『Classification !!』10月編!!


↓にお話しは、増えて行きます。

別の日のお話しを見るッスか?




10月17日(水)

第八一六話 『Lover's Cool』(10.17.水)

“王宮の13宮殿”の番者達との各々の闘い
禁丑宮』にて『越権を携えし牡牛』【オシリス・タウルス】
それから羊を型どった『幻魔』を『光助』&『知也』が
相手をしている時、同じく異次元に飛ばされた
春化』も『麗割宮』の守護者と
対決していた...しかし『勇二』だけは
転敏宮』へと強制移動させられたものの
番者では無く『異界の闇覇者』が1人
月影 真』と出会う...更に
京香』は『愛欲の乙女』【アザゼル・ヴィアルゴ】と対時し
捕縛されていた『洋子』は自力で脱出すると
“幻魔人”へ完璧に成り代わってしまった
隔壁の双子』【コンサバート・ジェミニ】との
激闘を繰り広げていた、そして皆が戦っている...その頃
「あかんって!!?...徐々に...くそっ!
どうでもよぉなってきとるやないかぁ!!」
智明』は『永蘭なる魚』【シャルムーン・ピスケス】の
闇牢獄へ投げ込まれ闇の芸術品にと変化させられて
しまいそうになっていた...。

ハルカの立ち向かいし『スキルマスター』【特殊能力者】の
ソレは一瞬の爆発的な速さをか持ち出す事にあった
「なっ!?わたくしのこれは...
あなた...そう言う事ね...本当に見事だったわ。」
よって必然的に攻撃を繰り返せば....
「ふぅ...はぁはぁ...私の動きに併せて
加速するんじゃなかったのね...。
だから...先に補う幻魔を倒せば...。」
肉体に損傷が生じる、しかしそれを彼は
「その通りよ...肉を切らせて骨を絶つって
具合かしらね?...もうこのまま攻撃する事は
不可能でしょうね...。」
幻魔へ負荷させる事で補っていたのだ、よって...
ばびゅぅぅぅうううぅっっ!!!
「!?っ...肉の身体で音速を越える攻撃を
打ち出せば...耐え切れないで破壊される...。
(その代償が...でも、勝てて良かったわ...。)」
肉体より幻魔を浄化させられてしまった今、
「心配しなくても結構よ...。
“幻魔人”としての契約は終わった...これで
わたくしの負け...かな。」
青年の敗北は決定された!!
だが、『バルディア』がそれを認めたーーー
…その瞬間!!!…
パヒュルルルンンッッッッ!!!!
[ダメダァッッ....ヲマエはタタカウのダァ!!]
「いやっ!?...やっ止めなさぃっあ”ああ”あぁ”っ?!」
肉体へ細胞レベルで取り付いていた幻魔の
断片が集まり彼の脳に潜り込むと、同時に
「うそ...私の霊気が細部まで及んで無かった
って言うの...っく!!」
意識を乗っ取り支配する!!!

[コレで完全に『迅雷ける山羊』【インラヴィン・カプリコン】と
ナッタワケだ...ぅっぐぅううう!?!]
不意に完全なる身体の支配を終えた筈のカプリコンは
悶え苦しみ出し膝を付く...
「...何が起きているの...?!...これは!!」
彼女にはそれが瞬間で理解出来た、すると
[...勝手な...事は...させないわ!!
...あなたに頼むの...この世界でのお願いよ
最初で最後の...今なら...わたくしごと幻魔を
消滅させられる...わ...早くトドメを!!!!」
最後の“力”を振り絞りーーーー
…次の瞬間!!…
「..貴方の意志、無駄にはしないッ!!」
ジュパキュゥウウウゥン!!!
「ゥギアァッァツああああヤメロォおお!!!
...有り難う...そして、さよなら...。]
ハルカは霊術式を繰り出し直撃させる!!!!



10月18日(木)

第八一七話 『清く気高く美しく』(10.18.木)

「霊術式ぃい壱ノ型『滅閃』ッッ!!」
ズパキュォォォオオオォォン!!!
肉体を浸食し始めた『幻魔』を倒せ!っと
自らの意志で表示した『バルディア』のソレを
無駄にせんが為、『春化』は残された霊気を寄せ集め
今放てる最高の一撃を繰り出しーーー
「強き者よ...アディオスね..。」
この攻撃で完全に歪みへ沈めた!!
かっかかかっん...!!
不意に草原から離れた大理石の床へ何か金属が
転がり落ちる音が少女の耳へ入る
「...これは..水瓶の紋章みたいのが入った鍵
...そうか、上の扉を開く為に...。
この分だと私みたいにみんな敵と会っているのね
今は...登るしか...ないみたいね...。」
武器を杖にして歩き進めたハルカは鍵を拾い上げ
同じような状況に皆が巻き込まれているのだと
勘ぐり今は先へ進む事を先決と考え...
「あっ!...そう言えば...今になって冷静に
考えると、羊の次は牛じゃん!!」
今更ながら騙されていた事に気付き、憤慨しながらも
そこで途切れた螺旋では無く、今度は大きな
歩道程度も横幅のある広い階段の段差へと足を掛けた...。

