『Classification !!』6月編!!


↓にお話しは、増えて行きます。

別の日のお話しを見るッスか?




6月25日(月)

第七〇二話 『幻の激レアカード』(6.25.月)

京香』が全身全霊を懸けて挑み
手にした勝利は脆くも崩れ去った、彼女は
不覚にも青年の詐欺に遭てしまったのだ...
「ぐふぁっ..はぁはぁはぁ...ーーっ??!」
「ざまぁねぇナぁ?あ”?...『ダン=ショート』さん
っとあろう御方がよぉ...ぎゃはは!!!」
大柄の男が後ろに何かを背負いオメオメと
逃げ帰った青年を嘲笑する様に叱咤した
「がっ...てめぇ...『イソンバ』...。
黒んぼの...貴公に言われたくないでげすなぁ?
...はぁはぁはぁ...。」
「かっかっかーっ!!!ぎゃはは!!威勢だけは
衰えてねぇよ〜だなぁ?おぃ!!
閃光の『弥親』の名に恥じる真似を
もう一度でもシてみやがれぇ?Kllingだからなぁ?
ぎゃはははは!!!!」
そして、念を押すと彼は高笑いを残して
控え室の通路より姿を消した...
「糞がぁっ...けしてあっしらのメンバーは
...獣達が弱いハズ無かった...あの女ぁぁっ!!」
斬り裂かれた頬より流れる鮮血を指で拭いながら
ダンは、新たな一つ目の描かれたマスクを顔に装着し
ドギュゴッッッ!!!
憎しみを秘めたまま拳を壁に叩き付け、破壊した...。

闘技場『パルティノン』内部には様々な
施設が設置されている事は前にも説明したが
そこで当初彼らが遊びに来ていた際、『勇二』だけ
単独で探検混じりに見つけていたカード店は
高級料理店っぽい、そこの真横に位置していた
[ぼ-ず、前も来てたよな?]
「あはっ、ぅん、おじさん、あん時は
両替ありがとう〜でした!!」
偶然通り掛かったカード店で最後のゾディアックを
使い果たし残金が零となってしまった
4人が各々考えを巡らせていると、一発で
レアカードを引き当てた少年は、ラクダが眼鏡を
掛けた様な姿の『幻魔』から
呼び止められ会話を始めた
「おぃ、あんた幻魔なのに...。
人間と愉しく会話してて良いのか??!」
洋子』の正しい突っ込みが入る、だが
[ふぉふぉっ!!頼もしいお嬢ちゃんじゃな?
わすとなると、何の“能力”も有して
いないのじゃよ、まぁ出来損ないの様なもんじゃな。]
幻魔は満面の笑みで言葉を返し自分が
人間達に仇成す幻魔へなり切れなかったモノだと告げた...。

「...なる程ね、『スキル』【特殊能力】を
...有す有うさずにも...現世の...。」
1人何かを納得させてしまったキョウは、
新たな理論を確立させたようだった
[おぉ、そうじゃそうじゃ!!
獣の数字』【ビースト・オブ・ザ・ナンバーズ】
ベルゼブブ』【蝿の王】までもが
カードになったんじゃよ〜、ぼ-ず集めているのだったら
今日は買いじゃよ?]
親切心が現状は辛く、勇二はそれを丁重に断るしかなった
「ごっごめんなんさぃ...ボク達、もう
...お金なくて〜。」
切実な問題だった、だがしかしーーー
…次の瞬間!!…
[ふむ、それなら問題ないぞ?ぼ-ず。
ぼ-ずはこの前、あるカードを引き当てて
いたんじゃが...正直わすはそれ目的で
声を掛けた、っと言うのもあってな?]
幻魔はそれを見事打ち壊すかのごとき
またとない驚愕の言葉を放たんとする!!



