『Classification !!』11月編!!


↓にお話しは、増えて行きます。

別の日のお話しを見るッスか?




11月25日(日)

第八五五話 『BLUE&BLUE 前編』(11.25.日)
(春化てぃん誕生日おめっとーっ!!)

春化』の窮地に突如!!
「真上から...ほぉ、ワタシの予想を
越える動きを見せる貴様ならではか?
(いや...しかしこの方法は...。)」
上部の空間より出現した『知也』は、
「るせぇ...貸しがあるからなぁ...。
おめぇらにはよぉおおっっっ!!!」
自分の失敗で救えなかった統治者『アナジスタ』を
氷結から救う為に、いざ勢いのままーーー
[にょほぉおおっっっ!!!
俺っこの“凍陣”の前にヒレ伏すにょぉ!!]
拳を振るわんとするの、だがその前へ
白雪オコジョ』【ワィトスノー】が立ち塞がる
バルバルバルバルッッッッッッッン!!!
しかし、少年は構わずに突っ込み...
…次の瞬間!!!…
「それがお前の“力”かよ?
あめぇよ、甘いんだよぉおおおっっ!!」
[にょっっぁぁっぁぁっっっ!!?]
ドゴッッッッッッスウッッゥッ!!!!!!
幻魔』のドテっ腹に風穴を穿つ程の一撃を喰らわす!!!

「ばっ...馬鹿な...雪オコジョが...。
(容姿は小さいが...実力はワタシと引けを
取らぬハズの...!)」
彼女の横を猛スピードで横切り直撃を受けた
幻魔は亀裂の入った『洋子』の眠る
凍れる棺へと跳ね飛ばされ身体を強く撃ち付けた!!
カシュッッッッッン!!!
「『解放』...自身が持ち得るリピドーによる
陽性強化治療』【エターナル・シャイン】
...どう、少しは身体の調子は良いかな...?」
ハルカの具合を案ずるトモにとって
吹っ飛んだ敵の素性や攻撃理由などどうでも良かった、
「...ぅん...わ...私は平気だから...。
彼女を...あの子を...頼むわね...?」
何故ならただ今は...仲間を傷つけ殺さんとした
目の前のソレにこれまでにない激しい怒りを覚えていたから
[あっああっぐぅう....“王宮の13宮殿”が俺っこが?!
あぁぁっ...『ミルティン』みるてぃいいっっん!!!]
同じように『砲瓶宮』の番者であり
最強の3本指へはいる自己のプライド(誇りの意。)を
傷つけられたワィトスノーはそれまでの
態度から豹変し発狂した様に喚き叫ぶと
「...最初から...ワタシは言っただろ?
雪オコジョ、この男には
抹殺の水瓶』【アクアリゥス・エグゼキューター】として
完全な力で立ち向かう必要があるのだ、っと...。」
逆に恐いくらいの冷静を保つミルティンへ
意志を伝えた...すると彼女はそう言い放ち
きゅしゅるるるっっっん!!!
「...あぁ、任せるさ?
さぁ、決着付けっか...女であろうと
お前だけは...許せねぇんだなぁっっ!!」
高く白いヒールからカツカツっと音を響かせながら
「ほざけ...ワタシの前で粉砕してやろう。」
相棒の下へ近付くと掴み上げ首へ巻き付けた...。

勇二』『京香』達が『スキル』【特殊能力】を
禁止してしまう『木陰の人馬』【ノクターン・サジタリアス】に苦戦しながらも
どうにか応戦していた時、平行した戦闘は
激化の一途を辿らんとしていた...
「...“幻魔人”となったモノが強いのではない...。
本当の...それは、幻魔を活用する事にある!」
乱雑に掴み上げられたワィトスノーは
ぐったりとした様子で覚悟を決め
[...にょぁぁあっぉおおっ!?!]
ヴぎぃっヴぎぎっっ...!!
首元で自身の身体を内側から引き裂き
「なっ...何をしてやがる!?」
真っ白なグローブ(近距離武器の道具の意。)を2つ産み落とす!!!



