『Classification !!』9月編!!


↓にお話しは、増えて行きます。

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9月21日(木)

第四二五話 『光と闇の構図〜悪意〜』(9.21.木)

偽りの魂』【レイヴィンド】として
雪原地帯』に君臨し、支配していた
動産 マチカ』は自身の“能力”
呪縛の青白炎』【ヴァッド・ウィプス】を
暴走させ突如!!その姿を現した
魂の狐』【ムツキ】と共に自爆、
地帯ごと全てを凪ぎ払おうとする...が、しかし
それは自らの身体を盾に命を賭して
能力を発動させた『節子』と『幸宏』に
よって防がれ、コトなきを得た...だが、
油断し、ホッとしたのも束の間
凪ナタの様な両方に刃を装着した武器を
手に、舞い散る雪の中...颯爽と何者かが
姿を現し、襲いかかる...それは彼らと対を
成す存在『異界の闇覇者』が一人、
『ルクレツァ』と名乗るバイリンガルな
少女だった!!!
「貴方にはソレ、強大過ぎるんじゃないかしら?」
モキュッァッッ!!!
洋子』の放った攻撃はあっさりと
かわされ、外した攻撃が空しく、
降り積もる雪塊を砕く...
「くっっ...うるさい!!!」
「腰が入っていない、だから....ほらっっ!!」
ゴギュッッン!!!
彼女は刃では無く真ん中に近い柄の
部分で洋子の腕を攻撃を避けながら
殴打し、ナイフを地面へと落とさせた...。

「ヨーっっ!!!」
即座に反応して攻撃を繰り出す『竹丸
...だが、しかし!!!
ジャララララッッ...。
【飛び槍】は確実に発動させたのにも
関わらず、何故か手元で攻撃を終えた様に
静かに振り子運動を繰り返していた...
「なっ...何だ...今のは!!?
(くっ、そんな事より今はーーー)」
知也』は困惑し動けないで
いる竹丸を置いて、打たれた手の甲を抑え
間合いを取り左手側のナイフを構える
洋子の下へと走る...
「『光助』...見てた...竹丸君の
攻撃は...確かに直撃したのに...。」
「あぁ...一瞬だ...一瞬何かに
...ちぃ、それより『勇二』!
まずは援護してやらないと...!!!」
同じく現象を垣間見、不可解なモノを
感じつつ勇二は鞭を手に洋子が
戦っている場所へとその足を運ぶ...。

「ぐっ...良くも!...やるじゃないか...。
だが、こっちならぁっっ!!!」
両手持ちに代えた洋子は凪ナタを振りかぶる
少女へと先に攻撃を放つ、
「爆発???」
バキュォオオッッン!!!
「“リヴォルヴァー”だっっつーの!!!」
が、しかしーーー
「....面白いわね?それ。」
「なっ...何で!?!」
ルクレツァにヒットしたハズの爆斬撃は
効果を最大に発揮したの、だが...何故か
それは無効になってしまったかの様に
傷一つなく、微笑みながら彼女の前に立ち尽くし...
「今度は...こちらの番ねぇん。」
呆気(あっけ)に取られた洋子へ凪ナタに
よる一撃を繰り出す!!!



9月22日(金)

第四二六話 『光と闇の構図〜戦慄の旋律〜』(9.22.金)

「おかしい...『スネイル・ピアザー』は
あの時確かに僕の腕から放たれた...。
まるで、それがなかった...みたいな...。」
不可解な現象に身を震わせ今までにない
悪寒を感じつつ、再度“能力”を発動し
倒れ込む『洋子』へと【飛び槍】を射出する!!
ジャキュッッ!!!
「そっか、やっかいな“力”だよね?それ。」
攻撃を外され槍に引き戻されて行く
洋子へ横目にぼやく『ルクレツァ』...
「この感じ...覚えがあるよ...ボク...。」
不意に歩み寄った『勇二』が呟く...
「ぇ...オレには...ん...まさか?」
絶対的なその存在感は、まさに今まで
出会った、彼らのモノだった...
「お前...『レビン』達と同じ...。」
続けて『知也』は言葉を放つと、彼が
最後まで言い切る前に自分から彼女は
「あら?気がついた?...貴方がたの事は
話しでしか知らなかったのよ、でも
正直ガッカリだわ...全然話しにならなくて...。」
っと、そう説明した...。

