『Classification !!』8月編!!


↓にお話しは、増えて行きます。

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8月21日(水)

第一一二四話 『その日々を…』(8.21.水)

勇二』『光助』『知也』『レビン
春化』『』『洋子』そして
貴弘』の8人がオーストラリアで
死にモノ狂いの死闘を繰り広げていたのと
同時期で戦線を離脱し『裏月乃』【リバース・ツキノ】や
マスター・オブ・ナンバー’ズ』【死真神】が
居ると思われる南極へと突き進む
4人の内『礼奈』は既に永久雹土へ
足を踏み込まんとしていた!!
「...ここに...『甲斐』がいる...。」
ばしゅぁぁぁっっああっっばちちっっ!!!
しかし、彼女がとあるライン(線の意。)を
越えんとすると、拒絶する何等かの
“力”が発動し、ソレを許さなかった...
「くっ...これは...!!」
重力を操る少女にとっては空中を
舞う事などたやすい、本来はあの5人と
共に行動していてもおかしくは無い
“能力”を所有してもいるし、信用も
されていたのだから、が真後ろに嫌な気配を感じ
[うひゃひゃひゃ〜〜〜お帰りなさぁ〜ぃっとでも
言うと、思ったのかよぉ〜!!
おれらの『スキル』【特殊能力】が
この凍りの大地を覆っているんだぜぇっっ!]
彼女が振り向き様、防御体制を取ったーーーー
…その瞬間!!!…
ガキャァァァッッッン!!!
巨体を揺らす蛙型の『幻残』【シャドウ】より
繰り出された張り手が襲いかかる!!!

「『右翼の蛙』【リソート・エッガー】!!
...なるほど...『フォース・プラネット』【四肢陣】、か
どうやら...本当だった様だな...。
キミ達が存在するのなら..ここには、彼がいる。」
直撃は防いだものの巨大な舌からの
衝撃は体内へ伝わり、濡れた唇から
ぽとりっと血液を流した
[『左翼の蛇』【ラスティー・スネィル】様を
忘れてないよぉなぁ〜、アッチでは
随分...デカイ面されてたからな。]
再び背後に気配を感じ、やがて
それらは彼女を取り囲むかのごとく
四方へ存在しているのが肉眼で確認出来た...
「4匹がお互い権勢し合う事で
産まれる...蠢毒(こどく)結界、これは
外敵の侵入を防ぐため投入されていたが...
あの世界の崩壊で移行していたのか?
役立たず共め...。」
それは異様な光景だった、巨大な
蛙...蛇...百足(むかで)...蛭(ひる)が
一同にかいし1人の人間を
狙って蠢いているのだから
[このアマぁぁっっ!!!
テメェは既にこっち側のモンじゃぁっ
ねぇだろーがぁっ!!]
[減らず口...叩けるのか?
お前を閉じ込めているとしたらどうなる?
我らもあの頃の貴様に虐げられていた
我らではないぞ!!]
礼奈の言葉で激昂する4匹、だがしかし
「...出来損ないだろう?
緒せんは...完璧なシャドウとしても
生き残れなかったあぶれた存在...。
さぁ、もう良いでしょう?どきなさい!」
彼女はその態度を一向に崩さず
笑みすらこぼして...そう言い放つ!!!!

[ヌゥウウ!おれらはこの戦いでーーー]
[人間共から進化した末の結果を出しーーー]
[現在最強の彼の奴らすらもーーーー]
[乗り越えんとしているのだ!!!]
逃げ場を塞いだ“残魔”は声高らかに
宣言しそれぞれが攻撃を繰り出さんとする、のだがーーー
…次の瞬間!!!…
「馬鹿を言うなよ?
キミ達ごときが...甲斐達に追い付くことなど
けしてない...何故なら、キミ達は
ここで私に始末されるからだ、そして
敢えて教えておくが...この結界には
弱点がある...そう、侵入は封じても
相手のスキルそのものは封じる事が出来ない。」
彼女の力が発動し、場全体の重力へ
極度の加圧を掛ける...。



8月22日(木)

第一一二五話 『Diffence』(8.22.木)

「『G・F』【グラビティ・フィールド】!!
....今、キミ達が受けている重力は
普段の凡(およ)そ100倍だろう...。」
ドギャギャギャギャギャギャギャギャァァッッ!!!!!
『礼奈』の“力”が発動し場の重力を
凡そ常人が耐えられない程まで
加圧させ“残魔”達の足を止める、のだがーーー
…次の瞬間!!!…
[はぁっ?おれらをナメてんじゃねぇよ!!
『フォース・プラネット』【四肢陣】はなぁ〜
奴の力の影響で...全ての“能力”を
無効化...そして、“能力者”を弾くんだよぉおお!!!]
結界を創りあげているモノ共は重力の
呪縛をいともたやすく抜け出し
[ひゃひゃひゃひゃ〜っっ!!
ビックリしてんじゃぁぁ〜ねぇっ!]
[テメェには同情の価値すらねぇなぁ〜
てかよ、ここの人間共は
新たなワシらを産む糧だ!
ここを拠点にワシらは増える...人間がいる限り
幻魔』は無限よ!!]
彼女を囲む多重結界を産み出して
[我らを侮った...。
お前が此処で没するのだ!!
この『ラヴァー・マゴット』【苦悶と苦痛の蛭】らの
手の中で死ねる事を光栄に思うがいい!!!]
取り囲み、篭の中の鳥としてしまう!!!

