『Classification !!』9月編!!


↓にお話しは、増えて行きます。

別の日のお話しを見るッスか?




9月13日(木)

第七八二話 『さよならなんて言わせない』(9.13.木)

絶陰地帯』の『月読』の町にて
昏睡状態が続く『知也』を看護する
アナジスタ』の下へゆっくりと今
彼女を狙いし者が近付く...
「ワタシの『スキル』【特殊能力】...
緑樹の奇跡』【リーフ・ファイ】は
変換能力を持つ...内部の葉緑体を促し
血液成分とする...。(それでもあの手負いでは...。)」
だがそんな事に気付く程の余裕もなく
看病に追われる女性は“能力”を使い続け
必死の手当を行う...
ぎしぃぃっっっみしぃぃっっ...。
「...。(ワタシが此処へ訪れるのも久しぶりか...。)」
姿を掻き消した様に見せぬ暗殺者は心の中で
そう呟くと扉を開け館へ潜入する
「...ぅうぁあ...はぁはぁはぁ...。
こんなに長時間...リーフ・ファイを使ったのは...。
(そうか...もうあの時以来になりますね...『』君。)」
トモの面倒を見ながら汗水を垂らし動く
アナジスタはふと過去の幻影を思い出す...それは
「...今、何処に...。
(貴方が...血塗れの『祐也』君を
泣きながら担いで来て...。)」
彼女にとってはほんの少し前の出会いの出来事...
「...。(彼女以外にも他に仲間がいるのか?)」
懐かしい日々のひとコマ(画像送りの意。)にすぎないのだが
「こ..んなあぁあ....ぶ...タやろぉ...に...?!
...シンくん...たす...けぇ...てぇ...がヴあっっ!?」
「ひっぃいい...ぅあっぁぁっっっ!!!!!!!!」
あの真が消えてしまった日からの大事な思い出だった...。

幻魔』と融合を果たし神の化身となった
ピチャータ』は、元は『虚渇宮』を守護する
ロマンラ』と『砲瓶宮』の番者が
両者激突を行う際の隙を突き何かを目論んで
降りて来ていたのだが、それは外れ部外の存在である
京香』と遭遇し一目で気に入った
彼女を亡き者にせんと歯牙を向けた...だが、しかし
[供物となれぇぇっっっっ!!!!!!!
獅子破昴』【バィラ・メ・ドス】の直撃をーーーー]
光撃を口内より動きを封じたキョウへ吐き出さんとしたーーーーー
…その時!!…
ばちゅぃばちばちばちばちゅちゅちゅっっっっ!!!!!
[ーーーーっバチバチ???!なんだ???
俺のカラダがバチバチーーーー??????]
突然、何かが周囲で弾け火花を飛ばし始める...そして、
…次の瞬間!!!…
「人間の...ひとの身体には微弱だが...。
電気が通っている...解るかな...?....電気信号を
脳が送る事で...あたし達の肉体は収縮したり
膨張したりして生きている...。」
[ーーーっははばばっ!?!何をぁおおぉっ!?!
(なんだ!?どうした口がまともにキケなぃいいい!!!)]
「...君が繋いだあたしとの爪、それは...。
肉体の一部であり...ふぅ...もう意味は解るな?...。」
ばりばりばりばりばりばりばりばりばりりりぃぃ!!!!!
それは形を成して現れ、放電される!!!!

“王宮の13宮殿”のへの道のりを一歩
連れ去れた者達より遅く進み始めた
光助』『春化』『勇二』だった、が
[この『狛陽宮』でご主人様のいないボクには
戦う力はありません。
どうぞ...お通り下さい、そして...この『相似宮』に
入る為の鍵を持ち螺旋階段を登って下さい。]
現れた羊型の『幻魔』からそう聞かされ
素通りしてさっさと『洋子』の身柄が
拘束されている相似宮へと進む...同時刻、
優剛なる獅子』【ハイドロ・レオ】が“幻魔人”と化した
神獅子』【ジューナヴ・レオ】とキョウのあくなき激戦は
[あしべべべべっべあぁっぁぁつあぁっっっぎゃぁーーーーッ?!]
「...電撃でちゅ、ってね!...。(...あたしのキャラじゃないか?...。)」
此処に勝者を残し終演を迎えんとしていた...。



