『Classification !!』3月編!!


↓にお話しは、増えて行きます。

別の日のお話しを見るッスか?




3月17日(土)

第六〇二話 『痛みの重さheptadeca〓アロマティック〓』(3.17.土)

春化』『光助』『知也』らが
灰からの復活』【マーダ・ウェイク】を
使う『剛池』や、『獄赤の噴液
【クレバート】と対時していた、その時
グラィヴ』でも『勇二
智明』達の前にも外人の少年...
敵側の『スキルマスター』【特殊能力者】が
唐突にその姿を現し襲い掛かる!!
「んな分厚いもん持って...俺様の斬撃を
避けようとしたんかぃ!!!」
ぷしゅっっ!!!!
ラッキー』の腹部に収まっていた
聖書が初刀を受け流し纏っていた法衣だけに
傷を負った事に彼は感謝しながらまた嫌に
陽気に飛びかかろうとする...が、
…次の瞬間!!!…
真紅の斬首刀で自らの手の甲を十字に
斬り裂いた智明はスキルを発動し再び
迎撃姿勢に入るの...だが、
ハプッッッッゥン!!!
「HaーっHaっっ!!!!
My フェノメン...喰らうがイイネッ!!!」
それよりも先に放たれた何かの粉が
場の2人に降り掛かる!!!

「げふぉっ....ボク、粉系苦手〜(汗)」
むせる勇二はたまらず太い指で口を押さえ
粉を吸い込まないように呼吸を行う...
だが、しかし時は既に遅く少年の術中に
一同は掛かっていた...
「っぅうっ!?!臭っ!!!!!
なっ...なにゃねん?!鼻がヘシ曲がりゅ...。
(まともに喋れないやと?!?)」
血化陣』による迎撃を喰らわそうと
自らを傷付けた智明だった...が、
「ふぅん、Nice Smellのよーですネッ?」
特殊能力を発動しようとした際に突然!!
前触れもなく漂い出した
気が狂いそうな程、異常なまでの悪臭を鼻と口で
吸い込み悶絶して攻撃するどころでは
無くなってしまう!!
「げっはっ...ごほごほっ!!!
(なっ...何、この気持ち悪い匂い...。
息も出来ないよぉ〜!!!)」
同じように散布された粉を小量であっても
吸い込んでしまった勇二も唐突な異臭に
襲われ呼吸さえもままならぬ生き地獄を
味わい苦しみ悶える...
「『激匂香』【アロマティック・メンフィス】
これがMy Skillだヨッ?」
もがく様を見下ろしながら少年は星型の
トレードマーク(解り易い目印の意。)が
付属された杖による打撃を打ち放つ!!!

めきゃっっ!!!
「ぐゎつ!!?!...こっこぃつ
容赦なし...げふぁ...やないかぁ...!!!」
直撃は避けたものの斬首刀をあまりの激臭に
屈服し落としてしまっていた為、
防御した左腕の骨をへし折られてしまう!!
「げぇ...智明...!!!」
「ふっふ〜ん、ALL Murderで-ス!!!」
ドグシャッ!!!
しかも、再び降り下ろされた杖が狙った先は
同じ折れた箇所だった..えげつないラッキーの
攻撃の前に手足も出せずにメッタ打ちにされる
智明...しかし、嗅覚を支配された彼らには
身動きすら難しい状況下に置かれていた...
そして更なる恐怖が襲いかかる!!!



3月18日(日)

第六〇三話 『痛みの重さoctadeca〓押し迫る死〓』(3.18.日)

ボキャァッッン!!!
「げふぁっ...あんまし俺様を...嘗めんなぁ!!
....ーーー〜〜〜っっっ『血化陣』!!!」
不意に杖でメッタ打ちにされ続けていた
『智明』の反撃が開始された!!
ドッスススッッ!!!
「Why !!?」
折れ粉々に砕かれた左腕を犠牲に彼は
星型の杖による攻撃を受け止めるとーーー
「アホか?これだけ痛みを貰ぇやぁ〜よぉ?
何処の馬鹿だろぉ〜がっ臭いも感じへんわっっ!!」
痛覚神経が嗅覚を一時的に麻痺させた
その間を逃さず『スキル』を発動させた
智明は全身に溢れる血液を針状に超至近距離から
ためらう事無く非情に打ち放つ!!!
「ぅゎげっ...す...すごい...零式...だ!!」
思わず声を漏らす『勇二』だった...が、
唐突に訪れた奇妙な眩暈(めまい)と臭いに煽(あお)られ
ついには場に尻餅を付いてしまう...そして、
「なるほど...これがYOUがHereまで
Comeる事が出来たーーー
Reasonか、でももう遅いヨッ!!!」
それと同時に異常な光景が智明の前に広がる...。

「『激匂香』【アロマティック・フェノメン】とか
言うん...お前のげふぁっ....スキルは、
一体...なんっ...せやけど...まだそれに以前に!!!
ガキィ!!お前何でまだ生きとるんや!?!」
智明の血化陣による零距離からの反撃によって
もう聖書も腹部に収めてもいない
『ラッキー』は全身のあらゆる箇所をその
真紅の針で貫かれながらも平気で陽気な笑みを
こぼし不意に訪れた彼らの変調を見届ける...と、
ずるっっ...ぴちゃぴちゃ...。
「HuuuuーーーーっっっっMMuッ!!!
コリコリしてたんだヨ、My Body is
No Pain,OK ?」
無闇に動かせば致命傷は避けられぬ
針山から自らを抜き去り唖然とする智明へ
そう明るく言い放った...
「ぅう!?!....気持ち...ゎっ...る!?!
(なっ...こ-ふ-ぶひゃー...息が???)」
激臭から身を守るには呼吸を出来だけ行わず
最小限の厳選した空気を肺に取り入れれば
良いと、悟っていた勇二だった...だが、
…次の瞬間!!!…
「無駄だよ?...My Skillにはある
オマケがあるのさ...吸い込んだら最後...。
体内のOを全て
連鎖破壊(CHAIN Destruction)する
って言うねぇ...。」
少年のスキルの真価を直に味わい呼吸困難に
襲われながらも激臭を嗅ぐわけにもいかない
真の恐怖が訪れていた...。

