『Classification !!』12月編!!


↓にお話しは、増えて行きます。

別の日のお話しを見るッスか?




12月5日(水)

第八六五話 『偽りのPersona』(12.5.水)

春化』『洋子』『知也』が現在
砲瓶宮』へ存在...同じように
勇二』『京香』『光助』は
陣罵宮』まで辿り着く...
「...闇の回廊...。」
だが只一人『智明』だけは
永蘭なる魚』【シャルムーン・ピスケス】の
牢獄へ捕らわれ今もまだ救出されぬまま
時間がかなり過ぎてしまっていた....
「春化!?あんた何をして!!」
どさっっっッ!!
鳩尾に攻撃を加え無理をするトモの身体を
気遣って気絶させてしまったハルカは
驚く洋子へ誤解を解く様にこう説明した
「正直、現状は私も足でまといだけど...。
彼はもっと役に立たないわ...貴方の邪魔になる...。
それにみすみす仲間を殺されたくないでしょ?」
すると崩れ落ちた少年を抱えながら
ベットへ移した彼女に向かい洋子は、
「なるほど...でも、それなら...。
春化...あんたも残るんだ...良いね?」
自分だけが進むと宣言して魚の紋章が刻まれた
鍵を床下より拾い上げた...
「それは...それは出来ないわよ...。
傷ついているのは貴方も同じでしょ?
私の霊気の効果があったとはいえ...貴方の身体も
かなり痛んでいるのよ...言ったでしょ?
仲間を殺させない!!って...。」
不意に坤を握り締めた彼女は少なからず
負傷しているは場の全員だと言い張り
彼を置いて自身も進む事を告げた...。

ーこれは、ほんの少し前の出来事ー
「こっ...光助大ジョブか!?...。
(少し羨ましい、が。)」
押し倒された青年の下へ寄り
手を貸し起こしたトモは呆気に取られる
自分を震い立たせる意味も含めて謝罪する...
「ぃちち...っちくしょう...。
あの女...オレっちから...奪ったって
言ってたよな?...くそっ!!」
「すまなかった...お前が見抜いていたのに
オレが...のぼせていたばっかりに....!!
(最近、女性に騙されてばっかだな...はぁ...。)」
しかし、光助はそれを気にする事も無く
他には外傷を無い事を確かめ
「いいってば、大した事ないしな!
それにしても...やっぱし体力的には
あっちの方は断然有利だったから...
登りがキツイが行くか!!」
即座に先へ進もうと持ちかける...
「解った、とにかく進もう。」
同調したトモは一応、彼が打った箇所の
痛みを癒し共に『渚汝宮』へとさっさと
駆け登って行った!!

「“エレメント・スフィア”シリーズも...。
かなり至近距離じゃないと...意味がなさないわね...。
(もしかしたら...もっと強化出来るかな?)」
春化の意志を尊重し、少し休憩後
先へ進む事を了解した洋子は自らの持つ
抹殺の水瓶』【アクアリゥス・エグゼキューター】すらも
撃破してしまった武器が『スキル』【特殊能力】向上によって
更なる“力”を得んとせぬかを研究してた...
「...鋭気を養う...。
(こんな...ところで...私もくすぶっては
いられないもの...。)」
その後ろでは瞑想し集中力を高める事で
霊気を養う少女と爆睡したように眠る
少年の姿があった...そして、数分後
カキュゥッッッッッッン!!!!
「んじゃ、行く?」
「えぇ、トモには悪いけど...進みましょう!!」
新たなだだっ広い階段へ今、2人は足を踏み出す!!!



