『Classification !!』10月編!!


↓にお話しは、増えて行きます。

別の日のお話しを見るッスか?




10月5日(火)

第七十五話 『激昂の神殿』(10.5.火)

「あのなぁ...俺様は、元々は....そこの
『ヒロ』くらいだったんやけど...
ってぇ!!五月蝿い!!死ねッ!!」
バギャンッッ!!
『智明』は、一瞬にして、その状態から
間合いを詰めて『死骸の王』【ナイトメア】に
攻撃したのだが、斬首刀による
1撃は、鎌ではなく...ナイトメアの纏う
鎧に受け止められてしまった!!
[くくっ...ヨロシロを本力だと思うなよ...
これから貴様達は、我に殺され
生きた屍としてこの世をさ迷うのだ!!]
「フンッ...骨がドクロの模様の鎧を
身に付けるなんて...笑えるな...!!」
だが、それに怯まずに攻撃を続ける
智明だった...が、何回斬りつけても
その鎧に傷一つ付ける事も出来ずに
しだいに息も乱れへばってゆく...。

[ククッ...そんな実力で良く
『八つ首の龍』【トライゼ・ラスター】様の
強者を待つ、この『激昂の神殿』に足を
踏み入れたものだ...そらぁ...汗が
止まらないようだなぁ?...ははっ無駄無駄...
いくら汗を流そうが...痩せない
...くくっ...もうイイ死ねッ!!]
その哀れな姿を見兼ねたナイトメアは
斬首刀を持つ手も、もう震えて
構える事も出来ずにいる智明に向かい
素早く鎌を降り下ろす!!
ズバシュッ!!
ぴっぴぴっ...。
その攻撃から身を庇おうとした
左腕から鮮血が飛び散りナイトメアの
漆黒の鎧を真っ赤に染める...
「...ぅう...。」
[ククッ...そこのガキは、貴様を
助けては、くれないようだなぁ...。]
「.....。」
痛みにもがく智明を見ても依然
貴弘は、助けに入ろうとしない
「...ははっ...俺様をあいつは
信用してるんやろ...お前みたいな
骨には、解るまい....。」
[へらず口を叩くな!!...くくっ
今...止めを刺してやる!!]
そして、左腕を抑えながら床に
膝をつく智明に向かい鎌を降り下ろそうと
ナイトメアがした...その瞬間!!
ズブシャシャシャシャッッッ!!!!
[なっ...グハッ!?!!]
突然、ナイトメアの全身が引き裂かれた!!



10月6日(水)

第七十六話 『血痕』(10.6.水)

[ばっ!?...我のわれ...うぎゃぁぁ!!!]
全身が内部から突然引き裂かれた
『死骸の王』【ナイトメア】は、絶叫を
上げながら歪みに落ちて行った!!
「ふん...ザコのくせに生意気やから
そうなるんや....。」
左手の傷をぺろっと舌で嘗めると
『智明』は、立ち上がり『貴弘』を
見てニヤっと笑った...
「僕には、今のがなんのか解らなかった
んだけど...智明が手を出すなって
血文字で合図したら助けに入らなかったけど...
すっごぃ心配したよ....。」
それを聞くと智明は、ため息をつきながら
さっき起きた出来事の事象を貴弘に
解りやすく説明した。

「...そっあーっ!!智明の能力の元である
血液を全身に浴びればいくら強固な
鎧でもわずかな隙間に入り込み
浸透してゆくもんねッ!!」
「そや、...だからその為にわざわざ
作戦がばれへんようにわざと斬られると
いった演出をしたんや!」
二人は、話しながら大広間を抜けて
今度は、一転して洞窟のような作りに
なっている道を歩み進めた。
「んっで最後に、浸透しきった所で
一気に能力を発動させて内側から
倒したんだねっ!!」
「そうそう『暗器』をどれにしよかっと
考えてたら『クナイ』みたいなモンが
沢山出ると大きさ的にイイんかな?
って感じだった...まぁ成功して
良かったよっアレ意外にあの鎧には
効果がなさそうだったからな。」
智明が全ての説明を終えると
同時にまた進んだ先に龍の巨大な石像が
両脇に並んでいる大きな扉を見付けた!!

ギィィッ!!!
「ぅあぁ!?!」
「...デカイな...。」
さっそく二人が、中に入って見ると...
そこには、玉座にたたずむ
『八つ首の龍』【トライゼ・ラスター】の
姿が闇に包まれているももの、そこに
確実に存在にしていた!!