ぼくは...死んだ...と言うより...
元の世界に還れたのだろうか?...けど
...瞼を開けたそこには...現実世界も異世界もなかった
「起きるんだ...きみはまだ死んでいない。
いや、正確にはこれから死ぬ...消滅するんだ。」
聞き覚えのある声にぼくは思い出す...
「あんたは...『霧徒』!?
何で?...あんたはあち...ぼくが、倒したハズ!!」
霧徒は黙って上を見上げながらぼくに答えた
「『洋子』...きみには失望したよ...。
ぼくの自己は確かにきみが生み出した産物だ...
しかし、きみは放棄したんだ...自分の信念を
よって...ぼくは、きみに成り代わり肉体を貰う。」
それは今のぼくには反論しようもない事だった
ぼくの信念...『静久』と描き始めたあの頃...
ぼくは..ぼくの描き出したモノを生きていると
解釈して創作していた...でも、ぼくはそれを
使えないと...手放してしまった...
「そんな!?待ってくれよ!!!
大体...だいたい!あんたになんの関係が!!」
「...吐露している心をせき止める事など出来ないよ。
シンプル(単純の意。)なんだ...ぼくを仲間の手助けを得ないで
倒せるかな...この前のようにね?」
勝てるハズがない...答えが出て...そしてあちしは...。

精神世界へ迷い込んだ洋子を待っていたのは
かつての自己代償人格、霧徒だった
「“ブラィダリティ・デスサイザー”...。
これで、きみの心を完全に掌握する!!」
彼は片手に漆黒のナイフを構えて少女へ
ジリジリっと詰めよる...今にも届きそうな刃に
震えるしか術の無い彼女は尻餅を付いて倒れた...
「...死ぬのは...いや...何で....だって...
あちしは...わたしは...どうしたら?!」
そして、ソレは振り下ろされる!!!



10月19日(金)

第八一八話 『嗚咽の露光(おえつのろこう)-1-』(10.19.金)

『隔壁の双子』【コンサバート・ジェミニ】が姿を消して
まだ一分と過ぎてはいない...しかし、
今まで...あなたは何を見て来てたの?
感じたの?これが...終着点なの?

精神世界でのこの出来事は『洋子』にとっては
何時間にも及ぶ苦痛だったのだろう、だが
「『暗黒儀式』【ブラィダリティ・デスサイザー】
これで精神を刻み...肉体を頂くよ...。
さよなら...これが手向けの言葉だね?」
ばしゅぉおおおおぉぉっっ!!!!
少女が慕(した)っていた女性の声と共に彼女が
ひと押しの勇気を与える...すると、
「“キサラギ”さん...そうだった...。
ぼくは...『竹丸』達とも約束したんだ...
ぼくはーーーーー」
ドギュァァッッッッ!!!!!!
「...そうさ、それで良いんだ...。
きみは...あんたはもう...一人じゃ...ないんだよ。」
砕け散って粉々になっていたナイフはその手へ宿り
新たな“力”を得て甦る!!!
「ーーーーーッッ...もう負けない、1人じゃないんだ!!」

それは、ほんの一瞬の出来事だったのかもしれない
他者からすれば良くある日射病に似た
白昼夢ともとられてしまうだろう、しかし
「...『霧徒』...あんたは...あんたは良い奴だよ
...こんなぼくの為に...でも、無駄にはしないからね!
...このナイフは...あんたとぼくの結晶だ!!!」
ソレは起こったのだ、現実に...そしてーーー
みしゅぃいいぃばきょきょっっ...。
[どこ探してもイねぇとよぉ...思ったら...
此処にいるじゃねぇか...どう言うことですか?
....『空裂断罪砲』【ギガ・ストリッパー】は
完全に直撃してないのかぁ〜まぁ良いですよ...
次は当ててやるからぁなああぁぁ!!!]
洋子の右手にはしっかりと白き刃が握り締められていた!!
「....やってみな?あんたが出来るのならな?」
捕虜空間を探し回っても見つからなかった彼女が
目の前で涙を流し立ち尽くしている姿を見て
困惑するジェミニだった、が...
[上等じゃねぇかぁ?さっきと...何が違うのですかなぁあ!!]
即座に有無を言わさぬ攻撃を仕掛ける!!

…だが、次の瞬間!!…
ドギャギャギャギャッッッ!!!
「あんた本当に空間使いなわけ?」
『幻魔』の宿る腕が伸びて攻撃を洋子へ仕掛けたものの
[なっ?!...何をしたぁぁあ!!]
それは彼女に振れることは叶わず何故か軌道は反れ
外壁を破壊してしまう!!!



10月20日(土)

第八一九話 『嗚咽の露光-2-』(10.20.土)

「何も...してないのが事実だね...。」
『洋子』の手にしたナイフは彼女の動きと共に
残像の様な軌跡を残し収まっている...
[これではどうですかぁぁっっ!!?]
バギュオオオォォッッン!!!
何時の間にか先の攻撃を行った腕は掻き消え
空間を飛び越えて少女の死角である真後ろから
腕を伸ばし襲いかかる!!

「攻撃は空気によって防がれているわ。」
微動だにしない洋子は只、立ち尽くしているだけだった
[また...反れた!?!だトォオオ!!]
ずががががががががっっっ!!!
巻き起こる奮迅が『隔壁の双子』【コンサバート・ジェミニ】の
視界から彼女を消し去ってしまう...っと、
…次の瞬間!!!…
ザキュォォッッッン!!!
完璧な死角よりナイフを構えた洋子がジェミニへ飛びかかる!!

「あんたに恨みはないけど、邪魔だし
女としての怒りがあるんでね?」
そして、新たな相棒を有した彼女の一撃が今ーーー
[ーーーッに...ィイイ!?!]
放たれんとする!!!



まだまだ続くのですぞッ!!



ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!



先を見るんッスねぇ〜!!


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