『他のお話しを見るにょ-?』 『最初に戻るにゃん?』 |
↓とーぜん、下に増えますにゃん!!↓ 【R-evolution 3 運命の撃鐵〜疎通(そつう)〜】 (11/13/Monday) …今、彼らよりも少し前に到着していた 1人の少年は、P-Dと別行動をおこない 彼を捜すデジモンを置いて『無限・マウンテン』を イメージに造り上げられたアトラクションの上に 立ちはだかり、何者かの様子を伺う... 「あんなもの...足でまといは御免だ...。」 デジモンに対して憎しみをつのらせ少年は 雑踏に紛れ込み、目的を果たす為に 非情で冷静さをまとい、それらを尖らせる…。 「翔っ、まず何処からまわる?」 デスメラモンをP-Dとするクラスメートに 質問され、それに少し間を置いて答えようとした …まさに、その時!!!… 「まよわーーー」 [おいらは、『トロピカル・ジャングル』が オススメなんだよね!!!] 真横からさえぎって声を出したウホモンに 彼の声はカキ消されてしまう、 「ちょっ!オレの意見をふ〜さ〜ぐなぁ〜!!」 さすがに怒鳴るショウだったが、その後に [え〜だってよ〜おいらの方が此処に 居るレキ長かったじゃん? だっから〜おいらのが詳しいんだし〜 ...めちゃ愉しいよ、絶対!保証する!!] 「えっ?...マジで?」 「おっ...おぃ?翔???」 [ぅん、まじでマジで〜!!!] 「じゃっ!そこにするってばよ!!! どうせ全部アトラクション乗るんだしぃ!!!」 “愉しいよ?”っと唆(そそのか)され 勢いでジャングルへ行く!!っと、呆れる クラスメートを横に、さっさと決めてしまう [おぉ!!そうだそうだ〜!!! (ひゃっはははっ果物、果物!!!!)] 取り敢えず中央ゲートから足を進めた一行は 各々、横にいるデジモン達と会話しつつ、 新鮮な気分に浸りながら現在地から東へ向けて 足を踏み出した。 このテーマパークは一つの島、っと言う 設定で成り立ち、アトラクション等が個々の地域に よって決まっている、そしてその アトラクションは“12個”、地域と同じく 用意されて、もちろんP-D達と一緒に 冒険を楽しめる様になっている!! 四季も場所で異なっており、『ミステリィー・ツリーズ』 等の北西エリアならば雪が舞い散る冬が、 『ビート・ランド』等の南西エリアでは 秋風が木の葉を舞い落とす秋が、 『グレート・キャニオン』等の東北エリアには 桜吹雪が舞い散り鮮やかな春が、最後に ショウら一行が目指すトロピカル・ジャングル等を 位置する南東エリアでは、焼き付け照り焦がす 日差しが眩しく波が舞い踊る夏が訪れている!! ...各々がアトラクションをこなすには P-Dとの意志の疎通が重視され、また バトルにおいても要(かなめ)をになってる... 彼らは次第にムシ暑くなってきた事で 上着を脱いで軽装になると、ロッカーに それら荷物をしまい込み、即座に第一 アトラクションへと乗り込んで行く。 「お手持ちのIDカードを私達に提示して それを『トランス・ギア』へと 挿入して先へと進んで下さい、ネッ!!!」 トランス・ギアとは入り口でD-Pと ID証、それらと共に手渡された腕時計の様な 物質でそれには色々な機能が備わっている、例えば アトラクションをこなすと毎に何かの変化が 起こるらしいのだが詳しい説明を読む 間もなく、ショウ達は、各々のデジモン達と 一緒にトロピカル・ジャングルに存在する 『密林の狩人』の中へ足を進めた... [おぃ?どうした〜ショウ?] 「...真っ暗でなんにも見えないじゃん! みんなは何処なの?」 [きゃははっ!!!ショウ、こっからは〜 みんな、敵同士なんだぜぃ!] 「え”っ!?なんで!!!??」 [だってよ〜お互いティマーなワケじゃん? 