『Classification !!』2月編!!


↓にお話しは、増えて行きます。

別の日のお話しを見るッスか?




2月9日(金)

第五六六話 『武装-2人の新たなる武器-』(2.9.金)

勇二』『京香』『智明』『春化
洋子』『光助』『知也』の
7人は様々な経験を繰り返しながら
再び運命と言う名の糸に結び付かれる
様に再会を果たした...そして、銀髪の青年
支配者を飲み込んでしまった『』を
見事打ち倒し『高原地帯』を解放し
束の間の休日を楽しんだ後、即座に次ぎなる地
火山地帯』を目指し足を進めた...
各々別個の思惑を胸にしながらまずは対を成す
存在『異界の闇覇者』を追う為に...
「さっきまでの涼しさが嘘の様ね...。
徐々に気温が上がっているのが
顕著に感じられるわよ...暑い...。」
「ぜふぁ〜汗が止まらない〜〜〜。」
「はは、勇二のはいつもじゃん?」
「あっ!そ-そ、2人の出来てるよ?」
ハルカの言葉に便乗する勇二を笑いながら
自分も汗を垂れ流す光助、すると
彼らの会話に割って洋子が頼まれていた
武具を手渡そうとする...。

「本来『スキル』【特殊能力】って
“能力”よりも格差があるんだよな?
準備は揃った...後は『月乃』...さん
だけか...。」
貴弘』はこの世界の住民達が
結晶となった法珠を用(もち)い
自らが統べる魔王共に血肉を与える...
「...禍々しい“力”だな...。」
「ふっ...おったかぃ?...。
まぁ、えぇ...『S・C
【サモン・カオス】により...光臨!!!」
ヴァジュォオオオッッッン!!!
黒ずくめの人物が不意に姿を現し
呟くと儀式を静かに垣間見る...
「...ふっ気負いすぎではないのか?」
「だ-っとれや?...くっ....。」
怨気が貴弘を包み込み4大魔王の姿が
浮かび上がる、が...しかし
「4体の召喚等...死を伴うだけだ...。
現世へのゲート安定は必要では有るが、な?
...しかし、貴様の力を増幅させる事は
容易な話し...『ルクレツァ』...。
準備は出来ているか?」
貴弘の持つ精神力の許容範囲を超えた
負荷に身体が耐え切れず、失敗に終わる...
「...なん...やと???」
だが、それを見透かしていたかのように
人物は少女の名を呼び肩で呼吸する
彼に提案し、返答を待つ間もなく実行に移す
「彼女が統治者に与えられたモノ...。
貴様にも見せてやろう...。」
「あ〜はぁ-、What are you
doing ?」
「...良ぇやろ...見してぇみーや?」
すると、言葉のまま唐突にルクレツァは手にした
異形な剣の様なモノを構えた...。

「注文通り光助にはーーーっ
絶剣の小刀』【ぜっけんのこだち】
“神刃”(しんが)と“妖刃”(ようが)の2組と
トモにはーーーっ
双碧の篭手』【そうへきのこて】
“光/闇-陽/陰”の対篭手を完成させたよ?
どぉかな?...満足してくれたかなぁ?」
「オレっちは、ばっちしだッ!!」
「...ぅん、これならイケる!!!」
2人は各々武具が既に粉々になっている
為に洋子に休日の間で!!っと頼んでおいた
武器を受け取り、まるで幼い子供の様に
はしゃぎながら士気を自ずと高め
火山地帯を踏み締める!!!



2月10日(土)

第五六七話 『武装-闇の核色-』(2.10.土)

「かふぁっ....けっ...なんでやねんな...。
僕の...肉体が耐え切れん言うんか?!?
...(『智明』...か....。)」
無理な召喚の代価は自らの肉体の損傷
だった、『貴弘』は吐血を繰り返しながら
漆(うるし)塗りの壁に背を持たれ智明を想う...
「ふっ...Don’t worry hiro ?
アナタの行為は無駄ではないわ...。
さぁ、もを一度Stand up しなさいな?」
傷心に浸る間も無く智明は『ルクレツァ』に
叩き起こされ再びその身を賭して
4大魔王の移し身体を生み出さんとする...が、
ドグシャッ!!
「ぐっぁつはっ!?!!」
…次の瞬間!!…
立ち上がった貴弘の腹部に異型な刃を
あしらった剣を背後から少女はまるで
それが喜ぶべき事の様に笑みをこぼしながら
突き立て真横の黒ずくめの人物へと
軽く視線を送る...。

「...おぃおぃ、そんなに差し込む
必要はないハズだが?
...同士を殺す気かね...?」
吹き上がる血飛沫に黒色の法衣を
受けた人物は少女へ静かにドスの効いた
声を掛ける...が、彼女は何事も
なかったかのようにーーー
「Sorry,馴れてなくって?
でも、死にはしませんわよ?」
挑発するように笑みをこぼしながら
返答すると剣に込めた“力”を抜き
そこから苦しむ貴弘を気にもかけず
何かを発動させる!!!
オオォオオオオオォォォッッッン!!!
「なっ...何なんや?...げふぁっ!?!
僕の身体に何かが...いや、これはっ!?!」
すると貴弘の傷口は怨念の黒い塊によって
塞がれ、同時に剣が抜き去られた...
「...さぁ、みなぎる力のまま
魔王達を解き放つが良い!!!」
「くッ...わーっとるわぁ!!!」
漆黒のマントを纏う人物の声に併せる様に
邪悪な力を唐突に増幅された彼は『S・C』
【サモン・カオス】によって遂に
蔭と共に魔王共を肉体を得て召喚させる!!!