9月14日(金)

第七八三話 『求めて 砕いて 蹴飛ばして』(9.14.金)

『京香』は四肢に鋭い爪を突き立てられ
周囲の空間を塞がれた、しかし彼女は
『ピチャータ』の...神の化身が前で笑みをこぼしーーー
…その時!!…
バルバルバルバルバリリリリィィッッ!!!
「...君とあたしが繋がっている...。
それが...このあたしの身体に傷をくれた
お前を倒す現在考えておける唯一の攻撃だった!!...。
たっぷりとその体で味わえ?...100万ボルトをね...。
(ボルト数値なんぞ解らないけど...とにかく強大な電撃!!)」
物凄い放電がキョウの躯より巻き起こり
少女と肉体を繋いでいた獅子の頭部を持つ者はーーー
[まぎょぁぁっっ!?!あヴばうぶぶぶあっばぁっ!!?!
(かっ...神である神である神でぁぁぁあぇええ!?!)]
獅子破昂』【バィラ・メ・ドス】と呼ばれる
光弾を射出し砲撃する技の途中で全身の痺れと共に
電撃の激痛が走り抜けて行く!!
「...ぉおおおおぉぉおおっっっ!!!!...。
(飛びかかって来た瞬間しかなかった...が...。
アース(電気避けの装置の意。)として足を使って
いても...厳しい...わ...。)」
尋常じゃ無い持久戦、彼女は『宵闇の蟹
【ディバインダー・キャンサー】との闘いで受けた
ダメージの回復がないまま連続で戦闘をこなしている
それを考えれば圧倒的に不利な状態であったにも関わらずーーーー
[ぎゃぁぁっっっぷぷぁぁっっ!?!!]
「ぎゃぷぃ!?(『幻魔』との融合が融けた!?!)」
ずぎゃぎゃぎゃぎゃっぁぁっっっん!!!
最後の落雷の後、融合していた幻魔を歪みへと沈めーーー
「...ーーーーッッッ!!...。
...あたしの勝ちだァあっっ!!!...。」
此処に完全勝利を果たす!!

四肢へ突き立てられた10本の爪は深く抜き去るには
苦労をするが彼女は完璧に敵を打ち破り撃破した!!
「あヴぁヴぁ...あぐっぁっ!?...。
(『掌握の立体』【コスモ・プレザシィス】...が、
この神である...ハズの...。)」 まともな口は感電している為に聞けず
身体の所々へ大火傷を負った少年は未だに
自分の敗北を認められず血を吐き出しながら
ブツブツと意味不明な言葉をこぼした...
「...がっ...はぁはぁはぁはぁ...。
危なかった...あたしの身も持たない...。
(この技はもう...封印しよう...。)」
思ったよりもそれ以上の傷を受けてしまったキョウは
この傷の中で特に酷いモノを優先的に治すと
「...ばっ...ぐぐっ...。」
洋子』救出の為、彼を無視して立ち上がり
背にし早急に場へと走り出さんとする...が、
「...。(...無事でいて...。)」
ずるっっずるずる...。
「...ふぁっ...ふぁて...。(まっ、待て...。)」
そんな彼女を最後の“力”を振り絞り立ち上がる
ピチャータの声がせき止める...。

“王宮の13宮殿”の番者『幸平を司る天秤
【スタイリッシュ・リイブラ】を倒した『真』は、
「ぅうっ....ぅうくっっ...ふぁぁあっん!!」
泣き崩れ暫しの間、小刻みに震えながら両手で
顔を覆い隠し悲しみに暮れていた...。



9月15日(土)

第七八四話 『瞳に映る“今”』(9.15.土)

