『Classification !!』12月編!!


↓にお話しは、増えて行きます。

別の日のお話しを見るッスか?




12月5日(火)

五〇〇話 『深淵の宴-宴の始まり-』(12.5.火)
(遂に500話もとっっぱぁっ!!!)

春化』『京香』『智明』達は
遂に『水辺地帯』が支配者の館へと
足を踏み入れた、そこで3つに分かれた
階段を目の前に彼らの声が響き、数回...
一行に姿を見せた者達が現れる...そして、
次いでーーーーー
「ナニしやがるんやぁっっ!!!!」
光恵』が今、その真の目的が為に
「困るのだよ...勝手な事をしてもらってわね?」
3人の前に立ち塞がる!!!
{ご苦労様、そう言うわけだよ?
ソレゾレ上がるべき階下があるだろうが...。
僕達はもっと趣向を凝らしたよ?}
しかも、支配者の1人が少し声に笑いを
含めながら言葉を落とした
…その瞬間!!…
覚醒...ノ時だ...!!!
「いっ...いっ!?!!
(私の意識が消ぇ....るっ...!?!)」
「?!!!(ウソやろ?なっっ...!?!)」
濁った水がいつの間にか天井からこぼれ落ち
出現したと、同時に智明とハルカへ向かい
叫ぶ!!すると彼らの身体は、金縛りに
会ってしまった様に身動きが封じられ、しかも
くくっ...アマかったなぁ....。
我らはこの地にハ幾らでも存在シていた!!
どう言う事かワかるか?...。
お前らが何処カデ飲んでイタ水にもなぁっ!!

その意識が掻き消され肉体が奪われんとしていた!!

ミド』の町へと向かう最中、
2人はあの湖の水を飲んでいた...
何の疑いも無しに、盲点だったかも
しれない、それとも軽率だったのか....
どっちにしろ取り返しのつかない大きな
落とし穴にはまってしまっていた!!
「うぐっ...謀ったなぁっっっ!!!!」
「...支配なんぞされてた..ま...っぐ!?!」
自ら、目の前に立たずむ水を受け入れて
いたのだから...敵は此処まで計算し尽くして
いた、彼れらはまんまと術中にはまって
しまったのだ、最初から最後まで...
「我々が出る幕でも無かったではないのか?
後はお姉さんの『スキル』【特殊能力】を
吸収するダケなのだろう...?」
細身の少年が淡々と喋り縁無し眼鏡の青年に
声を掛け、一行を見下す...
「ま〜そう言ぃなさんなよ?
...それにしても良く導いてくれたよ。
良いお仕事したデスねっ!“ミッツィー”。」
すると軽く返事を返した彼は黙って彼らが
苦しむ様子を見届ける少女にそれとなく
話しを振って笑みをこぼす...
「ワタシをソウ呼ぶな!っと注意
したハズだが?...それに貴様らと手を
組んだ覚えは無い...ワタシは約束を果たして
貰えれば、それで十分だからな...!!」
「...おー恐、ダイジョブだよ、くっっくっ...。
彼らは嘘は付かないさ?
苛付いた声を上げるミッツィーは、何か想いを
胸に抱え一行を裏切った事を振り切ろうと
していた...あの時の出来事に全てを
照らし合わせながら...。

「...させるか!!...。」
キョウはミッツィーの事を最初から不審に
思っていた為に既にこうなる事は想定済み
だった為、特に慌てる事も無く
内部に潜む水へと直接攻撃を繰り出そうと
する...だが、しかし
…その瞬間!!!…
「ふひぃっっィ!!!余計ナ事するんじゃねぇ!!」
ドガッッ!!!
「ソうよ〜気分がイイわァぁっっ!!!」
それは仲間の手によって阻まれてしまう!!!
「...ぐっ...蹴りの速度も...やはり
身体能力をギリギリ...いや、限界まで
引き出している...!!!」
完全に自我を潰された2人も敵となり
キョウへ襲いかかる...絶体絶命の窮地の中、
果たして彼女に光明の光は刺すのか!?!



