『Classification !!』7月編!!


↓にお話しは、増えて行きます。

別の日のお話しを見るッスか?




7月21日(土)

第七二八話 『マッド・パーティー*敗北=死*』(7.21.土)

「『国坂』の『光の裁き』【ホールディング・ライト】なら
まったく問題ないたぁ-思うんだけどな?」
奇妙なキター(木製の弦を用いた演奏器具の意。)で
弾き語るインディアンの様な服装の青年は、
窓際から不意に真後ろへ位置するほぼ裸体の
女性へと声を掛け下界を見下ろす
「『パルティノン』の『スキルマスター
【特殊能力者】達はほぼロストしたと言っても
過言では御座いません。」
報告を終えるとツレナイ態度で彼女は部屋を後にした
「フフッ...結果は見えている、が...。
あいつ風に言うなら、“存在意義の為”だとかって
奴なのかも知れないな。」
ジャカジャジャンッ!!!
唐突なテンポアップ(此処では演奏速度を上げると言う意。)を魅せた
彼はそう静かに呟くと
「『絶陰地帯』...か、エヴァみたいな
この世界も...悪くは無かったんだが...。
長い平和も此処までだな...。」
木洩れ陽(こもれび)へ身を任せ瞼を深く閉じた...
闘技場パルティノンにおいて大将同士の激戦!!!
京香』VS『ダン=ショート
智明』VS『イソンバ
春化』VS『ジルベルト』へ引き続き
春化 VS 幹
知也』VS『レィドリッヒ』そして、
光助』VS 弥親...好戦的な両者の激突は
大気をも揺らそうとしていた
「何だと!?(ちっ..一瞬で見切ったのか...。)」
ズサササササッッッッ!!!
斬撃を与えた方の光助が何故か下駄の男に圧される...
「もう一度言ってやろう...いや、何度でもな。
おたくは正面からではワシに傷を付ける事すら
叶わないと悟ったのだ、それも...その獣の姿と
なって、でも...だろう?」
それは圧倒的な自信から来る加圧、しかし
「遠回しに自分が強いって言いたい感じだね?
確かにそうかもな、だが...追い付く事も可能だよ。
認めてもらった...『獣化』をなめないで
欲しいな...!!」
これに屈する獣では無い
「ほぉ、プライドだけは一ちょ前か...。」
吠えるように言い放つと同時ーーー
「絶剣二刀“インセプターアロー”!!」
必殺技を繰り出し男へ直撃を喰らわす!!!

ぷしゅかかっ...!!!
「誰よりも柔軟に、誰よりも従順に、そして、
誰よりも武に強いる.....技とは、こう言うものだ。」
光助の必殺技が直撃せんとしたーーー
…その時!!!…
バキャァッッッッン!!!
「ーッ!?ぅぐっっぎゃっん!?!(左腕が...折れた。)」
まるで既に攻撃の軌道を読んでいるかのごとく
弥親は動き光助の左腕を自らの膝に置き
当てがい軸としていともたやすくヘシ折ってしまう!!
「軟順武術....ワシはこれの免許皆伝に
あたるのだよ....おたくらの様な素人の
子供では到底、ワシとは天と地の差があるのだよ...。
その腕では戦えまい?」
激痛為に転がり回る光助だが、戦意を失った
わけではなく数秒で息を荒く立ち上がり片手だけの
短刀を必死に構える...
「げっ...くっ.....ふざけるな....つーの...。
オレっちが...ぐっ...お前を倒すんだ!!」
カシュッッッン!!!
無闇に放たれる短刀の攻撃はダメージも荷担し
動きを明らかに鈍くする、そして
「その根性は認めよう、しかし...。
それだけではどうにもならない差があるのだ、
おたくらみたいな遊びで戦っているワケでもなし、
正義の味方気取りは止めて欲しいね。」
その全てが避けられ無駄に体力を消費した
光助へ青年ならのキツイ言葉が投げ掛けられた...。

「遊び...遊びだって?」
内部の折られた腕を押さえながら
光助は不意にウツ向き押し殺す様、声を上げた
「そうだ、お遊び半分なあんたらは全てが
迷惑だ...秩序まで乱しおって....。
素直に現世の人間共の悪意に溺れておれば良いものを!!」
叫ぶ弥親の言葉は、会場を静まらせ更に
控える青年の仲間達へと続けて鋭く言い放った、が
…その瞬間!!…
ミシャッッッ!!!
「解ったらァーーーーのべっ!?はぐぁっ!?!!」
地盤すらも砕く速力で足を踏み出した光助の
柄を手にする右拳がーーーー
「...撤回しやがれ...仲間への侮辱を!!」
ズギョガガッッッ!!!!
恐るべき勢いを持ち得て男の顔面を直撃し
真後ろへとブッ飛ばした!!!!



マジで!?此処まで来るたぁ-っ!!!
是が非でも二周年突破!!
7月22日(日)

祝第七二九話 『マッド・パーティー*光と光の激突!!*』(7.22.日)

↓【さて果て、迎えた弐周年!記念して特別編も交えた続きは〜】↓

…【こっちらからだってばよ!!】…



7月23日(月)

第七三〇話 『マッド・パーティー*閃光の弥親*』(7.23.月)
(トモ!お誕生日おめでとぉ〜!!)

選ばし者』〜智明と愉快な仲間達-と
閃光の弥親』-ジ・マッドパーティーズの
激戦に次ぐ激戦...もう、我々ですら
どちらが勝利されるのかーーーーーぁあぁっ!?!

