『Classification !!』5月編!!


↓にお話しは、増えて行きます。

別の日のお話しを見るッスか?




5月13日(月)

第一〇二四話 『絶対領域』(5.13.月)

「あんた風に言えば『ルク』は...ーーーー
完全じゃなかったんだよ。
心を支配されて“真価”が使えるものか!!」
スキルマスター』【特殊能力者】同士の
この闘いで勝ち取った真実はーーーー
「くっ...ぷっははははは!!!
偉そうに...ですが、君らと相手をする間も
もう無くなりました...現世の悪意に埋没して
死に逝く時を楽しみにするんだね。」
操られていた少女の心を完全とするモノだった!!
「Hey!!...逃げるの!!!
ここまでコケにされて...Run awayなんて
虫の良い話しがあって...デメッチィッッ!」
しかし、彼は遊び半分、からかうだけ
カラかって彼女らを弄び、手を振りながら
行きに使ったルートゲート[経路門]を開き、姿を消した...
「...ぼくは...身体から....ハハッ
冷たくなってく...ってか、これが
死ぬって事なの...?」
「...はっ!?...『洋子』!!
ミス洋子!しっかりしなさぃな...!!!」
選ばれし者』『異界の闇覇者』の構図のまま
激戦は続き此処も取り敢えずの決着が付いた、だが
暗躍する者共の蠢きは止められず
後味の悪い結果を残していたのは言うまでもない...
「...あぁ...あれ...暖かい...。」
「貴方を見殺してしまうワケには
今は...いきませんの。」
そして、そんな中...洋子が託したナイフを使い
切り開いた道の果てで、激突する
2人の物語が遂に幕を開ける...。

「...『勇二』に...なんて事をしてくれたんだ!...
...そこまで堕ちたのか?!...。」
“ミスルーのナイフ”で空間を切り裂き
彼らの闘いへ割り込んだ『雹ノ 京香』は、
先のルクとの戦いで負った傷をもほぼ
全開させ少年を本来あるべき人の下へ逃がすと
「ぅふふふっ....別に...たいした事じゃないでしょ?
...なんか、ボクは自分に似てるヒトに
嫌悪感を持っちゃって...へへっ...それよか
何で...アレの肩代わりなんかするのさ?!」
代わって『月影 真』と対時を果たす
「...肩代わり?...だ、と??
君...あたしは本気なんだよ、仲間なんだよ!...。」
「へぇ、ふふっ...じゃあどうするの?
ボクを殺して...罰するの?
アハハハ...それで、ぐちゃぐちゃにされた-----
記憶は消えるのかなぁ〜?」
真の様子は明らかに最初、遭遇したその時と
違っていた、キョウはこれを
この違和感をいち早く感じていたが、
仲間を傷つけられている事、それに自分の精神力が
限界に近い事から選択の余地は無かった...
「...それだけなのか???...
ただ、勇二の精神を壊したかったの?...。」
「あぁ〜そうだよぉ〜、愉しそうにしてるし...。
生意気、同じ...ボクと同じクセにさ〜。
アハハ...キミもボクを裏切るんでしょ?
...だから、あんなのを擁護するんだね!!!!」
正気がどうのこうのではなく、目の前の人物は
「...そう、あの...『絶陰地帯』で...
勇二から聞いた...それが原因なのかな...でも、
あたしには...もう時間がないんだ!!...。」
「まったく、煩(うるさ)いと思うんだ〜...
不公平...そうだ、ボクは悪くないんだ!!」
倒すべき敵である!!っと言う認識以外には!!!

「あぁ〜っと、7人目...『月乃』さんに
いや、意志に触れた時...あいつ
取り込まれちまってっからなぁ〜駄豚としてでも
いっちぉ〜役に立ってくれる
消耗品はこれからも欲しいからよぉ〜。」
絶陽地帯』『万絶の城』【オールメア・ホープレス】での各々の戦いは
虚数空間『運命の回廊』【フォーチュン・クロォイスター】で激化の一途を辿り
そして、また暗躍者の一角が歩を進めた...。



5月14日(火)

第一〇二五話 『ボクの生きる意味[前編]』(5.14.火)

「『マジック・イーター』【魔喰の柔球】...
キミの“能力”なんて、熟知してるから〜(笑)
なんにも、ボクには効果ないよ?」
縫い目より牙を露とする武器を手に構えた『真』は、
「...効果が有るか、無いか...
そんなものは、あたしが決める!!...。」
そう笑い飛ばすと唐突にこれを投げ付けた、だが
ゴガッッッッッッッ!!!!
「えっ!?....嘘っ!“力”も何も
使わないで...ーーー殴り返した?!!」
これを素手による打撃で弾き返した『京香』は
一気に間合いを詰め、片手の剣で懐を捕らえる!!
どがっっっっっすっっっっっ!!!!
「ひゅ〜っ....危ない、危ない〜(汗)
接近戦なんか、得意なの?
ふふっ、そんなんじゃボクには通じないよ!」
しかし、剣撃は外れ背後の壁を破壊し
しゃがんだ事で避けた真は場から前転で移動して
からかい半分に再び球を投げ放った!!!

