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【R-evolution 23 魔の月〜月詠(つきよみ)〜】 (2001/3/15/Thursday) …調和は遂に乱れた!!! 「はふぃっ!?!...ど-なってんだぁこりゃぁ!?!」 何よりも無に近い混沌を得たデジモンの胎動(たいどう)を 讃(たた)えるかの様にムーンミレニアモンは 武司と共にD-Pで暴れ回り全てを破壊して行く!!! 「いやぁっ!!!ブロッサモン...しっかり しっかりしてよぉ!!!」 [...逃げ...っ...。] 巨城(きょじょう)は組み立てられ同じく 鷹瀬らの渇望した世界を切り開く儀式も 既に完了していた... 「ぅう...リボルモン...お前が言いたかった 事は...これ...なのか?!?」 彼が成就する為に描(えが)いた符線(ふせん)のままに 崩れて行く現実世界…そして、入園時に開いてた 扉はもう開く筈も無くーーー 「閉じ込められちまった...のかよぉ!!!」 「うそぉ...いやぁ!!帰してお家に帰してぇ!!!」 閉じ込められた者共は只、泣き叫ぶしかなかった…。 「はっはっはぁぁぁっっ!!!!! 己がお前らぁのぉおおおよ〜〜〜なぁ甘ちゃんな バトルが吹き飛ぶ程の真の闘いってぇ 奴を教えてやんよぉおおッッッ!!!!」 [ぎゅふぁぁぁぁっっっ!!!!!] 【ピギョォオオオオッッッ!!!】 ムーンミレニアモンを操っているつもりの 武司だった...が、既に彼はその精神を ムーンミレニアモンに蝕(むしば)まれ 善悪の区別すらも付かない状態に自ら 追い込まれていたのだが、それに気付ける筈も無く 園内で無闇やたらに破壊を繰り返す!!! 「っちち...あっ...ありがんだかんな〜! ウホモン....お前は大丈夫か?」 [おーっ!!...何とかだってばよ!!! それよかあいつを止めなきゃショウ!!!! 今度はおいらが戦うってってばよ!!] 『ぱひゅぉおおっっっん!!!!』 身(み)を呈(てい)して翔を庇(かば)った ウホモンはあの凶悪なデジモンによる破壊光線を 身体に掠(かす)めていた...が、しかし 「...解った...ウホモン頼むぜぇっ!!!」 自分達の事でもうこれ以上被害を広げない 為にも立ち上がりーーー [おぅ!!!ウホモン進化ぁぁっっっーーーー ----〜〜〜〜全てを司る運命を斬り裂き 手にする者…フェイトモン参上!!!!] ショウの遺伝子によって『DNA進化』 【スパイラル・エヴォリューション】を来(きた)す!! 「けぇ...出たなぁあぁっっっ!!!」 赤髪の少年はフェイトモンの姿を見るなり 逆上し即座に攻撃を仕向ける!! [キュッファァァァッッ!!!!] 「バスタモンの仇ぃ...打たせて貰うぜぇええ 奴にぃいい〜〜〜喰(く)らわせろーーーっっ 『ディメンジョンデストロイヤー』ぁあああ!!!」 『パヒュォオオオオッッン!!!!』 しかし、高出力のレーザーがアギト(口角類の顎(アゴ)の別名。)から 射出されようとしたーーーー …その瞬間!!!… [『舞い散る薔薇の洗礼』【ロゼ・ロ・ワイヤル】 ...どんな高密度なエネルギーもワタシの前では 無力と化すわ...甘いゎよ?] 場、一帯に薄い赤身がかった薔薇(ばら)の 花びらが舞い散り充填しようとしていた 光線の源(みなもと)を分散させ無効にしてしまう 「!?!....凄い...。」 当然、ソレを繰り出したのはーーー 「ショウ....私が身勝手なのは解って いるけど...今は貴方と共に闘うっ!!」 鈴奈のP-Dラヴァーモンがデジヴァイスによって 進化した薔薇の移し身であるデジモン... [フェイトモン...一緒にアイツを倒すわよ!!!] [...解った...ぅおおおおっっ!!!!] 「...---ーーー〜〜〜貴様らぁぁっ!!!」 [ギュォおオオぉおォォっっ!!!!] ルージュモンだった、そして彼女の姿にも 異常な復讐心を燃やす武司は 発狂(はっきょう)じみた叫び声を上げながら 一同に襲い掛かる!!!! デジタル・テーマパークの崩壊が始まってから まだ数分も経たぬ間に東京湾に浮かぶソレは 絶好の隔離(かくり)された独立地として生まれ変わり バケモンのモーフィング能力等の巧(たく)みな 技術によって世界を巻き込むほどの事件と 化しているにも関わらず現地以外では 平和で穏やかな日常が続いていた、もう直ぐに それが壊れてしまう事も解らずに... 