|
『7月17日(火)』 第七二四話 『マッド・パーティー*tea again*』(7.17.火) 『幹』の思わぬ、乱入では無い登場が ざわめきを引き起こす...も 「あの...大丈夫...。」 「『勇二』...へーきだよ、でも 疲れ切ってる早く休ませてあげないと...。 オレっちの“力”じゃ、『洋子』頼む!!」 『レビン・ネス』が彼女を支配していた “血呪”を打ち破り一旦は正気を取り戻させる事に 成功するが、そこへは2重の罠が敷き詰められており 『光闇の仮面』【イクスチェンジ・マスク・マカベラス】と言う 占い師風貌の人物が『スキル』【特殊能力】は 解除されずに居残り続け少女を支配する... 『絶陰地帯』闘技場『パルティノン』を 舞台に開始された激戦の副将戦が幕を開け 『京香』VS『ダン=ショート』 『智明』VS『イソンバ』 『春化』VS『ジルベルト』続き 春化 VS 幹の後に 『知也』VS『レィドリッヒ』は、 序盤から技の攻防で始まり、身体感覚を失い 事実...足技でしか反撃出来ぬ少年へも情けも見せずに あらゆる手で追い詰め遂に最後の時を迎える、だが 『ぱきゅぉぉおおおおぉぉっっっん!!!!』 「これは...力が溢れて...纏う...そうか、 これが...これならぁッっ!!!」 悪霊や自身の解放された拳が直撃したーーーー …次の瞬間!!!… 誰よりも強く勝ち残りたい、信念を叶えたいと 願う少年は白金の輝きを身体に纏 「貴様...何故だ...悪霊の操作がきかない...。 破壊など出来得る筈はない!!? (これは...僕は夢でも見ているのか?)」 一斉攻撃を無力化してしまう!! 「点滴と....他は手術級の痛手を肋に受けている...。」 洋子らの介抱が続く中でもハルカは気を失う事無く 少年の背負いし闘いを瞳へ透過する... 「ぐっ...はぁはぁ...あたしに...任せるんだ...。 内部の破壊されし骨よ...再構築し...元の 形へ戻れ....ぐっ..!!...。」 完全とは言えないが痛みだけを残しほぼ回復した キョウの能力治癒によって彼女の骨折打撲は 完治し後は洋子の産み出した点滴の投与で生を 余儀なくされた... 「あの...ボク...智明を先に治すべきだと思うんだけど...。」 いくら輸血しても傷が完全に塞がらない智明が 血を吹き出している姿を横目に勇二は、脅えながら キョウに声を掛ける、すると 「...痩せるんじゃないかな?逆に...。 うふふ、冗談よ...皮膚を補い塞いであるわ...。 今流れているのはもう不純と化したものだから 心配しないで...。」 既に起き上がった時に行動していた少女は、 珍しい悪戯っ子の様な笑みを浮かべ そう返答した... 「...トモ...あんたが勝てないなら...。 ぼくが出るけど...。」 「平気よ...彼なら...私と同じ...血統の 意志を受け継ぎし者ですもん...。 貴方も...私は少しだけこの集められた メンバーの意味が...解る気がしたわ...。」 握り拳を作り上げグッとそれに力を込める 洋子へハルカは至って冷静な口調で静かに 意味深な言葉を放つと何故か懐かしそうな微笑みを向けた...。 「...“陰”と“陽”を司る...これが、オレの 意志を受けてくれたのかもしれないな...。 洋子感謝するぜ...そして、オレの場合...。 これを『気具装』【ウェアー・ディスポティション】と 名付ける...“マサ兄”ィ見ててくれよな...。 これがオレだけの技だ!!!!」 全身を覆う白金の鎧の様な物体は彼の身体を 完全に保護し、腕や肩の身体感覚など十分過ぎる程 補う強さを発揮せんとする...当然、装備された 篭手をも力を解放され目映き光を放つ!! 「恐ろしい....これが先まで...追い詰められていた 者が放つ闘気なのか...。 ふっ...だが、貴様が『弥親』さんの 所まで届く事は有り得ぬ...死ね!!!」 だが、何も変わりはしない!