ASH

in side COMPLETE

ガレリアンズ:アッシュ



↓下に物語は増えます↓




Fear on Herts》-G線上のレクエム-
(2002/6/25/Monday)

アッシュ』に破れたは『リオン』は
彼奴の残した台詞を便りに『ドロシー』復活を
妨げる為、データ世界に存在する空間となった
“マッシュルームタワー”へ精神を
リリア』の力を借りで先行させる
同じ頃、『キャス』は彼の少しでも
力とならんとし核汚染が開始された
制圧されたフロアへ足を進め、そこで
待ち受けていた元同僚である『ガビー』と
激戦を繰り広げ、結果これを勝利するも
自分は汚染から守るスーツも破壊されてしまい
命の危険にさらされていた...
「OK、“管制室”から声出してんかい?
まったく・・・無茶するねぇ、ふふっ
あんたとリオンはお似合いだよ・・・さて
仕事を終えないとね・・。」
一刻も早く場から抜け出なければ生死に
関わる事を危惧しながら、彼女は操作を開始した
{電源が入れられたら、直ぐに内部へ
固形化ジェルを流して
破壊されないように固定するわ・・・
それから状況は・・とんでもなく危険よ
[ラスト・ガレリアン]反応まで出てるの!!}
リリアの通信で顔色を変えたキャスは
破壊されたスーツ内部より取り出した
キーを差し込み運転させると即座に場を離れんとし
どろっっどろろっっぐちゃぁっ....!!!
“総合事務局”へ転がるように出て行った...。

{OK、これでシステムが使えるわ!!
えっ・・・これは、逃げてキャス!
その部屋に[ガレリアン]の反応が出てるわ!!!}
「しゃっっしゃしゃしゃっしゃっしゃーーー!!!
あめぇっっっっっんだあっっよょぉおおおお!!」
一瞬の差だった、リリアの放送が
あって起き上がったキャスの背後には
既にピースマークの缶バッチを
帽子に付けダイダイ色のサングラスを
纏う両手にナイフ持ち片方を首筋へ突き付ける
少年の姿があった!!
ダギャッァァッッッッン!!!!
「あまぃのは、どっちよ・・・。
これ、外したと思うでしょ?
跳弾って言うのよ・・!!!」
しかし、彼女は弾丸を反射角度を計算し
瞬時に放つと男の頭部を狙って
攻撃して見せる、だが直撃のーーー
〜その瞬間!!!〜
ピチュゥウウウウッゥッッン!!!!
「ぎゃはははははあああああああぁぁっっ!!!
ーーーーーッッざぁぁっねーーーん!!
仲間の首を飛ばした姉ちゃんよぉ〜
俺様を誰だと思っているだぁっぁしゃ〜〜〜!」
空間が螺子曲げられたかのごとく、それは
少年を覆うなんらかの力によって
跳ね除けられ不発に終わる...。

「あんたが・・・あんたがガビーを!!?
許さない・・・いや、許せない!!
・・・えっ・・・あっっああ?!!」
格闘術で背後の男を投げ飛ばした
キャスは、相手がそれにびくとも
しない事を承知で攻撃を続ける...だが
ぷしゅぅううううぅぅっっっ!!!
「ひゃはぁぁっっ〜〜〜投げられる瞬間に
首筋の動脈を斬り裂いたぜっぇ〜〜〜
あかぁ〜ぃ血が吹き上がっているよなぁ〜
せいぜい持って30秒だ・・ひゃははは
それまでに俺様を殺してみやがれぇ〜〜!!」
「・・きゃぁぁぁあああっっっ!!!」
噴水のごとく立ち昇る鮮血が
彼女自身も濡らし、思わず悲鳴を上げたーーー
〜その直後!!!〜
メココゴッッゴッグシャァァッッッッ!!!
「しゃぁっぁーーーーこんなもんじゃぁああ!!
すまねぇぞぉお〜〜〜さぁ〜〜踊れ!踊れぇぇっっ!!!」
男によって超能力で投げ飛ばされた彼女は
なんと衝撃で鋼鉄性の扉を突き破って
“搭乗ロビー”へと投げ出されてしまう!!!!



