『10月29日(金)』 第九十九話 『舞踏会〜終演〜』(10.29.金) “能力者”『レビン』の放つ 渾身の攻撃『ラグランジュ・タイフーン』 【血鎌の旋風】は、軽く『知也』に 避けられ逆に彼の『古術連武』に よる壱ノ型『滅魔』を喰らい 鎧ごとボロボロに砕かれながら 『ディアナ』の屋敷の壁に 吹っ飛んで行った!! それを見て生き残っていた 『幻魔人』『熊獣人』 【ワイルド・バーン】と思われる大男達は ボスが負けた事を確信して、一目散に 屋敷から逃げ去って行く.... 『ドギャンッ!!!』 「....はぁはぁはぁ...まだだぜぃ!? らりほぉ〜...いくらこの身体が ボロボロになろうが....俺の“力”が ある限り....俺は不死身なんだよぉぉ!!」 知也の攻撃でしとめたと思ったレビンは、 予想に反して瓦礫の山から起き上がり 吐血を繰り返し、それを鎧に与えながらも まだ闘おうとする... だが、レビンの能力『B・S』 【ブラッディ・ソール】を完全に発動 させるには、あまりに多量の血液を 消費してしすぎている為に 反作用で所々の箇所が乾きミイラ化 していた..... 「あの瞬間...『ブラッディ・ウォール』 【凝固血の壁】を出して完全に 攻撃を決めさせていなかったのね...。」 ディアナは、狂気の笑みをこぼしながら まだ攻撃を仕掛けようとして 来るレビンに向かいそう呟くとアリアの 傷を自身の能力『錯乱鏡』 【ミラージュ・トリップ】を使い 一時的な処置を施す....。 「....もう、終わりなんだよ... レビン....だがお前がまだ立ち向かって 来るというなら...オレは、全力で ...相手をする!!」 ミイラ化が辛うじて防がれている 右腕に持つボロボロの鎌で自分に 斬り掛かるレビンに向かい全力を 込めた『龍墜撃』【りゅうついげき】を 知也が放った、その瞬間!! 『パシッ!!』 「っ!?!」 「...凄い攻撃ですね〜けど...まだ レビン・ネスを殺させるワケには、いかんせん ダメなんだよね〜...御免ね....。」 レビンの目の前に突如、太った 少年が現れ、知也の龍墜撃を軽く その手に治めた....!!! 「なにぃ...貴様...俺を... ぐぁ....なにしにきやがったー!!」 それを後ろから見たレビンは、 叫び少年に鎌を振り下ろすが... その鎌が振り落ちる前に少年がレビンの お腹を左手で摩っただけで...レビンは、 白目をむいてその場に崩れてしまう! 「う〜ん...口ばっかしなんだから〜 そんなんだからダメなんだよね〜 ふふっ、じゃ今日の所はこれで 勘弁してやって下さる?げっちゅ〜 って事でまった〜。」 唖然とする知也を置いて太った少年は、 レビンを抱えるとそのまま、また 瞬時に姿を消してしまった....。 「舞踏会も終わったわね....知也 本当にありがとう...貴方がいなかったら 私達は皆殺しにされていたでしょう...。」 「ディアナ...。」 全てが終わった後、ディアナは、 そう呟くと自分の能力の真の力を 知也に垣間見せる... 「...これが私の能力の真髄... 私の能力は、硝子をまったく別の ものに変化させたりその逆を 行う...変異系...だから...ほらアリアの 傷も既に塞がっているわ.... 貴方の傷も....。」 戦闘で傷ついた屋敷がディアナの能力で 一瞬にして元に戻るを見て驚く 知也の頬に手をあてたディアナは、 彼の額の傷を直すと微笑む... 「アリア....良かった無事で...。」 それからアリアを寝室に運び寝かせた 知也は、さっきの出来事で気になった レビンの事などを先ほどまで 闘いが繰り広げられていたのに そんな形跡すら残さずにいる大広間にて たたずむディアナに質問する...。 