『Classification !!』7月編!!


↓にお話しは、増えて行きます。

別の日のお話しを見るッスか?




7月1日(日)

第七〇八話 『マッド・パーティー*回転*』(7.1.日)

京香』VS『ダン=ショート』...結果
少女が傷付きながらも勝利を得るが、
「ぐふぁっ...べっっ...ぐはははっっ!!!
面白ぇ“力”を持ってやがんなぁ?あぁ”?!」
そこに『イソンバ』の奇襲が入りキョウは
リングアウト(此処では場から退かれたと言う意。)させ
られてしまう...
「『血化陣』を...俺様をなめとったから
そないなメにあうんや...ぎゃはは!!
しかし、急所は全てずらしとるんやな....。
(...あの無数の槍の中で...こいつやりおる...!!)」
だが、それによって一気に士気(しき)を高めた
智明』は最初から全開で自ら志願し
舞台へ駆け上がると、とんでもない死闘を開始した!!
ずぴゅぴゅぴゅぴゅっっっ....。
「ぐははっ....お前さんの傷は致命傷なようだなぁ?!
首筋の動脈をCut Outやったのだから...
当然だろ〜けどよぉ!!!!」
吹き上がる首筋からの血飛沫は一向に勢いが
衰えず止まる気配を見せない...だが、しかし
「せやろかな?」
「あ”ぁ!?!」
智明が噴水の様に吹き上がった箇所へと
手を当てがうと、一瞬にして血流は停止してしまった!!

闘技場『パルティノン』の舞台は彼らの
鮮血に塗れ朱色に染まっていた...
「止血完了やな?...暗器は生み出せるやけどよぉ〜
血の操作は不可能...なら、血液を暗器凝固
させてもうたら...ぇえよなぁ!!?」
血化陣と言う『スキル』【特殊能力】の“真価”は、
完全なる血液の自在な操作にあった...智明は
「あぁ!?Shit...ぐはははは!!!!
そうこなくてはなぁ〜面白れぇ!!
(...その“能力”...まさか...な...。)」
その切っ掛けをこの実戦で掴んでいたのだ!!
「ぎゃははは、確かに...血液を無駄に消費
しとるかも知れへんのやが...。
しゃ〜なぃやろな?この場合よぉ!!」
不意にイソンバが思考を巡らせ隙を産み出して
しまったーーーー
…次の瞬間!!…
じゅかかかかかかかかっっっっっ!!!!
「ぐっ!?!これは...ーーー!?!(針の雨!!)」
「『ニードル・ラッシュ』【飛針陣】やぁ!
キョウの傷ん借りこれで返したる!!」
太った青年により収束された血液の針が
上空は元より全方向からイソンバに襲いかかる!!!!

が、しかしーーーーー
…その瞬間!!…
「...『悪魔の斧』【デストロイ・ハマー】
上空からの物体を回転により防ぎよぉ...。
他は石畳を回転させる!!!」
徐に場へとしゃがみ込んだイソンバが触れた
数個の石畳が全て回転し周囲の雨が、そして
上空からの真紅針の雨は
手にした巨大な頭蓋骨が中心部に飾られた
大斧の回転によって粉微塵に砕かれ...結果、
「ばっ....こぃつ...の...能力だったかぃ...!!」
その全てが防がれてしまう!!



7月2日(月)

第七〇九話 『マッド・パーティー*覚悟の一撃*』(7.2.月)

「ぐははっ!!!...なめるな...ってのはよぉ!!
こっちの台詞だったなぁっ!!!!
ーーーー『回転』【スクリューズ】
in『悪魔の斧』【デストロイ・ハマー】...
LOST WINNER』〜総失の前奏曲〜
...静かに鳴いて逝(ゆ)け!!」
ズギュウゥウゥゥッッッッン!!!!
全力を振り絞って解き放たれた『血化陣』による
血液の針の雨は触れた物体を高速回転させる!
っと言う一見使いずらそうな『スキル』より
尽く防がれ、まさかの止めを無効とされ唖然とする
『智明』へと容赦無く『イソンバ』と呼ばれる
巨人のごとき黒人の青年より必殺撃が振り下ろされる
「...そないなハズーーーーーっっ!!?!」
ザギュッッッッン!!!!!
だが、しかし巨漢の彼に最後の一撃が下されようとした
…その時!!!…
「むっ!?...自ら...ぐぉおおおお!!!!」
ニヤリっと不敵に智明は笑むと自ら半身をずらし
大斧を左肩へと直撃させ、同時ーーーー
ゴビュシュァァッッッッッ!!!!
吹き上がる血液によって同士打ち覚悟の
斬撃を繰り出した!!!