12月6日(水)

第五〇一話 『深淵の宴-極地-』(12.6.水)

「ワタシ達、“能力者”が来たんだからーーー
もうあんたらも最後なのよ!!!」
「ってなワケさ...さっさとぉーーー
地獄に落ちなァぁっっっ!!!」
これは、一行がこの地を訪れる大分(だいぶ)前の
お話し...各々、移行された場所によって
環境、仲間、全てが食い違っていたまったく
最初の頃、『水辺地帯』にも無数の能力者達が
存在し、『幻魔』達と対時していた...
そして、その一握りが今...支配者達と対時する
「お話しにならないな-、君達は
愉しそうだから招いたのに。」
「がっかりだね。」
しかし、彼らは自らがこれから支配者の駒として
此処に永久とも想える時を過ごし、尽くす事と
成ろうとは思いもせず...打ち破れる...
「ぅう...『光恵』...お前だけでも
逃げろ...。」
「...!?!『高志』なにを!?!」
「良いから...さぁ!早く!!!」
「駄目、さ...?」
「彼女にも君にも役目があるのだから。」
冷たい声が残った2人に放たれ、彼は
彼女を庇い立ち塞がるも、一瞬で始末され更に
「いやぁ...いやぁあっっっっ!!!!」
彼女へも今、その手が伸びた...。

「ふふっ、僕らは君を殺すつもりも何も
ないのさ?」
「そう、だから契約しないかぃ?」
悪魔の囁きだった...伸びた少年の指は
放心状態の彼女の髪を弄(もてあそ)ぶ
「....契約???」
「そうさ、僕らの『スキル』がこの地を
覆っている限り君達は僕らのシモベとして
彼と共に生きられるのさ?永遠にね。」
「君が僕らの依頼に見合う働きを
魅せてくれたら....彼を解放して
あげるよ、でも...それまで彼は歪みへと
沈む事もなく、死すらない駒として
動いてもらうが、ね?」
彼女はソレが間違った事と知りつつも
契約を交わした、それ以来...最初の町で
かつて仲間であった全てを裏切り彼らへと
捧げた、そして...遂に最後の仕事が与えられた
「...これで本当に解放してくれるんだろうな...。」
それこそが、『選ばれし者』達を館へと
導き、シナリオ通りコトを運ばせる事だった...
「約束は守るさ?」
「当然じゃない、か!!」
よって今、約束は果たされた...安堵の息が
彼女から洩れる、だが...。

{くくっ!!!あっははははは!!!
この状況じゃ、ぱつぅんぱっんのお姉ちゃんは
絶対絶命だよね?
ケドさ、一つだけ皆が助かる方法があるよ?}
支配者の肉声が再び囲まれた『京香』に向かい響く
「(奴らワタシと同じように彼らも...。)」
{僕らと契約しよ〜よ、そうすればーーー}
「...すまない、2人共...。」
しかし、彼女はそれに聴く耳すら持たず
背中から剣を抜き去り手にすると、同時に
ヴァシュアァッッッッッ!!!!
核色』の“力”を発動する!!!!



12月7日(木)

第五〇二話 『深淵の宴-絆-』(12.7.木)

{えっ?!!ナニを!?!}
今まで自分達に逆らった者が存在しない
此処で、『京香』の行動は驚くべきモノ
だったのだろう...
「...風の刃よ...2人を貫け!!!」
ヴァギャッッッッン!!!
絶体絶命の窮地の中で彼女は活路を開く
その誰もが持ち得ない精神力の強さで!!
正気カぁっっ!!?!
「まギィっ!?!!」
「ぅぎゃァっ!!?!」
風の刃が分子間レベルで彼らの身体を打ち抜き
アッという間に倒してしまう、すると
それを離れた場所から見ていた支配者達は、
思いもよらぬ出来事に困惑しながら、次の瞬間
{....なっ、何をやっているんだ!!!
“永劫の水”をサポートしろ!!}
キョウの始末を全員に告げる!!

