『Classification !!』4月編!!


↓にお話しは、増えて行きます。

別の日のお話しを見るッスか?




4月13日(土)

第九九四話 『ALIVE A LIVE-2-』(4.13.土)

絶陽地帯』にて『万絶の城』【オールメア・ホープレス】の内部
運命の回廊』【フォーチュン・クロォイスター】で
選ばれし者』と『異界の闇覇者』らが
決死闘を繰り広げている最中、各個各々の
読みとはまったく裏腹で幾重にも運命は
紡がれていた...ある1つ、その時の為....
[もぉ、諦めなされ...7人目は既に
覚醒されたのじゃて...。]
傷つき膝を落とし、薄れ行く意識の中で『光助』が
絶大なる双コブラクダ』【マスター・キャメル】から聞いた言葉は
「しち...人目...???
...ぐっ...くそっ...。」
当初、城へ訪れた6人も何れ宿敵共より
聞かされる、まさにソレだった...
どさっっっっっっ!!!!
しかし、場へ倒れ込んだ筈の身体は
堅い地盤の寒さでは無く豊満で柔らかな
少し汗ばむ暖かな皮膚に包まれる
バキャァァッッッッッッッッン!!!!
「もぉ、大丈夫だよ?...ボクが
来たからには、指一本だって
キミに触れさせやしないから!!」
空間へ亀裂を生じさせ破壊し、
玄関より飛び出し青年を抱き抱える
少年はキッ!と『幻魔』睨み俄然やる気の
「うっ...その声は...『勇二』なのか?」
篭った瞳で彼の顔を静かに見つめた...。

捨て身で散った無念を晴らさんと
攻撃具が戻った位置を狙い
「もらったーーーーッッだわさっっっぁっっ!!!」
突攻を仕掛けた『イツカ』だった、が
…その瞬間!!!!…
「フフッ...朴のコレね...レーダー(感知装置の意。)の
役割も果たすんですよ、但し...。
朴が目の前でそのヒトの“能力”を
見なければいけないんですけどね。」
ドグシャァァァッァァァァッッッッッッ!!!!
衣服を口元まで覆い隠す人物は既に
彼女の行動を読み手元へ戻る場には存在して
おらず落下直後から背後へ先回りし、今
「あっ...あふぁっ!?!...あぁっ!!
(...能力者追跡能力...これが...これが、こいつの!!)」
喉元を手刀で撃ち抜いた!!
「どの道、助からない傷で向かって来たんでしょ?
あぁやだヤダ、朴の軍を向こうへ送ってくれた事には感謝しますがね...シツコイと嫌われるよ?」
そして、手を引き抜くと
自然落下中に枯れ木の枝を掴み安全な形で
地へ降り今、手元へ返って来たブーメランを
背中へしまい込むと最後に
「あぁ、それからね...。
朴の位置がどうこう関係なしで、撃墜したら
直ぐに行動していましたよ?
だって、第一投で最初から此処に戻す気だったから。」
続けてそうイツカが歪みへ沈む中、語る...。

[2人共怪我ねぇよな?
どうする、『竹丸』まで乗せておれが
行動する事は不可能だぜ...。]
光助と『アリア』を両足で
捕らえる『』も流石に2人を
抱えたまま長距離を全力で飛ぶのは
目に見えて無理である事を悟り口を開いた
「3人は無理でも、オレっち抜かせば
あの軽い竹丸とこのアリアだ...。
逃げ切れるだろ?」
すると、自ら鈎爪より抜け出て地上へ落下した
彼は竹丸の能力で助けられた後
「...もういやよ...誰も...死なないで!!」
「光助!...駄目だ...僕も戦うから!!」
「『知也』と『洋子』によろしくな?」
ほぼ無理やり両者を掴ませ彼に逃避を頼む
そして、自分はかつてない敵と
勝ち目の薄い2度目の対時をする...。



4月14日(日)

第九九五話 『ALIVE A LIVE-3-』(4.14.日)