6月26日(火)

第七〇三話 『…売るとね、値段が!!』(6.26.火)

あたしの推測が正しければ...
「どうしたの『キョウ』?...。」
光助』が不意にあたしの顔を心配
そうに見つめ声を掛けて来た...そんなに
深く思い込んでいたわけではないんだけど...
「...いや、あの『幻魔』の言葉でーーー」
あたしは途中で言葉をためらう、何故なら
「どうしたの?」
『勇二』を含めまだ3人には幻魔の生い立ち
所謂...理を教えていないから...話すつもりで
いたが、いや既に薄々感付き知っているだろうか...
「...言葉で、現世にも悪意の性質が
ある事をあたしは発見しただけだよ...。」
あのパジャマ姿の男の言葉が正しければ
悪意は強さによって変化し、より強大な幻魔達を
産むのだろう...では、何故...あたしらが移行された?

憶測で物を考え続ける京香の言葉に光助は
「なるほどね、まぁいいや〜。
取り敢えず今は、キョウが元気ならそれで良いよ!!」
単純明快な発言で返しそう言い残すと勇二が
行っている交渉の場に足を踏み入れていた
「...この闘いの先に何が待っているんだろうな...。
ふふっ...あたしらしくないか...。」
少しだけ顔をウツ向けながら彼女は呟き
側の背持たれ付きの椅子へ腰を下ろした
「誰かて...んな時もあるやろ?」
その横に『智明』が、どかっ!っと座り
勝手に声を上げた、すると
「...あぁ...。」
少女は下を向きながら微笑をこぼし次ぎなる
闘いでの勝利を決意する
[『翌期の水狐』【スカイ・ビュ】って
言う幻魔のカードぼ-ず持っとるじゃろ?
あれはこの世界...この地帯にしかいない
幻の幻魔でな...それを型どったそれは
どんな価値にもなるんじゃよ。]
「あっ...この白いマフラ〜した小さくて
太ったキツネだよね?今もあるよ!!」
勇二が学生服のポケット(洋服に装備された小さな道具入れの意。)から
取り出したデッキケース(カード容れの意。)の奥に
しまわれたそれは、現状を打破出来る唯一の
幻とも詠われる激レアカードだった!!

「行くわよ!!みんなぁ!!!」
活発そうな少女の声が控え室に響く
「...目にもの見せてやんなきゃな!?」
威勢の良い少年がそれに続き足を踏み出した
「ぎゃははは、最強は俺様のもんやぁっ!!!」
控え室から続く通路が狭く思える巨体の彼は
高笑いを響かせ光刺す場に向かい叫ぶ
「...あの子にお仕置きしなきゃね?...。」
「始めようか...決勝戦!!」
「恐っ!!っとベンチ頼むね?勇二!!」
「ボクまた居残り〜!!?」
そして、残りの4人も観客達が詰め寄せる
舞台へと花道を突き進む!!!



6月27日(水)

第七〇四話 『マッド・パーティー*開幕!!!*』(6.27.水)

両チーム入場です!!!!
群を抜いた速さで此処まで登りつめて来たーーー
選ばれし者』〜智明と愉快な仲間達〜の7人!!
彼らも遂に一定金額を集め、頂上に居座る
閃光の弥親』-ジ・マッドパーティーズ-を
引きずり出したぁぁっっ!!!

場内アナウンスが観客達と舞台に上がった者達を煽る
「ワシの期待通り、おたくらは勝ち上がって
来たか、健闘を称えよう...しかし
それも此処までだ...一人残らず生かして
この場からは帰さん。」
更に『弥親』の大胆な発言が一同から冷静さを
奪う!!っと思われたの、だが
「ゴタクは終わってから聞くぜ?
...おっさんら、楽には死ねないだろーがね?」
あまりにも事は静かに運び『光助』が冷たく
返答すると先手の1人だけ残し他者はそこから降りた...。

