『Classification !!』9月編!!


↓にお話しは、増えて行きます。

別の日のお話しを見るッスか?




9月5日(日)

第四十五話 『白金の鞭』後編(9.5.日)

[『絶極の隼』【ディープ・スカイ】さーまぁの
とこに行きたいんならぁ僕と
闘って勝たなきゃダメだよ。]
3人の前に姿を現したその
『幻魔』は、頭をポリポリと
かきながら更に
[んっと、僕はこの塔の2階を
護っている、『土泳ぎのもぐら』
【グエン】っていいます、んじゃ
今度は、ちゃんと相手してよね、はぃ。]
そう言って自己紹介をすると
明らかに『勇二』に向けてまた
腕を前に出し爪を飛ばして
攻撃して来た!!
バキャキャ!!!
「クッ!...ボクがいつまでも
逃げていると思ったら大間違え
だよーーっっ!!」
その攻撃を運良くかわした
勇二は、そう叫びながら自分から
グエンに向かい走って蹴り飛ばして
攻撃をしようとするが、その攻撃が
グエンを捕らえたその瞬間に
グエンは、土中に身を隠してしまった
「ぅあぁぁ!?」
べちゃっ!!
その為に、勢い良くその場にバランスを
失った勇二は、倒れてしまった
「ぁ〜あ...制服が泥だらけだよ...
勇二ここは、おいらにーー」
土塗れの勇二を見て『ハウリング』が
そう言い勇二の代わりに闘おうとすると、
その言葉を遮る様に
直ぐに立ち上がった勇二は、
「大丈夫!!ここは...ボク
一人で闘う!!...ボクは、自分が
二人の足で纏になるなんて
もぉ、懲り懲りだッ!!」
そう叫ぶと、直ぐにその場から
立ち上がり地中から迫って来る
グエンの攻撃を避けた!!

[んにゃ?僕の攻撃避けたんだ...
凄いけど...ムカツクねぇ!!!]
さっきまでのおっとりとした
喋り方が一変しグエンは、自慢の
一撃を避けられた事で激昂し
一気に畳み掛け勇二を殺そうと
爪による攻撃で牽制しながら
それにより、巻き起った土煙に
紛れてまた土中に身を隠した...。

「...はぁはぁはぁ...ボクの体力が
,,,もぉ持たない...や...こんな時じゃ
集中なんか...出来ないから...はぁはぁ
魔法もダメだし..。」
ボクは、そうやって息を切らせながら
顔から、だらだらと汗を流していたので
それを拭こうと学生服のポッケに
手を忍ばせハンカチを取ろうとした時
何か違うものを手に取って出して
しまった、んでもそれを良く見たらーー!
「そうだ!!...はぁはぁぁ....
これは『キャラバン』から
貰った鞭だぁ!!」
ボクは、思わずその事を思い出し
叫ぶと、それを構えた..んだけど...
果たしてボクに扱えるかどぉかぁ...
でも...ダメでもやるしかないんだ!!
突然、地面がモコモコっとして
こっちに素早く向かって来た...
ボクに今避ける体力はない...これが
当たらなきゃ...信じろ!!ボク自身を!!
「当たれれぇぇぇーーーッ『白金の鞭』
【レイジング・ビュート】ぉ!!」
ドギャギャギャンンッッ!!
ボクのデタラメに放った鞭の攻撃は…
「やっやったぁ〜!!」
奇跡的に攻撃して来た幻魔に
偶然当たって、その幻魔を
丁度ボクの真下で倒していた…。
「...やったね!!」
「凄いよ!勇二!!」
ボクは、鞭をまた学生服のポッケに
しまい込むとボクが勝ったのを
見て喜んでいる二人の下に走って行った!!



9月6日(月)

第四十六話 『牙 VS 牙』(9.6.月)

「…やるね、あんな武器持って
いるなんて知らなかったよ…!」
『京香』は、3階に上がる螺旋階段を
上がりながら土ホコリを『ハウリング』に
払って貰っている『勇二』に
向かい笑顔で言うと、自分が
そう言った事によって照れて
顔を赤くして汗をだらだらと
また額から流すのを見て苦笑いをした
「やっぱし、使えたね『キャラバン』の
言うとーりだった...鞭が役立って
良かったよ!んじゃま今度の敵も
一人で〜?」
「あはっ...もぉ勘弁してよぉ〜
あ”ぁ”、また汗が...(汗)」
ハウリングがそう意地悪く言うと
更に冷や汗をかきながら勇二は、
泣きそうになっていた。

3人が階段を上がるとまたそこから
内装が変化し茶色になった...
そして、暫く先に進むとまた
扉がありそれを開くと中では...
先ほどハウリングに闘いで右腕を落と
された『幻魔』が失われた筈の
右腕で槍を構え一行を待ちかまえていた!
[ふふん...来ると思ったよ...
我が名は、『変速のイモリ』
【ダスト・フロー】…さっきの
借りを三倍にして犬!!貴様に
返してやろぅ!!]
「…イヌ?…ハウリングはオオカミ
だって...馬鹿にーー」
ハウリングを罵倒したのに
何故か怒るキョウを見て勇二は、
まさかっ!?と思いながらも
「よくもボクのハウリングをバカにーー」
共に激昂するがそんな中で
一人冷静にハウリングは、そんな
挑発に諸共せずにゆっくりと、しかし
確実にダスト・フローに向かい
歩みを進め始めると
「二人とも...ここはおいらに
任せてよっ...ちゃんと自分で決着
つけたいからねッ!」
そう言い2人を落ち着かせ
腰から短剣を二本抜き去り
両手に構えた。

