『Classification !!』2月編!!


↓にお話しは、増えて行きます。

別の日のお話しを見るッスか?




2月13日(火)

第五七〇話 『volcano〜紅練の舞〜』(2.13.火)

勇二』『京香』『智明』『春化
洋子』『光助』『知也』...
そして、まだ見果てぬ最後の1人を共に対を
成す者達と求め、争う日々は追うごとに
熾烈を極めて行く...更に
異界の闇覇者』達もそれぞれが
思惑の下に集い、静かに敵を待ち受けるモノ...
自ら足を踏み出すモノ...別個の意志が
交錯し、運命と呼ばれる糸を紡ぎ出す...
彼ら彼女らが全てを知った時、仇成す
5人は暗躍を続け液中に浮かぶ青年の
真の覚醒を誰より渇望する...絶望した世界を破壊し
新たなる新世界を制定せんが為に...
選ばれし者』と呼ばれる一同が
絶陽地帯』を訪れるまでの時も
もう僅(わず)かそれも計算の内としながら...。

火山地帯』の均衡が壊された
今まで統治者の『スキル』【特殊能力】は
街を護る為だけに使用していた、その為
一度でも一方に集中した“力”の障壁は
弱まってしまい鬼人型『幻魔』達の前に
尽く打ち破られ街はパニックのるつぼと
化してしまっていたのだ、が...
既にそれも考慮して
「弱いわねぇ...あんたらぁ〜
すっこしはやる気ぃ〜見せなさぃよぉおーっ?」
考えられたEXPERTの特殊能力者達が
3人、統治者の命により暴動が多発していた
街へと足を踏み出し、目の前の敵を
まるで赤子の手を捻るかの様に歪みへと
一気に沈めて行く!!!
[...ぎょひひっ!!!!
女なぁぁっっ!!!!]
「すきるぅ〜使うまでもないっての〜。
女ぁ?...名前でレディは呼ぶものよぉ〜ん?
ミス『クレヴァート』ってね?」
ジュアコォオオッッン!!!
赤いレザースーツを纏ったシルヴァー
グレーの長髪をなびかせながらドイツ人と
イタリア人とのハーフガール、クレヴァートは
手にした戦輪を投げずに逆刃を向け
赤神の鬼』【エボニー・ドール】の
喉元をかっ切り、現世へ送る!!!

「『ロヴァーツ』...次はキミがやるかぃ?」
腕組みをしている黒いレザーコートを
羽織った青年がしゃれたサングラスを掛けた
人物に軽いノリで誘う...すると、
「ランチキ騒ぎは御免だね....。
それに『クリストファー』君の
大地の蠢き』【レザト・マシ・オゥ】なら
この街のモノなど薙ぎ倒せるだろ?」
掛けているソレを直しながら几帳面に返答する
「ははぁん?それだったらクレヴァートの
愛故の接吻』【グィビー・ホーネスト】
のが、効率は良いだろぉ?」
「...卜(ぼく)達すら危ういのに、住民達を
皆殺しにする気かい?クリス?」
「Great!!それもそーだっな?」
2人は自分達だけの世界を創り出し
鼻にかかるジョークを飛ばしながら、片付けた
彼女を拍手で出迎えた....。



2月14日(水)

第五七一話 『volcano〜ランバダの花〜』(2.14.水)
(『勇二』くんBirth-Dayなのだ!!)

「ふふぁぁっぁ〜〜〜ん!!!
Beautifulぅうるるん。」
ご機嫌で敵を粗方たった一人で潰し終えた
彼女は喜声を上げながら仲間達の下へと
足早に向かう...が、
トスッ!!!とすすっっ!!!
「らら?...どうしてもウマク出来ないにゃん。」
…その瞬間!!!…
油断した彼女を狙い吹き矢を手にした
ネコ耳フードの少女は首筋を目掛け
速攻性の有る毒針を飛ばすもーーー
「っははははははっ!!!!
こりゃ〜傑作だね?『ロヴァーツ』!!!
見たかぃ?ふふっ、あのおかしな格好の
少女は『クレヴァート』をあんな腕前で
狙ったのさ?ぷっははははは!!!!」
真っ直ぐにすら飛ばせずに彼女とは
的外れな場所へと、それも針を重力落下に
よって落としてしまう....
「本当にあんたってぇ下品よね?」
金髪で短毛の青年『クリストファー』の笑い方に
コメントを残しクレヴァートは、少女に
挑発のポーズを贈る...。