「ーーーなぁってなぁ〜....ぎゃははは!!!
俺様の血液で固定させたお前の斧は
もう回転出来へん...そして、直撃やあぁ!!!」
が、智明の作戦のまま斧は肩に固定されたまでは
旨く行っていたの....だが、
…次の瞬間!!…
「ぐははっ!!!....oneパターンなんだよぉ!!
お前さんの攻撃はな、んなもん2度も
喰らぅかよ?あぁ”!!?」
首筋を狙い放たれた血飛沫の槍は既に左手で
地盤を回転させ先読みし、防御していた
イソンバに再度防がれ健闘空しく消えたしまう...
「...お前...馬鹿か頭悪いやろ?...
ぎゃはははは!!!」
それでも何故か強気に叫ぶ智明へ苛立ちを
覚えた青年はその言葉へ反応せずにひと呼吸の後
ジュキュィイイィィッッッッン!!!!
「...出血でまともによぉ、回転の歯止めは
もう出来ねぇんだろーがよぉ!?あぁ!!!」
血液を失い過ぎ倒れ掛ける青年へと刃陣を起動する!!

地盤に溢れ出る鮮血が、勝敗を行方を示す!!
どしゅっっっっ!!!
「せやから、シンプルってのは...強いんやで?
...ぎゃはは...くっ...はははは!!!」
…次の瞬間!!…
どちゃっっっ...!!
「...ぅそだろ?...イソンバの野郎が!?」
上空に跳ね上がった黒人の生首が地面へ落下した...。



7月3日(火)

第七一〇話 『マッド・パーティー*首切りシャウト*』(7.3.火)

…あの瞬間!!…
「あぁ、確かに出来へんやろな?
せうやけどなぁ....俺様の狙いはーーーーー」
ずびゅゅしゅしゅぁあぁっっっっ!!!!
わざと半身を犠牲に斧での致命傷を避けた
『智明』は最後の“力”を振り絞り
布石を放つ....相手の切り札を全て暴くため...
「ばぁっ!?...そんな...ーーーーぉおおぁ!?!
(...血流の走る場所は2箇所あった!!)」
そして、確実にしとめる為にーーーー
「『血化陣』...罠...死のトラップやぁっっ!!
ーーーー断罪の鎖鎌ぁっっ!!!!」
ドジュシャァァァッッッッッ!!!!
「にゅっごぉおおっ!?!!」
最初に傷を受けた首筋の止血を自ら取り払い
瀕死量覚悟の撒き散る血飛沫により生み出した
真紅の鎖鎌によって『イソンバ』の首を一気に跳ね飛ばす!!
「ぜひぜひぃ...はぁはぁはぁ....俺様も
もう...くっ...血液をホッチキスの要領で
可変...させ...あかん...メマイが...。」
どしゅっ...ころっころころ...!!!
地面に落下したイソンバの生首と身体が
静かに歪みへと沈み、勝利は覚悟で斬り裂いた
こちらも重傷の智明が手にした...。

今のところーっ『選ばし者』〜智明と愉快な仲間達〜の
優勢かぁっっ!?しかしぃ!!!
最恐の『閃光の弥親』-ジ・マッドパーティーズ-は
このまま黙っている様な奴らではなぃ〜〜〜
3試合目すたーーーーーー

