『他のお話しを見るにょ-?』 『最初に戻るにゃん?』 |
↓とーぜん、下に増えますにゃん!!↓ 【R-evolution 11 異変と少女〜挑戦〜】 (12/12/Tuesday) …センター・ゲート奥にそびえる センター・キャッスル...此処は、 よりずぐり“紋章”を集められたティマー達が 向かう事の出来る最終の地...しかし、それは 表向きの顔を見せた最後のイベント...その裏では 秘密裏に暗躍する者によってラチされた者達と ゲートを潜り抜けた先で全てを剥奪(はくだつ) された人間達が集(つど)い ある人物の為に牙城を創る作業員として 奴隷の様に働かされる二度と戻れない場所だった.... 「なんでだよ...なんで俺がこんなーーー」 『パシュッッッン!!!』 [げっげげげっ新入りぃ!!さっさと 働きなぁっっ!!!] デジモン達に監視される中でこき使われる 人間...そして、連れ去られた者はバケモンが 変化し、代わりに人間世界に解け込んで 行く...彼らの真の目的は不明だが確実に そこには見果てぬ陰謀があった…。 まだ何も知らない翔達は新たなアトラクション 暴走列車に乗り込みリンナらと時を過ごす... 「そうそう、さっき...ショウの質問に 私答えてなかったね。」 「オレの質問...???」 「会計の時にうやむやにしちゃったけど。 今日は私一人で来ているの...。」 「あぁ!モキュモンが邪魔した時ね。 へぇ〜そうなんだ。」 [邪魔とは酷いって!翔〜〜〜!!] [まぁまぁ〜。] 「...アレ?何とも思わない?」 「いや、別に、ってか良いじゃん! 今はもう1人じゃないんだしさ!!」 「...そうね!!」 少し下をうつ向いた彼女は何かを胸に秘めて この地に来ていたのだが...ショウの笑顔を 見て久々に心から笑顔を取り戻し 揺れる列車の中で会話を続けた... 『ガシャシャァッッッッ!!!』 「ひゃはっ!凄い高さまでぐるぐる回りながら 登って来たんだねぇ!!!」 無限・マウンテンはこのD-Pを一望(いちぼう) 出来る高さを持っていて、そこへ レールを通し走らせている為に広大な 景色を窓から覗く事が出来る様になっている 「そうね、あっ!もう直ぐ下るわよ!!」 頂上までは何事も無くゆっくりと汽車は進む... だが、下り坂になったーーー …その途端!!!… 『ギャルルルルルッッッン!!!』 「なっ!!?早っ!?!!」 [目がまわる〜っ?!!] 物凄いスピードで列車はレールを滑り降り 心地良い風と振動が乗客達を見舞う!!! 『キッキキッッッ!!!』 唐突にかけられたブレーキのせいで前に つんのめってしまうショウ達だったが 「ラヴァーモン大丈夫!!?」 [まぁまぁ...ね?] 「モキュモンは?」 [ぅぎゅ〜、ダメ。] どうにか無事に起き上がり窓から外の 景色を眺めて見る...すると、 「洞窟の中?...???」 「ショウ...動き出したわ...。」 そこには真っ暗な場所で電球によって小さな 明かりが照らされているだけの 鍾乳洞の様な場所だった...しかし、数秒後 今度はゆっくりと列車が走り出す、が さっきと確実に違っていた事があった... {Piーーーっガガガッ!!!.... この汽車は我々『リサート・メンバー’ズ』 が占拠した、おとなしく乗客達は 着席していろ...そうすれば命は保証 してやる...が、我らに逆らい刃向かった 場合はその命が無いと思え!!!} 「なっ!?!...さっきのは奴らの仕業 だってばよ!!!」 [翔どうする!?!] 「....。(さて貴方達の力...拝見させて 貰いましょうか?)」 [リンナ...。] それは、テロリスト達が存在し汽車を 奪ってしまっていた事だった!!! このアトラクションはそれぞれの選択によって 評価が変わって行く、例えば先の放送のままに 座って大人しくしていれば闘う事も 無く、無傷でコースターだけを楽しみ 終える事が出来る...