〜謹賀新年〜 新年明けましておめでとっっ!! 『1月1日(火)』 第八九二話 『誘惑の魔女〜使う魔〜』(賀正1.1.火) (今年もビシビシ行きまっせ!!!!) =現状よりも少し前= 「...永遠なんて...欲しくなかった...。 そういっそ、一度壊れてしまえばいい ...私の出る幕はあの時から決まっていたのだから。」 虚ろにさ迷う瞳をギラつかせながら 少女は血で濡れた細長い指をしゃぶりその場から 立ち去って本来あるべき場所へ向かう...。 「朴らの駒として『統治者』も『支配者』も 良くやってくれたよ...。 ...でも、時は成就したんだ...同じく イニシアチブを持つ名の者の役割は終えた。 ...現実世界とこの世界...果たして必要を求められるのは どちらかな?...ふふふっ...。」 同様のそこには鼻下まで覆う衣服を着込んだ 人物の姿があり、呟くと砂煙に巻かれ 忽然と消失した... [時間で失明、わたくしめの内部破壊で絶命 あなた方はどちらかを取りますな? いえ、わたくしめは通らせて差し上げる つもりですよ...盲目の信者としてね。] 『智明』『春化』は最後の番者による 内部破壊攻撃の直撃を受け一時にして 叩きのめされる、しかもこの危険は宮へ 足を踏み入れた5人全員に枷られてしまう!! 「...知覚神経を麻痺させられている以上... 目で見えるソレと直結させる事が出来ない以上 ...あたしに手は...ない...。 (っとすれば...最悪、アレで行くしかないかな?...。)」 覚悟を決めんとしていた矢先、足を踏み出した 「GUN for GUN'Sモニュメント(象徴の意。) LOVE ME KILLING SNATCH, .....通称【死ぬまで追い掛けろ】、HIT ONンッッッ!!」 『洋子』は、『勇二』の言葉で 秘策を閃(ひらめ)かせ銀色に輝く拳銃の銃口を 向け、引き金を引いた!! 「『キョウ』...洋子..さんの攻撃も 全然違う場所にいっちゃったよぉ〜!?」 しかし、皆と同じくまったく別方向へ 発射された弾丸は物凄い勢いで急転回しーーーーー …次の瞬間!!!… [無駄です、無駄ムダです、あなた方の攻撃は わたくしめ『白き蛇』【アルビノ・スネイカー】にはーーーーー げぶっごっふぁっそぉぉっっぉお!?!! (ぅぎゃぁぁぁぁなぜぇっぇっっっ!?!)] 『ドギャァァァァァッッッッッッン!!!!!』 寄生された智明の身体ごと、貫通し スネイカーの頭部を粉砕する!!!! 「やっ...やるやんけ...ごぐふぁ...。 (せやけどな...あかん...手加減なしやっちゅ〜んも きっついで...ほんま、しょうみな話し。)」 絶対無敵の『スキル』【特殊能力】であったハズの ソレは見事、洋子によって自信と共に砕かれた!! 「...追跡弾...っか、流石...洋子の力...。 (っと言うべきだな...。)」 だが、吹き飛び智明の身体から衝撃で弾き出された スネイカーは頭がブッ飛んでいるにも関わらず [まだデスな、まだまだデスな!!!! まだ終わってはいないのデスな!!] 今まで人間の体内で吸収した源を解放し 突然!!巨大化し再び牙を剥き一同へ襲いかかる!!! 【恒例!!新年第おまけ話Special】 (もう三回目!!!) 勇二「今度のピザは蟹カニ〜。 っと言うワケで今回はボクが司会でーす!!」 『どぐしゃぁぁっっ!!!』 智明「んなワケあるかぁっボケぇ!! ぎゃははははっっっ俺様推参!っっヴおっ!?」 『カキィィッッッッッン!!!』 作者「いやぁ〜良く飛びましたねー。 つ〜わけで、新年会〜の会場と言う感じなんっスけどね すっかり皆デキちゃってて(脂汗)」 知也「ひゃひゃひゃひゃ〜お姉ちゃん!? 