『10月30日(土)』 第一〇〇話 『選ばれし者』(10.30.土) やった〜!!通算100話&続騰記念!! 遂にこちらも折り返し地点に到着!! こっから展開めちゃ早いです!! 謎の“能力者”『レビン』を撃退した 『知也』は、全ての謎を解く為に 『ディアナ』に問う.... 「...まぁ、こっちに座って... 紅茶でも飲んで...話しは、ちゃんと するつもりだったから...。」 食卓につくとディアナに出された 紅茶を静かに飲む知也は、黙って ディアナの話しに耳を傾ける... 「貴方がこの世界に召喚されて から...多分、もう元の世界では、 数ヶ月の時が流れているでしょう...。」 「...元の世界...。」 「元の世界と時を同じくして ...この世界で貴方は、海辺を さ迷い歩き、この街に辿りついた... だが、貴方がこの街に来る.... 前に...彼…『レビン・ネス』が 先にこの街に召喚されていた...。」 「...本当だったのか...あいつが レビンが言っていたことは... でも、なんで『幻魔』なんかの 味方を!?それにディアナを襲ったんだ?」 レビンが人間で元の世界の住民で ある事が本当だったと解ると 知也は、当然そうディアナに聞く... するとディアナは、知也に静かに少し 前の話しを語り出した...。 「...彼は、元々は気の弱いけど従順で 強い子だったわ...しかも“能力者”として 最高に“力”強かった...この街の 支配者を倒したのは、彼なの... あの頃のレビンは、早く自分の 世界に帰る為に闘い続けていたわ...でも、 いつでも帰れたのに、私を助ける為に この世界に留まってくれていたの...。」 「それが何故あんなに...?」 知也は、そう呟くと紅茶を飲み干す... 「...彼がこの『海岸地帯東』を 支配していた幻魔を倒した時... ソレから、ある事実を聞いてしまった ...自分の行って来た闘い全てを 否定させるような...それから彼は、 私の下から去り....いつしか 『異界の闇覇者』として 戻って来たわ...いや...元もと彼は、 『選ばれし者』には、成り 得なかった...本来の事象を 辿っただけなのかもしれない...。」 「...事実って...レビンをそこまで 追い詰めた事実ってなんだ?」 知也は、詰めよる... 「...それはーーー」 「なんやと!!...お前の言って いる事は、本当なんかッ?!?」 「...嘘では、ない...ふっ...お前... そんな事も知らずに闘っていたのか?」 漆黒の森の中で『黒ずくめ』の 人物と薪の燃えさかる中で対時する 『海驢 智明』は、森中に 響くくらいの大声で叫ぶ!! 「...『歪み』に沈む... そうか...つまり...自分で自分の 首を俺様達は、締めていたわけか!? ....元の俺様達の世界に 奴らが召喚されるやと!? ...信じられるかぃ!!せやけどな... お前だけは、絶対許さへん!!」 『バギャギャギャッッ!!!』 「あははっ...やっぱり似合っているよ その体型...いつ見てもイイ感じだ... ふふっ...せいぜい頑張ってみなよ... いつでも待ってるから...さよならだ。」 智明の斬首刀による攻撃を 何もせずに能力で叩き落とすと、黒ずくめの 人物は、そのまま勢い良くその場に 転び土塗れになった、智明の無様な様を 笑いながら、そんな言葉を残し 智明の目の前から姿を消した...。 『10月31日(日)』 『足跡&おまけ+α』(10.31.日) って事でーっ!!おめでとうですっ! 一〇〇話突破記念!!では、では 前回までの軽い道筋を辿ってみましょうか〜 舞台は『上原 勇二』『ハウリング』 達が『雹ノ 京香』に森林地帯で 出会った事から始まり そこから『幻魔人』となった 『絶極の隼』【ディープ・スカイ】を 倒すために風読みの塔で対時したんでした... ここで、ハウリングが少しだけ昔の 元の世界にいた頃の記憶を戻します まぁ彼の正体も近いうちにハッキリと してゆくでしょうが...