「ミニラビモン大丈夫か!?!」 [ぅう...あっ祐くん...ぼくなら...大丈夫...。 だけど御免ね...肝心な時に役に立てなくて...。] 「何言っているんだ...今は...しゃくにさわるが ....翔らに任せるしかない...。」 彼が現実世界へと舞い戻った …その時!!… 『カヒュッッッッン!!!』 「デジモンの反応を示している?...どうして???」 目の前の弟はまるで別のモノとすげ変わっていた... 「...祐樹...いや、今は祐って読んだ方が良いだよね? ...ボク様達を信用しなよ!! きっと道は開けるから!!!」 [任せておけ...忠家...命令を!!] いつまでも覚めない悪夢に心を奪われながらも P-Dを抱き締めつつ頷いた祐は忠家を信じ 激闘の行く末を見守った。 遊☆戯☆王Cardによるタッグデュエルを 唐突に申し込まれ戸惑うショウの次男と末っ子 だった...が、この勝負に勝利しない限り自分達が TV画面の空間から脱出出来ない事を知り 「...これが夢だろうが現実だろうがどーでも 良いぜ...ただ、勝つのみ!!!」 「兄ちゃんのデッキで何処まで通じるのか...。 それにしても...さっきのデュエルって最後 チェーンしてた様な...まぁいいや...もち勝つ!!」 覚悟を決めてカードシャッフルを開始した!! 空間の歪(ひず)みから姿を現した2人の 同い年程度の少年は両手に鎖と拘束具(こうそくぐ)を 纏(まとい)ながら双方のカードを切ってゆく.... 「あんたらも...OK,さぁ始めよう。」 「お前達が知らないカードで地獄に 送ってやるかんな!!!」 先攻後攻を決めたコインによって次男らは 先攻を取得...お互い5枚カードをドロー後、 「...行くぜ...場に一枚カードを伏せ 更にーーーっ僕を裏攻撃表示で召喚!! ターンエンドだぁ!!!」 場に僕と罠・魔法カードを次男がセットした、すると …次の瞬間!!… 『かひゅっっっっん!!!』 「何!?!...これは!!!」 「...闇のゲーム...。」 「プレイヤーの精神力によってーーー」 「場に具現化されんだよぉ!!!」 アニメやマンガの遊☆戯☆王の様にカードが 立体化し現れそして、持ち主の精神力によって それらが産み出される事を宣告される。 「フェイトモン!!一気に決めるんだぁ!!!」 ショウの叫びはトランス・ギアを介(かい)し フェイトモンに直接伝わり [おぅよぉっ!!...ルージュモン助かったよ あのまま受けていたら更なる攻撃に 耐えられなかっただろうから...この機会を 逃さない!!!...運命を断ち切るーーー] 一瞬の好機を逃さずにかんぱつ入れず必殺の攻撃を 打ち放とうとしたーーー …その時!!!… 「真の恐怖は此処からよぉ...『デス・クリスタル』 憎々しいデジモン共を封じろ!!!」 [ヴアァォオオッッッッッンォォッッ!!!] 物凄い奇声と共にムーンミレニアモンの周囲から 邪悪な意志を持つクリスタルが散布され 徐々にではあるものの確実に速度を上げ 近辺にある全ての生きとし生きる者を 邪悪な結晶内部へと封じ込めつつフェイトモンと ルージュモンに襲い掛かる...だが、しかし 「一生をその中で暮らすがいぃ!!!」 彼らにその魔の手が忍び寄ったーーー …その瞬間!!!!… 【ドキュッッッッンッッッ!!!】 [くっ...やはり...二度は...しかし.... これで邪魔する者は存在しないだろう?] 「...『リヴォルヴァー・カノン・カスタム』 んな結晶格子なんか...目じゃなぃねぇ...。 だが今回は残念だけど譲るよ...翔君,..。」 極限まで命を削りヴァレッタモンが撃ち出した 魂の弾丸によって粉砕され、しかも 敵本体のクリスタルに亀裂を生じさせる!!! 「ばっ...馬鹿なぁあっっ!?!! 究極体である...この...げふぁっ!!?」 [...