|
『12月25日(火)』 第八八五話 『蛇使い座』(12.25.火) (3回目のくりすとますじゃよ-!!!) 一時は敵と化した『智明』だったが 『春化』『洋子』『京香』らのとの 対時によって正気を取り戻すと、張本人であった 『永蘭なる魚』【シャルムーン・ピスケス】の 『想禦宮』へ傷ついたまま単身乗り込み 『影バッコ』【シャドウ・ムール】によって 無敵となったハズの彼を信念へ身を委ねた 『スキル』【特殊能力】で撃破した!! 「...これでチャラやな? (あかん...ほんまにもう...目が霞んどるやん...。)」 止血は行ったものの揺らぐ思考回路が 智明の足を震わせる...っとそこへ 「...そう言うことにしとぃてやるよ? 点滴すっからまってな。」 「チャラって言うか、私的にはあの攻撃で 心を戻せなかった方が悔やまれるけど、でも こう言う事があってこその仲間だもんね?」 彼女達が姿を現し各々別個の意見を投げかけるものの 「そ〜言うもんだよねぇ〜! やっぱり怪我酷くなってる〜、もぉ 無茶しちゃダメだよぉ〜(汗)」 「...なにわともあれ...勝利には 変わらん...あまり仲間に心配かけない事だな?..。」 「けっ、良ぅ言わん!! まっありがとよ、感謝しとる...一応やけどな?」 彼の怪我を治さん取り掛かる...。 「そうか、歪みがあの場所にあったから 一気に移動出来たのかー!」 「あぁ、やっぱりあいつを信用して 正解だった『光助』には感謝してるぜ?」 経緯を階段を登る最中に聞き漸く 抜けていた場所を話しで埋める事が出来 ほっとした光助は30m辺りで血痕を発見し 「おぃ、『知也』これは...。 戦闘がここであった!って事だな...急げるか?」 「オレは大丈夫だが...。 (光助...何となく獣の方じゃないと 勇二とカブルふぃんきがするんだけどな。)」 自分の方が限界体力値が現在減っているのを 忘れてそう言うと速度を上げた... 「..はぁはぁ...あれっ...オレっちこんなに... あっ...そっかやばぃ...忘れてたよ!? (くそっ...あの女!!)」 汗だくで辿り着いたそこには扉が大破し 夥しい量の血液が飛び散っていた...そして、 「おぃ...光助...誰もいないとかって 言う問題よりも...行き止まりだ...。 (何なんだ...こりゃ〜...。)」 「えっ!?...はぁはぁ...つーか...。 行き止まりってどう言うことだよ、ここを 越えれば...支配者の場じゃないかったのか!?!」 場には誰一人存在せずに道も絶たれていた...。 『血触喰躯』(けっしょくくうら)【ハートレス・ディスアペア】の効果で 付着し混合した血液は波状に広がり 歪(いびつ)な模様を描き出す... 『ズガガガガガガガガガッッッン!!!』 [へぇ、これるんだ? この...蛇使いの場所に...。] “王宮の13宮殿”最後の扉が開かれた... 「...最後の最後まで...おまけを くれるとはな...2人ならば...気付けるだろう?...。」 キョウに握り締められた鍵がそこへ見合う 穴に差し込まれていた、丁度同じ頃 「どう言う事だ...いつも後ろ辺りに道が...。」 「トモ!何か横の子部屋に さっきまで誰かが使ってた痕跡があるぞ!!」 2人の男は宮内部をさ迷っていた...。 『12月26日(水)』 第八八六話 『13番目の使徒-最後の鍵-』(12.26.水) 『血化陣』が発動した痕跡はまざまざと 残ってはいるものの仲間達の足取りが掴めず 立往生を強いられる2人...その頃、 「...まさかここに来て...山の性質を わざわざ思い知らされる事になるなんて... 思いもしなかった...。」 「それにおかしいとボク前から名前聞いて 思ってたんだけど〜、“王宮の13宮殿”なのに なんで〜12星座が基調なのかなぁ〜っとかネッ?!」 