12月6日(木)

第八六六話 『Sを覚醒』(12.6.木)

霊聖坤』へも完全に霊力を来す事が
可能となった事で『春化』は、
「さて....内部治療の効果で少しは
ましに動けそうだから...そろそろ出ましょうか?」
そう『洋子』へと声を掛け
「困ったな...ぼくの治療も効果が半減してるのかな?
(それとも...心の...精神の壁って奴かな...。)」
上階への出発を立ち上がって促した...
「そんな事ないわよ、現に『トモ』の傷は
貴方でなければ治せなかった...。
輸血しなければ死んでいたもの。」
「...解った、もう気にしない...。
じゃあ、行きましょうかね!!」
思慮深さが滲み出ぬ様に怪訝な顔を隠しながら
少女は彼女の提示を受け、同じく武器を手に
「そうそう、っじゃあ....。
トモには悪いけど...先に進みましょう!」
床下から腰を離し足を進める...
ぅじゅるるるるっっっっぅん!!
言い様の無い静けさが一段これを上がるごとに
増して行く...それと同じくして
「春化...気付いているよな?
(おかしい...なんで...辺りも闇に包まれ
だしている?...ここは『絶陰地帯』だろ!?)」
足元が徐々に重くなっている事に2人は
即座で気付いていた、が
「えぇ...感じる...邪悪な...。
これは...前も何処かで...つい最近感じた
闇の...そう、闇の香り...。」
今は黙って歩くしか無いっと割り切り
敵の仕掛けた罠へ無謀にも乗り込んで行く!!!

気具装』【ウェアー・ディスポティション】を
纏った知也に救われてから数分後、遭遇した
「っくっ...それにしても....。
(やばぃ、姉ちゃんだったな...
魂とか吸われなくて良かったな(汗)」
謎の女性に無理ヤリ押し倒され
「...ん?どうしたんだ???
...おっ...やっぱり扉は開いているな...。
(酷い有様だな...にしても..。)」
“力”をも奪われてしまった『光助』だった、が
「何でもないってばよ!
(...この匂いは...もしかて此処には
『キョウ』が...いたのか?)」
本人はこれを気にする事も無く2人はどうにか
『渚汝宮』へ足を踏み入れた...
「...柱とかめちゃめちゃだな...。
良くこんな闘いが出来るぜ...
なぁ?光助...??...おーい???」
すると今までの恩恵か、鼻の効く
光助はそこで誰が居たのかを探ると
「これ...もしかしたら...。
...トモ、こっち来てみな?」
京香の匂いを嗅ぎ分け更に何か別の
「?...どうしたんだ、
鍵でも落ちていたのか?
(あっ...でもそりゃなぃな、戦闘後だしな...。)」
空間の歪みを発見する...。

「『具象装具』【ハッドレッド・ファントム】...。
それも...素晴らしい“能力”と言えましょう...。
しかし、使い道が...少々間違っている...。」
『永蘭なる魚』【シャルムーン・ピスケス】の甘い口元より
こぼれる言葉は闇に混じり滴を生み出す...
「...『闇の触手』【ブラック・ドレィブ】...。」
ジョルルルルルルッッッッッッン!!!!
「きゃぁっっ!?!(何!?闇が絡み付く!?!)」
「ぅっっゎぁつ!?!(...これは...触手!!)」
そして、道へと足を踏み入れた哀れな
仔羊達へ...ひさかたの闇は、遂に牙を剥く!!!



12月7日(金)

第八六七話 『愛るべき者』(12.7.金)

「このわたしが直接に手を出す相手でも
あるまい...挑発しておいてナンだが...。
麗しい姫ギミ以外とは、な...。」
長髪をなびかせながら『永蘭なる魚』【シャルムーン・ピスケス】は
『想禦宮』に点在する玉座へ君臨し
自身から派生させた闇を差し向ける....
「ここより...先は...進ませる事は...
叶わない...闇へ堕ちろ。」
どじゅあぁぁぁっっっ!!!
絡み付く空間の闇が2人の足元から飛び出し
完全に足首をロック(固めるの意。)した!!
「ぅねぅねしやがって...みたぃなぁ〜。
でもねぇ....“エレメント・スフィア”、シリーズ
Shineing...吹き飛べ!!!」
ダキュォオオオッッッッン!!!!
しかし、慌てる事無く『洋子』の右手にした
拳銃から弾丸が吠え、炸裂する
「ぅわっ!?(...眩しい...やるじゃない...洋子も!)」
誰より場で驚いたのは『春化』だったのかも知れない
「春化、ぼちぼち...この階段に罠が
あるって事...もうワカってんのよね?
....浄化??任せても良いかな???」
それはこの闇の触手による強襲では無くーーーー
「オーケー洋子...私に任せて...この
P×H』【プリンセス・ハンター】に、ネッ?」
ばしゅぁぁっっっっ!!!!
彼女の変化についてだった!!!

