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『チャプター3へ』 ↓『5話から8話まで。』↓ 『Mother the angel』-zero- (3.15.W) 塞がれていた扉を超能力と手にした 火薬を使用し破壊して14階に降り立った 『リオン』は、そこを巡回していた 警備員を倒し医局へと入って行った...。 「.....何だ?この部屋は???」 リオンが呟くと同時に目の前に あるモニターが作動する。 「やぁ、リオン私が解るかね? 私は君に、その素晴らしい“力”を 与えた『Dr.レム』だ。」 すると、そこには少年の躯を蝕む 薬を投与し続けたマッドサイエンティスト Dr.レムの姿があった。 「....此処は何処だ!?」 リオンは、怒りを露にしながら レムに問う...。 「此処は、『ミケランジェロ記念病院』ーーー シティ1、大きな病院施設だよ....。 さぁ、もう良かろう?...リオン 君の力はもう十分理解出来た 大人しく隔離病棟へ戻るんだ!!!」 自分を威圧するように喋るレムに 「いやだね....消え失せろ!!!!」 『ばきゃっっっん!!!』 手をかざし“ナルコン”を放ちモニターを 破壊したリオンは、そこから資料室へと 移動を開始した....。 「『ビージェクト』によって覚醒 した少年の力は目を見張る物があって 非常に残念だがーーーー諸君.... 館内の全員に通達する...脱走したと、 思われる少年を見付けたらーーーーー 即、処分しろ!!!」 レムは、ショートしたパネルから 手を離すと叫び、更にセキュリティシステムの パスワードを書き換えてしまった。 「おぃ!!!あれ....!!!」 「リオンだ...!!!」 「館内に伝達が来てるんでなぁ... 大人しく....これで痺れてもらうぜ?!?」 資料室に入った途端に研究員達に 襲われるリオン...だが、 「...そんなに死にたいのかぃ? 僕は、今....怒っているんだ.... 加減できないケド...イイヨネ?」 『ぼぎゅしゃしゃしゃっっっ!!!』 一瞬にして3人の頭を吹っ飛ばして 惨殺してしまった!!! 「“Gプロジェクト”.....???」 リオンは、部屋を調べていると そこで一つの書類を発見する.... Gプロジェクトと、書かれた禁断の 報告書を....それを読んだ少年は、これから 進む部屋で驚愕の光景を目の当たりに する事になる....。 Gプロジェクトとは、 「....此処の....カプセルが ....みんなそうなのか!!?」 遺伝子とクローン技術を使い 人造人間を創り出す...と、言う 恐るべき計画だったーーーー 「....ぅわぁっっ!?!」 少年は思わず声を上げてしまった それは液体の入ったカプセルの中で 死んでいると思われたヒトのそれとは、 異なった胎児が瞼を徐に開けたからで あった...彼らはこんな異形な姿をしていても 皆、生きているのだ....。 『Mother the angel』-one- (3.16.T) サンプル室で“特殊薬務局のカギ”を 手にした『リオン』は、資料室に戻ると 今、部屋で見た胎児達...異形な者達の姿を 思い出し、吐き気を覚える...。 「...そう言えば出た所にカードを 通して開けるタイプの扉があった...な。」 医局を通り抜け廊下に出ようとした 少年が部屋に入る、すると...そこで 所長から命令を受けリオンを処分する 為に待ち受けていた警備員に襲われた!! 「死ねぇぇっっ化け物がぁっぁ!!!」 『ばしゅぁぁぁっっ!!!』 「...良く言う...化け物を生み出した 張本人どもが!!!!」 叫ぶ少年に呼応するように“能力”は 倍増され、一瞬にして警備員達を 黒焦げの死体に変えてしまった。 “セキュリティカード”を通すも、 「....書き換えられている???」 『Dr.レム』によって既に書き替えられて しまった為に扉は開かずエラーが 何度も表示されてしまう。 「...確かカギが掛かっていた場所が 上にあった....。」 リオンは、鍵を握り締めながら 走り15階へと駆け上がって行った。 『がひゅっっっん!!!』 「そこを動くな化け物!!!!」 突如!!階段を上り終えた少年を 狙撃兵のライフルが狙った!!! 「...ただ...。」 徐に忍び寄って来る兵士は、静かに 少年の頭に銃を押し付けた。 「ただ、僕は全てを知りたいダケなのに...。」 「念仏でも唱えてな...今、始末してやる!!」 『がしゅっ!!!』 兵士が引き金に手を伸ばした、 …その瞬間!!!… 「おぎょぎょっ!?!」 「無益な事は出来るだけ避けたいのに...。」 兵士の両腕は曲がってはならぬ 方向にネジ曲がり、悶絶しながら 気を失い床に崩れた...。 特殊薬務局へ先に手にした鍵を 使用し入って行ったレオンは、 そこにいた研究員達の説得を試みる...が、 「...殺す...殺す!!!」 「ひぃぃ!!リオンおまぇみたいなぁ 出来損ないぃぃぃ!!!」 「...悪いな、死んでくれ、な?リオン!!」 それも空しくーーーーーー 「あんた達は何で....くっうぉおおおぉぉ!!」 『ばぎゅぁぁあぉぉぉおおおぉっっ!!!』 襲いかかって来たので、全員を 抹殺してしまった....彼自身、望まぬこの “力”をコントロールする事が難しいのだ それがより感情的になれば成るほどに...。 