しかし、アナウンスが次いで試合を続けようとした
…その時!!…
「ぐっ....ぎゃはは....はは....。」
どだぁぁっっん!!!!
智明が貧血を引き起こして場に崩れ落ちてしまう...
「お話しにならなぃね〜....。
イソンバのおっさんの遺恨ってワケじゃぁ〜
ねぇがな?...オラっちも人間なんでなぁ...。
ろぃやーーーーー」
当然の様に彼を始末しに来た細身の少年は、
刃の先端が妙に幅広く大きい両手持ちによる剣を
振り上げ寝そべり血を流す智明へとそれを
素早く振り下ろさんとする...が、しかし
勢い良く攻撃が放たれたーーー
…その瞬間!!!!…
パキュキュキュキュッッッ!!!
「男の子のくせにプライドのカケラもないのね?
武士道精神に反しているわ、恥ずかしくないのかな。」
既に攻防を見て舞台を駆け上がっていた
春化』の坤によって受け流される!!!

「オラっちは英国人なんでね、騎士道精神しか
しらないねぇ....子娘が生意気な口をきくな...。」
それでも平然と言葉を放つ少年は、
少女を怒り混じりに睨み付けると
どごっっっ!!!!
「ぐふぁっ!?!」
智明の巨体を物凄い“力”で蹴り上げ
舞台から跳ね落とし、再び口を開く
「下種野郎ね...。」
「ふははは....ディ・モールト,(すげぇ良い。)」
嘲笑を含んだ挑発的な表情を示しながら...。



7月3日(水)

第七一一話 『マッド・パーティー*追想の夜想曲*』(7.3.水)

数日前...私は死の淵にいた...
「『霊聖坤』...この私が『P×H』の
名に掛けて貴方のその腐った性根を
浄化してあげるわ!!」
かひゅっっっっん!!!!
「けっ...やってみな...???
オラっちをその程度の実力で倒せるのか
どーかよぉ...。」
そこで確かに私は出会っていたのだ...
私が浄化して来た悪霊、そして...
「...良いわね?行くわよ!!」
ガキュォッッッッッン!!!
「女ごときの腕力でオラっちの攻撃をーーーー
弾けるものかぁっ!!!!」
...おばあちゃんに....
「くっ!?...でもねぇごり押しだけで
ーーーー私は倒せないわよ!!
霊術式壱ノ型『滅閃』んっっっ!!」
バギュォオオオォォォォッッッッ!!!!
「霊気を操る、か...くくっっ...。
それも当たらなければ意味がーーーー」
私はそこで私のルーツ(起源の意。)を知った
「そうかしら?...曲がれ刃よ!!」
ザキュシャァッッッッン!!

霊気の出力を変化させて自在に刃を操り
受け止められた攻撃を柔軟に当てがった
『春化』は、想いを馳せられながら
勝利を確認する...が、しかし
「!?...今の私の“力”で直撃を
受ければ立ち上がる事なんて不可能なハズ...。」
「あめぇ!!オラっちの『スキル』は...。
その程度の微弱な攻撃は...通さねぇ!!」
がきゃぁっっっん!!
直撃を受けた筈の敵はまったくもって
無傷のまま再び先端の幅広い奇妙な剣で
重い斬撃を打ち放つ!!
「くっ...はぁはぁはぁ...。
そんな...はず...くっ...重すぎる...。
(私の霊術式が...何故!?)」
「どうしたぁ〜オ嬢ちゃん?
このオラっちに講釈してくれるんじゃなかったのかぁ?
武士道精神とやらをよぉ〜...ははっはーっ!!!」
ザキュッッッン!!!
自分の攻撃が効果が無い!っと言う事実と
相手の桁違いで重い攻撃に削られて行く体力面とで
少女は次第に追い詰められて行く!!

「くっ...浅いわ!!」
パキュッッッッン!!!
掠り傷程度だが攻撃を徐々に負うハルカは
確実に剣撃の対応が遅れ始めていた...
「しょせんは女なんだよな...。
オラっちの慰めものにでもシテやろーか?
それなら命は助けてやるよ...奴隷としてなぁ!!」
バギギュュッッン!!!
「...(カチーンッ!!)」
だが、その一言が彼女の闘争心に再び
火を付けた、重いそれを跳ね退け腹部を切り裂く!!



まだまだ続くのですぞッ!!



ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!



先を見るんッスねぇ〜!!


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