先行する5人は隠し通路のような場所を 下りかなり急激に下降した後、また登り道を進み 先までとは別物の巨大な門前へ訪れる... 「やばぃやばぃ、制服が...お尻痛いんですけど〜。 なに!?ぼくだけなのこれ!!」 「ぅっさいの〜、俺様なんぞははさまった ままやったんやぞ!!!」 「『智明』...貴方は特別だと思うわ。 (...泣けるくらいに切ない。)」 今回は仕掛けの無い事で逆に警戒しながらも 足を進めた結果、今までと同様鍵穴が存在する それが現れる...しかし、ここで問題が生じた 「智明、鍵...敵倒したから手にしてんだろ? ...さっさとソレ差し込めよ。」 『洋子』のこの一言によって...。 『永蘭なる魚』【シャルムーン・ピスケス】が倒された場から 横の通路を進んだ『光助』『知也』はそこで 「シューター(滑り落ちるモノの意。)がある...。 これって消防署とかにある奴だ。」 「え...どれどれ...って、何故...。 まさかここまで来て地下に???」 鉄棒で出来た脱出シューターを発見し 風穴のように開いたそこから棒伝いに ゆっくり地へ降りて行く... 『シュルルルルッッッッッ!!!』 「オレっち先行して良かったな〜 途中で力つきるとは思わなかった...。 (いやいや、本当に!!)」 「あぁ...今度は滑り台...か。 (潰されたらかなわないからな...ぁ。)」 そして、この果てに何処まで続くとも知れない 滑り台が視界へ現れ2人を誘う 「おぃ、わりぃけどトモ行ってくれっかな? オレっちだとはばギチだから詰まりそうで...。」 「承知、わーってる...。 んじゃ、罠でもなンだろーが、行ってみますか!!」 『ずささささささっっっっ!!!!!』 勢いをつけ滑り出した少年は徐々に上がる 速度へ少しの恐怖を覚えつつ後ろの奴のが まさか体重から見ても...早いのでは?っとの不安を抱えて まさかそれが数分後の現実になるとは知らず 今は軽いジェットコースターを楽しむ感覚で 暗がりの中を高速で突き進む!! …次の瞬間!!… 「はっ!?...なんやねんそれ!!」 智明の言葉に場の全員が凍り付く... 「あほーっ!!ちょっと、真面目に!!!」 一瞬の間の後声を荒らげる洋子、だが 「ちょっと待って...智明ずっと捕らえられて いたんだし...それは良いとしても...。 私達はあれから結構探し回ったわよね?」 『春化』の言葉が彼女をハッとさせる 「ぅん、なかった...よねぇ〜...。 (うーん...智明にも確か聞いてるし。)」 続ける『勇二』へキツイ目線を向ける洋子を見て 少年は『京香』へ助けを求める...すると、 「...そうか、あの時の...。 ははっ...そう言う仕掛けなのか!...。」 少女は笑みを浮かべながら何時の間にか 蛇使いの紋章が刻まれた鍵を手に鍵穴へ押し挿れた...。 『12月27日(木)』 第八八七話 『13番目の使徒-白き蛇-』(12.27.木) 『永蘭なる魚』【シャルムーン・ピスケス】の存在していた場から 数キロ程離れた最後の宮で待つモノは内部で ほくそ笑みながら開かれた門を横目にしていた... ーこの少し前の門前ー 「ちょっ!?どう言う事!!? ふざけてんの?『キョウ』!!!?」 本切れ混じりの『洋子』の気迫を軽くいなし 京香は簡単に説明を始めた 「...見覚えあったんだよ...。 最初、あたしを襲った蟹を倒すと同じような 鍵を...出した、それはみんな同じでしょう?...。 ...そう12星座をもじった敵の本拠地だったワケだから ...でもね、その前にあたし達は1つ鍵を手にしていたじゃない?...。」 そこまで話すと彼女は“力”を込めて 鍵穴へ差し込んだそれを右へ回した... 「あぁっん!?!何言うとるんや!! ...俺様らが鍵持っとるんワケないやろ! (お前が隠してたんちゃうんか!!)」 「え〜...解らないよ〜!! (もしかして...洋子さんの“能力”で複製とか...?)」 