『Classification !!』2月編!!


↓にお話しは、増えて行きます。

別の日のお話しを見るッスか?




2月17日(土)

第五七四話 『volcano〜忌みの追憶〜』(2.17.土)

勇二』『京香』『智明』『春化
洋子』『光助』『知也』達と
同じくして動き出した『異界の闇覇者』達
彼らも目的の為に命を削り、今...
「統治者は殺せない...しかし(But,)、
ならば永久に封じれば良い....いや、
それが前回までのMyself JOB
だったのだから...。」
その一人『ルクレツァ』が騒動に
便乗し統治者である『シュバィツア』の下を
ある物質を手に入れる為に敵として訪れた...
「どうしてもなのかぁ!?!
ノエル!!!...あんた、あんなに優しかった
じゃないか....ぁぁっ!!!」
...手渡された細身の凪ナタの様な刀...
「What ? これはーーー
Japanese Sword ?!?」
そこには初めてみる文化の刀を
手に入れ飛び跳ねて喜ぶ
金髪の学生服に身を包んだ少女が居た...
「そぉだぜぇーえっ!...あんたには、
特別だっ!餞別(せんべつ)に持って行きなぁ?
明日...旅立つンだろぉ?...。」
彼女は少し寂しそうに呟くと、返事を
頷いてから返したノエルを軽く抱き締め
「...Don’t be mind ...。」
「あぁ、あんたはあんたの役目があるんだ...。
さよならは言わないさ?」
別れを惜しみながら部屋へと戻した...。

ノエル...ノエル...聴こえるでしょ...。
ノエル...妾の声のままに...来るのよぉ...。

深夜、何者かに名前を呼ばれるような
感覚を覚え起き上がった彼女は
窓から外へと抜け出した...
「Hey !! Who are You ? ,
Why do you say
calling mine ?!?」
火山地帯』の地面は酷く冷たく
裸足のままで思わず駆け出した彼女は
月夜を受けて妖しく自らの名を手招きをする
様に呼び続ける
ジプシーの様な格好の人物を問い詰めた...
「...おたくに適性遺伝子資質が見られた...。
妾に付いて来ると良い...世界の理を
教えましょう...同士も待っているわよ?
どうする...What do you mean ?」
すると占い師の様な人物は彼女を誘(いざな)い
神秘的な笑みを浮かべた...
「...OK...I move...。
(どうしてかしら...この人の言葉には
信ぴょう性が...有る...。)」
そして、この夜を堺にルクレツァは剣や服と
共に火山地帯から姿を消す...今の彼女には
勿論、占い師の記憶等は存在しない...
それすらも操作されているのだから...。

スキル』【特殊能力】を使うまでもなく
鬼人型『幻魔』『赤神の鬼
【エボニー・ドール】達を次々と倒していた
赤いレザースーツに身を纏、シルヴァーグレーの
長髪を振りまきながら高飛車な物の言い方をする
ミス『クレヴァート』は思わぬ事態に
遭遇する...猫の耳を型どったフードを
スっポリと頭から被る少女に全身を焼き焦がされ
歪みへ沈み、死ぬ手前で黒いレザーコートを
羽織った青年『クリストファー』の
大地の蠢き』【レザト・マシ・オゥ】が
彼女を救う...が、同じく彼も破れ
残るはたった一人サングラスを掛けて
堂々と立ち尽くす『ロヴァーツ』のみと
なってしまった...しかし、彼は逆転劇を魅せ
少女を追い詰めたかに見えた...だが、しかし
「にゃ〜の本当のコレの恐ろしさ...。
喰らぅがぃいのよぉ...。」
少女にとって真の闘いは此処からだった!!!