「....くっ....君の攻撃パターンは
もう、読めている...。
(...残念だったな...今のあたしは
...『勇二』みたいな、魔法は使えないんだよ...。)」
ボールは意志を持った様に動き
少女の思惑を超えた動きをしている筈なのだが
元来の反射神経がこれを軽く捕らえて
遂に斬撃が武器を地へ落とした...
「あ〜ぁ、何してくれんのさ〜?
ボクの大事な相棒なのにな〜、しかたないな〜
計算外なんだよね、さッきから!!」
ドコッッッッッ!!!!!
これを目にした彼はブツブツ言いながらも
一瞬で間を詰め、彼女の側へ寄り
体術を繰り出さんとする
「...近距離戦闘は、得意でも不得意でもない...。
っと言うより、君の攻撃には無駄が多すぎる...。」
「かっ....ファッくっっ!!!
...あれれ、やっぱ...さっきの白ブタ君みたいに
うまくイカないなぁ〜!?」
だがしかし攻撃は全て的外れ、っと言うよりも
キョウの動きへついて行けずに外れ
逆に攻撃を受けて少年の想像が作り上げた
肉欲の床下へ這いずり落ちた...。

「...けふぉけふぉっ....くっ....。
(....困ったな...痛みが引かない...。
傷の補正はうまくいっていても...。
...重傷時の傷は...そう言う問題じゃないのかな?..。)」
不意な吐血は自分の身体の無理を伝え
核色”の力も奪われている為、自力で
勝利するしか無い今であったが...
「...いや...ボクが本気を出せば...。
キミだって....犯せるし...。
...それに、殺せるんだ...。」
一筋縄で旨く行く程、楽勝ではない事は
少女は熟知していた、最低でも
相打ちを覚悟していたのだから...。



5月15日(水)

第一〇二六話 『ボクの生きる意味[中編]』(5.15.水)

「ボクはまだ『スキル』すら見せていないんだから〜
キミの命を確実に削るーーーーーー
ボクの秘技って奴をね!!」
...あたしは、これでも実力の程を
弁(わきま)えているつもりだ...学校の成績や
結果なんて役に立たなくなる日が
来る事も知っている..けど、得意ぶって
いるわけじゃなく...出来る、それで
注目を集めても意味がない事も...だから
...この世界は打ってつけだった、あたしの成長を
著しく育ててくれるだろうと
踏んでいたから、けど...何かが
変わっていた...無理はしないハズ
...でも、今のあたしは無理をしてまで
成し遂げようとしているのかも?...
これを成長と呼ぶのかしらね、けど
「......ハぁはぁ....そう言うのなら....。
あたしも、君に“力”は見せていないな...。」
いや、無謀さは...単なる無知でしかない
...彼の“能力”がなんであろうと
この一撃に賭けるのみ...光の刃に!!!...。

「....もう意表を突いた攻撃も
ボクには効かない、って言うか...。
思ったよりも、キミ弱ってたんだねぇ〜(喜)
R・D』【リアル・デス】
ボクの指がキミに少しでも触れた時ーーーー
キミは絶命する!!」
ぽしゅぅっっっっっっぅぅっっ!!!!
転がり弱ったボールを洋服の横ポケットへ
しまいこむと少年は不敵な笑みを浮かべ
右手を突き出し奇妙な型を構える...
「...キミがそこまで拘る理由が
なんなのか...それは知らない...。
けど、あたしの行く手は何人も妨げられない!!...。
...光よ!刃へと宿れ!!!...。」
キュォオオォォォォォッッッッッッン!!!
唇から溢れた鮮血を拭った彼女は
不意な行動へ警戒しながらも、片手剣へ
光を集束させ光り輝く刃を生み出し
攻撃のタイミングを計ってこれを構えた
「ボクがここにいる理由は....
独りじゃないから....それを邪魔するのは
....みんな敵だ!それに...。
(ボクにはもう...生きる意味がない...。)」
「...現世の人間達の悪意にはあたしだって
嫌気が刺しそうだ...でもね、絶望は
...希望すら掻き消してしまう!!...。」
ぶつかり合うお互いの心と心、そして
全力の一撃が火花を散らす!!!!

「...希望の刃よ...全てを
断ち切らん...。
...『光牙閃滅』ッッッ!!!...。」
先手を撃ち飛びかかって来た少年へ
迎撃の斬撃を繰り出す少女、だがしかしーーーー
…その瞬間!!!!…
「言ったじゃない、ボクには
もう....ーーーー攻撃は効かないんだよ!
その光の様に命を削り取られながらーーー
歪みに沈むんだァァッッ!!!!」
光をポケットのボールが飲み込み、同時にこれを
片手で掻き消しながら彼は彼女への接触を果たす...。



5月16日(木)

第一〇二七話 『ボクの生きる意味[後編]』(5.16.木)

「えっ.....これは?!」
『京香』の刃は確かに掻き消された
しかしこれは別に『真』を攻撃し
追い込む為のソレではなかった、彼女は
少年を受け入れる様に両腕を伸ばし
敢えて彼と接触したのだ!!

「...あたしの“力”は...。
万物の全ての源を操り応用する...
...確かそういう力だったと思うわ...。
だから、君の苦しみを...癒して上げる...
...シン...君の心の闇を光で貫いた...。」
キョウの『スキル』は源素を司りこれを
引き出す力、だからこそ
彼の燻(くすぶ)っていた心を受け入れ
癒す事が出来たのかも知れない...。

「はっ...あははは!!
馬鹿だなぁ〜『R・D』【リアル・デス】の効果で!
キミは、もう死ぬんだぁ〜!!!」
「...それでも、良いさ...。
君があたしの...跡を継いでくれれば...ッネ?...。」
最初からこうなる事が解っていた風な言葉を呟き
少女は光が溢れ少年を包み癒す様を見つめた、そして
「なんで...ボクは...親友も殺して
しまったんだ...もう、帰る場所なんかないのに!!」
光の刃は彼の心の闇を打ち砕いた!!!



まだまだ続くのですぞッ!!



ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!



先を見るんッスねぇ〜!!


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