良いじゃん、電話番号教えてよぉ〜!!」 幹「おっさん、うざぃおっさんうざぃ〜!! つーーーーか脱げこらぁっっ!!?かっかっかー!!」 作者「つーか、何故に闇覇者さん方まで?! (出番これから増えるのに(汗))」 光助「智明ゆるず〜まじぃ、キルキルキルーーーー」 『ばぎゃぁっっん!!!』 作者「やめっぃ!!!」 『バシュバババババババッッッ!!!!』 京香&レビン「俺の「あたしの歌を聴けぇぇぇッッッッ!!!!」唄をListen to the song!!!!」 貴弘「呼ぶぞコラ〜神が出るかな? 悪魔が出るかな、運しだーーー」 『みしぃぃっっみしししっっっ!!!』 黒ずくめの人物「止めろ、酒がまずくなる。 ...とくに君は年長者なんだ、暴れるな。」 作者「いや、甘酒で酔う貴方らもどうかと...。 しまった、もう時間、何もしてないつーの!!」 真「はーぃ、ボク一発芸しまーす!!」 ルクレツァ「腹踊りとかだった場合...。 KIll you,だからねぇん?」 春化「てか、トモ!!何してんの!!! 私の親友にーーっっ!!」 『ドガァァッッッスッッッ!!!!』 真「ぎゃっっっっっあぁっっ!?!」 洋子「写真とりま〜す、あはははは!!! っっっげふぁっっ!?!」 月乃「これで良いんでツか????」 作者「あぃ、じゃあえんもたけなわなんで 締めて下さい...。」 月乃「...え〜っとそれでは皆さんーッ、せーの!!」 全員「良いお年をッッッ!!」 なんかまとまらず終(じ)まいのSpecialでしたが 次回から、『絶陰地帯』佳境本番へ向かいます 全ての行き着く先へは、まだまだもう少しかかると 思いますがこれからも宜しくお願いしまっス!! 『1月2日(水)』 第八九三話 『誘惑の魔女〜灰色の両腕〜』(1.2.水) 「ぅっわっぁぁっっ!?! おっきな蛇になったよぉ〜(焦)」 吹き飛ばされた頭をも復元し蘇った 『白き蛇』【アルビノ・スネイカー】は巨大化し 尻尾を振り上げ一同を一蹴する!! 『ズパパパァァッッッッッッン!!!』 「...『勇二』、あたしにつかまって!!...。 『風の核色』!...。」 素早く“核色”を発動させた 『京香』は近くに存在した少年へ叫ぶと 取り合えずはこれを逃れた... 「ぐっ....ぅうっっぐっ...。 (肋...イってもーてるやん...か...。 くそったれがぁ...俺様から奪った“力”を 使いおって...!!)」 しかし床へ伏せて倒れた2人は更なる直撃を喰うらい 完全に身動きを封じられてしまう!! 「げふぉっ...ごほっごほっ...。 (...意識が消えるから...ぼやけて見えてんのか それとも“能力”のせい? どっちにしろ..的は大きくなった...なら!!)」 少しだけ体力を回復していた『春化』は 直撃を喰らったものの武器で受け流し 智明程、酷いダメージは負っていなかった.... [最強なのデスな、わたくしは最強の番者なのですぅ!!! ぅほほぉおおおっっっ『灰色の両腕』【グレー・ソークション】!!!!] 『ばきゅぉぉぉめきょきょきょっっっ!!!!』 彼女が意を決し行動を移さんとしていた... …次の瞬間!!!… スネイカーの身体からキシム音を響かせ 体液混じりの白と黒で染まった両腕が出現し 「...洋子は...信じるしかないな...。 ...勇二、洋子と同じ事...出来るわね?...。」 「同じ..ぅん、解ったぁ〜!!!」 宙を舞う2人へ攻撃を繰り出さんとする!!! だが、しかしスネイカーが放たんとしたーーーー …同じ瞬間!!!… 「蛇足って感じだよね? あぁ、この場合蛇腕...