『Classification !!』9月編!!


↓にお話しは、増えて行きます。

別の日のお話しを見るッスか?




9月5日(水)

第七七四話 『Justice myself』(9.5.水)

交錯する『絶陰地帯』での戦闘、『月読』の
統治者『アナジスタ』の計らいによって
知也』は一命を取り留め彼が目覚めるのを
待つ時間も惜しい3人は怪道『黄泉』で
連れ去られてしまった仲間達を奪い返すと共に
支配者の打倒も含め町の裏手にそびえる“王宮の13宮殿”と
呼ばれる聖域へ足を踏み入れんとしていた...
「ねぇ、アナジスタの言うとーりだとしたらさ〜
最初の場所の鍵ってば...ボク達ないんじゃないの?」
不意に『勇二』が珍しく鋭い事を言い
「あっ!...そっか、っとすると
速攻で進むの不可能じゃん!!
(ど〜すっかなぁ...。)」
それを言われて真剣に考える『光助』は、
「ちょっと待って光助、さっき貴方
アナジスタから地図を貰った時、袋に別の何かを
貰っていたんじゃない?」
春化』の言葉で先の場所にて彼女から預かった
皮製の袋を白衣の袖より取り出して中身を
確認し内部で見えたキラリと日光に反射する
鍵を見つけ手に取った...
「あはっ!それって、何かセイント星矢のま〜く
みたいな...えっと確か、それはお羊座だよね!!」
掴み上げたそれをかざすとギリシア絵と文字で
彫り込まれた鍵は牡羊の紋章を光で浮かび上がらせる
「なるほどね...勇二くんの言葉のままかも、
...ただ、13ってのが気になるけど...。」
ハルカは片腕で紫外線を避けながら呟くと
入り口と思われる螺旋階段へと足を掛けた...。

京香』は『虚渇宮』で番者との闘いを
こなした後、更なる敵と遭遇していた
「...アヴターラ...か...。
(まさか神までを相手にする事になるとはね!!...。)」
それは神の化身をもした『死仔宮』を守護せし
タイ人の少年『ピチャータ』、いや...
優剛なる獅子』【ハイドロ・レオ】と呼ばれし者だった、
そして彼は今ーーーー
…この瞬間!!!…
[ヴぁぅぉおおおおおおぉぉぉっっっっ!!!!
ーーーーっ...俺を...神の御使いである
この『神獅子』【ジューナヴ・レオ】を崇めよ!!!!!]
アヴターラの一つ“ナラシンハ”へと成り転誕する!!
「...神、か...だが所詮は『幻魔』との
融合体...いや、“幻魔人”...。
...その思い上がり...あたしが砕いてやるよ。」
しかし、獅子の頭部と四肢を携(たずさ)えた肉体を
持つ彼のホウコウに怯む事無くキョウは
至って冷静にそう言い放ち、
[ハハハッ愚かな...供物として肉塊となれ!!!!]
目にも止まらぬ速さで襲い来る敵を前に
シュカカカカカカッッッッン!!!!
「...あれが落とした化身...その意味も
知らないのか?...君は現実から逃げる術として
それを選んだんだろうな...だが、それは
...結局何も変えられない!!!...。」
静かにだが極めて素早く背中の剣を抜き去る...。

その頃、『智明』は『永蘭なる魚
【シャルムーン・ピスケス】の宮へ捕らわれ
「出せぇっっっ!!出すんやぁ!!!
(くそっ!!...あかん、もう身体の自由が...。)」
闇の彫刻と成り果てんとしていた...同じく
隔壁の双子』【コンサバート・ジェミニ】の
スキル』【特殊能力】によって
一部分の身体を亜空間へと封印された『洋子』は、
「あ〜...静久、そこは...ベタまだ乾いてない〜。」
爆睡モード(形態の意。)へ入っていた....。



9月6日(木)

第七七五話 『司る天秤』(9.6.木)