[ふぉっふぉっ...無駄なのじゃて...。
7人目は、もう目覚められた...
お主らが絶対に勝てぬにはワケがある...それが
『異界の闇覇者』との違いじゃ!]
回復魔法で『光助』の傷を治し
瀕死の危機を救った少年を前にして
『幻魔』は今更何をしても無意味なのだ!っと語り
カードから出現させた僕へ命令を下す...
「よし...行ったな〜。
...っと、奴さん...この前の様には
いかないかんな!!」
その頃、少し青年が意識を失っていた間
自分がさっきまで体験していた
激闘の記憶の中を這いずり回っていた...
「あぁ、貴方でしたか...。
朴との格差解ってますよね?」
優しい口調で冷酷な判断と行動を伴う
口元まで衣服を纏う人物が
静かに地で待ち構えていた彼へ声を掛けた...
「あの時と同じように...一撃で
倒される様な真似はしないと思うけどね?」
彼の人物と顔を合わすのはこれで2度目
「知ってました?
...今回は標的、貴方なんですよ...。
『選ばれし者』達は通しても、付き添いの貴方は
正直、役不足ですし...入らせませんから。
“御真の儀”まで....4分半ほどでしょうか、残り。
...それで始末しますから。」
絶陰地帯』から続く因縁であろうか
生死を懸けた闘いの火蓋が上がる!!

ドゴッッッッッスッッッ!!!!!
「それが貴方の『スキル』【特殊能力】ですか?
なる程、獣の速さと野生の感は
かなりのプラス効果ですね。」
最初から全力で行く事でどうにか
道を切り開かんとするの、だがーーー
…次の瞬間!!!…
[簡単に...避けヤガった...。
(アイツ...基本的に...桁外れに...強すぎる!!)]
まるで自分へジャレ付いて来た犬でも
振り払うかのごく、たやすく避け去り
黄金に輝く狼の背後へ立つ...
「最初から全力ですか、大体
そうしますよね、皆さん....でもね、
それでも朴は倒せない..傷も付けられない...
何故なら...天と地の差があるから、強さにね。」
どぎゃぎゃぎゃぎゃっっっっっ!!!!!
振り向く瞬間に合わせて人物は掌拳を放ち
狼の顔面を捕らえ古術を発動する、っとーーーー
[あがふぁっっっっ!?!!
(このモードになった...オレっちに
...打撃を浴びせた!?!)]
続け様にトドメの一撃が繰り出される!!!

だがしかし、コレが直撃せんとしたーーーーー
…その瞬間!!!!…
シュパァァァッッッッッッッッッッ!!!!!!
「『スパイダー・ネット』【紡ぐ蜘蛛の結網】!!!
水臭いよ....僕ら、どんな顔して
『洋子』達に説明すれば良いのさ?」
網の様に編み込まれた『竹丸』の『スネイル・ピアザー』【飛び槍】が
人物の目の前へと出現し、拳を包み込み打撃の勢いを殺し
光助を守り抜く!!!!



4月15日(月)

第九九六話 『ALIVE A LIVE-4-』(4.15.月)

「むっ..朴の死角から...なる程、
皆さん覚悟を決めたんですね?」
『スネイル・ピアザー』によって危機を脱した
『光助』は嬉しさを噛み殺しながら
[バカかっ!?...逃げろって言っただろう!!
(クッ....思った以上に...足に...キテやがる...。)]
そう怒鳴り付け立ち上がらんとして失敗する....
[そうわけにも...いかねぇみたいなんだよな?
コイツら聞き分けが悪くてよ...。
やれやれ、だからおれもつき合う事にしたのさ!]
同じく鳥を型どり獣と化した
『昇』は不敵な笑みを浮かべ答え
左右の2人へ目配せする...
「1人よりも...勝ち目は少しは上がるでしょ?
...私だって...死ぬ気もないもの!!」
「僕らなら...どうにかなるって!
だから、光助だけなんて、嫌なんだ!!」
するとこれを聞き、人物は非常な事を告げる...そして
「何かの犠牲で得た勝利などに...そこに
強さは存在しませんよ...。
根本的に間違っているのは、貴方達が
まだ朴の実力すら計れない、っと言う事ですね。」
光助の前へ自分が、更にその後ろへ
3人の彼らが存在するどう見ても不利な中でも
一切のタメライ無くこう言い放ち足を踏み出す!!