アナウンスで流れる声と共にコマ送りの様に
見え動く『光のオオカミ』【ライトニング・ウォルフ】モード(形態の意。)の
『光助』が黄金状態のまま必殺撃を繰り出す、が
…その瞬間!!!…
カキュッッッヒュッッッッッン!!!!
「『光の裁き』【ホールディング・ライト】ォオ!!
裁かれ焼け死ぬがサダメだ。」
太陽の輝きに混じり一筋の何かが降り注ぐかの
蜃気楼の後、光助の身体を一瞬で焼き焦がす!!!
[ノッ!?!ぐぁぁぁぁっっっっ!?!!]
即死はまぬがれたもののかなりの深手を負い
動物の肉の焼ける独特の異臭が発生しその中で
光助は石畳へ転げ落ちるも更なる熱が傷付いた
皮膚を襲い悶絶に声にならない呻き声を上げ涙を流す...
「未来を指し示す光は、おたくではなく
ワシが手にしていたようじゃな...。
久々に『スキルマスター』であるところを見せて
しまったが...おぉ、苦しむ事は無い...。
この一撃で歪みへ沈めてやるのだから!!」
だが、そんな青年へと見下す言葉を放った弥親は、
不意に手にした仕込み杖から抜刀を繰り出し
悲惨な痛みに耐え切れず吠える獣へ情とも取れる
最後の一撃を与えんとする!!

[ひっぐぅううっっ....あぁっぐぅうっ....。
(光のスピードになんであいつ...ついてこれんだよ!!!
オレっちのこれは.......。)]
構えを取った下駄の男は徐に腰に手を当てがいーーー
「これも偏(ひとえ)に幸せと思うのじゃな...。
何かの為に闘うおたくらのお遊びのシュウエンじゃ
....軟順抜刀術『紅葉』ヶ質!!」
チュッッッキャキャッッン!!!
抜き身の刃を苦しみもがく青年へ喰らわさんとする、だが
…その時!!…
[...獣は獣...でも人が混じった事で...
オレっちは更なる...“力”を得たんだった...。
人狼』【ワー・ウォルフ】と、して。]
先までの動きとはまったく打って変わったかのごとく
高速で動く光助は軽々と抜刀を避け去り背後を取る、そして
ずささささささっっっっっっ!!!!
「なっ....バカな!?ワシのホールデイングーーーー!?!
(このままで直撃を...そうわァーーーー行くかぁぁっっ!!!!」
自らの“能力”を最大限に発揮すべき攻撃ーーー
[....ォオオオ『死せる牙』【ファング・オブ・デス】!!]
牙による噛みちぎり引き裂くそれを弥親へと
喰らわせんとするのだが、しかしーーーー
…その時!!!!…
かきゅひゅぅぅうんっっっっ!!!!
男のスキルが同時に降り注ぎ健闘を無駄にせんとする...。

[ゥォオオオオオッッッ!!!!!]
ヴあじゅちちちちっっっっ!!!!
据えた人肉の匂いと何かが引きちぎれる
豪快な音叉(おんさ)、それが響き渡り....
「のっ....っくっく....ワシの....ぐぁっ!おおぉ!!!」
陽炎が見せる幻か、喉元を喰らい引き裂き
鮮血で口元を濡らした黄金の狼が場に立ち尽くし
そして、存在していた...。



7月24日(火)

第七三一話 『マッド・パーティー*ホールディング*』(7.24.火)

「....こ〜〜〜すけっっっえっ!!!!」
思わず身を乗り出し『勇二』は席を離れて
涙目で『光助』を想い叫ぶ...すると、舞台には
「みっ....見事だ....ワシの軟順武術を破り...そして、
『光の裁き』【ホールディング・ライト】をも
...下す...とは....くくっ....ワシも...
『スキルマスター』としては未熟だった、っと言う事か...。」
飛び散る血飛沫を右腕で拭い物凄い形相の
人狼が立ち尽くし血肉を漁(あさ)っていた
[ゥォオオオオオォォッッッッン!!!!]
勝利の遠吠えが場を轟かせ、瞬間
どさっッッッッッ!!!!
「ひっ....ぅうっ...光助!!
(そんな傷で倒れたら....ボクが!)」
「ぐっ....はぁはぁ....。」
獣化』が解けた彼は場に倒れ込んでしまう...。

あの攻防の瞬間、勝敗を分けた点は幾つもあった...だが、
「はははっっ!!!焼け死ぬが良い!!
光刺す限り、ワシの“力”から逃げ去る術は
ないのだ....いや、透過すらするのじゃ!」
野生を味方に付け尚且つ至って冷静で『弥親』の
“能力”を見切った背後の光助へと軍配は上がる!!
[コレを待って...イタ....自慢ゲに...。
キサマが...コレを放つのを...。
(光を超える速度のオレっちを捕らえるのに...。
あの時...唯一無二に存在していたモノ...それはーーー)]
太陽光線の様なそれが今まさに照射されんとしたーーー
…その瞬間!!!…
カキュウッッヒュッッッン!!!!
「にぃッッ!?!...(ワシを....このワシをぉおお!?)」
この一瞬に賭けた光の狼は全力で行動し背面から
男へ手を回し掴み上げ発動のタイミング(起点の意。)に併せ
上空へとかざし自身はその影で逃げを、そしてーーー
[モガキ苦しめ....そして、『死せる牙』【ファング・オブ・デス】!!]
体表面が焼き焦がされたまらず相手が“力”を解除した
この直後を狙いーーーー
がふゅっぐがっぶちゅちゅ!!!!
獣の鋭く尖った牙が獲物の喉元を捕らえる!!!!

「...ばっ....みっ認めない...あっしは...。
(ーーーーこんな結果ぁあっっっ!!!)」
遂にチーム戦の勝敗も決した、だが....此処に
ぅじゅるるっぅじゅっっじゅ...!!!
それを認めず報復をもたらす者が魔の手を伸ばさんとする...。



まだまだ続くのですぞッ!!



ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!



先を見るんッスねぇ〜!!


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