『Classification !!』6月編!!


↓にお話しは、増えて行きます。

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6月13日(木)

第一〇五五話 『福音の守護天使』(6.13.木)
(長い間、今までアリガトねっ?)

現世の悪意は形を持って異世界へ溢れ返り
同じく、この悪意、即ち『幻魔』は
持ち主たる人間を抹殺の糧として
送り返された...同様に支配者も全てが
世界各地へ解き放たれ混沌が包み込む中で
更に最悪の事態が起こらんとしていた...
あまねく聖地...か、ククっっ
今日から世界は...我に膝まずく!!!

オーストラリアへ特殊な方法で移行された
禍々しき男は5人を引き連れ
とある地を目指す、半分手にしたこの現世を
どうしようもない程、支配し破壊し尽くす為に...
同時刻、この最終地『絶陽地帯』で漸く
選ばれし者』と『異界の闇覇者』が
共に共闘せんとしていた時、『月乃 宗久』より
告げられ突き付けられた絶望が
場の全員を襲い挙げ句、異界の崩壊が
拍車を掛け時間の無さを指し示していた、だがーーー
「せやからな、何度も言わすなや?
...俺様がお前に“力”を与えたる、
言うとるだけなんやから、な?!
(...覚悟しとる、俺様ん中の
お前にも感謝しとるんやで?)」
そんな中で、たった独り状況を打破する術を
自分の心で感じ取っていた者がいた...
『本当に良いんだね?
貴方が本来の姿に戻ると言う事はーーーー』
ポンっと『海驢 貴弘』の肩を叩くと
目映い閃光を身体より放出し
瞼を閉じて光の螺旋が連なりし羽根に身を任せ
浮かび上がった『海驢 智明』はーーーーー
「おぃ...どう言う事だ!?
僕に、もっと解る様にーーーー」
『お前とおった時間...少しやったけどな...。
愉しませてもろうたわ...まぁ
これで良ぇねん、これで...な?』
徐々に消えて行く智明の身体は粒子となり
真下の貴弘へ静かに降り注ぐ!!!

「ANGLE...素敵...。
(ステンシルの絵画の様ねぇ...。)」
この状況に呆然とし、崩れ行く
万絶の城』【オールメア・ホープレス】の内部
運命の回廊』【フォーチューン・クロォイスター】を抜けた
最端の地で『上原 勇二』『月影 真』『雹ノ 京香
ルクレツァ・S・ノエル』『三浦 洋子』『安大 光助
雪ノ城 春化』『水倉 幹』『井原 知也
レビン・ネス』らは奇跡を目にする...
「Hey!チョット待てよ...アレじゃぁ...
奴のBodyは...Lostされて...。」
降り注がれる光が多くなる程に
智明の身体はやがて薄まり消えて行く...
「やっ...止めろ...やめるんだぁ!!!
折角...折角会えたんじゃないかぁ!!!!!
なんで...何で今更こんな事するんや!迷惑やねん!!」
悲鳴にも聞き取れるヒロの叫び声が
崩れ行く城の破壊音にあわさり
あっけなく掻き消されて行く...
『これで、これでぇえんや...。
俺様と同化しとった...ガブが解放されーーー
これでヒロ、お前の力は完璧に舞い戻る...。』
「...こうなる事が解っていたかの様な...
...さよならね?....。
あたしは...きっと君の事...。
忘れないよ...。」
呟くキョウの手元へ、光と共にヒト粒の
宝石が軌跡を描き投げ放たれた
『もう、俺様が持っとっても
意味がないよって、な?...約束...
果たしておいたんや、感謝しろや?!!』
「...最後まで、智明...フッ..。
いや...また、会おう..だからーーー
今は、さよなら!!...。」
潤む瞳を見上げた彼へ向け、授けられた
土の核色』を握り締めながら彼女は
代わりとして至高の微笑みを天使に授けた...。

