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『10月5日(金)』 第八〇四話 『猛牛乱舞 -朱色のマント-』(10.5.金) 『京香』を身体を張って助けた少年、 “王宮の13宮殿”番者が1人『優剛なる獅子』【ハイドロ・レオ】は、 「...君の分まで...あたしは戦うさ...。 (日常を取り戻す...か、それを皆が望んでいるのなら ...あたしは、また居るべき場所が無くなって しまうかも知れないな...。)」 『掌握の立体』【コスモ・プレザシィス】により 絶対の空白を作り上げそれを圧縮し、己の 『スキル』【特殊能力】の弱点を知りながらも “幻魔人”と化した『愛欲の乙女』【アザゼル・ヴィアルゴ】を歪みへ沈めた 「あふふふ!!永久に死に続けるのヨォオ!!!」 だが、しかしその代償として彼は... 『どびゅしゅぁぁっっっ!!!』 「...ぎぃいっ...ぅうあぁぁっっ!?! (“ループ・マジック”にこんな使い道が...。 京香の手前...弱音は吐けねぇけど... ...でもよ...ちぃとばっかり...ツライ...かもな...。)」 現世へ戻る唯一の手段すら無効とされ輪廻と呼ばれる 地獄の様な世界の中で最初に受けた致命傷攻撃を 目覚める度に受け、この瞬間を繰り返す事で 死に続ける事を余儀なくされた...その頃、 『勇二』『春化』『光助』は 各々別宮へ『隔壁の双子』【コンサバート・ジェミニ】によって 送り込まれ個々に敵との遭遇を果たしていた...。 「えぇと、自分は相手の名前は覚えられないのだが。 犬君はどうやら誤解をしているのだな。 自分達は特に手は下さんよ。 君は君自身に殺されるのだからな。」 淡々と言葉を並べる『禁丑宮』の番者 『越権を携えし牡牛』【オシリス・タウルス】は、 「イヌだと!?...オレっちはぁ---ーーー 〜〜〜〜〜犬じゃねぇっっっ!!!! (前にもどっかで言われたな...クソっ『獣化』ぁ!!)」 鈍く輝くサーベルを左手に持ち替える、っと 『バササササササッッッ!!!』 右手へ身体より少し大きめの真紅のマント(身に纏う布の意。)を 鮮やかに出現させ携えた!! 「再三言うが、感謝して現世へ戻れ。 この自分に始末される事は名誉なのだからな。 さ迷える仔犬君。」 敢えて馬鹿にした口調で挑発するタウルスの 口車に乗り憤怒した光助は、狼の姿を露呈させるとーーー …次の瞬間!!!… 「ナメんなよ...ガキがっっっ!! 『絶剣の小刀』二刀流ーーー 『インセプター・アロー』ォオオ!!!」 物凄い速さの抜刀技を繰り出しマントを手に 余裕を見せつける眼前の敵へと繰り出す!!! 『ずぎゃぁぁぁぁっっっっぎゃん!!!!』 豪快な炸裂音と共にタウルスの身体は飛び散り 砕けたハズだったの、だが 「愚かな、だが破壊力だけは認めよう。 それ故に自分で自分を殺すのだから。」 そこには完全に捕らえたと確信した敵の姿は無く 只、大理石の壁が切り刻まれ破壊されていた [くすすすすっ...貴方頭悪いでしょ?] そして異変に気付いた光助が振り返ったーーー …その瞬間!!!… 『ズドブシュッッッッン!!!!』 「ぐっぁっっ!?(そんなオレっちは完璧に位置を???)」 右足にはサーベルが、左手には『幻魔』の 鋭い角が突き刺さる!!! 『10月6日(金)』 第八〇五話 『猛牛乱舞 -独歩-』(10.6.金) 誘惑するように舞う真っ赤なマントごと敵を 斬り裂いた筈の『光助』の攻撃は狙いを外し 逆に彼らの猛襲を受けてしまう!! 「冥界の王の名を持つ『越権を携えし牡牛』 【オシリス・タウルス】の予言は絶対に外れえぬのだ。 さあ、次はどう来る。」 『ずちゅぅっっ...!!』 わざとゆっくり太股からサーベルを抜く タウルスは恍惚の笑みを浮かべ、『幻魔』に合図を送る [くすすすすっ...