「むきょ〜〜〜〜!!!
こけにされてマスね...ッ!!!」
中指を立て挑発するクレヴァートに
憤怒しながら建物の屋根から地表へ慎重に
降り立った少女は手にした武器を構える...
「あらぁ〜ん、お嬢ちゃんも敵なのぉん?
...『幻魔』とも思えないけど...おいた
するなら....生き地獄を味わぅん?」
しかし、背後へと彼女が回り耳元で
残酷な笑みを浮かべ囁くと
戦意を喪失した様にうなだれ膝を地面に
付けて倒れてしまう...
「ふぁ〜はぁ!!おぃおぃ....。
いたいけなファッキン・ジャップにそれは
ねぇだろ-?ふぁふぁっ、まぁいっかぁ?」
「...クリス、君のロリータぶりにも
困ったものだな?...行くぞ2人共...。」
様子を見てからかうクリストファーを
抑制しサングラスの青年は2人を引き連れ
統治者の下へ報告に向かおうとする
...が、しかしーーー
ズキュッッッッッン!!!
熱いカサノバ』【ボイル・ダンス】。
不意に立ち上がった少女がボソっと呟いた
と、同時に彼女の赤いレザースーツが
火炎で覆い尽くされ火ダルマと化す!!!

「“核色”目当てにあんたが来たから
時の合点が動いた...。
ってな感じだよなぁ?」
「その通りよぉ〜ん、ふふっ...。
相変わらずジェントル口調ね?
Yet,my Master...男勝りの
シュバィツア』...。」
統治者の御殿に訪問者が現れる...
けして訪れてはいけない少女が...。



2月15日(木)

第五七二話 『volcano〜忌みの記憶〜』(2.15.木)

「ぅぎゃぁぁぁぁっぁぁっっ!?!!」
ボヴァァォォッッッ!!!
火炎に突然!!その身が包み込まれ
断末魔とも思える悲鳴を上げる『クレイヴァー』は
それでもとっさの判断で地面を転がり
土の湿り気によって炎を沈下させる...
「...『クリストファー』用心しろ...。
パイロスターター』【火炎の能力者】だ...。
あの少女、喰わせ者だな...。」
「ふげるなよ...my best friendを
傷つけやがって...『ロヴァーツ』っ!!
クレヴァーを頼む...。」
地盤を動かし大地で包み込ませたのは
クリストファーの『スキル』だった...
彼は青筋を額に浮かべながらほくそ笑む
猫耳フードの少女を睨み付け
手首内側に装着した暗殺ナイフの刃を露に
疾風のごとく走り出した!!!

「『シュバィツア』...か、懐かしいな...。
そう呼ばれていたのは、あんたが
寝返ってから久しいよ...。」
混乱に乗じて『ルクレツァ』が静かに
御殿(ごてん)へ乗り込む...
「What ?...寝返る?〜ふふっ
貴方は役目で此処に存在するだけ...。
逆に支配者だったかもしれない
you達にそんな事をsayされる
すじあいは御座いませんのよぉ。」
使い勝手の解る内部構造...彼女は少しの
懐かしさと共に統治者の間へと
足を踏み入れ、そして対時する...
「ノエル...あんたが真実を知ったところで
何かが変わったのか?
...いや、変わってないから来たんだろぉ?」
「御託はタクサンですわ....。
核色”をお渡しなさいな?
...さもなくばーーー」
「さもなくば何なの?」
「貴方の大事な方々が、dieingに
なりますわ....。」
ルクレツァに『京香』の様に剣が受け渡された
その時の断片的な記憶の破片が
音もなく場に散乱して行く...。