そこで、キョウが “能力者”『介藤 昇』に 生きて罪を償わせる為に思いもよらぬ 行動を起こします...森林地帯の支配を 解き放った3人は、共に次ぎなる 山岳地帯の街を目指し進みました、また ここで物語は、新たなる主人公にチェンジ します...『海驢 貴弘』とその もう一つの心から生まれた『海驢 智明』... 彼らは、お互い牽かれ合いながら 山岳地帯の支配者『八つ首の龍』 【トライゼ・ラスター】を見事 打ち倒しました....。 そして、智明と別れた貴弘は、数日後に 街に訪れた3人と共に次ぎなる 海岸地帯の街を目指し旅にでます... 再び、日時が流転し海岸地帯では、 『井原 知也』と同じく能力者 『レビン・ネス』との激闘が 始まり知也の古術連武壱ノ型...『滅魔』 【バースト・アライズ】によって 決着が一応つきました....。 遂に前回までで幻魔が歪みに沈んで ゆく理由や、元の世界に帰る 方法が解りました....同じ能力者で ありながら『異界の闇覇者』として 襲いかかって来る者達...智明は、 自分を太った姿にした『黒ずくめの人物』を 追い独り復讐の旅に出たその先で その人物に教えられました... 『お前達が倒して歪みに沈めた幻魔達は、 それによって元の世界に召喚されると...。』 事態は、急展開を迎えます...遂に 元の世界に彼らは、戻る事になり そこで...って言うか それらは、次回からのお楽しみって事で〜。 こっからは、そうっスねぇ〜 誰かとお話し、しましょうか? (えっ!?時間がない!?) 前は、ハウリングだったんで今回は、 勇二君でーす!! (でも、無理やり。) 勇二「あはっ、作者と話せって 言われても...何を話せばイイのやら〜?」 作者「んっ例えばね〜貴弘と智明は、 やったのにハウリングと勇二が 何故ないのかとか?」 勇二「そんな事、普通言わないでしょ!? でも、ちょっちは...シタいかなぁ〜。」 作者「ゎあ、おさかんだねぇ〜...でも、 そうしないんだよね。」 勇二「にゃんで!?」 作者「やって!って言われてないから。」 勇二「...魔法使うか、白金の鞭で ...痛い目に合わせて...(ぶつぶつ。)」 作者「やっぱ根暗な奴...。」 勇二「...あっ!そうだった〜取り合えず 手ごろなのが目の前にいるね!」 作者「????」 勇二「あはっ...(じりじり。)」 作者「...やばぁ!(逃げるが勝ち。)」 勇二「でも、遅いよね...鞭でもう捕らえて あるし...身体。」 作者「ーーーー!!!!(絶叫中。)」 勇二「んじゃ、問題です...このまま 犯されるのとボクと、ハウリングをやらせて くれるのどっちがイイ?」 作者「あはっ、もちろんやらせっまっス!!」 勇二「あはっ、やった〜!...でもね、 どっにしろ...このまま(むふふ。)」 作者「ーーーー!!!!(再び絶叫中。)」 (そんなこんなで...。) キョウ「それでは、お二人は忙しい ようなので〜あたしが最後の挨拶を 勤めますね!...次回からのあたしと ハウリングのラヴラヴ紀行!!宜しく!!」 (えぇーい!!勝手な物語を創るな!!) ↑それから空君ほか手伝ってくれた 方々へ、そんなにおいらを受けに して勇二×の奴つくりたいですか〜(σ〜σ;) って事で不安を残しつつ!! 次回からの物語に続く!! (↑かなりヤケ(笑)) まだまだ続くのですぞッ!! 『ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!』 先を見るんッスねぇ〜!! |