『Classification !!』4月編!!


↓にお話しは、増えて行きます。

別の日のお話しを見るッスか?




4月9日(月)

第六二五話 『痛みの重さuncoisa〓死を誘(いざな)う蜜〓』(4.9.月)

火山地帯』全体を支配する者が
棲(す)みかとする『レッド・ドラゴン・ヘッド
【赤竜の口】へ突入し内部に存在する
館へと乗り込んだ7人の前に痛感を
売り払う事で従属した『クレヴァート
クリストファー』『ロヴァーツ』の
スキルマスター』【特殊能力者】3人が
立ち塞がる、すると4人を先へ進ませ...残る
洋子』『光助』『知也』達が
各々を相手取り合意の下で死闘を開始した!!
「なっ!?!(震えが止まらない...。)」
クレアの周囲から唐突に発せられた
甘い蜂蜜の様な香りを鼻にした
彼女の身体は直後、硬直し続いて震えと共に
全身を針で突き刺される程度の鋭い痛みを感じ始める...
「ふふっんMy baby,
How do you feel ?
オゥっ...どうかしらぁん?,My Skillに
よる浸食は?」
やがて痛みに耐え切れず床に崩れ落ちた
洋子はのた打ち回り呼吸を荒だて
見下した様な視線を送るクレアを睨む...が、
「ぐぎゃぁぁっっっっ...うっ...クぎゃっ!!!」
まったく動じる事も無く彼女は
嘲笑混じりにこう言い放つと
「スズメ蜂...Killer Beeに匹敵する
毒素をYouは吸い込んだのよぉん?
だから、もう助からないわぁん、でもね
直(じか)に殺してあげるから有り難く思ってよ?!」
再び足底に装備された棘によって
確実な死を与えんとする!!!

ドグシャッッ!!!
「顎は砕けそこなったが、もうお前は
立ち上がれねぇよ?」
トモの顔面を捕らえた打撃によって
勢い任せに背後の壁にまで吹っ飛ばされの...だが
「...クレアの被害が広がる前に
卜らも退避しなくては...?
あぁ、でも...もう良いのかな...。」
軽く背中で亀裂まで生み出す程の威力があった
それを受けても尚、平然とその場から
青年は立ち上がると殴られた衝撃で
砕かれてしまったサングラスを取り去り
投げ捨てて黄金に輝く瞳を露に呟き笑みをこぼす
「馬鹿な!?!...オレの渾身で放った
一撃が軽くイナされた...いや、効果は
あった...しかし、お前まさか...!!!」
ロィの異常な様子に気付いたトモは
』の言葉を思い出し思わず叫ぶ
「...そうか君達は既にknowしているの
だったな...当たっているだろ-よ?」
「痛みを感じない...!!」
すると、青年は面白くなさそうに両手を
“お手上げ”の様な仕草で上げ視線を飛ばした...。

ねちゃねちゃねちゃちゃっっ!!!
「あ”〜マジで動けない〜しかも...何か、
金属が腐った臭いまでするし...。」
クリスの“能力”に捕らわれた青年は
足場を封じられたまま作戦を練ろうとする...も、
「この刃の糧になりなぁっっ!!!」
既に迫り来る彼が
ゆっくりと手に握る左右の小刀に警戒しつつ
歩み寄りながら、確実に速度を上げて
暗殺用ナイフを装備し襲いかかるーーーだが、しかし
…その瞬間!!!…
ザギュァァッッッッン!!!
「ごめん、手加減...今は出来ないかも〜!!!」
光助が手にした歯刃が怪しく輝き
閃光を放ったセツナ、青年を返り伐つ!!!



4月10日(火)

第六二六話 『痛みの重さdicoisa〓声が聞こえますか?〓』(4.10.火)

「ヴぇえふぇっ!!?!...ーーー〜〜〜
それは、何だ?...fearしている...
俺が?この俺様がぁ!?!」
絶剣の小刀』“神刃”と“妖刃”に
秘められた“力”の影が少しだけほのめき
痛感が無くなった筈の『クリストファー』だった...が、
「...彼が消え去ってから...。
久しぶりに手にしたよ...本来の姿とは
異なるけど...オレっちにはこの制御された状態
丁度良い...あぁ、痛感戻ってんだろ?」
何かを懐かしみ思い浮かべる『光助』の
言葉で消し去った痛みを感じ
「ぎィっ!?そんな?ありえない!!
Fack off,このクソがぁっ!!!」
何時の間にか胸を深く十字に切り刻まれた
切り傷を片手で当てがいながら彼は
背後から光助を狙い“能力”の付加した
恐るべき隠しナイフで飛びかかる...が、
…次の瞬間!!…
かひゅっっっん!!!
不気味な静けさが場を包み込むと上空から
青年が何事も無かったかの様に光助の真横へと降り立ち
徐に床へ崩れ落ちて行く...
「だから言ったじゃん、オレっちこれを
手にしてる時は手加減出来ないんだって、さ?」
そして、そんな青年の最後を目にするまでも
なく言葉を放った彼の両側には真二つに
叩き斬られてしまったクリスの無惨な姿があった...。