此処ってばデジモン達のバトル勝率が 決め手になってくるワケ!!!] 「そっ...ぅそぉ...いきなし、 バトルロイヤルじゃんかぁっ!!! このウソ付きデジモン!!!!」 [ぎゃははっ、だってさ〜おいらだって、 選ばれたの初めてだからさ〜、果物が ある奴だと思ったんだよね〜そしたら さっきのカード情報がおいらに伝わって来て〜 今ごろ、わかっちゃった〜! (おいらってば、おちゃめ?)] 「ん、ならしかないーって!!!...。 誰かいる気がするんですけどぉ-?」 しばらく会話を交わしたのち、ようやく 暗がりでも目が慣れて来たショウが何かに 気付き足を止めた、次の瞬間!! 何かが草むらから飛び出し襲い掛かる!!! 『きょきょきょキョンピーキョンピー けしから〜ん!!! Singing BY ジャン』 {この番組はご覧のスポンサーでお送り 致します....。} 「ぎゃははっっ!!!!何さ?これ!!! ムササビ達って結局、潰されて死んじゃって 最後なんて、一緒にお風呂入らされてソレが 臭くて死ぬSPだったのに...次回の予定を 繰り上げて放送か〜兄ちゃん...御免...。 こればっかりはヤメられないねぇ!!!」 TVの前で釘付けな弟は新しく始まった 奇想天外な番組に魅了され、すっかり 洗脳されかけていた...。 「ぅふふっ、やるじゃない?...。 私と『ブロッサモン』の.... “ビューティフル・サンディー”を破るなんて!!」 突然!!襲いかかったデジモンのツタだった、が しかし、一瞬で素早く反応したウホモンには 通じず、ショウも抱き抱えられ事なきを得る!! 「...ひっひゃ...こえぇぇ〜!!!」 だが、目の前に立ちはだかる少女をウホモンが 真上に位置ずる木の枝にぶら下がっている為に 見下ろしながら、思わず呟いたショウが 困惑する中で再びーーーー 「んっもぉ!!!やっておしまいなっさぁぁっぃ!!」 彼女はデジモンに命じて攻撃を再開する!! 『バチチチチッッッ!!!!』 鋭い鞭の様な、しなやかなツタが複数、彼らに 向かい繰り出され、片手で枝に捕まる ウホモンを今、捕らえんとする...が、 …その瞬間!!!… [おいらってば、闘いも初めてだけどぉ!!! せっかくだし〜暴れるぜぃ!!!!] 自らその中へと身をさらけ出したウホモンは ショウの身体を片手でかばいながらーーー 「なっ!?!...しまったぁ!!!! 被害を最小限に食い止めて突っ込んで きやがりましたわっっっ!!!!???」 『どこっっっんっっ!!!!』 [ウギャッッッ!?!!!] ブロッサモンを殴り飛ばしたッ!!!! 【R-evolution 4 運命の撃鐵〜オレが居る!!〜】 (11/15/Wednesday) 「いっやぁっぁっっっっっ!!!! まぃハニーがぁっっっ!!!! 『安岐雌』【あきめ】しょぉっっく!! 立って!!!立つのよぉ!!!」 [ぎぃ...くっ...けっ...油断した だけのら、僕様をなめぇるなっ!!! それから安岐雌!黙って指令を出すのら!!!] ウホモンの拳を喰らうも、やはり完全体と 成熟期の差からか、それほどのダメージも 無く起き上がり、激情をあらわにする 少女アキメをしっかりしろっ!っと言わん ばかりに叱咤(しった)するブロッサモン... 「あっ...おぃ、大丈夫かよ?うほーーー」 ショウが心配してP-D声を掛けようとすると それをさえぎりウホモンは、抱き抱えを放ち 真後ろへ即座に降ろして、 [おいらならでージョブだって!! それより翔!おいらってばこんな奴に いきなし負けたくないかんな!!! ばっちし〜戦略頼むぜ?] 攻撃体制を整える!! 「えっ!?!....ぅ...解った!! (ってーーーどぅすれば良いんだよぉ!!?)」 