『バギャギャギャギャギャギャッッッッン!!!!』 「はっ!?...ぼくらが...んっ... え〜無理、ぼくは降参だなーッ。 (もったいぶられるのは嫌いだー!!)」 開かれた門、そして最初の一歩を キョウが踏み出さんとした... …その瞬間!!… 『ザッッッンッッッ!!!』 「コロッセオ....あの武術の使い手から 得た戦利品だったわよね?」 先に前へ出た『春化』が謎と一番乗りを霞め取る!! 「ひゃははーーーっっ!!! こりゃ〜楽で良いや!! (ウォータースライダーみたいだ!)」 『ズバヒュッッッッッッゥンン!!!!』 滑る要領を覚えた『知也』はガラにもなく ハシャギ声を上げていた...だが、 「や〜〜〜ば〜〜〜ぃ〜〜〜!! トモ、やばぃ、どけってばよ!!! て、どけねぇ〜よなぁ〜〜ぅわっっぁあっ!!!! (尻尾なくて今だけラッキー(幸運の意。)!)」 真後ろに重苦しい気配を感じ振り返ると、そこにはーーーー 「のぉぅうううぉおおおおおっっ!?!! (『光助』あにしてやがるっっっっ!?!)」 トモよりも遥かに時速を上げて急行する 光助の弾丸の様な姿が見えた!! 「いやぁーーーーっっっ調子に乗って 早くしようとしたら〜〜〜こんな事にーーー っつーか、トモ逃げ切れよ!!」 「んなバカな....オレが早くしてもーーー ってお前がブレーキを足でかけれーーー」 『ドグシャアァァァッッッッッッ!!!!!』 真後ろばかりを見ていたせいで眼前へ迫った 終点を見損ねた少年の末路は凄まじく、衝撃に負けて 身体が跳ね飛んだ後、巨大な尻の下敷きとなっていた...。 [まさか本当にここまで辿りつけるとは ...素晴らしい、ブラボーですな。] 『パルティノン』で得た闘いの戦利品、 それが蛇使いの鍵だった、そしてこれを今まで 手にした星座の鍵を見る事で理解し 思い出した彼女はそう言う事か...っと 笑みをこぼしていたのだ、そして彼らの前には 最後の番者である白き蛇が姿を現す!! 『12月28日(金)』 第八八八話 『13番目の使徒-アルビノ-』(12.28.金) (きましたねっ888記念!!) にょろにょろと長い身体をくねらせ 会話の度に舌を出し入れする全体は白く 目元が黄金であしらわれた蛇は彼らを 玉座にて待ち構えると歓迎の言葉を送る... 「貴方がここの番人...いや、番蛇ってワケね...。 そう言えば一昔前に流行ってたっけ? 13星座占い...って。」 さり気なく嫌味を含め一番を得た『春化』は 敵であろうモノの動きを伺いながらそう述べた... [はっはーきつぃですな。 いや、その通りなのです、そしてここは あの人へ通づずる最後の宮...。] これに堪える事なく返答した蛇はニヤリっと 笑みをこぼすと不意に殺気を放つ!! 「おぃ...重いんだけどな?」 飛び上がった反動で石壁へ身体を叩きつけられた 挙げ句の仕打ち... 「っつつ...あぁ...っわりぃ!!?」 少年の身体は益々ダメージを受け それよりも精神的な打撃を受けていた... 「ちちっ...肩脱臼してんのかな...。 (填めるのいてぇんだよな...。)」 「おっしゃ、まかしとくってばオレっちに!! こう見えても医者の卵だからな!」 『ぱきゅぅっっん!!!』 どの拍子でかは知らないが外れた右肩の脱臼を はめ込むと2人は更に続く奥へ足を進めた...。 「少しは私も...活躍しなきゃね? 大所帯の意味ないと思うわ...この先に 鍵の必要性...ないでしょ?」 唐突に送られた殺意へ敏感に反応した少女は [自己紹介おば....致しましょう...。 『白き蛇』【アルビノ・スネイカー】... 最後の番者ですな。] ここを自分に任せて通れ!っと仲間へ伝える...。 まだまだ続くのですぞッ!! 『ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!』 先を見るんッスねぇ〜!! |