「フっ....人間がいる限り...確かに、そう
憎しみは憎しみを呼び込み...増幅し
悪意がキミらを産み出すまでに至った...挙げ句
歴史の悪意まで呼び出すとはな...流石に
私も驚いたよ、ここで実用が可能とは、な?」
内側からコレを打ち破る術はない、しかも
外へそれが届く事もない...
[...おぃ、どうしたんだ?
こいつ...ビビッて頭にウジでも
涌いたんじゃねぇのか?!]
絶対絶命の危機の中にあって、何故か
少女は余裕の表情を浮かべた
「『左翼の蛇』【ラスティー・スネィル】...
私の言葉をしっかり聞いておけば、もしかしたら
私を倒せていたかも知れなかったの、だが...
いかんせん、キミらは経験不足だな。
『スキル』を外部で無効化、侵入が出来ない
...キミらの才能は、只それだけなんだよ?」
そして、激昂して外部攻撃により
彼女の身を4匹が引き裂かんとしたーーーー
…その瞬間!!!!…
ドジュパパァァァッッッッン!!!!!
[げっっぁぁっ!?!!
おっおれの舌がぁぁぁっっ!!!]
[ぎゃぁぁっ!?!尻尾が..うぎゃぁっっ!]
[ばっ...あぎゃ..顎がふぁっ???!]
[馬鹿な...有り得ない...我らが
陣...陣、だって!?!(しまったぁああーーーッッ!!)]
少女の腕より突き出された杖が存在し
「...私は誰だ?『異界の闇覇者』たるモノは
力を封じられた時の為、皆
...“支配者”らと同じく...自らの憎しみを
武器として所有している、そう
『幻残』【シャドウ】とまったく同じ性質のものを...。」
この一撃が....全てを切り刻んだ!!!!

[そっ..そんなぁぁっ!?!]
[こっ....通常攻撃は...無効化...あファっっ?!]
[出来ネえぇ...。]
見るも無惨に散って行く4匹のシャドウを
「忘れたか?私は異界の闇覇者...
キミ達とは格が違うんだよ。」
[...おそる....べし....ガファッ!!?]
一掃した後、彼女は最終目的地へ足を踏み入れた...。



8月23日(金)

第一一二六話 『You must be against myself』(8.23.金)

「...これは...感じる...。
ここに...僕の半身がいる...!!」
『月乃』胸が疼き、自分と似て否なる存在を
確実に感知する...
「もうすぐarriveしますわぁ〜ん...
でも、覚悟して下さいね...これは
決戦ですわ...died or aliveの!!」
『ルクレツァ』の彼を握る手が少しだけ
強くなっていた...
「つははっ...だよね、けど
ボクも覚悟してるよ...って言うか
ボクらはこう言う方が性にあってるよ...!!
(『勇二』...『京香』は必ず
取り戻すから...許して、ね...?)」
全てを覚悟した上の決断、そして
一行は無惨に砕かれた氷塊を眼にする...。

「これは...何か、物凄い“力”が
押し潰した様な...。
まさか...もう彼女が?!」
飛び散る血飛沫の痕を見て
青年が思わず声を上げる
「だね...これは『G・F』【グラビティ・フィールド】が
放たれた証拠の残害だね...。」
降り立った地は冷気で覆われ
通常人が普段着で訪れられる事の出来ぬ土地、しかし
「...Cool!!まさか生きている内に
南極に...来る事が出来るなんて!
...冷気は遮断してますわ...ここで
Fire・Elmentなんて使えませんから。」
冷気を『風の核色』で遮断し
吸い込んでも肺が凍傷にかからない程度の
空気だけを取り込む事でこれを可能とし、やがて
吹雪が吹き荒れる地で異様な建物を発見する!!

「5つの塔...みたいなモノが...
中心地を囲む様に...建っている...。
(だとすると...中心に...奴が!!!)」
上部から見れば明らかなのだが
五護星を模して此処は創られている様だった
そして、各々目的を秘めた彼らは
此処で別行動を取る事になる...。



8月24日(土)

第一一二七話 『PSYCH』(8.24.土)

「すまないね...僕の悪意が...皆を
そして世界を巻き込んだ..全ては
もう変えられない、けど...。
(差し違えで良い...奴は、僕が倒す!)」
少しだけウツ向いて彼は
口を開くとそれ以上は何も言わず
中心地へ向かって歩いて行った...。

「あっ..あのさーーーむぐぅ?!」
「She was arrived,心配
ありませんわぁ〜...。
I’m promise...!!
生きて...また、会いましょう。」
『真』が言葉を放つ前に彼の
口元へ指先を押し付け、少女は姿を
とある場所へ向けて消した...。

「『ノエル』...うん...またね...。
(そうだ...ボクはあいつも...先に
見付けなきゃぁ!!)」
そして、凍える様な吹雪の中
少年はさっきまで誰かが通っていたと
思われる消え掛かる足跡を辿り、とある
地へと訪れた....ある種の不安を覚えながら....。



まだまだ続くのですぞッ!!



ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!



先を見るんッスねぇ〜!!


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