突然の事に戸惑うショウをよそに始まる 闘い、彼は完全体とのミゾを果たして 埋めることが出来るのであろうか? [おぃ、あちこちで始まってるみたいだぜぃ?] デスメラモンは周囲を見回し警戒 しつつP-Tの返答を待つ... 「おぉ、くっはぁ....翔の奴も そろそろバトってかな?....。 まっ俺もそんな心配してる場合じゃないってか? ん...何かいるぜぇっっ!!!」 彼はP-Dに返事を返しながら前方の林道に 誰かを発見し、奇襲に掛かる!!! [どうする?本体には脅しだよなぁ?] 「いや、死なない程度なら当てても良いぜぇ 俺らと当たった奴らがわりぃっっっ!!!」 そして、そこに居たのは... 『ズッタタタタタタッッッン!!!』 [うっぎゃぁぁぁぁっっっ!!!!?!!] 「『ヴァレッタモン』、その辺で 許してあげてよ?」 [御意。] 「うっ...嘘だろぉ!?!ーーーー---- デスメラモン!!!おぃですめらぁっ ーーーーーひっ!?!」 戦慄のマシンガンがデスメラモンを打ち抜き 戦闘不能へと追い込み、あまりの出来事に 腰を抜かし尻餅を付く彼の横にはーーー 「クズには葛デジモンがお似合いですね? キミもリタイヤする?」 同じくショウのクラスメート『忠家』の 悠然とした姿があった....。 「ハニィーまっかしてっっっ!!!! いっくわよぉ!!! “エンジュエル↑ハィロォ↓” ふぉぉ〜〜〜めぃ〜〜〜しょぉおおん!!!」 少女の声に併(あわ)せて行動を開始した ブロッサモンはスパイラルフラワーによる 牽制(けんせい)攻撃を打ち放ち、逃げ場所を 限定させると同時に上空からのボリノシスシャワー 散布、これで絶対空間を作り上げる!!! [ぅっひゃ!?やば目やば目ぇっ!!! ショウってば!!!どーすんのコレ!!!] 絶対絶命のピンチに追い込まれたウホモンは ショウの指示を待つ...が、 「どうするって...オレ、こんなの... 初めてだしーーーわかんないぃよぉ!!!! (だって、成熟期と完全体じゃ...無理だよ!!!)」 頼みの綱であるショウがまったく役に立たず ただオロオロするばかりで話しにならない... [くっそぉ!!!!] [ひゃぁっっっっ壊れちぃまぃなぁっっ!!!] 「そうよぉ!殺るのよぉ!!弾けるのよぉ!!! まぃすぃぃぃっっとハニィィ!!!!!」 [やっと----ーーーー〜〜〜〜〜っっ!!!! やっと初めてパートナーを見付けたんだぁっっっ!! .....っっっっショおっっ!!!! 一緒に闘ってくれよぉ!!!翔ぉお!!!!] 「無能なティマーを呪いなっせ? さぁっ鮮やかにキメなさっっっぃ!!!!」 たじろぐショウへ思いをぶつけるウホモン しかし、非情にも抹殺のコンボは完成し 花の刃を上空へとジャンプして避けたところを 硫酸のシャワーが襲う!!! 「....ウホモン、ジャッチメント....。 ジャッチメント・クラックで返り打ち にぃっっっっっしちまぇっっっ!!!!」 [?!!ショウ!!!...ーーーっOKぇっっ!!! へっへへ、真上に技を出すんだったら 絶対ヤツが存在してるって事だもんなぁっっ!!!] 【ヴァジュアァッッッッッ!!!!】 「なっ!?!!なんなの...あのポテンシャル(集束した力) 異常よぉ!!!!完全体の、あのブロッサモン... はにぃ...の攻撃を軽く超えているぃっっ!?!!」 だが、ショウにウホモンの心の雄叫びが 届いたのか?...起死回生の一撃を撃ち放った ウホモンは、地面に降りるさいに彼の顔を チラリと横からのぞき、笑みをこぼす... 「...オレが居る限り...負けさせないってばよ!!」 そして、此処に彼らは初の勝負を征(せい)した!!! 『DNA進化(evolution)ぁっっ!!!』 『ゎっはっはーっ!先を見るきゃ〜も?』 |