しかし、テロリスト達と 闘う道を選べばそれなりに危険が付きまとうが また別のスリルを味わう事が可能となるのだ 「...上等じゃん!!....。 オレが乗客だった事を後悔させて やるってばよ!!!」 [ゎはっ、翔ならそう言うと思った ってばよ!!おいらもそれに賛成にょ!!] 「ふぅ、そうね?ここで...黙って いるワケにはいかいわよね?」 [レッツ!Go!!] 当然!!ショウ達は闘って生き残る道を 選び今、乗客席を離れ廊下へと出て行った... 『ズキャァッッッン!!!』 「ぅわぁぁっっん!!!! 『ゴブリモン』がぁっ!!!」 [ボーズ、おめぇはリタイヤだなぁ、 とっとと部屋ぁ帰えんなぁ!!!] 先に行動を開始していた少年のデジモンは 敵デジモンが手にした拳銃で射抜かれ 倒れた、彼らは人間に危害を加えない様に P-D達を狙い攻撃を物陰から繰り出し 次々に刃向かう乗客達を失格させて行く!! [けっ、今日の客はぁ〜...情けねぇのが 多いよなぁ...ったくよぉ!!!] 『ズキャァァッッッン!!!』 「わあぁっ!!僕のパートナーがぁっ...。 そんなぁ....強すぎるよぉ...。」 ほとんどの乗客をたった1人で倒した 彼は次の反逆者を待ちわびて再び潜む。 遊☆戯☆王Cardによるデュエルの幕は 降ろされ、攻防が始まる!! 「モンスターが居ないけど、まぁ 行くぜ!!ドロー後....場のモンスターは 守備のまま新たに“ブラッド・ヴォルス”を 召喚!!攻撃だぁ!!!」 ダイレクトアタックを初回から狙う 次男だった....が、しかし 「ふふっ、甘いよ...場のカード “聖なるバリア-ミラーフォース-”発動!!」 罠カードを発動し一気に相手を 全滅に追い込もうとする...だが、 「フフンッ!!そっちのが甘い...。 “王宮のお触れ”発動!! 全ての罠の効果は無効となる!!!」 「なっ!?!永続カード....くっ...。」 「仕方ない...場に一枚伏せてターンエンドだ!」 次男は既に先を読んでいた、ショウと 決闘なれているせいか大抵の攻め方を 読んでいる様だが... 「ドロー...くふふっ、こっちの場には 一匹もいないって事は〜〜〜〜 “魔導ギガサイバー”の効果によりーーー 召喚!!!...双方の罠は使えない から、くふっバレバレの効果カードは 無視してーっ、ヴォルスを攻撃!!抹殺!!!」 「くっ...しまったぜぇ...。」 「にゃは、1枚伏せてターンエンドだよ。」 意外な効果を喰らいライフが3700へと 減少、一進一退の決闘の中、先に攻撃を 決めた末っ子は笑みをこぼし立ち塞がる!! 「さて...敵は何人なのかな?」 [おいらが偵察しよっか?] 「...単独行動は危険よ...。」 [かといってまとまっていれば...もっと。] 静かにドアを押し開けたショウ達は、 ゆっくりと足を踏み出し静けさに包まれた 廊下を壁を背に前へと進む...しかし、 『カッカカカカッッ!!!』 突然!!ショウの顔の横に手利剣が無尽に 放たれ、壁に突き刺さる!!! [よぉ、おめぇらが最後の客かぁ?] 即座に身構える一行の目の前へ不敵にも メンバー’ズの1人『コウガモン』が 悠々(ゆうゆう)と姿を見せた!!! 【R-evolution 12 異変と少女〜決死行〜】 (12/13/Wednesday) …翔がD-Pを訪れてからまだ 1〜2時間しか経過していない.... 「...翔も...確か来ているんだったな...。」 [???...。] その中で確実に運命の歯車は動き出し 彼を巻き込みながら進もうとする... 「...これにお前を巻き込むワケには いかないんだ...オレがケリを付け なければ...でも、全てが終わったら...。」 そして、もう一人何かを背負った少年が 再び次ぎなるアトラクションを目指し進む その先で交差する自らの未来を知らずに…。 