『Classification !!』9月編!!


↓にお話しは、増えて行きます。

別の日のお話しを見るッスか?




9月21日(金)

第七九〇話 『氷上戦!!!』(9.21.金)

絶陰地帯』にて“王宮の13宮殿”の番者達は
各々各自で動き出し進入者の排斥を掛かる
「『抹殺の水瓶』【アクアリゥス・エグゼキューター】の吐息
無尽の氷結』【ホワイト・ブレス】の舞台で
貴様を始末してやるよ。」
その中の1人『砲瓶宮』を守護する
レザースーツの女性はこの地で唯一残った
統治者『アナジスタ』を始末せんと
不意を突き彼女へ襲いかかる、が
「...女性だとしても...。
フェミニスト(女性へ過度に優しい者の意。)のオキテに
反するとしても...オレはーッお前を倒す!!」
昏睡状態からの回生を果たした『知也』により
暗殺は寸前の所で防ぐ事が出来た!!
「ワタシの領域に踏み込んで今まで
生きた『幻魔』も...
スキルマスター』【特殊能力者】もいない。
せいぜい愉しんで行ってクレたまえ。」
しかし、アクアリゥスの歯牙は次に少年を捕らえる...
パキュキュキャキャッッッッ!!!!
「...知也くん...っあっ!?!
(これは...いけない!!)」
そして建物の破損した窓から両者を見下ろす
アナジスタの一端は押さえ付けられた
首筋に奇妙な結晶が出現し声帯の機能を奪う!!!

「振り上げた事はない...。」
「?What,」
「今まで女性に拳を振り上げた事は
なかった...でも、状況が状況だからーーー
悪く思わないでくれよな?」
炎天下の中で張り詰められた氷の中心部へ
構えるアクアリゥスを前にトモは
握り拳を作ると技の体制に入り足を進める
「フェミニストを気取っているつもりか?
笑わせるな...貴様の古術とワタシの
マーシャルアーツを一緒にしないで頂こうか?」
バギャァァッッッッッン!!!
ミルティン』が嘲笑うかのように
言葉を並べたーーー
…次の瞬間!!…
「“散来撃”...ッッふゅゥー...。
お見事、完璧に決めたつもりだったんだけどね。」
突然!!加速を付けた少年の鋭い蹴りが
彼女を襲うーーーが、しかし
「温(ぬる)いな?...拳の代役で足なのか?
なめるなよ...“靭裂”。」
しゃぱぁっっっっん!!!
肩で攻撃を受け止めてしまったアクアリゥスは
この足をロック(固めるの意。)し右手の指を
アキレス腱へと物凄い速さでえぐり込ませーーー
「ーーーーッッ!?!!!
(ぅっっっっっっっぃ!?!)」
一瞬で断裂させてしまう!!!

隔壁の双子』【コンサバート・ジェミニ】に拘束された
洋子』を救わんと『相似宮』へと
乗り込んだ『春化』『勇二』『光助』の
3人だったの、だが...
「くっ...幾ら進んでも...相手は次元を越えて
...現れる...気配なんて読み取れない...!!」
ジェミニの仕掛けた次元の罠によって
入り口から少しもハルカ以外内部へ入り込めずにいた...
「...こーすけぇ!!...これで攻撃なんか
されたら終わりだよぉ〜!!」
遠距離からの攻撃にも確信を持てない
勇二は突入するしかないとせがむ...が、
「今のままじゃあ...どうにも出来ないよ...。
勇二ちょっと待ってくれ!!
オレっちも考えて...。(くそっ!案なんてでねぇよ!!)」
青年はまだ行く手を阻む敵の正体が
見えない事を危惧し動けずにいた、そして
…この直前!!!…
「さぁて、紅茶の後は...お楽しみ会だ。」
むぐちゅぅっっ...。
ジェミニは動き行動を封じられた少女の
乳房を鷲掴みにして暴挙に出んとする!!!