10月7日(木)

第七十七話 『強者』(10.7.木)

[良く来た...と言うべきか...ん?
...そうかお前か....。]
『八つ首の龍』【トライゼ・ラスター】は、
闇の中から『智明』の姿を見て
さっき黒マントの人物に言われた事を
悟り、その横にいる『貴弘』も観察した
「...お前がトライゼとか言う奴だな!!
『レイン』とか『ハルッズ』とかを
あんなにした張本人...僕がお前を
倒し、この地帯を解放する!!」
そして、闇の中で動向を伺いつつも
トライゼ・ラスターに向かいそう叫ぶと
貴弘は、真紅の槍を構える!!
[ククッ...俺は、何もしていないぞ?
あれを勝手にしていたのは『死骸の王』
【ナイトメア】だったからな...
俺はココで強き者を待っていただけ...。]
激昂する貴弘に向かい宥めるように
トライゼ・ラスターは、そう言うと
「....確かに...そうやな、あいつしか
ゾンビ共は、操れんし...ヒロ...
もしかしたら、こいつはーーー」
「ウルサイッッ!!」
智明もそう言って貴弘を宥めようと
するが...その智明の言葉を遮り
巨大な龍の姿をしたトライゼ・ラスターに
攻撃を仕掛けた!!

[...“能力者”と会いまみえるのは
これが初めて...果たして俺が望む
強者』なのだろうか...
まぁイイ....試せば解る事!!]
向かって来る貴弘を見てそう呟くと
徐に玉座から立ち上がり背中の羽で
旋風を起こして邪魔な物全てを吹き飛ばす!!
バシュルルッッ!!!
「ぐわっ!?」
ドサッ!!
なんの防御もしていなかった貴弘は、
それをまともに喰らい吹き飛ばされ
入って来た扉に全身を強く打ちつけ
その場に崩れ落ちる...
「ヒロ!?...くっ...ダメだ...
あいつ頭に血が登りすぎて正常な
判断が出来ていないんや...しゃあない...
ここからは、俺様がやるしかないようやな!!」
旋風が止まると闇からその姿を現した
トライゼ・ラスターが2人の目の前に
立ちはだかった....
貴弘の心配をしつつ斬首刀を構えた
智明は、巨大な敵に向かい攻撃を放つ!!



10月8日(金)

第七十八話『八つ首の龍』(10.8.金)

『八つ首の龍』【トライゼ・ラスター】に
果敢に攻撃を放つ『智明』は
背部を打ちつけ扉に持たれる
『貴弘』から出来るだけ離れて
闘おうと努め、間を詰めてゆく!
「死ねやぁッッ!!」
ガスッ!!!
しかし智明の攻撃は、ヒットするものの
トライゼ・ラスターには、掠り傷程度も
負わせては、いなかった...
[その程度か?『異界の闇覇者』が認めし
食べ頃の『選ばれし者』よ!!]
智明の攻撃に呆れたトライゼ・ラスターは、
そう叫ぶと片手に力を込めて
青白く光る光弾を出現させた!!
バヒュルルルッッ!!!
「なっ!?はぁはぁはぁ..なんて...
動きずらいカラダなんやッッ!!」
そして、それを見て汗をダラダラと
流しながら焦る智明に向かい放った!!

ドギャギャギャギャギャンッッ!!
「うっ!?うあぁっぁぁぁ!!!
ぼけぇッッッ!!こんな攻撃でッッ!!」
その光弾を避けるタイミングが
ずれた智明は、その攻撃に向かい
斬首刀で叩き斬ろうと構える!!
[...ほう、オレの『光の滴
【ヴァーサンド】を受けて生きている
者がいるとは...やはり奴の目に
狂いは、ないのか...そして、この者が
強者』ならば...オレはっっ!!]
そして、その攻撃を受け切り
なんとか持ちこたえたが、フラフラの智明に
向かいトライゼ・ラスターは、歓喜して
更なる光弾を無数に放つ!!

「いい加減に...しろやっ!!
血化陣』!!!」
しゅぱっぱっっん!!
トライゼ・ラスターを貴弘から
離したのは良いものの、かんぱつ入れずの
攻撃に逆切れした智明は、自分の
左腕を勢い良く斬首刀で斬り裂き
血液を多量に流出させると能力を
使用し、血の結界を創り出し光弾を
防ぎながら右手に構えていた斬首刀を
思いっきりトライゼ・ラスター顔面を
目掛けて投げ放った!!
[ぬっうっっ?!]
ブシュッゥゥッッ!!!
すると、その意表をついた攻撃は
トライゼ・ラスターの硬い鱗に覆われた
眉間に刺さった!!
[うぉぉぉ!?!]
「ちゃ〜んす...って感じやなッッ!!」
動揺するトライゼ・ラスターを
前にし、一気に連撃を智明は、仕掛けた!!



まだまだ続くのですぞッ!!



ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!



先を見るんッスねぇ〜!!


他の項目を見るッスか?

最初に戻ちゃうの?



このページは GeoCitiesだよ〜 無料ホームページを見てねッ!