かな??? “エレメント・スフィア”シリーズ,Lightning!!!」 「...これだけ大きければ、あたしの 攻撃も当たるよな?...風よ斬り裂け!!...。」 「必ず当たる、それを想像して〜 いっけっっっっ!!!」 『ドッバギュォオオオォォッッッッッン!!!!』 [そぅつっっんーーーーっっいやっだぁバァぁぁぁぁあっっッ!?!] 一斉射撃が、巨大化したが為に意味を持たなくなった モノへと穿ち出された!!!! 『1月3日(木)』 第八九四話 『誘惑の魔女〜使い姫〜』(1.3.木) 「『白き蛇』【アルビノ・スネイカー】ロスト...。 蛇使いの番人も、使い姫である...私が いなければ...雑魚同然って事ね...。」 珍しくなびく風に従い歩き続ける彼女は 誰に告げるでもない言葉を残し 山を越え行く一同を待つ... 「...なっ、なんだ!? あの建物から光が洩れて...。(これは)」 細長い道の果てで辿り着いた2人の前へ 開かれた扉が姿を現す、っと同時に 閃光が辺りを包み込んだ!! 「『トモ』...大丈夫か!? (...中で闘いが起こっているのか...。)」 衝撃で巻き起こった風圧に押されながらも 知也を気遣う青年は仲間がいる!!っと 内部の様子を確認する為、この煙が 立ち込めている場へと走り寄って行く... 「いちちっ...おぃ...俺様の上になんぞ 降りてくんなや!!?」 「むにゅっ...って感覚が(汗)」 「...御免、わざとだ...。」 あっさり言い放つ『京香』の足元には 肋骨を数本折られて床にへばる『智明』の身体が あり、目掛けわざと落下した事を認めるてしまう...。 「げふぉっ...ごほっ...それにしても 酷いな...一斉に力づくで押し切った感じだね。」 煙にむせながら『洋子』も姿を見せ 「そうね...私の出番が...まぁ、良いわ。 (...グングニルで終わらそうと思ってたのに。)」 『春化』はぼやいて立ち上がる... 「声がするぞ!」 「お〜っっぃ!!」 そして、現場へ残った2人も到着し此処に 7人が合流を果たした!!! 『1月4日(木)』 第八九五話 『誘惑の魔女〜真の番者〜』(1.4.木) 「『光助』『知也』!!」 最初に声を上げたのは『勇二』だった 「よっ!随分派手に暴れてたんだなっ!!」 「お〜これで全員揃ったワケだな? つーかよォ、オレを2人して置いてかないで 欲しいつーの!!」 白煙の中よりい出し2人を出迎える5人は 『智明』を残して走り寄る... 「...お前らなぁっっっっ!!!」 『ぱひゅぅっっっ!!!』 「...治癒済みだ、トロぃよ?...。」 すると文句を垂れる青年へ少女は小悪魔の様に囁く...。 「まったくいかがわしいよね〜。 何ナノ?...ぼくらまるでこの世界に 来てから誰かの手の平ん中で動かされて いる様な気さえするよ。」 『洋子』はため息混じりで呟くと 負傷した箇所の手当を自身へ行う... 「大きな意志...これが運命って奴なのかな〜 私には...私の意志なんだけどね。」 これに応えて『春化』は自己治癒へ専念し 暫しの休息を皆が取っていた...。 「で、そう言う事なんだけど。」 今までの出来事をまとめ話したトモは 皆の無事を改めて確認し胸を撫で下ろした 「...“王宮の13宮殿”の番者...か、 ...だとすれば...つがい...。 (...その女...。)」 『京香』はある種の確信を得て立ち上がり周囲を見渡し 「あっ!そろそろ行くのぉ〜?」 出発をそれとなく促す!! まだまだ続くのですぞッ!! 『ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!』 先を見るんッスねぇ〜!! |