2月18日(日)

第五七五話 『volcano〜体内の色〜』(2.18.日)

「『熱いカサノバ』【ボイル・ダンス】....。
ふふっ、グラさんの君はこれに
気付いてたんだにょ〜?」
ボヴァッッッ!!!
少女と対時する『ロヴァーツ』はサングラスの
位置を直すと今、少女が焼き払った
民家の屋根を見つめ、返答した
「...オフコース、勿論だね...。
Youの“能力”はパイロスタータだと
思い込むと負ける...何故なら君のソレには
仕掛があったから。」
「にゃ〜がもぉ君を焼き殺せないっと
考えているから〜そんなに悠長なのね〜。
クスッお馬鹿さん...。」
「What ?」
しかし彼の答えを聞くなり馬鹿にした様な
口調で返事を贈り彼女は、焼け落ちて
剥がれて行く皮膚を徐に掻きむしりながら
「ぅふ、にゃ〜の能力範囲は1〜2kmあるか
ないかってとこにゃの、でもねぇ〜
それだけアレば赤は尽きないわよねぇ〜!!!」
醜悪な笑みを浮かべ『スキル』を発動
させんとするーーーが、
…次の瞬間!!!…
「それ自体が無駄な足掻きだ、girl ?
お見せしよう...我が天使の歌声...。」
ロヴァーツの声に併せ突如、襲いかかる
音速の刃によって全身が再び切り裂かれる!!!

ジュシュパァァァッッッン!!!
「かっ!!?ーーーふぁっ!?!
小量のダメージのクセにぃーーー
質が悪いにょっぉ〜!?!」
青年が声を張り上げた瞬間に音速の見えざる刃が
少女のボロボロな身体を更に切り刻む!!
「どうかな?卜の美声は?」
ゆっくりと足を踏み出し少女へと
接近してゆくロヴァーツは得意そうな
笑みを浮かべながら眼前にたちはだかる、と
ドゴスッ!!
「ぎゃがっふぁ!?!」
徐に革靴で彼女の腹部を蹴り上げ、浮いた所で
民家の壁に向かってそこから蹴り飛ばす...
「ははっ、冗談がすぎる...。
君は卜のFriend’Sをこけにして
くれた...これは裁きだね、神の。」
サングラスの裏に隠した狂気に満ちた
眼光は少女を捕らえ離さない
「...。」
しかし、ボソっと彼女が壁に持たれ
何かを、血反吐を吐きながら呟いたーーー
…その瞬間!!!…
ヴぁぼぉおおっっ!!!!
追撃を繰り出そうとしていたロヴァーツの身体が
全身では無く、内部から燃え上がる!!!

「ふぁっがぁっっ!?!!」
火炎に内側から焼き焦がされて行く痛みに
狂気乱舞するロヴァーツを前にし、邪悪な
笑みをこぼす少女は、
「体内って〜何色にょ?
にゃはは、にゃ〜のスキルは赤だったら
そこの箇所に炎を呼べる“力”って
知ってたでしょ?...にゃはは、君の敗因は
油断大敵火がぼーぼーなにょだぁ!!!」
そう言い放つと、冷たい見下した視線で
内部から灰と化して行く彼の様子を眺めた...。



2月19日(月)

第五七六話 『volcano〜セイヴ・ミー〜』(2.19.月)

「あがっっぱぁっ!?!」
燃え盛る炎はやがてもがく彼の外側も
包み込もうと猛威を奮う...が、
「...『水の核色』発動!!!」
じゅぱぁっっっっん!!!
「に”ゃ?にぃ〜〜〜っ!?!」
…次の瞬間!!!…
上空から大量の真水が『ロヴァーツ』へと注がれ
彼は事無きを得る...
「かっ...かっはぁ....。」
「馬鹿な!?!にゃ〜の『熱いカサノバ』
【ボイル・ダンス】によって起きた〜
炎が掻き消されたにゃんてぇっっ!?!」
突然の出来事に思わず叫ぶ彼女は
不意に剣を手にした背の高い少女を目にする...
「...“特殊能力者”か...しかし、どう見ても
君は邪悪な意志の方面の奴のようだ...。
遠慮なく始末する...!!!」
「そっ...そんなバカにゃぁっ!?!!」
ジャコォッッッン!!!
とっさに彼女が両腕を交差させ剣による
斬撃を防いでいなければ一気に頭を
カチ割れて即死していただろが、しかしーーー
「...蜥蜴の尻尾切りってワケか...。」
その代償として両腕を失い頭部を裂傷した
筈だった、だが...
「...げふぉっ...追え...誰か...はぁ...
知らないが...奴を逃がせば...まずぃ...事に...。」
普通では瀕死の傷を負ったにも関わらず
少女は民家の屋根へ飛び上がると同時に
大声で奇声とも思える声を張り上げ
禁断の『スキル』使用を告げる!!!