9月22日(土)

第七九一話 『セイヴ・ザ・クィーン』(9.22.土)

そう言えば...おかしいぞ...オレは、
古術連武式の参ノ型『天穿
【フェィツ・ブレイカー】を最初は女性とは
思えなかった奴に...しかも頭に喰らわせたんだぜ?
...普通『幻魔』達でさえあの一撃で
終わってるんじゃないのか?!
「マーシャルアーツのその先へと
ワタシの技は進んでいる。
...何故ならワタシは超越した者だからだ!」
そんな事が右足の靭帯を切断された...いや
違う引きちぎられたんだ!!...この痛みに
我を忘れて一瞬ボーぜんとなった合間に
オレの頭の中を駆け巡った
「ーーーーーーーーッッッ!?!!!」
声に出来ない痛みがオレを襲い
静寂の中で意識を失い掛ける...でも
「そう言えば貴様どこかで見た顔だな?
あぁ、手配書の輩か...
これが噂に聞いた者とは口ほどにもない。
糞の約にも立たんな。」
ここで倒れたら何の為にオレが出しゃばったのか
ワケわかんないからな...
ズパシャァァッッッン!!!
「けっ....“サマーソルト・キック”ってか?」
わざと右足を持たれたまま左足を滑らせ
驚いた拍子に脳天へかかと落としを直撃させてやった!!

“靭裂”と呼ばれる技によって引き裂かれた
腱を代償に彼女があざけ笑った隙を突きーーー
…その瞬間!!!…
ドゴッッッッッスッッ!!!
「なっぐっ!?」
当初攻撃を開始した頭部を狙い『知也』の
全力でのカカト落としが『抹殺の水瓶』【アクアリゥス・エグゼキューター】へと
直撃し、これには思わず彼女も手を離す!!
ずしゃしゃしゃしゃっっっ!!!
「ーーーっ古術を侮ってもらっちゃ...
困るんでね?(...左腕と右足のダメージはでかいが...。)」
氷結した場を滑りながら間合いを取る
少年はどうにか一矢を報いる事に成功する、も
「このワタシに貴様...一度ならず、
二度までも...。
この礼はたっぷりしよう...。」
それ以上に傷は酷く分は明らかに
こちら側には無いに等しかった...
トッッッスンッッ!!
しかし、アクアリゥスが報復の一撃を放たんとした
…その時!!…
「...超越者とはいえど...元は人間だろ?
何回も頭を攻撃されれば脳に影響がでるのは
必然だと思わないか?」
突然!!目眩の様な視界錯覚症状を起こし
無様にも自らが生み出したフィールド(周辺の場の意。)へ
“力”を失い倒れ込んでしまう...。

“王宮の13宮殿”の番者が一人
愛欲の乙女』【アザゼル・ヴィアルゴ】の
ループ・マジックと称する何らかの
術中にハメられた『京香』は否応無しで
「そんな事言っちゃぁいやぁん!!
このあたくしはこう見えてもぉ
ここじゃあ...一番強いかもよぉん?!」
彼女の待つ『渚汝宮』へと連れ込まれ
更なる闘いを強いられる...。



9月23日(日)

第七九二話 『血の絵画』(9.23.日)

『相似宮』の番者、『隔壁の双子』
【コンサバート・ジェミニ】の片腕は
身動きを一切取れぬ少女の胸を鷲掴み
仲間達の見ている前で恥辱の目に合わせんとし
同じように今度は服の上からでは無く
胸元から指を入れ、ブラジャー(胸に付ける道具の総称。)を
通り抜けその豊満な乳房を触れんとする...が、
…その瞬間!!!…
ズバシュァァッッッッッッッッ!!!!!
「なっ...ニィ!?!(僕の腕が吹き飛んだ?だと!!)」
胸を当てがっていた腕の辺りから空間へ亀裂が生じ
唐突にそれが引き裂かれ、同じく
場へ存在していたジェミニの右腕も断裂によって
吹っ飛ぶ、そしてそこから顔を覗かせたのはーーー
「ひゃほぉ〜...空間断裂“ミスルーのナイフ”ぅう
スレイヴァー・スピリッツ』!!
...世話んなったわね?...あんたには...!!!!!」
完全に異空間へと拘束されていた筈の『洋子』だった
しかし彼女は現実に姿を現し
何故かナイフを持っている指先は血塗れ
なのだが自分自身の“力”で脱出に成功する!!!