「コウガモン!?!...っと...ギアに データが出るはず...ふんふん.... 成熟期忍者型デジモン...『イガモン』の ライバル....っ...とと!?!」 『ズカカカカッッッ!!!』 [なぁ〜にブツ草言ってやがんだぁ? さっさと戦うかどうかしやがれぇ!!!] ショウがトランス・ギアで相手のステータスを 調べた瞬間、再び手利剣の乱舞が襲いかかる!! [翔!!行くってばよ!!!] 「おぉよぉ!!リンナ!!下がってな!!!」 間一髪で攻撃を避けたショウはモキュモンの 声に合わせてトランス・ギアを向ける、すると …その瞬間!!!… 『カヒュッッッッン!!!』 [モキュモン進化あっ!! ウホモンだってばよ!!!!] 閃光がモキュモンを包み込みウホモンへと 進化を促(うなが)す 「....そうか...更なる進化の為に 一時期退行してしまっていたのね...。」 [リンナ、油断しないで....1体じゃない...。 まだ後ろに居るわ!!!] そして...同じく、背後の敵に気付いた リンナはコウガモンをショウとウホモンに 任せラヴァーモンを首にしたチョーカー型の 『デジヴァイス』によって進化させる!! 『パヒュッッッッン!!!』 [行くわ!ラヴァーモン進化ぁあーーーっっ!! 薔薇の移し身『ルージュモン』] 茨(いばら)の鞭を手に薔薇の法衣を纏(もと)った 完全体ルージュモンは敵の攻撃を 待つのでは無く即座に先制攻撃を開始した!! 『バキャァァッッン!!!』 [ほぉ...このイガモンに感付くとはーーー お主ら中々やるな?] [ふふっ、お誉めの言葉ありがとう....。 でもね、何にも出ないわよ? 必殺!!『ローズ・ウィスパー・パニッシュ』 【薔薇による極刑】!!!!] 『ヴァシュパァッッッッン!!!』 物陰に潜んでいたイガモンを鞭により あぶり出したルージュモンは、一気に間を 詰め、必殺の一撃を放ち敵をしとめる!!! [ぐ...ふぁっ....強すぎる...。] 「御免ね...あの時みたいに...手加減出来ないの 私には....すべきことがあるから....。」 その頃、リンナを背に戦うショウ達は、 ウホモンの動きよりもコウガモンが素早い為に 攻撃を当てる事が出来ずに苦戦を強いられていた [どうしたぁどうしたぁっ!!! 進化してもそんなもんなのかぁっ!?!] [くっ....まだモキュモンのままのが 戦いやすかったかも?....。 おいらの体型じゃ難しすぎるってば!? 翔どうにかなんないの!?!] 狭い列車の中で、更に狭い通路での戦い... 徐々に追い詰められて行くウホモンを前に 考え勝利方法を導き出そうとするショウ ...しかし、限界が刻一刻と迫る!!! 「...よし、解ったぞ....ウホモン!!! .....データ送信!!これだぁ!!!」 [!?!...な-る、解ったぁ!!!! べ〜〜〜〜っだぁッ!!おいらに攻撃 出来るんならやってみなぁっっ!!!] ショウからトランス・ギアにより送られた 作戦データを手にしたウホモンは不意に 敵を追いかける事を止め、逆に攻撃を誘う!! [....むっかつくなぁ!!!! 鈍いサルなんぞにぃこの攻撃が防げるかよぉ!! ひぃっさぁぁつっ“斬撃烈波”!!!] 挑発に面白いように乗ったコウガモンは、 自らを手利剣に見立てて回転し馬鹿笑いを 続けるウホモンに襲いかかる、が...しかし 攻撃が彼を捕らえんとしたーーー …その瞬間!!!… 「今だぁっっ!!!」 [“グライド・スニード”っっっナックル!!!] 『ボギャァッッン!!!!』 [ばっ...ぎょはっ!?!] 瞬時に両腕を硬岩石物質へと変化させて 放った拳がコウガモンの刃をもろともせずに 殴り飛ばした!!!! 『DNA進化(evolution)ぁっっ!!!』 『ゎっはっはーっ!先を見るきゃ〜も?』 |