「にゃははははっっ!!!こ-なったらぁ!!
この地帯、燃やせる全てを炎上させて
やるにゃぁぁっぁーーーーー」
自らの敗北を悟った猫耳フードを被る
少女『南目』【みなみめ】は
屋根から助走を付け勢い良く飛び出すと
同時に切り札を発動し、『火山地帯』半径
数キロに渡り火炎を呼び出して火山活動の
活発化を計り、諸共の絶命覚悟で宙を舞う!!
だが、しかしーーー
…その瞬間!!!…
ドキュァァァァッッッン!!!
「勝手な真似ーーーーするんじゃぁ〜
ねぇわよ?...“Gun for Gun's”〜〜〜
青龍の嘆き』【ディープ・サブマージ】ぃい!!」
高圧力により圧縮されたどんな鉱物をも
貫く水の弾丸が茂みから打ち放たれ
南目の身体を正確無比に打ち抜いた!!!

「のべっ!!?...にゃ〜が????
ぅそぉ!?...いやぁ...痛いのわっぁぁ!?!
痛いのはいやぁっぁあっっ!!!!!」
絶叫を上げながら最後の手立ても打ち壊された
少女は体内を巡る痛みに失禁等を繰り返し
穏やかな歪みへと静かに沈んで行った...
「...火山噴火から全員がバラバラに
なってしまったからな...。」
「あぁ、でも彼らの事だからへ-きだとは
思うけど...今は、彼らの手当が必要だね。」
2人の少女は重傷の3人を各々がスキルで
即座に癒すと彼らと共に統治者の待つ
御殿へ足を向けた...。



2月20日(火)

第五七七話 『Volcano〜ジューダス・ペイン〜』(2.20.火)

しゅかぁっっっっん!!!!
「永遠の闇をさ迷いなさい...サヨナラ...
Good Bye,『シュバィツア』...。」
背負ってしまった運命を呪いながら
『ルクレツァ』は『闇の核色』による
呪縛を発動、統治者を殺さず壊した...
「...あっ...あぁ...。」
自我の崩壊を来した彼女を置いて
ルクレツァは“核色”の導きのまま
真っ赤に輝くルビーの様な宝石を
その手にした...
「そう...自らの体内に封じていたの...。
...死にはしないわ...。」
ジュパッッッン!!
シュバイツアの胸を斬り裂いて...。

「...何をしている!!!」
不意に戸部屋の襖(ふすま)が開かれ
そこへ3人から先に場所を聞き出し訪れた
2人の少女が姿を現す
「貴様は...あの時の外人女ぁっ!!!」
「何だ、意外に早かったのですわねぇん?
Myの事をMemoryなさっていて下さって
いて、光栄ですわ...ふふっ、でも
一足遅かったですわネ〜ッ!!!」
雪原地帯』での激闘を思い起こし
武者震いを起こす少女はルクレツァを
睨み付け、思わず手にしていた拳銃を向ける...
「...そうか...貴方もあたしらに
対を成す存在って奴か...。
』と同じ感じがするから
良く解るよ...。」
前に似た感覚をルクレツァから感じた
彼女は徐に呟くと手にしたモノを目にし
驚愕の表情を浮かべた...。

「決着...此処で付けても構わないよな?」
「...そうですわね...my color’sの
威力も試したい事ですし...良いでしょう。
お望み通りそこの中庭で相手をしますわぁ!!」
最後の核色を手にしたルクレツァは、わざと
彼女の挑発に乗るとその“力”を試す為に
中庭へと足を踏み出し、何故彼女が
自分と同じく核色らしきモノを手にしているのか
困惑する少女を置いて、決闘を開始した!!



まだまだ続くのですぞッ!!



ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!



先を見るんッスねぇ〜!!


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