[ふはぁ?たった1匹のワンちゃんが
オレに勝てるのかよ!!]
ダスト・フローはそう叫びながらまた
素早く駆け寄り槍による攻撃を
仕掛けてくる、しかしそれを
ガキャキャーーッ!!
ハウリングは、片方の剣先で
受け止めると
「んじゃぁさ、さっき何で
腕、斬り落とされたの?おいらにさぁ!」
そう意地悪く言い放ち更にもう片方の剣で
[さっきは本気じゃなかった
んだよ間抜け!!]
必死にそう叫ぶダスト・フローの
胴体をそこから
「ふ〜ん...んじゃこれが本気って
事か...じゃぁね!絶技『木枯らし』!」
ズッパパパッッ!!
カラダを捻るとその反動を
利用した技を放ち、斬り裂いた!!
[みゅびゃぎゃーー!??!?!]
イクエとお料理してなよ。」
ハウリングは、そう呟くと
背を向けて2人の下に向かって
歩み出した...。



9月7日(火)

第四十七話 『幻魔人』(9.7.火)

[.....バカめ!!]
ずにぉにぉ〜〜っ。
『変速のイモリ』【ダスト・フロー】の
引き裂かれた上半身が
這うようにその場から
ゆっくりと起き上がると
傷口から新たな下半身が生えて
完全な状態で復活した!!
『ハウリング』がそれに気付いていない
うちに、しとめようと手にした槍を
即座に放つ!!
ガヒュッッッ!!

「あ”ぁ”!!後ろぉ!!」
「…やばい!!!」
[今ごろ気付いても遅いッッッッ!!!]
2人がこっちに向かうハウリングに
それを慌てて伝えようとするが
全然そんな事には、我関せずといった
顔をして
「大丈夫...歪みにすぐに消えないから
念のためにもう一撃加えて
おぃたから〜。」
そうハウリングは、呟くと
そのまま平気で2人の下に戻った
[ーーーっ!?]
カラ〜ンっ...。
すると、確実に自分が命中させたと
思って投げた槍は弧を描き床に落ちた
更にダスト・フロー自身も自分の
カラダの異変に...
[???アレ???やけに床が近くに
見えるぞ??...ぅぎゃ!?]
気付いた途端、さっき斬り裂かれた
下半身と共に歪みに消えて行った
それを見たハウリングは、
「あ〜ぁ、動かなければ、まだ
生きていられたのにな〜あん時
十字に斬り付けてたんだよぉ。」
そう笑いながら言うと心配して
くれていた2人に向かい微笑んだ。

3人は、全ての階を死守していた
『幻魔』を撃退し最上階に繋がる
螺旋階段を登りきり、目の前の
神々しい扉を潜ると遂に
『絶極の隼』【ディープ・スカイ】の
巣くう玉座に辿り着いた!!



9月8日(水)

第四十八話『ラッシュ・ラッシュ』(9.8.水)

「へぇ...少しは、成長したのかな?」
『絶極の隼』【ディープ・スカイ】は
徐に玉座から降り立つと、3人を
更に上の階、自分がもっとも得意と
する空が広がる塔の屋上に案内した
「...ひっ?!」
低い外壁に囲まれた屋上で
地上を見た『勇二』が登って来た
塔の高さに驚き、声を上げた
(↑実は、作者共に高所恐怖性(汗))
「あっ...これって攻撃受けて落ちたら
確実に死ぬんだねぇ〜。」
『ハウリング』はそう呟くと
その場から、足が震えて動けなく
なっている勇二を
抱き抱え中央に移動さた
「…自分の得意な場所で闘う.,,
定石だけど、汚いね…。」
『京香』は、ディープ・スカイを
睨み付けると、そう言って
中央に歩み寄った...。

屋上は、それなりにかなりの広さが
あり、床には放射線上の線が
いくつも、描かれている...
ディープ・スカイは、その中央で
笑いながら翼を、はばたかせ
上空に浮かんだ!
「くくくっ...もう、俺の事は
知っているな?...それなら...
早い...お喋りもいいが...退屈なんだよ
さぁ、せいぜい俺の暇を潰す
遊べる玩具になってくれぇ!!」
そして、そう3人に向かい叫ぶと
一気に上空に舞い上がり
そこから....
「まずは...お前だぁ!!!」
「…ふっ...あの角度だと、あたしを
狙って来るね...!!」
バヒュッッ!!!
キョウを狙い下降して来た!!
ドギャギャギャンッッ!!
「へぇ...やるぅ!!」
キョウは、素早く背中から剣を
引き抜き一直線に向かって来た
ディープ・スカイの爪による攻撃を
受け止めると、同時に『風の核色』に
よる旋風を浴びせ、吹き飛ばした!

しかし、先ほどの闘いの様に地面に
叩き付けるまでには、至らずに
ディープ・スカイには、殆ど
ダメージがなかった...。
「....こいつには、足止めが精いっぱい
ってとこか...それなら!!」
キョウは、地面に手のひらをつけ
石畳から源素を抽出し、石片を
一気に上空にいるディープ・スカイに
向けて放った!!
ズガガガガッッ!!
「これなら逃げられない!!」
だが、無数の石のツブテがディープ・スカイを
捕らえる前に自らそれに向かい
ディープ・スカイは、突っ込んで
行くと、ツブテの間を旨く
潜り抜け、油断していたキョウに
目掛けて襲いかかる!!
「そっ!?」

「これだからは…甘いんだよぉ!!」
しかし、その攻撃を既にキョウの
目の前に移動していた
「女の子に優しくない奴は、同性にも
嫌われるって知ってる?」
ギャギャギャン!!
ハウリングがそう言って受け止めた!!



まだまだ続くのですぞッ!!



ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!



先を見るんッスねぇ〜!!


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