「確か...『異界の闇覇者』...。
勇二らと...対をなす存在...って奴か...。
今のままじゃ、オレっちじゃ歯が立たない...くっ...
わざと狙っていたのか...あの女子高生...。」
自分が役に立てないのに憤怒しながら
『光助』は唇を噛みしめた...
「ふふっ、掠り傷一つでも創れたら
敵として認知してあげるわ、無駄でしょうけどね。」
彼女は、二人に向かい不敵に言い放つと
同時に凪ナタによる連続攻撃を繰り出す!!
ズカカッッッン!!!
「その程度で当たるかよぉっ!!!」
攻撃をかい潜りトモは拳を喰らわそうと
する...が、その瞬間!!!
「『疾風永刺惨』“しっぷうえいしざん”
風よ旋律を奏でよ!!!」
ズビキャァッッッンン!!!
今まで何ともなかった攻撃より巻き起こった
風が勢い良く彼らに襲いかかり、
瞬く間に切り刻み跳ね飛ばす!!!
「なっ!?!ゎゎっっ!?!」
「ぐっ...空ぶった風が...刃みてぇに...!!」
凪ナタを振り上げた少女は見下しながら
「あははっ、このランスの刃は
風を斬り裂き、それを更に刃に変換し
攻撃することが可能なのよ、だから外した
攻撃でも油断しないでほしいわぁん?」
今の効果を自慢げに説明する...。

迂闊に近付く事すら出来なくなった
彼らは分担して連携を放つ合図を送る...
「おらぁっっっ!!!!」
拳を振り上げ再度攻撃を試みるトモに
凪ナタで迎撃を放たんとする、ルクレツァ
だが、それを待っていたのかように
勇二が一歩前に彼の後ろから出て
「『魔法疑障壁』【マジック・サークル】!!」
障壁を発動!!風を無効にした後
そこから更に鞭による反撃とトモの
追撃が彼女に襲いかかる!!!



9月23日(土)

第四二七話 『光と闇の構図〜攻撃不能〜』(9.23.土)

「オレの古術が....。」
古術連武による打撃を繰り出し確実に
彼女の身体を捕らえた『知也』は、何故か
技を放ったのにも関わらず同じ立ち位置に
足が留まり、自分がさも攻撃などしてなく
拳を構えたまま漠然とたたずむ...
「トモっ!!!っっ...『白金の鞭
【レイジング・ビュート】っっ!!
(何で、完璧な連続の連携だったのに...。)」
ふ抜けたトモへ『ルクレツァ』は凪ナタによる
反撃を試みる、がーーー
バシュッッルルッッン!!!!
「くっ...そうか、この鞭は“能力”では
ないから...ふふっ、狙いは正しいよ、君。」
振り上げた腕に鞭が絡み付き、強制的に
その攻撃を防いだ『勇二』は、
「....勇二...はっ!?!!
(オレとした事が...これがこいつの能力!!!)」
我に帰ったトモを見てホッとしつつ
彼女が持つ理解不能な能力(ちから)を
恐れ警戒し、思わず一歩後ろへと下がる...。