回りくどいやり方なんですけどね。 これも拷問の一種、余興として楽しんで下さいネッ? ...次は卑猥な場所でも狙いますかね。] すると羊型の幻魔も同じように手の平より 太い角を抜き去り青年から間合いを取った... 「ぐっ...ぁぁああっっ!?! (...オレっちの狙いは間違っていなかったぞ!? 何でなんだ???...このままじゃぁ...。)」 攻撃の後、崩れ落ち四ツん這いで痛みに耐える光助は、 「仔犬君、君のその苦痛や憎しみは とっても大切なのでね。 解るかな?自分達がわざわざ余興を行う意味が。 君にとっては、どうでも良いのかも知れんがな?」 脂汗と体液を垂れ流しながら荒れた呼吸を整え 「はぅうっっ..グゥウルッっ!!! ...何度も同じ手に掛かるかよぉ...。 (って吠えたわ良いものの...謎の解読は...不可なんだなこれが。)」 ゆっくりと小刀を手に再び立ち上がる...。 [学習能力が人間は随一なのですよね? では見せて下さい...、さぁボクを狙ってくれても 全然構いませんから。] 幻魔まで挑発を行い光助の心を煽る... 「...ちっ...左手は使いモノになんないな...。 “神刀”だけか...ならーーーー 絶剣....木枯らしッッッ!!!!」 『ザキュッッッッン!!!!』 二手に分かれ、自身の真後ろへ立つ羊の方は 無視すると見せかけ身体を捻り回転斬撃を 繰り出し完全に不意を突き捕らえるの...だがーーー …次の瞬間!!… 「うまかったな、実に予想を裏切る動きだった。 しかし、汚点だな。 自分の『道化の赤鼻』【ナイーブレス・ハンカチーフ】を一度でも その目にした者はそれ以外を対象として 攻撃出来んのだよ。」 何故か目の前には赤いマントが、そして自身の動きに反し 回転するソレは攻撃対象を幻魔では無く 闘牛士の人物へと向いてしまう、しかも 「にぃいいっっ!?! (どう言う事だ!?ならなんであいつは無傷でいられる!!!)」 先と同じく破壊したモノはタウルスの背にする 『ドバギャァッッッン!!!!』 [くすすすっ...罰ゲーム。] 大理石の壁だった、当然彼が振り返るーーーーー …その瞬間!!!… 『ぞにゅぴゅ...ドシュバシャァッッッッ!!!』 既に背後へ忍び寄る“王宮の13宮殿”達の無情な 裁きが下された!!! 「えげつない攻撃だな。 だが、お似合いの姿やもしれないがな。 もう立てまい。」 『つぴゅぴゅぴゅっ...。』 サーベルは右足太股へ、そして角はーーー 「ぃぅうっっあぁぁっっっ!?!! (まっ...太いって!!!)」 [中々、良い眺めですよ?] 前のめりに倒れた 光助のピンク(桃色の意。)色の肛門を目掛け直撃させ、 鮮血を溢れ返らせながら串刺す事に成功する...。 『10月7日(土)』 第八〇六話 『猛牛乱舞 -倒錯-』(10.7.土) 『越権を携えし牡牛』【オシリス・タウルス】と『狛陽宮』を守護する 番者達の連携プレイ(〜する事の意。)によって 一気に窮地へ追い込まれた『光助』は見るも無惨な 仕打ちを受け『禁丑宮』には彼の絶叫が木霊した... 「残るパーツは頭部、心臓部、右手。 そんなところか、あぁ局部も含めると4つか。 偶数で良かった、奇数では楽しめないからな。」 非情なまでのタウルスの行動は『幻魔』であっても 恐れおの退く程なのだが、相棒はそれを耳にして くすくすっと言葉をこぼし笑う... [くすすっ...抜く時痛いんですよ。 ボクの角はドリル(削岩器の意。)の役割も持って いますので...勘弁して下さいね?] 『ぶちゅるるるっっっ!!!!』 「ゎひぃっ!?!ぅうぐううぅううううっっ!?! ーーーーッッッぎゃぁぁあ!?!!!」 