン敵の羽根を鞭で刻んで!」
[ヒぅーっ!リンナ...待ってたわよぉ!!!
『薔薇による極刑』【ローズ・ウィスパー・バニッシュ】ぅう!!!]
ズシュパァァァッッッン!!!
「今のあたぃにはあんたが一生かかっても
勝てやしなぃんだ、なめんじゃねぇ〜〜〜
わよぉおお!!!レクェモン『鎮魂の鐘』!!」
[了解...フォォォオオオオオッッ!!!!
【モータル・レクイエム】ッッッ!!]
先に放たれていた羽根による攻撃は
ルージュモンから繰り出された高速の鞭に
よって上空から消滅した...だが、しかし
…その瞬間!!!…
リゴォ〜〜〜ンリゴォォッッン!!!
「きゃっ!?!何...この音、耳が痛い...!?」
[きゃぁぁぁっっっ!!?!]
ルカによって命じられレクィエモンの
クチバシから発生した異常な音階を持つ
超音波の追撃に晒(さら)され成す術(すべ)なく
少女とそのP-Dは地に伏せてしまった!!!

TV画面内部にて遊☆戯☆王Cardによる
タッグデュエルを行(おこな)うショウの次男と末っ子
だった....が、敵が持つ未知なるカードに
晒され初回から既に追い詰められていた...だが、
負けたままでいる末っ子では無く
「きひゃひゃ!!俺の番!!!
...結構まともなカードだぜぃ!!
行くぜ!!俺の場の僕を生贄にぃ!!!
“ヴァイガルス”召喚!!!」
長髪の少年が場に上級モンスターを召喚
しようとしたーーー
…その時!!…
「ば〜か、“落とし穴”発動!!
そのモンスターは破壊ーーー」
罠を始動しその僕を破壊しようとする...が、しかし
「ぎゃはは!!バーカってのはお前だかんな!!!
俺の僕は“絶望の亡霊”攻撃力0、防御力200の
奴だかんな!!ひっかかりゃ〜しねぇ!!
しかも、お前のソレがイケてる罠だと解って感謝
だぜぇ!!...更に魔法カード“ハーピィの羽根ぼうき”を
発動!!お前の場には何も無くなる!!!」
敵はそれすらも考慮(こうりょ)し見切り
6ッ星モンスターを呼び出す、しかも末っ子に
羽根ぼうきの効果が襲うーーーーだが、しかし
…次の瞬間!!…
ズパシュッッッッン!!!
「僕達をなめるな...兄ちゃんの魔法カード
“魔力無力化の仮面”発動!!
髪長野郎!お前のライフが500減退だ!!
更にお前のカードを利用するぜぇ、罠・魔法
“呪魂の仮面”によりその僕は攻撃が
出来ない!そして、また再度500が削られるぜぇ!!」
「ぐむむぉ!!!!...場に1枚伏せて
ターンエンドだかんな!!!」
「おぃおぃ“オッキー”なってないな...。
にしろ、あんたやるな...さぁ続けよう!!!」
それをも打ち破る次男とのコンボが
繰り放たれ遂に一矢(いっし)をむくいる事に成功する!!

パシュッォオオオオッッッン!!!
「何...立ち上がれない...目もぼやけて...。
ルージュモン!!ルージュモン!?!」
「ふん、無駄よ...レクィエモンの鎮魂詩は
あらゆるデジモンの身体感覚を狂わせる
同じように...人間にさえも効果があるの。
だから直撃を受けたそこのデジモンは勿論、
あんたもただじゃあ〜済まないわぁッ!!!」
ぼやけ見えない中でも必死に這いずり回りながら
傷つき進化の解けてしまったラッピモンを
見つけ抱き寄せるリンナはP-Dに対し身を
呈(てい)して追撃から守ろうとする...が、
バシュルルルルッッッッン!!!!
そこへも容赦無く竜巻と混ざり飛ばされた
レクィエモンの鋭い羽根による洗礼が降り懸かるーーーしかし、
…その時!!!…
[....りんなぁ...。]
「私は諦めないから...だからもう一度立ち上がって!!!」
きゅぱぁぁっっっん!!!
「あたぃの前から消え去れぇっっ!!!」
鈴奈の強い想いが通じたのか...彼女の首に装備された
チョーカー型デジヴァイスから目映い閃光が
傷ついた二人を包み込むがごとく放たれーーー
[!?...なっ、何だ...これは理解出来ないゾ!?!]
「無駄にもがくなぁ!!!レクィエモン続けるのよぉ!!」
思い出の花畑全体を覆い隠したーーー
…その瞬間!!!…
ソレはまるで掻(か)き消された様に一瞬で消滅し
場...光の中心部へと今、何かが降り立った!!!



R-evolution 28 愛の果て〜唯一(ゆいいつ)の貴方だから〜
(2001/3/31/Saturday)

鈴奈、その決着!!


DNA進化(evolution)ぁっっ!!!



ゎっはっはーっ!先を見るきゃ〜も?

メルティの最初へGO!!!



このページは GeoCitiesなのだよ…(くらP)無料H・Pを見るのか?!!