っとスキルを手にし マントをはためかせトモへ襲いかかる青年は 遂に直接、触れる事を果たし一気に決着を迎えさせんとする !! 『7月18日(水)』 第七二五話 『マッド・パーティー*気具装*』(7.18.水) 『許されざる補給』【ハンニバル・リアライズ】は 相手へ直接触れる事によっても発動する もしくは、取り込んだエナジーを起動し 具象化...それを敵に襲わせダメージを与える事で またその身体感覚すらをも奪う事が出来る... そして今、正に無防備なまま立ち尽くす『知也』へと 「馬鹿メがぁっっ!!! 立ち尽くしたままで僕に吸収されるがーーー 良いッはんにばぁぁァっっっる・リぁあらぁぁっぃず!!!」 真っ青なマントを広げ走り寄る『レィビンド』は 魂の補給よりも先に白金の鎧を纏った 少年を殴り付け、この魂を掌握する!!!...だがーーーー …その瞬間!!!!… 「わりぃな...オレの『気具装』【ウェアー・ディスポティション】は ...気で纏う鎧...オレに既に触れる事は許さない。 そして...さよなら、だ。」 打撃を頬に受け揺らぐ身体を支えながら白金を 纏う少年は平然とそう言葉を放ち 青年の瞳を見据え、この一撃へ全力を賭して 「なにっ!?!(この僕がぁぁっぁーーーーーー!!!)」 『ドシュォオォッッッッッッッン!!!!!』 闘気からの閃光を穿ち放つ!! 「---ーーー〜〜〜〜ぅぉおおおおおぉぉっっ!!!! 装纏術連武ぅ“睦月”『闘気砲弾』 【ディバィデッド・キャノン】っっッッ!!!!!」 『どぎゅきゅきゅぎゅぉおおおぉぉぉぉおおおおっっっっっッッッッ!!!!!!』 …次の瞬間!!!!… 超至近距離から異常に収縮された白金の気弾が 少年の身体を砲台として穿ち繰り放たれーーーーー 「ーーーーーぅぁああぁっっ!!?」 『パルティノン』の約半分を半壊させながら 青年をたった一撃の下で歪みへと沈め勝利を手にする...が、 「当然だな...ふっ末恐ろしい...。」 『どさっ...!!!』 全力を出し切った彼は精神的に限界を迎え えぐれた地盤へ倒れ込み身体感覚は取り返す...も 「オレっちが出るぜ...。」 同士討ちとなって、遂に最終大将戦に縺(もつ)れ込む!! 「ワシは痛手を背負った者などに 手は出さん主義じゃよ...。 おたくらの戦い...見事じゃった〜!!!」 舞台へ即座に駆け寄る『光助』は攻撃に 備えて素早く行動する...が、 「年長の風って奴か?....まぁ、どっちでも オレっちは構わないんだよね...。 『洋子』...こいつを頼むよ。」 「ぅん、任せて!!」 『弥親』は闘いを賞賛し手出しせずに王者の 風を吹かせ彼がトモを保護し仲間へと 受け渡す様を見つめる....。 『7月19日(木)』 第七二六話 『マッド・パーティー*BE FREE*』(7.19.木) {『選ばし者』〜智明と愉快な仲間達〜と 『閃光の弥親』-ジ・マッドパーティーズ-の 激戦!!観客達をおも巻き込むこの死闘は、 遂に王者達をも揺るがすのかーーーーーッ!?! 最終対決、此処に全てが決定されようとしているーーー!!} 遂に最後の対決が始まる、太陽が沈まぬ この異常な地での最初の決死戦... 「『キョウ』と一緒にお前の闘いは 観ていたかんな、もうどの程度の実力かも...。 タダで通れない事も解ってる...でも、 オレっちらは、此処を解放するかんな!!」 『じゅっしゅっっっっ...ン...!!』 不意に傷ついた仲間達を横目に彼は鞘へ納められた 短刀をゆっくりと引き抜き構える 「それなら話しは早い、ワシも...お遊びで 此処までいるワケではないのでね...。 仲間らの仇もあるが、それ以上に...頂点の者としてのーーー 誇りがあるのでね...あんたらには負けないさ。」 『カッツーンッッッ!!!』 同じように徐に杖を背中越しに手にする下駄を 履く男は急激な勢いでボルテージ(度合いの意。)を上げ 既に本来の形を止めぬ石畳を武具の一撃で 削り本気だと言う証しを見せる!! 「いけない...『トモ』の気が減少しすぎて いる...このままじゃ...