紺色の法衣を纏っていた『転敏宮』の番者である
『幸平を司る天秤』【スタイリッシュ・リイブラ】事
『祐也』は自らの攻撃によりあっと言う間に
命を消して現世へ舞い戻る...
[まぐぅう...くっあははははは!!!
てめえが...『異界の闇覇者』だろぉがぁ
なんだろうがぁ...関係ねぇ...お前はもう
...通常の世界には生きていけねぇんだぁ!!]
シュパァッッッン!!!
「ひっ!?...『チッキー』と融合していた
...『幻魔』...。(...解っているさ...。)」
萎(しお)れて行く肉体の限界まで『真』を嘲笑い
融合していた幻魔も同じく歪みへと沈んで行った...そう、
「それでも...それでもボクは...行かなくちゃ...。」
彼にもうあの頃は戻らない、戻ることは無いのだ!
っと非情な忠告とも思える宣告を植え付けて...。

獅子のクサビ』【ジェック・メイト】を引き抜き
先を急ぐ『京香』の前に殆ど戦闘不能の状態で
声を掛け行動を制止する『ピチャータ』は、
「がっあっ...んた...あんた...どうして
俺を生かした...あの...あのまま...あぐぃうう...。
感電死させる事は...簡単だった...はず...。
--ーーーーー何故だぁっ!!」
喉の焼けた声で出来得る限り大きく声を張りあげ
そう叫ぶと膝を床へ落とした...
「...君は自分のいる町を捨てて逃げたんだろ?...
立ち向かう事もせずに...そして、ここへ来て
また同じ事を繰り返している...。
...あたしは下種野郎なら殺す、けど...君みたいに
まだ...今なら間に合うんじゃないか?って子は
...倒したくないのさ...。」
それを見てキョウは現状を甘えるな!っと叱咤する、すると
「それは...ぐぅう...それはあんたらの国は
裕福だから...そんな、そんな言葉が出て来るんだ!!」
国の状況の違いをぶつけ反論せんとする
ピチャータ、だがそんな少年に彼女は厳しい瞳で
「...裕福だから?何?...あたしは
...あたしはどこに産まれても生きても...。
逃げたりしない...けして、そして君のように
他者にすがったりもしない...。」
そう語り突き放すように先へと足を踏み出した...。

ずぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃっっっん!!!
「ひゃ〜すげぇ落雷だな〜!」
突如!!次の宮を目指す3人の目に落雷の軌跡が
映り込みそれが栄える...。



9月16日(日)

第七八五話 『信じる声』(9.16.日)
(『智明』&『貴弘』ちゃん誕生日おめでと-!!)

「ぅゎっわ!?『光助』これ近いよ〜(汗)」
落雷のように見えるそれは一瞬だけ
閃光を放つと即座に姿を消す...
「お〜ばだなぁ〜『勇二』はっ!
(まっそ-言うとこが可愛いんだけどね。)」
螺旋階段の途中で足を止めた勇二を
静かに宥めながら光助は鍵を手にし扉の前まで
一足先に訪れた
「...。(どーでも良いんだけどこの二人って...。)」
深い詮索は止めようとするも一度考え出すと
止まらない『春化』だったが、
ドガガガガガガガッッッ!!!
「行こう!春化さん!!」
大理石のソレが開いてしまったのでその暇も無く
うやむやのまま先へと進む!!

「...しかたないじゃないか...。
じゃあ...あのぐふぁっ...町で...
俺はどうすれば...良かった...?」
『京香』の言葉に自分の故郷を思う『ピチャータ』は
呟きながら床へ大の字に倒れ込む
「...。」
そして最後にキョウが螺旋階段へと足を進めんとした
…その瞬間!!…
ぱしゅっっっん!!
「...鍵は...持っていけ..ぐっ...。」
少年は乙女座のマーク(記号の意。)が印された鍵を
ぶっきらぼうに投げ渡す...。

「...。(せめてワタシの手の中で眠れ。)」
浸入者の攻撃は素早く、既に彼女の背後を奪うと
自らの“能力”により永遠の眠りを与えんとしていた!!



まだまだ続くのですぞッ!!



ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!



先を見るんッスねぇ〜!!


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