「あっ...洋子!!!」
異次元空間を支配する『幻魔』との牽制で
次第に気力を奪われ掛ける『春化』達だったが
彼女の出現により
「洋子さんっっ!!(そっか空間破壊が使えるんだ!)」
「おっっし!!!行くぞ『勇二』!!
(空間使いには破壊者がいれば楽勝だ!!)」
一同は活気を取り戻しこの機を無駄にせんと
速攻で本体を叩かんとする、がしかし
…その時!!…
ガヴヒュァァッッッッッッッッ!!!!!
「乾いて...乾いていた...。
...くくっっっ!!!...こう言う刺激を
求めていたのかもしれんな...。
女ァ...たたじゃぁすまなぁぃよ...。
だが、その前にーーーーーー『次空埋葬
【フォートレス・トップ】...邪魔な者はとこぞに消えろ!!」
片腕を失った事で何かに目覚めたジェミニの声で
感化され姿を見せた幻魔は彼の叫びに併せ
場へ存在する自分と彼女以外の邪魔な人間達を
除外せんと異空間の亀裂を足元へ配置し
一瞬にして異次元の世界へと3人を送り込んでしまう...。

どさっっっっ!!!
「うっ...うぅ...此処は何処?」
異空間の渦に巻き込まれた勇二達は各々内部にて
分断されて不完全な力で数名も送り込んだ結果
無理が生じて産まれた風穴へ込まれる様にして
何処かの宮殿へと落とされていた...そして
「ぅうう...ぅう...誰...???」
少年が尻から落下したそこには誰かのすすり泣く
声が空しく響き渡っていた...。



9月24日(月)

第七九三話 『It’s A Party Time!!』(9.24.月)

ガヴヒュァァァァァァァッッッ!!!!
「!?!...ーーーっ!!
あんた皆に何してくれてんよ!!!」
『隔壁の双子』【コンサバート・ジェミニ】の拘束を
自らの空間断裂により破壊し、脱出に成功した
『洋子』は突然の出来事に面を喰らい
思わず身を乗り出して叫ぶ、すると
「何だと?...僕は邪魔な奴らを
ブラックホールの様な異次元空間へ...落としただけだ。
...それよりも僕は何故あの空間から
脱出出来たのかを知りたいねぇ!!」
斬り裂かれた片腕から鮮血を溢れさせ
床下を真っ赤に染めながら悲壮を現す仮面を
被り危機迫る迫力で
青年より質問を質問で返されてしまう...。

「おぃおい!!二人ともしっかりするんだぁ!!!」
突然開いた床下の風穴へと半ば強制的に
落とされた3人の内、『光助』はいの一番に
敵が作り上げた空間内部で目を覚まし
宙を同じく漂う2人へ声を掛ける...
「ぅっっ....ぅうう....私は...
はっ!?..そうだ、洋子は!!!
(ってか此処何処ーーーッ!!!)」
瞼を重そうに開いた『春化』は自分の置かれている
状況が理解出来ず暫し困惑する、しかし
「ふふぁぁっ...あ”ぁ〜〜〜〜
ここは...エクスデスの空間!?」
その横で目覚めた少年は何等問題無く
適応力の速さを見せた...。

『次空埋葬』【フォートレス・トップ】によって
異次元世界を漂う3人は取り敢えず固まって
場を浮遊していたのだが、不意に
ぱきゅっっっぱきゃぁぁっっ!!!!
「ひゃっ!?!いやぁっっ!!?!(掃除機感覚ぅ!?)」
閉ざされた世界に亀裂が走り、各々別々に
各所へと吸い込まれて近場の空間へ送り込まれてしまう!!



まだまだ続くのですぞッ!!



ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!



先を見るんッスねぇ〜!!


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