ここは、『シュレインダーの剣』の第8話後編が書いてあります。


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[第8話]『シュレインダーの剣再び』後編




・「...お前のソレがオレのそれと
同じものであるなら、お前にオレが
二度も負けるワケがないだろ?...。」
そのまま街の建物に吹き飛ばされ
打ちつけられたミゼルの身体は、
鮮血を巻き散らし、その血液が
噴水から溢れる水を赤く染めてゆく...
バギャンッッ!!!!
「....おのれぇ....おのれぇええエェ...
この私の身体に傷をぉぉ!!!!!!!」
叩き付けられた衝撃で更に背部まで
負傷したミゼルは、吐血しながらも
その場で気が狂った様に叫び続ける...が
「...とどめだッッ!!!!」
ドギャギャギャッッッン!!!
少年が、有無を言わさずして来た攻撃を
あっさりかわし....
「くくっ...将...あの君が、ここまで
成長するのなんて...実に驚いたよ...。
だが、あのお方に会う前に....次に
会った時...私は、君を確実に殺す!!!」
「フザケルナ!!!出てこぃ!!
貴様ぁっっっっ!!!」
姿をくらます...そして、何処からか
少年にそう言い放つと、完全にその場から
失なくなってしまった...。



・団長ミゼルの消失によって士気を
欠いた玄武の兵士達は、
あっという間に撤退し
ランダハント』からその姿を消した。
「ん〜やっぱ、アタイは強い!!」
兵士達が逃げたの確認したリンコは、
ミゼルを逃しはしたが決着をつけた
少年の下に寄り声を掛けた
「まっ...イイんじゃないの?
...街は、将に救われたんだし...
結果的には、勝ちって奴でしょ?」
珍しく少し疲れをみせるリンコ...やはり
闘いの途中で痛みが再発していたらしい
それを見て少年は、
「...あぁ、そうかもな...ん?
息が上がっているな、大丈夫か?」
そう言って少しリンコを気遣うが
「嘘っ!!凄い!!アタシの心配して
くれたのねっ!!ねぇ〜それって
初めてじゃない!?面と向かって
ちゃんと言ってくれたのって!!」
「......。」
はしゃぐリンコの声を聞き言わなければ
良かった...と深く後悔する。



・「あれ〜もう終わっちゃったんだね〜
僕遅かったかなぁ?
もしかして、全然役に立てなかった!?」
二人が会話をしている横から
勝吉が声を掛けた。
「...いや、十分役に立ったよ...
オレの方が役に立てなかったかもな?
奴を逃してしまった...。
まぁ、すぐに追って始末するが...
お前のお蔭で兵士達が抑えられたんだ
ありがとな...。」
少年に礼を言われ、少し顔を
赤く染めた勝吉は、
「ふふっ将の言う通りね...君の
お蔭よ、あんだけ兵士がいたのに...
まぁ、街の人達の力もあるけどさっ
良く一人でやってくれたわよ...。」
更にリンコにも礼をされ顔が
またより一層赤くなっていた。



・「その...すまなかった...。」
「...自分達の為に君達を犠牲にしようと
するなんて...どうかしていたよ...。」
騒ぎも一頻(ひとしき)り治まった時
街人達の中で数人が代表で3人に
謝罪していた...二人は、もう済んだ
ことを気にしなくてイイと言う中で
一人少年は、街人達に
「...ふっ...所詮...お前達も
奴らと変わらないな...自分の身が
一番大事か...まぁ、それが...
お前達の本性だしな...。
...もを、ココには用はない...
じゃあな、せいぜい次が無いことを
祈って生きてな...。」
と、言い放ち颯爽と街の出入口に
向かって足を進めて行った。
少年に言われ黙ってその場に
立ち尽くす街人達を置いて
「まっ!待ちなさいよ!!将!!」
そのすぐ後にリンコは、走って
少年に付いてゆく...
「待ってよぉ〜!!僕も連れて
行って!!きっと役に立つからぁ〜!!」
さらにそのうしろには、ドタドタと
走って来る勝吉の姿があった。



『エピローグ』

“最初見た時から僕は、運命の
ヒトだって思ってたんだ!
あのお兄ちゃんならきっと...
きっと僕の事を必要としてくれるし
理解してくれるって!!
まだ、まともに話しもしてないけど...
付いて行けばキット...あはっ
んっと!どうにかなる...かな?
「もっ!将の奴ぅ〜少しは休めっての!!
勝吉?君はまだ、だいじょうぶなの?!」
僕は、やっぱさっきの闘いで
疲れ気味のリンコお姉ちゃんに
「ぅん!全然へーきだよぉ!
あはっ、お姉ちゃん...大丈夫?」
返事を返しながら、やっぱ休みたいなぁ〜
とか、思ったけど...んっ!まだ
お兄ちゃんが先に進んでいるから
我慢しよぉ〜って感じでお姉ちゃんを元気
付けてから後を辿って行った!

…またも勝手に加わった獣人、勝吉を迷惑に
思いつつ少年は、ファング・オブ・キングを
捜し、その情報を得るために
セトル・クエスターが支配する
次なる街を目指し果てしない
大地を再び歩き続けた…。”

[第8話] シュレインダーの剣再び後編 終

to be continued...



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