11月26日(月)

第八五六話 『BLUE&BLUE 後編』(11.26.月)

「...かはっ...肺の中まで凍り付いていたのね...。」
不意に支柱へ持たれ掛けられて少し後
咳き込んだ『春化』は胸に苦しみを覚えそれを
血液混じりに吐き出し、口元を押さえていた
手の平に当たる物質を目にして呟いた...
「けほけほ...『霊聖坤』の最大出力で...
撃ち出した刃なら...完璧に貫いたハズ...
あとは...。(『洋子』...貴方次第よ...?)」
戦力になれない自分を不甲斐なく思いながらも
氷塊をどうにか吐き出し、今は自己治癒に勤め
そして、自分の放った希望へ願いを掛けた...
ヴぎぃいっっぐヴぉぎょっっ!!!
「何、か?...随分ときのきいていない言葉だな?
allow,許可しましょう...。
...その名も『具象装具』【ハッドレッド・ファントム】、
Hatred Phantom,憎悪の亡霊よ?」
首下で自ら肉体をブチ破り出現させた
『幻魔』の純白のグローブを静かにその手へ
ハメ込みながら彼女はそう言い放つ...。

[ぎぐっ...この...俺っこ...である
『白雪のオコジョ』【ワィトスノー】様を...追い詰めた...
のが...いけないにょ...下賎のソレとは
違う...見せてやる...にょぉお!!]
最後の“力”を振り絞るように放たれた言葉へ
頷き『抹殺の水瓶』【アクアリゥス・エグゼキューター】として
「...暫く...休んでいなさいな...。
雪オコジョが目覚める頃には、敵は
きっと消えているでしょうから?」
応えた彼女は再び舞い降りた少年と向かい合う
「古術連武...その心髄を叩き込む!!
(....纏う事で足の痛みを抑えている程度か...。
やべぇな...オレとした事が攻撃で身体を代償に
しちまっていやがる...。)」
そして、両者共に拳を構えた...っと同時でーーー
…次の瞬間!!!…
「マーシャルアーツの極意を極めた...。
このワタシの一撃をーーーーー」
「だが.....そうだぁぁっっっ今は繰り出すっっっ!!!」
ドガァァァッァッッスウッスッッッ!!!!
つんのめる様にして走り出した2人の
熱く、そして凍える拳が激しく激突する!!!!

無尽の氷結』【ホワイト・ブレス】によって
生じた凍結した空間での激突が一度目...
「『ハンギング・ベァ・クロー』【愛撫する熊の牙】ォオオおおおっっ!!」
「いちのかたぁっっっ『滅魔』【バースト・アライズ】ゥうぅッッッ!!!」
そして今回もまた相手の創り上げた空間での死闘、だが
ピキャァッッバキュッッッン!!!!
…この瞬間!!…
それはまったくもって少年に意味が無い事を知らしめる!!



11月27日(火)

第八五七話 『永遠の価値』(11.27.火)

ビキャキャキャキャキャキャッッッッン!!!!
「ぅぉおおおっっっ!!!
(消え...去れぇぇぇぇぇぇええええぇぇ!!)」
「はぁぁぁっっっっっ!!!
(馬鹿な...このField内で...ワタシを圧す、だと!?)」
『知也』の拳は『抹殺の水瓶』【アクアリゥス・エグゼキューター】の拳と
摩擦で希に見る物凄い衝撃波を生み出してしまう程の
勢いで激突し、この場の空気すら
揺るがしながらもそこから更に“力”を込める!!
「きゃぁぁっっっ!?
(風圧だけで...頬が切れている...。)」
少なからず宮殿内部に存在するモノ全てへ
歯牙を撃ち立てるソレは離れた位置にいる
『春化』すらも傷付けた....
「もっとだ....もっと...弾けろッッッ!!!
(...っっっっををぉオオッッ!!)」
ぴしゅぃっっんぱきゃぁっん!!!
自らの気を軸に使っていた今までとは違い
気を纏った事で身体を糧にし放つ事となった
トモの現在の技は負荷が格段と増え
「...ふっ、限界かな?
(ワタシの読みが正しければ...貴様は自滅する!!)」
威力と引き替えにその分、かなりの体力の
需要を強いられる事となってしまっていた...だが、
「ほざけぇっっっ!!」
それでも少年は怯まず尚も地盤を破壊する程に
踏み留まり拳を押し返して行く!!!