『Mother the angel』-two- (3.17.F) 『リオン』はカード書き換え機で、 データを書き換えようとするが... 「....番号が解らない....どうすれば...。」 どんな番号を入力すれば良いのか思い悩む。 「....局員達は殺してしまったし...。」 頼みの綱の人間達は既に抹殺して しまっていた為、成す術を失った 少年はふと少し前の出来事を思い出すーーー 「....“9607....932”!!!」 それは、あの子部屋で超能力によって 刻まれた番号の事だった!!! 『がちゃっっ!!!』 「....懸けるしかない...。」 『ピーーーーーッッ!!!』 少年は書き換えたカードを手にし 祈るように14階へ降って行った...。 『がひゅっっん!!!!』 「やった!!」 思わず少年は声を漏らす。 「....急がなきゃ...いけない気がする。」 あの番号は正しく、ロックが解除されたのだ。 「ガキを発見!!!」 「了解...挟み討ちで始末する!!!」 狭いが長く続く通路に出た少年を 狙撃兵士、二人が襲う!! 『バシュァッッ!!!』 「うぁっ!?!」 リオンの右腕を銃弾が掠めた 「よし、足を止めた、一気に行くぞ!!!」 「了解した...。」 一瞬身をすくめた少年に前と後ろから 狙撃兵士の追撃が狙う...が、 「...“ナルコン”じゃ距離が取れない でも“レット”でも同じ...なら 範囲の広いレッドに集中し.... ナルコンで押し出す!!!!」 『ばぎゅぉおおおおぉぉっっ!!!』 その瞬間!!リオンを中心として 炎の渦が巻き起こり周囲を含めた 広範囲の物体全てを灼き尽くした!!! 「“回復剤”....これって止血も 出来るタイプなのかな?」 リオンはポケットから取り出した 薬を噛み砕くと、飲み込んだ。 「はぁはぁはぁ.....流石に能力を 酷使しすぎたかな....あの部屋で 休もう...かなぁ...。」 ふらつく頭を抱えながら少年は、 薬品庫に入って行った...そこで、 再び運命の巡り合いをリオンは感じる 事となるのだが....。 『Mother the angel』-three- (3.18.S) 薬品室へ入って行った『リオン』に 再び謎の少女からのテレパシーが届く。 「リオンどこなの?...早く助けに 来て...お願い、彼らに私が...捕らえられて しまう前に...リオン....。」 突然の事に戸惑う少年は、 「教えてくれ...君は誰なんだ? ーーーーーどこにいるんだい?」 そう答えるも...また声は聞こえなく なってしまった....。 「...とにかく病院を出なくては....。 うっぁあっ!?...“力”が!?!」 周囲を探り、“ナルコン”“レッド”の 液体が入ったアンプルを発見した少年は 再び自身の首筋に『ピージェクト』を 押し当て、自分の命を削り取ってゆく 恐れのある薬品を注入してゆくーーーー 「うぉおおおおぉおっっっ!!!!」 感情が高ぶり全てを破壊してやる!! っと、言った感情に支配されそうになる リオンだったが...どうにか、それを抑え 更に発見した“回復剤”を手にして部屋を出た。 リオンは、大きな扉を押し開けて 製薬工場へと潜入して行く...そこには、 「...此処でアレらを製造していたのか...。」 少し前に自分が使用した薬の 原液から、それを薄めたアンプルが 幾重にも創り出され、並べられていた。 「...此処から13階に降りられ そうだ....ーーーっっなっ!?!」 『ドギャギャギャッッッン!!!』 少年が階段を発見し、降りて下の階に 足を踏み出そうとした、その瞬間!! 「....そこから先には行かせねぇ、よ!!!」 唐突に姿を現した武装セキュリティの レーザーガンがリオンを狙い放たれた!!! 「...人間なのか...!?!」 その姿を見た少年は戸惑うが、すぐに 反撃の超能力を放つ....が、しかし 「きかねぇなぁ〜、おぃ!!!! 手前の攻撃なんぞぁよぉ〜、この 対超能力用の特殊スーツにわよぉ... 蚊ほどにもねぇ、ぜぇぇっっっ!!!」 『バギュルルンッッッ!!!!』 攻撃は、特殊スーツの前に破れ 無駄に終わった... 「うわっっっっぁぁっ!?!!」 追撃のレーザーがリオンを襲う。 「うひゃひゃはぁああぁぁっっ しねぇぇぇぇっぇっぇえっっ!!!!」 諦めてはいなかった、自分の全てを 知るまでは何があっても死ぬものか!! っと、リオンは心の中で叫び続けた。 「...望まぬ力でも....今はーーーー 必要なんだぁぁぁっっっ吹っ飛べーーっ!!!」 『ばぎゅおおおおおぉぉっっ!!!』 「うぎょへっっっなっなんで!?! 対装甲を施してあるのにゅぁぁぁっ?!!」 『ばぎゃぎゃぎゃっっっっあぁぁっっ!!!』 本気のリオンが放った衝撃波動が、 武装装甲を纏った警備員を襲った!!! 「....せいぜい利用させてもらうさ、 この呪われた力....でも...ね。」 内側の人間は余りの衝撃で自我崩壊を 引き起こし、同時に耐え切れなくなった 装甲は亀裂が入り爆発した...薬の 原液達を巻き込んで....。 少年の過酷な闘いは、まだ始まったばかりだ...。 「次から次へと、良く出る!!!!」 階段を降り立ったリオンの前には、 ライフルを手にした敵が既に 待ちかまえていた....それを一瞬にして 燃殺する彼は、また歩み始めた.... 自分の記憶をそして、謎の呼びかけを 続ける彼女を捜し出す為に...。 |