「超至近距離からの一斉攻撃を受けて
そんなに冷静でいられるかしら!?
...ーーーー『クリスタル・ブラスト・ステンシル』【輝く光の破片】!!」
『アリア』の叫び声と共にデルタ(三角の意。)三方へ
別れ各々持ち得る最大攻撃技を至近距離より
豪快かつ素早く繰り出す、しかし
「...無力な...。」
人物は避ける素振りすら見せずに場へ留まり
彼らとの格の違いを見せつけんとする...
「『ホーミング・ラヴ・チェーン』【凌駕する思念の切っ先】!!!」
[喰らいやがれぇ!!『ダイヴ・トゥ・ブルー』【絶極の青】!!!]
奮迅が巻き起こり周囲の視界を塞ぐ
強大な“力”が中心部へ位置する
人物へ直撃し破壊した証拠である...だが、全力を込めた
[やばぃ...オマエらぁっっ!!!
逃げろ、何か来る!!(くそ...顎下やられて...立てねぇ...。)]
必殺技の応酬ですらーーーー
ドグチュァァァッッッッッッッ!!!!!
この人物にはまったく効果を持たされず
刃の一閃にて全ては斬り裂かれた!!!

「ふふっ....あはははっっっ!!!
この程度で『マスター・オブ・ナンバー’ズ』【死真神】を
相手に出来るとでも?」
ブーメランを片手にした人物は哀れみの言葉を送ると
薙ぎ倒した彼女らの血飛沫で汚れた刃を背にした...。



4月16日(火)

第九九七話 『ALIVE A LIVE-5-』(4.16.火)

「ぐっきゃぁぁっっ!?!
(嘘...ありえない...あの距離からの...攻撃を
かわした?...ぃえ...受け付けていない??)」
人物の回転で逆風が巻き起こり、これが
3者の大技を弾き逆に一閃を浴びせた!!
[けっ....超越したモノなら...おれとて
変わらねぇハズだ...糞が!なめるな!!]
メキャキャキャッッッッッッ!!!
まるで真空刃を受けた様な綺麗な
切り傷を負った3人だが、致命傷へ至るまでも
ないこれを侮り『昇』が再び攻撃を
仕掛け鋭い鈎爪の餌食とせんとするーーーーが、
…その瞬間!!!…
「せめてもの慈悲ですよ、一撃で
歪みへ沈ませるよりも...この世界の崩壊
まみれて...死ぬほうが心地良いかと思いましてね。」
口元まで法衣で覆う人物の当て身が青年の背骨を砕く!!

「ーーーっっ!!!『スネイル・ピアザー』【飛び槍】!
『光助』を場から引き出せ!!」
ジャシュパァァッッッッッッ!!!!
なんとも呆気なく、1人の仲間が始末された
「彼を助けて何になりますか?
....これ、引っ張ると貴方が付いてキマスよね?」
どしゅぱぁぁっっっっっっ!!!!
続けて、高速で動く飛び槍を軽く片手で掴み
自分の攻撃射程包囲まで引き釣り込むと
立ち上がれぬ青年を場から引き戻さんとした少年へ
…次の瞬間!!!…
「がふっ!?...えっ...こんな....僕....
...あっ....胸が熱い...。」
人物は非情なまでの冷酷さで心臓を一撃で
貫き絶命させた....。

[ヤッ....ヤメロ!!!オレっちが
標的なんだろ!?こいつらは関係ネェんだろーがァァッッ!]
「...ぅわあっっっっっっ!!!」
どぐちゃぁぁぁっっっっっっっ!!!!!!
それは惨劇と呼ぶに相応しかった...
「首の骨をへし折られていますので...。
苦しみにも無かったでしょう...それから、
朴は最初から全員始末するつもりでしたよ?」
喚きも空しく場へ響き、そして彼女も歪みへ沈む...。



まだまだ続くのですぞッ!!



ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!



先を見るんッスねぇ〜!!


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