「勇二の攻撃は...あの女に通じてる...。
(僕のピアザーが駄目で...鞭は...。)」
不意に戦闘を観察しながら、彼女の
能力を探る『竹丸』は、接点を思い浮かべる...
「くっ...竹丸、助かったよ...。
でもぼくはもう一度、試してみるさ...。」
「あっ、『ヨー』!...止めても無駄なのは
解っている...でも、僕達もいるんだ無理...
しないでよ。」
竹丸の言葉で笑みをこぼし、少女は少し
思い当たる節を確かめる為に手ぶらで
再びルクレツァへと足を向けた...
「僕がして、勇二がしなかったこと....
ヨーがして、勇二が...???」
あと一歩のところで何かが詰まり
解明に苦しむ竹丸...
「大ジョブ!?トモ...??」
「あぁ、サンキューさ?...それにしても
あの女に攻撃は全て無効なのか...
勇二の鞭が無かったら...オレは...---ーーー
鞭?...そうだ、何でキミの鞭だけ...!!」
「え”!?...あぁ...本当だ〜(汗)」
唐突に謎に近付き声を上げるトモに驚き
裏声を響かせる勇二の心臓はその鼓動を早め
軽い恐怖心を彼に与えていた
「オレの拳は無駄...勇二の鞭は奴に
触れる事も可能、あの子の武器も無駄...。
(....なるほど...。)」
しかし、謎を紐解いたその瞬間!!!
ジュバッッッッン!!!
鞭をいつの間にか振りほどいて接近していた
ルクレツァに背後から攻撃を喰らう!!!

「ぐっっはっ!?!!
(ぎっ!?...深い...。)」
「わっっひぃぃ!?!!」
予期せぬ歯牙が彼を斬り裂き、同時に
戸惑い焦る勇二へと襲いかかる!!!
がっっくっっ!!!
しかし、そこへーーー
「...今度こそ、ぼくに任せて...。」
「懲りない人ねぇ。」
何かを悟った洋子が姿を現し、凪ナタを
旨く受け止めてしまった...。



9月24日(日)

第四二八話 『光と闇の構図〜逆行〜』(9.24.日)

「『勇二』!...キミのお蔭でぼくは、謎が
解けたよ、『知也』君を頼む!!」
「ぅっ、ぅん!!!」
「...勇二...あの..あの女のちからは...。
(くそっ!!!...オレの思惑なら...。)」
雪原を血色に染めるトモの身体を抱き起こし
あたふたしながらも、その場から移動した
勇二は彼女にそこを任せ、見守る...
「ふふっん、雑魚が次々と良くやるわね?
足掻く姿ももう飽きて来たかもね?」
不意に凄味を効かせ、『洋子』を足し
嘗めるように視線を送る『ルクレツァ』は、
受け止められた武具からその手を凪ぎ払い
今度は確実に殺そうと攻撃を仕掛ける!!

ジュッッッッカン!!!
「あんたの攻撃こそ単調なんじゃないの?」
軽くそれを再度受け止めた洋子は、
言い放つと同時に普段慣れない格闘技を
思い切って繰り出し、蹴りを胸下へと放つ!!
「ぐっっっ!?!!」
何故か今まで防がれてた攻撃が難なく
彼女の身体を吹っ飛ばし地へと落とした
「ふっ、ネタばれってとこかしら?
ルクレツァさん?」
見下し言葉を送り付けた少女は初めて
人を蹴り上げた事に内心驚き、ドキドキ
していた...が、それを見せずに気取って魅せた
「...貴方、お名前は?」
「ぼく?...ぼくは三浦 洋子...それが?」
「くくっ、ミス洋子...ユーは、デンジャー
かも知れませんわね...。
でも、この程度ではダメージなど、なきに
等しくてよ!!!!」
スパパパパッッ!!!
倒れた場所から直ぐに立ち上がりルクレツァは
凪ナタによる風の刃を放出し、同時に
斬撃をも繰り出し反撃に出る...が、しかし
ヴァギャァッッン!!!
それなら、“リヴォルヴァー”を使える,,,!
爆撃で風を消滅させると、同時に彼女は
ナイフで攻撃を受け流す!!

「....素晴らしいエクセレントですわ!!!」
「どう致しまして、ってかあんたに攻撃
しないと発動しないようね?
やっぱり。」
不意に洋子が呟くとお互い距離を取り合う...
「ふふっ、中々鋭いのね?」
能力の謎を解いた洋子、そして反撃が始まる!!!



まだまだ続くのですぞッ!!



ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!



先を見るんッスねぇ〜!!


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