「大理石の壁があるわ...きっとこの
鍵穴にコレを差し込むのね...。」
ズガガガガガガガガッッッ!!!
『春化』は『光助』より手渡された鍵を
鍵穴へ押し込み『狛陽宮』の扉を開け放つ
「ぅゎわっ!?凄い音だね〜(汗)」
だが、開け放たれたそこにはーーーー
「用心するんだ...何があっか解ったもんじゃないよ!!
(何だまんまセイヤじゃん。)」
待ち受けている筈の敵の姿は無く
「あれ?...おかしいわね...気配も感じない...。
(また...罠なのかしら...。)」
庭園の様に大事に手入れされた草木が立ち並んで
代わりに3人を出迎えていた...
がしゅっがっしゅっっ!!!
だが、ハルカが足を内部へと踏み出したーーーー
…その瞬間!!!…
[この狛陽宮になんのご用ですか?]
まんま羊の姿をした『幻魔』から不意に声が
園内より掛かりそれは身を乗り出した...。

相似宮』まであと少しのところで邪魔をされた
『京香』は中々『隔壁の双子』【コンサバート・ジェミニ】の宮へ
近付けずに苛立ちを感じながら神の化身とぶつかり合う!!
「...くっ...!!
(...動きが完璧な...高速...しかも...。
アヴターラなのだとすれば...。)」
いや苛立ちの原因はそれだけではなかった様だ...
[どうしたどうしたぁっっ!!!!
...くくっハハハッ!!!!!!!
踊れ踊れ!!『獅子破昂』【バィラ・メ・ドス】!!!]
ドジュシャアァァッッッッッ!!!!
自国の状況から逃げる為に少年が手にした“力”
...彼女はその弱さを許せないのだろう...
「...口内からの...光撃...。
(次はさしずめ...チャクラムか...。)」
じゃりりりりっっっぃっっん!!!
だがしかし、悠長に説教を並べている間も
キョウには残されていなかった...
[ーーーッ!!!ハハハッ〜〜〜〜
俺の攻撃を尽くかわすとは...やっぱり京香、あんた
すげぇ奴だよ?...けどなぁ、ソレも
もう無力だぁぁっっっ!!!この神の前では!!!!]
激しすぎる攻撃によって重なって行く疲労が
ピーク(限度以上の意。)まで達して行かんとする、更に
「...にっ!?!(身体...の周りに...コレは!?...。)」
追い打ちを掛けるがごとく『ピチャータ』の“能力”が
[ハハハッ『掌握の立体』【コスモ・プレザシィス】!!]
キョウを捕縛する!!!

「『シン』くん...ぼくが君を止めるしか
手立てはないんだね...。」
菟月の蠍』【ディクレセント・スコルピオ】を
打ち倒した真は階下を降りて過去と対時する...
「それは逆でしょう?...。
ボクは憎しみと同化した者を許せない。」
それはもう直ぐ始まる最後の決戦に備えて
決意が鈍らぬようにする為やも知れない...
「解ったよ...なら、この“王宮の13宮殿”の番者...。
幸平を司る天秤』【スタイリッシュ・リイブラ】が
...ぼくらの上に君臨する君を...此処で殺す。」
そして、断ち切るための闘いが幕を開いた...。



9月7日(金)

第七七六話 『幸平な天秤』(9.7.金)

紺色の法衣を纏う者は徐に立ち上がると
「『転敏宮』の番者...このぼく
『幸平を司る天秤』【スタイリッシュ・リイブラ】が
異界の闇覇者』たる君をこの場で処刑する!!」
指を射して『真』へ向かい言い放つ...
「『チッキー』...ボクは君がボクの事を
嫌ってたの知ってたよ...。
“裏切りの烙印”とか“ユダ”の問題じゃなかった...。
ボクが許せないのは...君らの弱さと、ボクの甘さだ!!」
何時になく真剣な口調で話す少年の前に映るのは
既に昔の仲間ではなくーーーー
「シンくん...ぼくも後悔なんてしてないよ...。
さよなら、過去の亡霊。」
只の一介の敵でしかない、そして同じく
リイブラにとっても!!