悲鳴とも何とも聞き取れない喚き声が響き渡り 肛門より回転する太くて鋭い角がゆっくりと引き抜いて いかれる度に鮮血と茶色の塊、そして肉片が飛び散る!! 「先までの勢いはどうしたのだ? さあ立ち上がるが良い。 自分達は逃げも隠れもしないぞ。」 サーベルを右足の太股より引き抜いた タウルスは濡れた様な唇で吐息を漏らし 「ひっぐぃうううぅう...ぅううっっ!! (左腕は動く...右手も使える...両足は骨まで 剣が貫通してるけど...芯が細いために致命傷じゃない 立てる!!...尻の穴は...くそっ、こんな事なら もっと使っとくんだった...でもってーーーー 計算算出結果ッッオレっちはまだ闘れる!!)」 呻き声と共に立ち上がる光助へ真紅のマントを ヒラつかせ攻撃を誘う... [くすすすっ...それじゃあもう垂れ流しですね。 ...みっともないし宮殿を汚すわけにも いかないので、次で再起不能にしてしまいたいなぁ?] 同じように幻魔も挑発を繰り返し 無防備なまま今度は光助の目の前へ立ちはだかった 「ぜはぁっ...ぜひぃ...そうかぃ...そりゃぁ 良かったなぁ...でもさぁ〜、オレっちは ...負けねぇかんな!!!」 しかし、他部位の傷口からの痛みに負け時と右手へ小刀を 構える彼はこれらをつっ跳ね全力の一撃をタウルスへ 「ふふっ、自棄になって自分を狙うか。 良いだろう、無駄だと言う事を知らしめて差し上げよう。」 撃ち出さんと自ら向きを変える!!! [くすすすっ...後ろからおそっちゃおっかな? 冗談ですけどねぇ〜。 (ボクの“能力”が解らぬ限り貴方は勝利も 何も手に出来ませんからねぇ〜。)] 完全になめ切る態度を示す羊へ光助は笑みをこぼし 「襲うなら今しかないけどねぇ〜。 ...後悔すんなよな?...オレっちがあの女を ブッた斬っちまってもよっっ!!」 そう言い放つと、同時にーーーーー 『ズギュジュパァァァァァッッン!!!』 …次の時!!!… 今残された体力全てを出し切り斬撃を繰り出す!!! 『10月8日(日)』 第八〇七話 『猛牛乱舞 -矛盾-』(10.8.木) 「馬鹿め、自分が女であるからどうだと言うのだ?」 ひた隠す自分の正体へメス(医学手術用具の短刃の意。)を 切り込まれた『越権を携えし牡牛』【オシリス・タウルス】は、 ある種の自尊心を傷つけられた事で 「どうでもないけどね...オレっちの命を ...ブレード(刃の意。)へ変換...この一撃に賭ける!!」 一瞬の隙を生じさせる、しかしだからと言って 『スキル』の術中にある『光助』がマント以外を 狙う術もなく、攻撃は放たれた!!! 『ジュキャァァァッッッッン!!!!』 先と同じく彼女の横脇へ存在した大理石の壁が 今までとは比べようも無い程に崩壊しーーー [くすすすすっ!!何も変わらないですよ。 とどめーーーーぉッ!!] 同時にタウルスの上半身と下半身は真二つに 『どすすすさぁぁっ!!』 「ぐふぁふぅ?何、こ...れ。」 引き裂かれて床へ大量の血液をブチ撒いて落ち歪みへ沈む...。 『ズルルルッッ...。』 「やっ...ったぞ...って!?! (しまった...足に“力”が入らない...!!?)」 が、しかし全力を出し切りどうにか タウルスを撃破しても四肢も殆どが 傷を受けていた光助は立ち上がる事が出来ずに 前へと倒れ込んで武器を手放してしまう、すると ここぞとばかりで羊型の『幻魔』がそこへ襲い来るの...だがーーー 『パキュゥウウウウッッッン!!!』 …その瞬間!!… 「不意打ちとは、卑怯で臆病な奴だな? オレの仲間にはこれ以上、手出しさせないぜ!!」 突然の目のくらむ様な閃光の後、あの男がその姿を現す!! まだまだ続くのですぞッ!! 『ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!』 先を見るんッスねぇ〜!! |