いえ、私がいる...。 本来...霊術式はその為に...。」 身体に残された気や魂と呼ばれる熱き血潮が 失われた知也の身体は生気を無くし今にも 死を迎えんとしていたの、だが 『ぽぅっっ!!!』 「...ぅっ....ぅう...。」 「...『春化』やるな...。 これでトモの傷を治せば...じきに...くっ...。」 ハルカの聖なる霊気と京香の『スキル』が 彼を死の淵より引き上げ顔色も芳しく 生気を取り戻す事に成功し目を開ける...。 『光助』VS『弥親』ー大将戦ー開始!!! 『ドキュァッッッッッ!!!!』 合図が聞こえたか聴こえないかの瞬間、既に 「へぇっ....じいさんのクセに速いな!! (くっ...やばぃ...オレっちのままじゃ... もう、ついていけねー!!)」 両者はお互い武器による攻撃を繰り出しーーー 「ふっ....おたくも体型のワリには 面白い動きだな、ん? あの時あんたの姿を見ていなかった....が、 まぁ良い...ワシの動きに付いてくるとはな...。 しかし、速度は跳ね上がるぞ?」 光助の斬撃初段を見事杖で受け流す弥親は、 次いで来る身体を捻り上げ放たれた攻撃も 用意にかわし避けてしまう!! 「...ちっ...。(距離を詰めて行くのはまずぃな。)」 一旦、間合いを置こうとする光助の動向を 弥親は見切り杖による邪魔を行う、が 「ん?...その動き...身のこなし...。 ふっ....獣、か。」 『バキャッッッッ!!!』 「ばーかっ!!オレっちをなめんなっての! こう見えて結構、動けるタイプなんだぜ?」 『獣化』を足元から開始した彼はそれを 簡単にバック転(空中後ろ回りの意。)で払い退け 巻き起こる砂煙の中で完全な獣と化す!!! 「ん?どこかでこの状況を見たような気が ワシはするが...。 (デジャ・ヴュ...か?)」 何も知らぬ筈の男は何処かで同じ闘いを 目にした記憶が発現し困惑するが、狼へと 獣化せし青年を眼に何故か笑みをこぼし 「ブツブツ何言ってんだ?...行くぞ!! ウォルフ・モード発動!」 杖を手に自ら砂煙の中を突っ込んで行く!!! 『7月20日(金)』 第七二七話 『マッド・パーティー*軟順武術*』(7.20.金) 「ワシの力量を既に把握しているんだったな? ならば、ワシのこれを避けられるのだな!!」 『ジュカカカカカッッッ!!!』 巻き起こる砂煙が一瞬!! 「!?(自分からオレっちに向かって...はぁあ!!)」 両者の姿を舞台より抹消しーーーー …次の瞬間!!… 「『秘光髄杖』【ひこうずいし】....。 愚かなり、技の前には全ては無に等しい!!」 一陣の風がそれを吹き払うと、そこには ステッキを延髄に喰い込まれた『光助』の 無様な様が只、場に存在していた...。 「...絶剣〜木立ッッッ!!」 だが、時間が停止した様にピクリとも反応を 起こさず青年が地に伏せようとしたしたーーー …その瞬間!!!… 『ジュパァッッッッン!!!』 「っっくっ!?!(何ぃっ?!)」 突如!!手にした刃を上下に持ち替え 彼は背を向けた『弥親』の背後を切り分け 首肉に埋めり込んだ杖を押し出し蹴り上げた!! 「お見通しだ、お前が前にオレっちらに見せたのが 玉に傷だったな? それに、太めってのをなめんなよ。」 不意な攻撃であったにも関わらず背面は 浅い傷しか得ておらず平然と笑みを浮かべる 男から妙な気分を光助は覚えていた...。 「ふふっ....確かにな...だが、軟順はまだ 完全に魅せていないし、それに...。 こちらもおたくの力量は把握したよ、今の 一撃でな...ワシに攻撃は二度と当たらん...。」 ジリジリと詰めよる弥親は続け... 「あの時、背面からでなければ...。 避けられていた。 ...図星だな?...正面相手では自分が負ける事を 悟っている証拠だな、ならば見せてやろう...。 ワシが持つ、最強の拳術を、な?」 そう言い放ち、技への型を構える...。 まだまだ続くのですぞッ!! 先を見るんッスねぇ〜!! |