ここ〜わぁ〜『永遠の少女』と言うお話しが書いある所で〜す。


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永遠の少女



・僕は、またあの夢の中で
少女と出会う...。
「....また会えたね。」
僕が彼女に微笑みながらそう言うと、
彼女も嬉しそうに僕に微笑み掛けて
くれた。
「でも、不思議だな〜?これって夢
なんだよな〜。」
『.........。』
「えッ!?何?」
彼女が何か喋ると僕はいつも...
「.......。」
ジィリリーーーッッ!!
「ーーーッ!!」
『カチャッ!』
現実の世界に引き戻される。
「はぁ...もう朝だ。」
僕が、夢の中であの不思議な少女と出会う
ようになったのは、今日で
丁度1週間前になるんだ。

それは、突然だった...夢の中に綺麗な
少女が現れ僕に話しかけてきたんだ。
僕は、夢の中なのに何故か自我がしっかり
していて妙に現実味があるので夢と
現実の区別がつかなくて戸惑った、
...でも2〜3日と、それが続くと、
慣れてきて、夢の中でその少女と
会うことが楽しみなっていた。
でも、彼女が僕に何かを伝えようと
するところで目覚ましが鳴り
高校に行く時間が来てしまう...。
彼女は、僕に何を伝えたいんだろうか...。

「行ってきま〜すッ!!」
僕は、今朝のことをまた思い出しながら
急いで高校へ自転車をこいで行く。
運命の赤い糸で僕らは、結ばれている
んだッ!...きっとね。
僕は、そんなことを考えながら
橋にある信号を渡って反対側に行こうと
歩道を走っていると信号が青なのに突然
僕目掛けて勢いよくトラックがッッ!!!
「うぁぁぁあああぁっぁーーッ!!」

『プーーーーーっッッ!!!』
トラックのクラクションの音が
耳の中で、
ザァザァ言って響いている...。
僕は、虚ろな意識の中で彼女のこと
を考えていた...
『ずっとアナタと一緒に居たい。』
不意に彼女の声が聞こえた気がした...
「これで...ずっと一緒だよ...。」
僕は、そう呟くと彼女の待つ
永遠の眠りの中へとダイヴして行った...。

周りでその事故を目撃していた
人々が皆口口に、
「また、ここで事故よ...」
「やだわ、これであの女の子に
次いでもう3人目ねぇ...。」
「まったくよぉ〜何でいつも信号が
赤の時にわざわざ...。」
「そうそう引いて下さいと言わんばかりに
よぉ〜、あの運転手も可哀相に...。」
と、同じ様なことを言っていた...。
最後に一人がボソッと
「あの女の子が死んでから急に
事故が増えたわよね...。」
と、言うと丁度救急車が来て
彼の身体を運んで行った...。

『...ずっとアナタと一緒に居たい...
だから、アナタもこっちへ来て...
夢の世界で生きましょう...永遠に...。』



『One Night・Mare』『永遠の少女』お終まい。


ここからしか見れない秘密の後書きです。

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