「貴様はワタシの言葉を聞いていなかったのか?
確かに、ワタシだけの力量では...今の貴様を
止める事は不可能だわ..。(正直ね。)」
彼の拳が彼女を完全に凌駕せんとしたーーー
…その時!!…
「何だ!?...オレが圧されて?!!」
ずきゅっっっっっぅっっぁっっん!!!
「でもね、貴様が纏うように...。
ワタシも雪オコジョを纏っているのだよ!!」
恐れていたソレは唐突に訪れた!!
「がっっっ...これは...オレの拳が凍っている??!
(...やべぇ...足が...何だ!?)」
気具装』【ウェアー・ディスポティション】で
カバー(庇うの意。)していた傷も完璧に開き
そこに本来の力と併せた『幻魔』のこれを
放出し拳へ乗せたアクアリゥスは見事に相手の消耗を読み
「確かに...貴様は壁として値する...。
反逆者としても...しかし、貴様は浅はかすぎる!!」
タイミングを間違える事無く隠していた牙を露にする!!

…その瞬間!!!…
ドグシャァァッッッッ!!!
景色がブッ飛ぶ様にトモには感じられたであろう....
「ぐふぁっっ!?(嘘...だろ...??)」
先に吹っ飛んだ『白雪のオコジョ』【ワィトスノー】を
もすかのごとく彼の身体もまた
弾かれ凍れる支柱へ叩き付けらえてしまう...
「...完全な粉砕が必要だ...凍らずにいたのは
その鎧のお蔭だな...。」
そして、彼女は追撃を思わせる発言を残し足を踏み出す...。



11月28日(水)

第八五八話 『YOU MAKE ME FREE ?』(11.28.水)

『気具装』【ウェアー・ディスポティション】ですら
粉々に砕け散り『知也』の身体は
衝撃から守られたものの術を失う...
「ぐっ...ぐはっっ....。
(...拳のこれを媒介にしていて...。
間一髪って...トコか..。)」
凍結し消し飛んだ気の鎧が失われ露となった
身を晒す少年の前に優雅に白色のグローブを
「無様ね...でも“靭裂”を受けて、尚
そこまで動ける実力...買ってあげるわよ?」
装備した彼女が訪れる...。

眼前に迫る『抹殺の水瓶』【アクアリゥス・エグゼキューター】の声に反応し
「るせぇな...したり顔で...オレの前で
...喋るんじゃねぇよ...まだだ、まだ....!!」
痛む足を庇う事無く立ち上がったトモは
「貴様に刻んでやろう...。
我が名を...我が強さを...!!」
拳を構えてまだ戦える事をアピール(注目させる事の意。)して見せた
どこっごこっっっ!!!
「げふっ!?!」
しかし、それは虚勢にか過ぎずーーー
「それでーーー
何んだって?...まだ??何???」
交差する拳は外れ彼女のソレが顔面に命中する!!

「とっ...トモ...。
(もう少し...もう少し頑張って...。)」
少年の身体がサンドバック代わりとされ
番者の容赦無い攻撃に晒されるのを
眼にしながらも今は体力の回復に勤める
これしか手が無い『春化』は
「ぐっ..ふぁぅっっ...へへ...この程度か!?」
ぱきゅあぁっっっっん!!
「これで...両足は使いものにはならん。
減らず口を叩く...ソコも破壊してやろうか?」
口惜しさを堪え、唇を噛みしめながら霊気をも
充填させて行く...。



まだまだ続くのですぞッ!!



ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!



先を見るんッスねぇ〜!!


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