『悲しむ暇はありませんよ、貴方は彼の意志を
無駄にしてはならない!
『水』を司る、この『ガブリエル』が
貴方の中の弱った彼らを癒しましょう。』
「...この声は...『山岳地帯』以来やな...
せやった...僕は...僕らは...ーーーーーー
今こそ、4大天使達よ...我が命により
場へ光臨せよ!!!!
(元々、離れてなんておらんかったんや!!!)」
ドシュアァァァアアアアアアアアアアアアアアアァァッッ!!!!!!
ヒロの声に併せ神々しく目映い光が
場一帯を包み込みーーーーーー
…次の瞬間!!!!…
『汝の心、しかとこの『火』を司る
ミカエル』、聞き届けた!!』
『純真なる想いにこそ『風』を守護する
この『ラファエル』、応えましょう。』
『...『ウリエル』の名に恥じぬ様...
貴様の渇望、満たしてやらん!!!』
4人の大天使が彼を取り囲む様に光臨する!!!



6月14日(金)

第一〇五六話 『いつも、いつでも』(6.14.金)

それは唐突なお別れだった...
「僕に...僕に“力”を...。
前は魔王達の邪悪な門だった...でも、
今度は違う...僕と『智明』の2人の力で
聖なる扉を産み出す!!!」
『貴弘』は涙を堪えながら
光臨した大天使達へ告げる、するとーーー
…次の瞬間!!!…
ダシュアァァァァァッッッッッッッン!!!!
『汝を光の先へ導く『火炎』を!!』
『けして後ろを見る事がないように『竜巻』を...。』
『勇気を信念に変えるべき死と再生の『地震』を!!!』
彼らは各々持つ武器を掲げ上げ、切っ先を合わせ
これと同時に視界を塞ぐ程の
ホワイトアウト(目の前が真っ白になってしまう現象。)にも
似た閃光が放たれ、眩しさから閉じた
『そしてーーーー
貴方の心を洗い流し、癒す『激流』を
授けましょう...さぁ、全てを力に変えて
我らを放ちなさい、案ずる事はありません。
自分の心を信じなさい...いえ、自分達を!!!』
瞳が解放された時、目の前に4大天使を
型どり力を得たソレが完成する!!!

孤独で荒む心が『闇の核色』の影響を受け
邪悪を極限まで高め、そこから更に
無理ヤリ力を引き上げられた
それとは異なるこれはヒロへ負荷を与える事無く
逆に今まで得たあらゆるモノも超える
モノを手にした彼は『幽界の門』とは
まったく違う聖なる気を放つ扉...
「...『楽園の扉』(らくえんのとびら)...現実世界に
戻るんに、この名前...変やったかな?
...せやけどな...ラストに行くには
これが一番やろ?なぁ、お前もそう思いよるよな?!」
を、あの門の上よりコーティング(上塗りの意。)し
創り上げ何時の間にか手にしていた
真紅の槍を鍵穴へ差し込むーーーーーー
ギィィィッッッッッッッッッッイイィ!!!
これで強固に閉じられていた扉は外向きへ開かれた!!!

門を開きよった時....
あいつの声が聞こえたんや...胸の内に
響きおったわ...
『ぎゃはははは!いつまでメソメソしとんねん!!
アフぉかっ!!!....ちゅーかなぁ...
いつも、いつでも...これからはオマエの側に
居といてやる....せやからな、泣くな...な?』
もう、寂しくも悲しくもないやん?
いつでも、智明は僕の心におるんやから...ね...。



6月15日(土)

第一〇五七話 『いざ!!現世へ!』(6.15.土)
(バイバイ!異世界!!)