「...『』ど-しよう!!?
なんで?此処まで計画通りだったに!!?」
地図の上に置かれた駒を持つ手が動揺で
震えている『』は護にすがるように
言葉を漏らす...だが、
「心配するなよ?....僕らの計画は
何も変わってないよ、ただ...お姉さんが
あぁ言うのは思い付かなかったケド...。
(あの状況でなんで...あんなにも強く...なれる?)」
彼の手を握り締めながら護は耳元で
囁き、優しく慰めた
「ふふっ...それじゃあ、僕達も
動きますかね?」
「...それが役割なら...。」
支配者の命令が階段上の彼らを衝き動かす
「....おぃ、ワタシのコトは既に済んだ
筈だ...支配者達よ!!
『高志』を返せ!!!」
『光恵』はこれ以上の協力を否定し
約束を果たせ!!っと要求する...が、
{....まだだ...そのお姉ちゃんを
殺せ、そうすれば彼は返す!!!}
「話しが違うぞ!!!」
{...僕らのシナリオが完成するまで
つき合うんだよ、約束は果たす、さぁ!!!}
更なる働きを彼らは光恵に求める、そして
彼女はソレに従うしか選択の余地は無く
「....くっ...これが最後だ!!!」
キョウの前に立ち塞がる!!!

「...ミッツィー!!!...。
キミは解っているんだろ?本当は
もう彼氏が戻らない事を...。
そしてソノ彼らが契約を守ると思うのか?...。」
不意にキョウは仲間を打ち抜いた剣を
再び構え、彼女へ向かい叫ぶ
「...あんたに...キョウ!!!
あんたにワタシの何が解る!?!」
「そうさ...アマちゃんには何も
我らの事は解らないのデスよ?」
「...どうしようも出来ない選択も
有るのさ...。」
すると、光恵だけでなく階段上から2人も
キョウの言葉に反応し、そう言い放った...
「...最後の最後で逃げ出した自分の事を
誤魔化しているだけにしか見えないんだよ?
解るか?...あたしは逃げないのさ!!!」
しかし、それに負け時と彼女は彼らを叱咤する...。



12月8日(金)

第五〇三話 『深淵の宴-断罪-』(12.8.金)

「僕らは此処で彼らの“力”を吸収して
シン公』達を超えるのさ...。」
「...『護』...あと一歩だもんね、
頑張ってヤっちゃわなきゃ!!」
『京香』の動きに警戒しつつ、既にシナリオの
半分以上を消化していた2人は
何等問題も無い、っと言う口調で最終段階へ
全てを進める...
{“永劫の水”よ、後は彼らに任せて
お前はアノ準備を行え!!!}
...了解...シた!!!
キョウの前から姿を消そうとする濁った水は
風の刃に斬り付けられ、床に伏せた
2人から枝分かれした分身を呼び戻そうと
する...だが、しかしーーー
「...『智明』『春化』の『スキル』は奪わせない!
発動....『土の核色』!!」
ドギュゥウウッッッッン!!!
水により導き出された汚水はキョウの叫びに
併せて成す術無く、剣に吸収されて行く!!

バッ...バカなぁっ!?!
風の力だけではナイのかァ!?!

引き込まれ、気化させられた分身達...
ソレらが存在しなければ彼らの力を
得た事にはならない!!
{...『真希也』『光恵』....
お前らが付いていながら!!!
(ナンテ、様だ....。)}
「...大事な何かを投げ出して手にしたモノ
などに何の意味がある...。
“どうしようもない”ナニかを変えるのは
自分自身なんだ!!」
積み重ねて来た何かが音を立てて崩れて行く...
そして、唖然とする敵にキョウの叫びが響いた!!

「...ぅっ...ぅう...俺様...は...。」
「...少し頭痛が残るわね...。」
汚水が出て行ったと、同時に2人共完全に
覚醒した、キョウの諦めない力が
窮地を切り開いたのだ...そして、反撃の
いや...断罪の幕は切って落とされる!!



まだまだ続くのですぞッ!!



ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!



先を見るんッスねぇ〜!!


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