「これがそんなに凄いの〜???
確かに可愛いなぁ〜って思ってたけど〜。」
『翌期の水狐』【スカイ・ビュ】のカードは
特殊なホログラム(映像の意。)効果で絵柄が
浮き上がっている程度、特に他のレア(限定の意。)等と
比べてもそれ程の違いを知る事は『勇二』出来なかった、が
[やはりな、ぼ-ず...わすの店は販売も買い取りも
しとるんじゃよ、どうじゃお金に困っとるん
じゃったら...それを売ってみるかのぉ?]
『幻魔』は、それを高額で引き取ると提案し言う
「ちょぃ待ち、でも大したお金にならないんだったら
意味ないじゃん?勇二それ集めてんだよね!」
すると、光助のもっともな横槍が入り幻魔へと
会話を耳にした数名が疑いの眼差しを向ける...が、
「ぅ〜ん、でも一応値段だけ...。
みんな困ってるし、ボクは戦力にならない
だろうから...。」
[ほほ、面白い...じゃあ壱京(いっけい)なら
どうじゃ?壱京ゾディアックで買い取ろう!!]
…次の瞬間!!…
「けぃ?...それって凄いの???」
この幻魔の言葉で決断は下された!!

「どうやって此処まで来れたかしらないで
やんすが...あっしがまず、貴公をかたずけるで
やんすよ、へっへーっ!!!」
マスク(全体を覆う仮面の意。)を被る青年は、
特殊な刃を右手に構え残った少女へ向かい
舌嘗めずりを行いながら喋る、が彼女はそれを無視し
「...約束を破った...罪は罰をもって...償え...。」
背後から剣を徐に抜き去る...。



6月28日(木)

第七〇五話 『マッド・パーティー*アンクル・シックル*』(6.28.金)

「んなスカした事を言えるのも今だけで
ヤンスよぉおおおっっ!!!」
シャコォオオオオオッッッン!!!!
審判者の合図と同時、手にした平らな曲刀で
襲い掛かる『ダン』は彼女の頭部を狙って
素早い連撃を浴びせ掛ける....が、
「...。」
『京香』はいとも簡単にそれを弾き返し
かったるそうな表情を見せたーーー
…次の瞬間!!…
ドゴッッッスッっ!!!
「あぐぱぁっっ!?!なっ....殴った!?」
剣の柄の部位と拳で青年の顔面を真下から
殴り上げ後方へと吹っ飛ばす!!
「そうとうキレとるな〜...。
(こりゃ〜あかん、あかんて...。)」
控えの応援席で試合を応援する一同すらもキョウの
コレには度肝を抜かされ更にーーー
「...石畳の刃よ...突き刺せ...。」
どじゅじゅじゅっっっ...。
『スキル』による追撃が
ブッ飛ばされたダンを狙い放たれた!!

「あっしの大事な獣を始末した技ですか...。
ぎははっ!!その程度でーーーー」
バギョギョギョギョ!!!
驚異的な勢いで繰り出された“能力”のそれは
あたかも軽く避けられてしまったかに見えた...が、
「...岩の牙...。」
「ーーーぅごっふぁっ!?!!」
針山のごとくダンが逃げ去った場所すらも
含め地盤は盛り上がり突起し身体を突き刺した!!
ぶしゅぅうううぅぅっっ!!!!
「へぇ〜ヤッコさん、相当あいつにキてる
様だなぁ〜おぃ!!」
傷は浅いものの吹き上がる血飛沫が自身を
真っ赤に染め痛々しさを助長する...
「へっへーっ...くくっふぁっ〜〜〜〜
当然、この程度の痛みは想像ズミですよ...。
貴公と相対するのなら至極ね。」
ばさささっっ!!!
しかし、真紅へ変化した純白の上着を徐に脱ぎ去った
「...全力で...キミを始末するさ...。」
ダンは追い詰められているにも関わらず
不気味な笑みを落とす...。

「...『アンクル・シックル』【カマキリの手腕】
本当の剣技は此処からでげすよ、くっくーっ!!」
シャキュッッン!!!
「...刀身が動いた...。」
青年が手にする円形の刃は再び飛びかかる
彼を弾き返そうとした彼女の刃へと触れた瞬間
更にまるで意志を持つかのごとく内側へ折れ曲がり
左腕上腕筋を引き裂いた!!



まだまだ続くのですぞッ!!



ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!



先を見るんッスねぇ〜!!


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