「『熱いカノサノバ』【ボイル・ダンス】って〜
いつ見てもたのしゲなのよねぇ〜。
くすっ、金髪の彼もそこの子みたぃに〜
髪の毛ボンバーにしちゃぅう?
硫黄結合をめちゃめちゃ〜きゃっははは!!!」
「shut up !!!」
激昂したクリストファーへ火に油を
注ぐように言葉を放つ少女は物凄い速さで
攻撃を仕掛けようとする彼を前にしても
平然と立ち尽くし純粋な笑みを浮かべる...。



2月16日(金)

第五七三話 『volcano〜朱〜』(2.16.金)

ヴぁぼぉおおっっっ!!!!
「くすっ....すぷーきぃーなお子ちゃまネッ?
見えなかったんじゃなぃ?
にゃ〜が、『スキル』んを使ったにょが〜?」
『クリストファー』が刃を手首から押し出し
猫耳フードの少女を斬り裂こうとしたーーー
…その瞬間!!…
「あがっ!?!!(馬鹿なっ?!!)」
彼女の肌に刃が突き刺さる直前、突如
空中で彼の全身が炎上し
「にゃ〜の“能力”は本質ってのを
教えて貰ってから〜『みな』しゃんに〜
近くはなったにょ!!!」
あまりの出来事に対処し切れず、暫く
我を忘れて地面を転がり回る!!
カヒュッッッッッッン!!!
「お遊びも此処までだ? Just do it out,
....お嬢さん、卜の紹介はまだだったね?」
しかし、たったの腕の一振りで覆い尽くして
いた火炎を一瞬にしてサングラスの青年が
消し去り、それを外すと胸のポケットへと
しまい込み鋭い眼光で少女を威圧した...。

「きゃはははっ、あんた格好良いにょ!!
ブルーあいずね?...ふふっ、気に
入ったにょ!!...その蒼い瞳...。
にゃ〜のコレクションにするにょ!!!!」
ぼしゅぉおおおっっん!!!!
「無駄、既に君のスキルは見切っています。
Red eye’sのお嬢さん....。」
少女の笑い声のまま、再び発火が起きようと
する...が、しかし
スパッッッン!!!
「嘘!?!にゃ〜のスキルが発動しなーーー」
「もう一度受けなさい、そして許しを
請うが良い、2人にね....!!!」
何故かそれは防がれ逆に青年から放たれた
風らしき刃によって少女の身体は切り刻まれ
駄目押しの一撃が彼女を襲う、だがーーー
ボォオオゴォオオッッッッ!!!
「ぐがふぁっ....ちきしょぉおおおお!!!!
てめぇのせ-でよぉ...にゃ〜様の
美しい美徳の〜〜〜〜めぇん玉がぁぁ
焼けちまったじゃぁねぇっっかぁぁっ!!!?
あぁ?!ど-してくれんだよぉおおお!!!」
「ふっ、下等な...自らのBloodを
媒介に火炎を呼び出し、卜の刃斬と
この拳によるattackを防いだ...か、
しかし、二度は出来ない諸行だ...。
Go to Hell,消えろ!!!」
自らの血液を代償に火炎を呼び出した
彼女は発狂しつつもそれにより拳から身を
遠ざける、も...代わりに重度の火傷を
負ってしまい焼けただれ、とろける皮膚を
目の当たりにして彼への憎しみを募らせる!!!
「...はぁっっっん?....もぉ〜〜〜
絶対、にゃ〜はあんたのメン玉貰うわよぉ...
全力でやるにゃ〜....。」
そして、ダメージを受けた事で本性を露にした
少女はまるで生きた死体の様な不気味な姿に
なりながらも笑みをこぼし彼と対時する....。

「今のあんたにただでヨコすと
思っているのかぁ?」
「さぁ、力ずくってのも悪くはないわぁん。
...貴方をKillするワケにも
いかないのよ...どうする?」
緊迫する空気が場に漂い、一瞬即発の
勢いすらみせる...そして、先に動いたのは
「その特権をいかすにきまってーーー」
意外にも『ルクレツァ』の方だった...。



まだまだ続くのですぞッ!!



ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!



先を見るんッスねぇ〜!!


他の項目を見るッスか?

最初に戻ちゃうの?



このページは GeoCitiesだよ〜 無料ホームページを見てねッ!