Fear on Hearts》-シクレア-
(2002/6/26/Tuesday)

「あ”がぁっっ?!!!
(死ぬ・・・背骨も・・・折れたあぁ・・
あたし・・・ここで・・・死ぬ?!!)」
“搭乗ロビー”の中心地へ放り投げ出された
『キャス』の四肢は既に痙攣し
まともに視界すらはっきりしていなかった
「しゃぁぁっ〜〜〜おまえぇわっぁっっ
見せしめにバラバラにして刻んで殺して〜〜〜〜
チップを埋め込み<モルガー>として
生かしてやるっしゃぁッッッ!!!」
そこへゆっくり歩み寄る少年は、部下の“θ型ロボット”と
総称された以前、『リオン』によって破壊されたものを
無理やりに改造したロボット達へ命令し
「ぐっ・・・なっ・・・何を・・
くっ・・がふぁっっっ・・・げふぉっ?!
(これは・・・核汚染が始まったのかい・・・。)」
それぞれが手足を持つような形を取らせる、そして
「しゃぁ〜〜〜引きちぎれ・・・
苦しんで、苦しんで、それでもまだ
苦しみ足りなくなるまで弄んでやれえっぇっっっ!!」
各々が力一杯引っ張りこれらを
無理やりにもぎ取らんとする!!!

だが、その残忍な処刑が今にも開始されんとしていたーーーーーーー
〜この時!!!!〜
ドギャギャギャギャギャギャギャァァッッッ!!!!!
「・・・うん、『リリア』・・・。
調子がいいよ・・・この新しい薬・・・
[ブレインカノン]は・・・!!」
無数の電撃がキャス以外の全てを襲い直撃する
[ぎゃぁぁっぁぁっっ!?!!]
[うっっっあぁぁぁぁっっ!?!]
[ぃっはあぁっぁぁッッ!?!]
[まっまぎゃぁっぁぁつ!?!!]
ロボットスーツの中の液体へ電撃が通り抜け
内部の赤子は感電死し動きを止めた
「・・・・しゃぁっぁぁっ!!!!!!!
りぉおおおっっん!!!」
「・・がふっ・・あんた・・・なのかい?
目も霞んできやがったよ・・・。」
一瞬の出来事へ目を奪われ唖然としていた
男を無視し少年は静かにキャスを救い出す
「・・・『パラノ』・・・。
貴様とはここで決着を付ける!!!
キャス・・・傷も[シールド]で覆っておく・・。」
すると、ゆっくり床下へ寝かせると
超能力で周囲へ結界を張り彼女を
これからの死闘からガードした...。

「しゃ〜〜〜ヤレるぅもんならぁっっーーーー」
どごっっっっっすっっっっ!!!!
「・・・貴様は只、そうやって這いつくばってろ?」
五月蝿い講釈を聞く前に以前よりも見違える
力を手にしたリオンは[ナルコン]を
背後に噴射しこれを爆速とし、勢いを付け
パラノの下顎を蹴り上げる!!!!



Fear on Hearts》-サティスファイ-
(2002/6/27/Wednesday)

「ぐふぁぁっっ・・・しゃぁぁっっ!!!」
怒声を上げて殴り掛かる『パラノ』は
我を忘れ短剣の舞いを繰り出す、も
げしゃぁっぁぁぁぁぁっっっっ!!!!
「・・・ボクはもう、微塵も
貴様を倒す事に罪悪を感じはしない・・・。
ゼロに還れ!!!」
全ては[シールド]によって弾かれ
『リオン』の肉体へ攻撃は通らない、掠りもしない
「ぜふぁぁぁっっっっああああっぁあっ!!!!
余裕ぶってんじゃねぇっぇぇっっっっ!!
カイン』だけだと思うなよぉーーー
この技を〜〜〜『雷撃』!」
ズガガガガガガガガッッッッッ!!!!
しかし、上方へ両腕を構えたパラノより
放たれた先のリオンのソレに類似した
電撃は地表と天井を伝わり彼のシールドを突き抜け
襲いかかり直撃させる!!!