モット...命を...。] 精神汚染によって自我すら保てなくなった P-Tである武司にでも執拗(しつよう)に迫り 自らの生命力として心を吸い付くそうとする ムーンミレニアモンだった....が、 …その時!!!… [運命を穿つ一撃....---ーーー〜〜〜〜 『あるてぃめぇぇぇっっとぉおおーーーっ・ ふぁんとぉおおおおおむーーーーっ・ ブッれぃどぉおおおおっっっっ!!!!!』 【究極幻影斬剣】ッッ!!!] 【ザギュォオオオオオォォォッッッン!!!】 仲間達の援護によって切り開かれた道へ 剣を手にし駆け抜けるフェイトモンから運命を 穿つ一撃が繰り出され呻(うめ)き声を上げる間もなく 身体を真二つに斬り裂かれ完全に消滅した!!! 【R-evolution 24 魔の月〜破綻(はたん)〜】 (2001/3/16/Saturday) …楽園から一転し地獄のような修羅場と なったD-Pは人々が絶望の上で喚(わめ)いても 助けも届かぬ無法地帯と化した... 「...ファイス...解っているな...。」 そして、そこに君臨するモノがこの現世へと 今、出現しようとする... 「It OK,That comeing over, Dark MαSTHER...!!!」 数々のデジモン達の魂を喰らいながら…!! 「やったぁっ!!!」 [ぉ〜やったってばよ-!!!] モキュモンに舞い戻ってしまったフェイトモンは ショウの腕の中にスッポリと旨(うま)く 収(おさ)まり勝利の雄叫びを上げた!! [鈴奈、やったネッ!] 「えぇ、ルージュモン...っと! ...これは!?!」 全力を出し切っていないルージュモンは 未(いま)だ完全体のままP-Tに 声を掛ける、すると彼女は返事を返しながら ショウの腕に装着されたトランス・ギアから 放たれたエナジーをデジヴァイスによって 感知(かんち)し、その理由を知る... [...くっ...まだまだか...。] 「そんな事ないよ、ヴァレッタモン...歩ける?」 [...あぁ!!] 「それならあっちで騒いでる彼らの下に行こう!!」 忠家の声に救われ安堵(あんど)を得た ヴァレッタモンは走る彼に付いて行(ゆ)く そして、最後にーーー [ボクらも行こう!!] 「...しかたないな...。」 祐も嫌々ながらショウらの下に駆け寄った。 「...おっゎっ!?!何、ナニ!?!」 突然!!ムーンミレニアモンを打ち倒した途端 ショウのトランス・ギアへと閃光が舞い降りーーー 『キュィィッッッン!!!』 [あっ...新しい“紋章”だってばよ!!!] 「どれどれ?!...これは...12個目って奴だね!!」 [忠家の紋章の中には無いな...。] 「...しかし、一つでも揃っていなければ...。」 [祐くん...そんな絶望的な〜!?!] 「しかもこんなに破壊が行われてしまっている...。 私達がもう一度別の箇所ってのも...無理よ。」 [もぉ!リンナもしっかりして!!弱気でど-すんの!!] センター・キャッスルにて取得出来る 紋章が刻まれ、それと共に運命を統(す)べるべく トランス・ギアが変化しDNA進化を来(きた)す 次世代デジヴァイス『ディーゲノム』へ進化を果たした!!!! 「...凄い...僕様らのトランス・ギアが ...って事は翔君は...!?!」 「おっ!これって...メールも出来るんだ!! ...あれ?もう一件ある...??? これの名前?...でぃーげのむ...ふ〜ん 変なの!まぁ良いや!!!ありがんじゃん!!」 選ばれし子供である証しが、いやがおうにも ショウの胸を高鳴らす 「...ふん...それで...あの城門はおとり ...奥で奴が守っていたあそこに 紋章のデータを送信する様だ...。」 「行きましょう...確認なんか終わった後でで 良いわよね?...もう進むしかないもの!」 各々の想いを込めて巨大で頑丈(がんじょう)な 城内内部へと続く門に立ちそれぞれの紋章データを 送り込む、するとーーー 【ギィォオオオオォォッン!!!!】 轟音(ごうおん)を場に響かせながら門は一同の 期待に応(こた)える様に開け放たれた!!! 『ゎっはっはーっ!先を見るきゃ〜も?』 |