ここは、冒険記第1楽章、第三幕が書いてありまッす。


『愛の宝石』編

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冒険記第1楽章 『愛の宝石』編 第三幕

俺に任せろっ!!




『ツィルト』にて、逃げ込んだ先で。

「また『魔物』の野郎共かッ!?」
デリンガーは、息を切らせながらも
闇の中で動く影に向かい叫んだ
すると、その闇の中からは....
上品な顔立ちの綺麗なお姉さんが現れ
「私は、魔物ではありません...
ここにいては、まだ危険ですよ
私の後に付いて来て下さいな。」
そう言うと、スタスタと奥の部屋へ
入って行ってしまった...。
「レバン、どうする?」
「そうだね〜、...まッ行ってみよぉ〜よ
罠だったら...魔法で...。」
「相変わらず...あぶねぇ奴..。」
とにかく、二人はそのお姉さんの後に
付いて行くことに...。
扉の先には、隠し通路が有りそこを
抜けた奥の部屋は、何処かの城の
一室かと思わせる様な感じをしていた
そこでは、淡い明かりがともっていて
何故か食事の用意がされていた
「ーーッ!?飯じゃん!!」
勝手にガッツくデリンガーを見て
「あッ!?ダメじゃん!!デリンガー!!」
そう言いながら、自分も食事に手を出す
レバン達に、お姉さんは、
「あはははっ、好きなだけ食べてちょうだいね
幾らでも有るから。」
そう言うと、側にある揺りカゴから
赤ん坊を取り出し抱き抱えた
「....。」
夢中で食べ物を漁る二人は、暫くすると
腹がイッパイになり、お姉さんに
「あんた何者だい...げふぅ〜。」
デリンガーがそう聞いた
すると、
「私は、『エキュア』...魔王『ハキネ』の
お妃様ってとこかしら...。」
「ハッ!?『ハキネ』ーーーッ!?」
「誰それ?」
『ブチッ。』
デリンガーの胸倉を掴みながら
「いいかな?デリンガー君?!
この世界には、6人の魔王がいるのね
...まさか忘れてないよね?!
その中で『残将のハキネ』って言ったら
...そりゃもう残酷で冷酷で...
って言うか、とにかくかかわっちゃ
駄目な奴なのよ、イイ!?」
胸倉を離し、うつ向きブツブツ
言っているレバンを無視して
エキュアに向かい
「...って事は、あんたもこの
『愛の宝石』狙いなワケねっ?」
そう言ってポケットから『ガーネット』
を取り出した。



『ツィルト』にて、罠?

「...正直言うと、そうだけど...
貴方達に危害を加える気はありません
それに先ほどの非礼を詫びにも...。
『リース』来なさい。」
そう言うとさっきの兎の魔物が
別の扉から入って来た。
「あぁ!!こいつ!!!」
「...先ほどは、騙して竜と戦わせて
しまい...どうもすいませんでした。」
それを聞くとレバンは、
「あぁ、それは、もういいよ〜。
それより、その...『ハキネ』
は、いないんですよね?
...それとそろそろ『愛の宝石』を
何故、貴方達が集めているのか
聞きたいのですが?」
そう丁寧な口調で言うとエキュアを見た
「...『ハキネ』は、異空間の城に居ます
私は、彼の元からこの子供を
連れ出してこの『ツィルトの村』で
ひっそり暮らしています...ここに
いる、リースや魔物達は、私を慕って
この世界に来てくれたのです...
私がこの世界に来たのには、ワケが
あります...全ての願いを叶える事の
出来る魔宝石『愛の宝石』がどうしても
必要だったのです...子供の為に...
この子は、産まれてからすぐに
不治の病...に掛かってしまったんです
...日に日にやつれて行く息子を
見るのは、辛く...決心して
この村で魔物達の協力で5つまで
そろって...どうか貴方達の持つ...」
そこまで、エキュアが喋ると
いきなり地響きや唸り声が外から
響いて来た!!!
「たッ大変です!!!『守護竜』達が
この村に!!」
「んッおかしいな〜、あいつらは、
力を示せば、すぐに宝石くれる筈...
文献でそう載っていたような〜。」
そうレバンは、言うと窓から外を
眺めた、するとエキュアは、
涙を流しながら
「...魔は、駄目なんですって...
例え、私が人間でも、魔に関わって
しまった者は、神が創られた『宝石』
には、触れる事さえ許されないと...
いくら私が子供の事を話しても無駄
だったわ...、だから...。」
『バタッん!!!』
「エキュア様!!、宝石が置いてあった
場所が奴らに襲撃され奪われました!!
負傷者が多くもうこのままでは!!」
レバンは、外の魔と神の争いを
窓越しに見て溜息をつきながら、エキュアの
下に行き、抱き抱える子供を見た。



『ツィルト』にて、魔と神。

デリンガーは、立ち上がり
伸びをすると、エキュアの目をみて
「...エキュア...ご飯美味しかったよ
このお礼しなきゃな?なぁレバン?」
「あぁ、そうだね〜、でも今
何も持ってないしな〜。」
「あッそうだこれやるよっエキュア。」
そう言って『宝石』を投げ渡し
「う〜ん、腹がいっぱいになったし
運動したいな〜。」
そうデリンガーは、呟くとレバンは、
「そうそう外で何かやってる
みたいだけど、デリンガーも参加する?」
「勿論...!!」
「....私は...。」
それを聞いてまた涙を流すエキュアを見ると
「俺に任せろっ!!!」
そう言い、徐に
片手を前に突き出し
「我と契約せし魔の剣『レゾルテ』よ
...我が詠唱に答その姿を示せッ!!」
そう叫んだ、すると...
デリンガーの足元から一筋の光の柱
が彼を包み込むように昇った、そして
空中に突如亀裂が走りその亀裂から
魔剣『レゾルテ』が出現した!!
デリンガーは、それをしっかりと右手で
握り締めるとリースに連れられ
レバンと共に竜共が暴れ回る
外に出て行った!!

第三幕 終



まだまだ続くよッ!!



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んッじゃッ!お気楽、楽勝やって見よぉ〜!!


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