「ぐあぁぁぁぁっっ!!!!?」
「しゃ〜〜〜〜ッッもう・・・
へばったのかぁぁっっリォオッッン!!!!」
馬鹿笑いを続けるパラノは、弱った
リオンへ飛びかかり攻撃を続け
「くっ・・・ぱらのぉおおおっっっ!!!」
ばきゃぁぁぁっっっっっっん!!!!
遂にはシールドを貫き少年の肩を斬り裂く!!
「さっきの元気はどうしたぁぁっっ?!!
ひゃはぁぁっィエェィッッ!!!
これで、止めだなぁぁっっ!」
数回切り刻まれた身体からは血液が吹き出し
パラノを真っ赤に染め上げる、だが
「ぐっ・・・をぉおおおおっっ!!!!
離れやがれぇっっっっ!!!」
少年もやられっぱなしでいるワケでもなく
[ナルコン]による衝撃波で何とか
身体から引き剥す事に成功する、が
「ひゃはァァッッッそのふやけた脳ミソを
おれ様がぁっっいじくりまわしてぇっっっ
シチューにしてやるぜぇっっっっ!!!」
立ち上がったリオンへパラノは最後の大技で
勝負を賭けて来た!!

「・・・独りで戦うのが恐くていつも先に
武装ロボットをけしかけているのか?
この臆病ものめ!!」
一瞬だけ空中で回転しつつ彼を
襲うパラノの動きが驚きと憤りで止まる
ドシュゥアァァォオオオオッッッッン!!!
そして、隙を逃さなかったリオンの一撃が彼を焼き焦がした!!!!



Fear on Hearts》-カノン・アレンジ-
(2002/6/28/Thursday)

「ぎゃぉおおおおおっっっっ!?!!
そんな事・・・おまえをバラバラにするのはおれだぁっ!!」
炎を纏ったまま回転し、きりもみ状態で
『リオン』を目掛け突っ込むーーーー
「[バスタノール]+[レッド]・・・
炎の矢』【ファイアー・レッド・ソート】!!!!」
『パラノ』だが、既に勝負は見えていた
ドブシャァァァァァアアアァァッッッ!!!!!
「ぎぃいいっっやぁあああぁっぁっっっっ!!!!
なっ、おれの身体が・・・焦げ?!
まぎゃぁぁっぁつッッ!!?」
口の中へ溜まった血を吐き出した
少年は呼吸を整えると次第に回転が
衰え地へと落下したパラノへ
ばぐぅうううぅうぅぅっっっん!!!!!
「・・・これは、『キャス』の分だ・・・。
・・・そして『ガビー』の分、改造されたーーーー
皆の怒りだぁっっっっ!!!!!」
トドメの[ナルコン]からの一撃を浴びせた!!!

「ぎゃっっ・・ひぃいいっっ!?!!
こっ・・このおれに、こんな酷い事を?!
お、おれより強ぇえってのかぁ!?
認めねぇ!認めねぇぞぉおお!!!」
弾き飛ばされ内壁へ身体を直撃させた
パラノのは瀕死の傷にも関わらず再び
よたよたと歩き近付きながらリオンへ叫ぶと、
〜次の瞬間!!〜
バシュゥウウッッッン....!!!
「消えた・・・また光に?!
(しかし、あの消えた方・・何処かで?)」
目映い光と共にその姿を消してしまう
「がふぁっ・・・ぶっ・・無事で良かった・・リオン・・
予備コンピュータは正常に起動していたかい?」
居場所を探らんとするリオンへキャスが
起き上がり彼を労う
「そうだ、キャスの手当が先だ!!
・・・キャスこそ・・無事で・・すまない
『リリア』に言われてから直ぐに駆けつけたんだ
・・・酷い傷だ・・・早く手当しなきゃ!」
無理した動きのせいで場へ崩れ掛かっている
彼女を抱き抱え彼は“第1研究室”へ急いだ...。

「ぜひぃっっぜひぃい!!!
クソがぁっリォオオッッン!!」
「あっ・・パラノ・・・無事だったんだね?」
ーその頃ー
「退け!がきがぁっっっ!!!
おれ様を超えただと?!
認めねぇ認めねぇぞぉお!!!!」
再び、何もない空間では彼らが会合していた...。



TO BE CONTINUD…,
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大人しく無料自己空間を見て、飛ぶが良い(アッシュVer,)