…次の瞬間!!…
ジュヴァォオオオオッッ!!!
天井を突き破った彼らはそれぞれが
四肢を司る様に、とある場所へ移動した...
「...これで...僕の役目は一旦終わる...。
それにしてもなんやねん!?それはっ!!!」
「A-ha ? What is This ?
って事ネッ?...ふふっ...これは“核色
シリーズの一つ『闇の核色』よぉ〜ん。
暗黒儀式異血死期』【シャドォ・ファイス】
どぉ?すこぶる Feel so niceでしょ?」
剣にはめ込まれた漆黒の宝石が怪しく
鮮やかに宵闇に輝く...。



2月11日(日)

第五六八話 『武装-補強-』(2.11.日)

ヴぁるぉおおっっっん!!!!
巨大な暁(あかつき)に染まった門に呼び出された
4大魔王“リリス”“スルト”“アシュタロス”
“サタン”達は集い、自らの肉体を
門と融合させて行く...
「『甲斐』...おたくの読みは
流石に否定出来ないわよ...。
妾(ワラワ)によって封じられた性根によって
此処までの働きを行わせるなんてね?」
占い師の風貌をした人物は漆黒の闇に、
彼らが融合により照らし出される稲妻の様な
青白い閃光を間近で、その周囲数人の仲間達と
垣間見ながらマントを羽織った人物へと
ゆっくりとした口調で声を掛けた....
「........いや、本質だろう.....。」
すると、暫しの間を置いて彼は返事を返し
異形(いぎょう)な変化を遂げる門を眺める...
「けふらの目的も、後は御方の復活によって
成されるワケか...楽しみだな?」
横からヌッと姿を現したパジャマ姿の
青年は含み笑いを抑えながら言葉をこぼす
「朴もですよ....しかし、時に歪みの
合点に置いて特異な事も生じます...。」
便乗して口元まで着物で覆い隠した人物は
優しい口調で先を案ずる...しかし、
「あ”〜おれがいんだぜぇ?
だぁ〜いじょ〜ぶだぁ〜、それに兵隊くん達も
居んだろがぁ?」
バンダナを巻き付けた彼によって不安要素で
ある定義は打ち消され、同時に
「.....門は完成した.....。」
魔王達は門を媒体に一つに成った!!!

ヴァギィッッッン!!!
「砕け散りおった!?!」
突然!!役目を終えたように闇の宝石は
はめ込まれた場所で勢い良く亀裂を生じ
破裂した様に粉々に砕け散った....
「Oh-ッ my god〜ってねっ?
ふふっ、冗談ですの...この『闇の核色』は
意志により産み出している為に
役目を果たし意志を貫いて、壊れたのですわ。」
驚く彼を前に少女は無邪気に笑い
それを説明し、場を後にする...
「...怨念も体内から消えた筈だ...。
貴様の持つ『スキル』【特殊能力】による
召喚も可能だろう...では、少し休んでいろ...。」
同じように黒ずくめの人物も姿を消した....
「けっ...えっらそ-に!!...ぺっ....。」
残された『貴弘』は口内に残った血反吐を
吐き出すと、床に崩れ落ちた...。

「...行くのか?」
「Hit !!...まだやる事がありますの。」
彼女と同じく“核色”使いだった『ルクレツア』は
一同が訪れる次ぎ成る地へ何故か足を踏み出す...。



2月12日(月)

第五六九話 『武装-舞奏(ぶそう)-』(2.12.月)

活火山が連なる地『火山地帯』では
幻魔』との接触だけでは無く
火山をも人間そして、住人達に牙を剥いている...
「...溶岩の流れに乗って気やがったぞ!!!」
比較的安全な場所に存在する街『
(くれない)でさえ噴火した火山から流れる
溶岩が接近されれば瞬間に蒸発してしまう...
しかし、そこはこの街を護るーーー
「...どぃてなッ...『炎陣』...!!!」
統治者の1人が“能力”炎の障壁をある一定の
範囲まで出現させる事によって何時(いつ)も
住人達をマグマから退けていたの...だが、
[ぐひゃひゃひゃ〜〜〜!!!
実奈桐』【みなき】様のおっしゃって
いた通りだぜぃ!!!]
今回は、その其れとは違っていた!!
「やばぃ...『スキル』【特殊能力】の障壁を
突き破ってきやがるぞ!!!」
溶岩を受け止めている間に弱まった障壁を
突き抜け混紡を手にした赤鬼の様な
幻魔達が岩石をサーフボードにマグマを波に
見立てて街に目掛け突っ込み奇襲を仕掛ける!!!

バキャキャァァ〜〜〜ン!!!
サーフィンでもするかの様に余裕を
見せながら強襲する幻魔達は即座に
建物と人間&住民達を見せしめに破壊してゆく...
「おぃ....これで僕までが動いたら
やべえ!!...わかんだろ!?!
おめぇらの出番だ...。」
障壁を外せば溶岩によって全てが無に還して
しまう...統治者の指示の下に集まった
3人の男女は笑みをこぼしながら
ゆっくりとした足取りで外へと出て行く...
[ぎゃふぁっ!!!俺らの餌ぁっ!!!]
ドコッン!!!
「ぅぎゃぁっっ!?!」
脳ミソを混紡による打撃で飛び散らせながら
消滅する住人達...そんな惨(むご)い仕打ちを
与える幻魔達の前に3人はかったるそうに
生欠伸をしながら姿を現す....。

[能力者達か...面白い!!!]
メキョッ!!!
「汚い言葉遣いは感心出来ないなぁ...。」
混紡により殴り付けようとした幻魔が
動く速さよりも、より速く動いた彼らの1人は
掌薙(しょうてい)を顎から喰らわせると
圧倒的な強さを見せつけ
一撃の下に赤鬼を下し、そう言葉を残した....。



まだまだ続くのですぞッ!!



ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!



先を見るんッスねぇ〜!!


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