『貴弘』と『智明』の想いが『裏・月乃』【リバース・ツキノ】と呼ばれた
「さぁ、ミンナ!!
いくでぇーーーっっ!!!
僕らの世界に戻るんや!」
あの邪悪な男が開閉し現世へと渡って行った門を
再び大天使達の“力”を借りて開き、道を指し示す!!
「このヒトを頼むよ...。
私はこのまま果てるべきなのだから。」
「...時間がない、君も来るんだ...。」
だが、崩れ落ちる城がその最後を迎えんとしていた時
あの少女だけが場へ留まり自ら死を選ぶ...。

しかし、『京香』は次々と開かれた扉の中へ
飛び込む仲間を見送りながら呼び止め『月乃』を
預けんとする彼女の手を引きーーー
「何故だ...私は、元より...。
彼らよりも、あちらへ近しいのだから
粛正されるべきなんだ、私の役目は終えた。
さぁ、アナタも行きなさい!」
ドギャギャギャガガガガッッッッッン!!!!
「...みんながどうか?なんて、関係無い...。
この人も言っていただろ?...。
...キミが『異界の闇覇者』であるなら、いや...
そうでなくとも、きっと君は仲間だから、行くよ!!...。」
一気に亀裂を生じ破綻せんとする足元を
力を使い、飛び越え共に亜空間となっている
そこへと徐に突っ込んで行く!!!

そして、皆が飛び込んだ丁度ーーーーー
…その瞬間!!!!!…
ドグシュォオオオオオオオオオッッッッッン!!!!!!
現行異世界は遂に無限の粒子となって弾け散る!!!!



6月16日(日)

第一〇五八話 『そして、最後の幕が上がる』(6.16.日)

「『勇二』!急げ!!
ちぃっっ...オレにつかまるんだ!!!」
狼の形態を取る『光助』は、大急ぎで
慌てる勇二をしっかり抱き抱えーーーー
「えっ!!...ぅわっ!?...ドキドキする...。」
「恐い?」
「でも、大丈夫キミと、光助と一緒だから!」
即座に扉へ飛び込む、同じ様に
「『幹』...帰りましょう。」
「『春化』、でも戻っても安息はないわよ?」
「そんなの知ってるわ...良いわね?行くわよ!」
親友同士が手を取り聖なる祝福を
放つ門を通り抜ける!!
「今度こそ、オレはオレに決着を付ける...。
待ってろ“マサ兄”...あんたを超える!」
「Hey!wait,俺もつき合ってやるよ?」
続いて次々と一行は『貴弘』が開いた
ソレへ踏み込んで行くの、だが...
「ちょっとterribleだけどぉ〜ん...
...あの男とケリを付けに行くわぁ〜ん...。
Youもfearしてるのかしらぁ〜ん?」
「はっ!...あんたと行くなんて
思いもしなかったわよ、けど
良くわかんないけど、今は敵も味方も
なようだから..いってあげる!!」
少々の躊躇を持ちながら『洋子』は
『ルクレツァ』に押されるように今、飛び立つ!!

大部分の人間が扉へ飛び込み
およそ一瞬もしない内に現世へ移行されていた...しかし、
「ボクは...彼らに会って、どんな
顔をすれば良いのか解らないよ...。
(ごめんね...。)」
『真』は、心に残った傷が影響し
ためらいを覚え道を自ら閉ざさんとするーーーーが、しかし
…その時!!!!…
バシュァァァアッッッッッッッ!!!!
「...少々手荒だけど、悪いな?...。
まったく、『異界の闇覇者』って奴は
...手が掛かるな?...。」
一陣の疾風が巻き起こり彼の周囲を包み込み
地盤が崩れ今にも地下へ落ちて行かんとした
少年を持ち上げ扉の奥へと吹き飛ばす!!!

ドサァァッッッッッッッッ!!!!!!
「いぅ...いつつ....。
弾かれるようにして出てもうたわ..
勢い付けすぎやっちゅーねん!(一人突っ込み。)」
双方の世界へ出現した門は、再び
開き通って来た者達を次々と排出して行く、当然
どすどすどすどすっっどっどっどごごごほほほほっっっごごっっ!!!!
「はっ!?嫌な予感がーーーぁああああっっっああ”あ”ぁ”ぁ”!!!」
地盤へ頭を擦り付けながらも起き上がった
ヒロの真上から振り返ると同時で
次々と同じく飛び込んで来た仲間達が
降り注いで行く、そしてそんな中で眼前に
姿を見せたのは広大たる
オーストラリアの赤き大地だった!!!



まだまだ続くのですぞッ!!



ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!



先を見るんッスねぇ〜!!


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