「痛感が無くなったトコでーーーっ
洞窟の奴みたぃな能力じゃないんだろっっ!!
不死身じゃない奴以外はオレっちには
人海遠距離系じゃ勝てないんだよぉ!!!」
ザジュパァッッ!!!
肉体回復系の『スキル』では無い事を
確信していた『知也』は叫びながら
連続攻撃を打ち放たんとする、しかし
「...馬鹿の一つ覚えか?
卜の前には直接攻撃系の君の様な人材は
明らかにフリなんだよ...Just do it,
それだけでどうにかなると思うな!!!」
それを前にしても微動だにしない
『ロィ』は同じように叫び見えない何かで
彼の身体を再度切り刻む!!!
「さっ...さっきよりも力が...威力が上がっている...?
近距離至近型...なハズねぇんだけど...。
(この謎を取り払わねぇと流石にやべぇ...!!)」
当然、謎のまま理解出来ないスキルを
受け続ければその傷一つ一つは大した事ではない
ものの重なり体力が一方的に削られて行く
「ん?...ほぉ、さきまでの機敏さはもう
ないか...まぁ当然だな、そんなに
切り刻まれてはな?」
しかも打開策も無いまま遂に彼の肉体は
出血と痛みでショック状態となりつつ有り、
限界を迎えんとしていた!!

「ぜぇふぁっ...ちぃこれじゃあゾナハびょ-
見てぇじゃねぇかぁ...へっ...。
奴の能力が見極められないなんて...ん?」
不意にトモは自分の呼吸が荒くなって
いる様に見上げた青年の息も乱れている事に
気付き疑問を浮かべた...
「...消えろぉおお!!!!」
バシュアァァッッァッッ!!!
そして、彼は即座にその答えを導き出すと
「なる程、そ-言う事かよ?」
直線的にしか攻撃が放たれていない事を見切り
初めてロィの攻撃を避け去った!!!



4月11日(水)

第六二七話 『痛みの重さtetracoisa〓Can't seen But,can see !!〓』(4.11.水)

ずささささっっ!!!
「...Why ?...何故避ける事が...。
まぁ良い...まぐれにせよ...Lucky boyで
ある事は確かだがな?」
間一髪の所で『ロィ』の『スキル』による
攻撃から身をかわした『知也』は
何かの確信を得て、足場から勢いを付け
踏み込み青年と直線上に並ばぬ様に
自ら仕掛けに掛かる、するとーーー
「ひぃっさつ必中ッッ『ヴレイジング・ナックル
【烈風光弾】ぅっっっ!!!」
今までの劣性が嘘だったのでは?っと思わせる程の
見事な逆転劇を魅せ
…次の瞬間!!…
ドキャァッッ!!!
「のヴぁっ!?!」
生身の拳による必殺撃を再び顔面に喰らせる事に成功した!!!

「...ペッ...あぁ〜あ、口ん中切れ
ちゃんてんじゃねぇか...ったく、
ネタがバレりゃぁ〜その程度なんだよな?」
既に見切った“能力”を卑下(ひげ)し
挑発するように手招きするトモ、完全に
状況は一転しロィが追い詰められられて行く...
「痛みを感じないと言うのも不便なモノなのかも
知れないな...しかし、ふふっ...。
面白いな?卜のソレを見切るとはね?」
だが、青年は相も変わらぬ表情のまま
吹き出した吐血を掃き捨て立ち上がると
何故か愉しそうな笑みを浮かべた...
「?...お前...マゾ???
(...にしても、こいつ...。)」
すると、それを見て感じ取った言葉を即座に放った後
彼はロィの顔から言い知れぬ悲しみを受ける...。

「お前って、もちっと頭が良かったら
恐ろしい能力の使い手だったのなぁ〜。」
歪みへと消える、今その手にした小刀で
叩き斬った死骸を見て呟くと同時に周囲を見回し
「それにしても...他も片付いたかなぁ?」
刃を納め仲間の結果を知ろうとする...。



4月12日(木)

第六二八話 『痛みの重さpentacoisa〓報われる死〓』(4.12.木)

どしゅっっ!!!
「CRAZY!?!」
『洋子』へ再び向けられた足底棘付きの
ブーツによる踏みつけが物凄い勢いで
降ろされようとしたーーー
…その瞬間!!…
ぷしゅあっっっぁっっ!!!!
「...はっははっ...ぼくも嘘みたぃだよ...。
こんな事が出来る勇気もぼくは手にして
いたんだな...。」
鮮血が彼女の左腕から噴水の様に舞い上がり
今、右手にしたナイフで斬り裂いた傷による
急激な痛みでほんの一瞬身体の神経を
逸(そ)らし、同時に攻撃を転がりながら
避け去り、そして更に一時の隙を創り出す!!!

「あんたの“能力”にぼくは覚悟が
なければコレは臨(のぞ)めなかった...。
空間断裂っっっ“スレイヴァー・スピリッツ”!!!」
ズバシュッッッン!!!!
彼女の無謀な賭けは結果、道を切り開き
「ぅっっ、しかしそんな掠り傷一つでーーー」
目の前の敵を完全に粉砕した!!
「悪いな?そのナイフによって少しでも
攻撃を受ければ空間の歪(ひず)みに
吸収され内側から消滅する...Good Bye
ミス...『クレヴァート』...。」
「...そう、さよなら...。」
ギュパァッッン!!!
些細な傷口から内側へと吸い込まれる様に
姿を消し去り歪みに沈んだ彼女は
移行の際、何故かそれまでのクレアとは
意に反する静かな表情を浮かべていた...。

「...決着って奴だな...。
卜もこんな所で終わるワケには
いかなのだよ...消えろ!!!!」
「それはこっちも同じなんだよな?
同じ技で来るんだろ...?
無駄だってのな?....でもよ行くぜ!!!」
そして、この二人にも決着の時が訪れようとしている!!



まだまだ続くのですぞッ!!



ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!



先を見るんッスねぇ〜!!


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