[ハハハッ!!!まずは四肢を奪うぜぇ!!!!
獅子のクサビ』【ジェック・メイト】ォオ!!]
…次の瞬間!!!…
ズカカカカカカカカカカカカカッッッッッッン!!!!
見えない何かに阻まれ身動きを封じ込められた
『京香』へ10本の鋭い飛爪が柔肌に突き刺さる!!!
「がっ....きゃっぅ.....!?!...。
(...これは....まるで四角いケース(入れ物の意。)へと
...閉じ込められたように動きが...。)」
幸い四肢を狙われただけで両手足以外に損傷は
ないものの、動きは確実に鈍りほとばしる鮮血は
飛び散って大理石を染める...
[腕に4本...足に6本の計10っ本...。
ハハハッ!!これでもう反撃する“力”も出まい!!!
大人しく、俺を...神を受け入れるのだ!!!!!]
何故か彼女だけが固定された様にその場から
数センチ(距離の長さの意。)程しか動けずにいる...
「...がふっ....。
(さっきの...奴との闘いの疲れもあるのかしら...。
...でも動きが鈍ったのはそれだけじゃない...。
?...そう言えば血は...あたしを封じているものを
関係無く...流れて..このあの子の爪も...そうか...。)」
そして、そんな少女を神は供物として
身も心も喰わんとする!!!

「『菟月の蠍』【ディクレセント・スコルピオ】の仇も
...ぼくが...はぁっっっ!!」
叫び声を上げながら襲いかかる紺色の法衣を羽織る番者
パキィィッッッッン!!!
「相変わらず、ヌンチャク使うんだね?」
しかし、それを前に微動だにもせずに
真は攻撃を避け去ってしまう...。



9月8日(土)

七七七話 『彼氏&彼女の事情 前編』(9.8.土)
(熱血777記念!!!)

[あぁ、ボクは戦う気もないです。
こうして草や花に囲まれている生活がしょうに
合っているし、それに...。]
意気込んで『狛陽宮』へと乗り込んだ一同を
待ち受けていたのは庭園の育成に育(はぐく)む
羊型の『幻魔』だった...
「それになぁ〜に?」
即座に『勇二』が言いかけた言葉を催促すると
[...それに、ボクのマスターは
いないのです、ボクが存在する前から...。
これ『相似宮』の鍵です、そこの螺旋階段を登れば
直ぐに行けますから。]
幻魔は少し下をうつ向いてから口を開き
同時に首へぶら下げていた次の扉を開く為の
鍵を少年へ受け渡した...。

「『幸平を司る天秤』【スタイリッシュ・リイブラ】...
それが『チッキー』、君の新しい名前なんだね..。
でも、前と何も変わっていないよ!」
ヌンチャクによる攻撃をいともたやすく避け去って
しまった『真』に少しばかり悪寒を感じる
リイブラは相手に攻撃の行う間を与えずーーー
「本気なんて一度もまだ見せていないのに?
『九龍撃破』【クーロン・バルカン】!!」
ズギャギャギャカカカカッッッン!!!
自らの持ち得る必殺技を繰り出す!!!

「それだけ?」
粉塵が舞い上がり確実に鈍い音と共に
身体の至るべき骨を砕いた実感を手に得ていた
リイブラの前へと無傷でその場に立ち尽くす
眼鏡の少年はそう冷たく言い放つと、
ドキュッッアッッ!!!
「かっふぁっ!!?(ばっ?!あんな豚に???)」
掌呈の一撃によって敵を吹っ飛ばしてしまう!!!



まだまだ続くのですぞッ!!



ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!



先を見るんッスねぇ〜!!


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