一気に吹き飛ばされた闇の触手達だった、が
「...丁重に扱うべき存在...。
ならば...墓場で踊れ...。」
キャルルルルルッッッ!!!
辺りの景色は変化せずそれどころか
闇は一層の深みを増して彼女達を包む
「洋子、これは...浄化とかの問題じゃないわよ...。
って言うか...あちらさんから勝手に出向いて
くれているワケね...。」
ハルカの目線には黒く塗られたマスク(仮面の意。)を
被り口元だけを露にした人物の姿が入り
「っ....“能力者”のゴ登場ってワケね...。
(それにしても...ぼくのコレでも...吹き飛ばせない?!
深い...根深い闇、って事か...。)」
少し目を細めた洋子もこの何者かを捕らえると
即座に銃口を向けた...。

「なっ....これは...おぃ!
『光助』...このぐにゃぐにゃしたとこは?」
手をかざしただけでそれが歪んで見える空間
これがまさか後の助けとなろうとは思いも
よらなかった...しかし、
「...『知也』...誰かいる...!!」
青年の野生の直感は此処で更に発揮され
腰へ装備した短刀を居抜き一閃する!!!



12月8日(土)

第八六八話 『解+呪』(12.8.土)

「なっ....おっ...おぃ!
『光助』何してんだよ?一体!?」
シュパァァッッッッン!!!
空間に奇妙な歪(ひず)みを見付けた青年は
有無を言わさずに斬撃を放ち
「いやぁね....この刀は...っとある
人物のソレを真似ているんでね...空間程度なら
ちょちょぃのちょいなのだ、って言うか...。」
それを完全に露出させてしまう!!
「...これは...空間に亀裂が....。
(何で平然と...?...光助...実は
とんでもない謎を持つ奴だな...。)」
すると、そこにはポッカリと大きな穴が開き
内部の光景が彼らの瞳に飛び込んで行く...。

「ぅっ...ぅうっ....俺は....?!
あんたらは...誰だ?!?」
赤く染まった空間で漂っていた少年を
運良くキャッチした『知也』の“力”で
彼はすぐに目覚め声を上げた...
「心配すんなよ...オレの古術がお前の
傷を治したんだ...ところでお前こそ誰だ?」
トモの問には応える事無く、少年は立ち上がり
辺りを回したと思うと徐に返答する
「!?...そうか...此処は....。
ふっ...俺は『ピチャータ』...。
かつて『死仔宮』を守護していた番者だ。」
この答えに光助は反応示す...
「...番者...でも、『キョウ』の匂いが
君からはしている...。
...かつて、か...じゃあキョウに負けて?」
「キョウ...京香の事か?...あぁ、あんたらは
そう言うことか...ふっ、つくづく縁があるんだな。
助けてくれて有り難よ...。」
少年は礼に付け加えそう言うと含み笑いを始めた...。

何が可笑しいのか解らず戸惑う光助を余所に
「おぃ...じゃあお前は敵なんだよな?」
トモは加圧を与え構える...が、
「やめとけ...トモ、この子は
...多分、敵じゃない..。」
それを彼が制止し、様子を伺う...
「そう、俺はもう番者じゃねぇ...。
キョウには世話になったしな...あんた達に
協力してやるぜ?」
すると、案の定少年は提案を持ちかけ
「おぃ、信用出来んのか?」
「...大丈夫、オレっちを信じろよ?な!」
これ疑う少年を後目に直感を信じる光助は返事を返した!!



まだまだ続くのですぞッ!!



ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!



先を見るんッスねぇ〜!!


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