同じく智明も痛みよりも酷い異臭が全身を
包み込み呼吸が出来ず、その間にも
体内の酸素は破壊され供給の行えない赤血球からも
次第にその数を減らされた酸欠よりも恐ろしい
最悪状況下へと追い込まれてしまう...
「くっ...げふぁっ...ぅんな...バカーーー」
「もう黙ってdieしなヨッ!!!」
そして陽気な少年から弱った彼らを狙った
最後の追撃が繰り出されんとする!!!



3月19日(月)

第六〇四話 『痛みの重さnonadeca〓その一穿(いっせん)〓』(3.19.月)

溶岩型『幻魔』『獄赤の噴液』【クレバート】を
撃破しようとする一同の前に障壁として立ち塞がる
『剛池』は既に自らの意志で痛みを取り払われた
事自体を利用し『灰からの復活』【ウェイク・マーダ】に
よって不死身の肉体を得たかの様に無限な
復元を繰り返し更に、
「...くはははっ!!!ムダ無駄ッ!!!!
俺の前には生者は立てねぇなぁ?
全てが死者である静寂以外っっ!!!」
その特殊能力が“力”で復元した周囲の
クレバートによって殺された町人等を忠実な
僕(しもべ)として甦らせ人海戦術じみた
攻撃を繰り返す!!!ーーーーが、しかし
きゅぉおおおおおおっっ!!!
「...そう、それなら話しは早かったのよ?」
不意に『霊聖坤』へと、今有る限り
最大出力で霊力を込めて行く『春化』は、
「あぁ?!?」
強気で彼に向かい言い放つと左右の2人に
横目で合図を送る!!

「ちぃ...はぁはぁ...オレ、体力が
不足してんのに...初めて後悔してるぜ...。
ハルカ...お前に任せる...!!」
肩で呼吸をしながら『知也』は、視線に
静かに頷く...
「ふぅ〜、やっぱ『勇二』達じゃここは
きつかったね...オレっちも乗るかんな!!!」
同じく『光助』もハルカの合図を読み取り
呟くと再び短刃を構えーーー
ズギャァッッン!!!
「何をしようとも...俺のスキルには
太刀打ち出来ないねぇっっ!!!
ムクロ共よ!!俺を守れ!!!」
敵陣に向かい走り出す!!!
「『散来撃』ィぃいっっ!!」
ドギャッッ!!!
各自の攻撃が開始され、その絶対値を
確実に減らす術がまだ確実ではないまま
ハルカの自信に満ちた笑みを信じ
2人は剛池までの道のりを築いて行く!!!

「....二人ともありがとう...。
この一撃で全てを終わらせる!!!」
坤に込められた刃が青白味を帯びて
妖艶(ようえん)に輝きハルカはこの一撃に
全てを賭す様に屍の道のりを走りながら
敵スキルマスターが懐(ふところ)へと飛び込みーーー
「同じだぁ!!結果、俺は死なねぇっ!!!」
「...同じなもんですか、貴方は...もう
死者なのでしょう?言い忘れてたわ...私
そう言った悪霊を払うのが専門ですの!!!」
バギュルルルォオオッッッン!!!!
浄化し穿つ一閃を撃ち放つ!!!



3月20日(火)

第六〇五話 『痛みの重さeicosa〓Melty〓』(3.20.火)

ゴギョパァッ!!!
「げぱぁっ!?!...けっげっふぁふぁ!!!
無駄だぁムダーーっ俺のにくたぃーーーぐっ?」
強大な霊力を秘めた一閃は『剛池』に直撃を果たすと
その凄まじい威力を見せつけるかの様に
迫圧で更に火山洞穴奥まで吹き飛ばす!!...だが、
「『ハルカ』...それじゃあ...。」
「二の舞って、そうか...『トモ』...。
オレっちらの勝ちだと思うよ?」
どぐしゃっ!!!
先と同じく表壁へと身体を叩き付けられた
だけで浄化の技すら効果無く再び強気な
発言をかました春化へ襲い掛からんとする!!!

だが、しかしーーー
…次の瞬間!!!…
パシュギュシュッッ!!!!
「な?にぃ!!!?」
「『プリンセス・ハンター』の真の攻撃を
受けて無事なハズないでしょ?
それから....浄化完了!!!」
表壁から落ちた剛池が立ち上がった
その場は何と『赤獄の噴液』【クレバート】が
根城としていた溶岩の内部だった...が、
「ひゃっははは!!そんな甘い作戦でーーー」
痛みを凌駕した肉体はドロドロに融けて行く
それすらも即座に『スキル』の“力”で
復元しようとする...。

ジュパァァッンッ!!!
しかし突然!!剛池の身体から光り輝く閃光が
唐突に発されーーー
…その瞬間!!…
「うぎゃぁっぁあっ!?!!!」
同時に内部爆発に近い現象が巻き起こり
真下の溶岩型『幻魔』ごと彼の身体は吹っ飛び
一気に歪みへと消失する!!!



まだまだ続くのですぞッ!!



ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!



先を見るんッスねぇ〜!!


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