『Classification !!』8月編!!


↓にお話しは、増えて行きます。

別の日のお話しを見るッスか?




8月25日(日)

第一一二八話 『GREEN DAY』(8.25.日)

京香』『月乃』『礼菜』『ルクレツァ
そして『』は、ほぼ同時期に
戦線を離脱し『マスター・オブ・ナンバー’ズ』【死真神】を
率いる『裏月乃』【リバース・ツキノ】が
潜む南極へ足を踏み入れ、そこで
「...五護星...聞いた事があった...。
月乃が目覚めた時、それを守護する
甲斐』らの名称...ならば、彼は
その頂点にいるだろうな...。」
各々成すべき事の為、また此処で離別して
散っていった...
「あ”ぁ〜、なぁ!おぃ...どう...
しやがるんだよ?
この場所には入れねぇハズじゃねぇの?
つーか、誰だよ...『フォース・プラネット』【四肢陣】なんて
向かわせた、馬鹿わッ!!」
頭部へバンダナを纏う人物は釣竿を片手に
声を荒げながら上げ携帯越しで
誰かを睨み付けた
「...フッ...内側で奴らが大人しく
していなかったのが、原因だ...。
我々に否は無い、しかし...
それでは済まないだろうな....。」
ざっっっがぁぁっっっっぁぁっっ!!!
マントを背にする男がそう喋った瞬間!!
[なっ?!?何をするのですじゃて!!]
聞き慣れた『幻残』【シャドウ】の
悲鳴に近い声が響き...後、ノイズ(雑音の意。)と
ほぼ同時で少女らしき者の声が放たれた...。

「「……良いから貸しな?……。
ふふっ...あたしが解るかしら?!...。」」
その声の主はあの『遡りし始祖鳥』【ジャバ・ウィング】を
倒した後に姿を消していた『京香』だった
「...『アドルフ』...キミ...。
それで生き延びたつもりか?
輪廻天昇』を行う事は...禁じた筈だよ...???」
口元まで衣服で覆い隠した人物は
これがかっての部下であった
“残魔”であると理解していた、同じく
水晶で一部始終を覗いていた
占い師風貌の人物もである、しかし
「へぇーっ面白い事したんだな?
自分を殺す事で、ヒョウイしたって
けふは理解したが...いいかな??」
監視カメラの映像のごとき画面を覗きながら
あっさりパジャマ姿の人物もこれを
認め、他2人も特に口出しはしなかった
「「…あたしが、ここに来たワケは解るかしら?…。
...賢明な、ツキノ様なら...
あたしの意図が解って貰えると思うのだけど。」」
ラクダ型のシャドウから連絡用の
同時会話可能な携帯電話をヒッタくった
男は彼女の意識を乗っ取り、そう何か提案する
すると覆い隠した者が口を挟む前に
面白い...のし上がらんとする奴を
止める事もあるまい...。
...期待しよう...。

同じく受話器を持つ彼奴がそれを受け入れ
ニヤリっと笑みをこぼした...。

「いつ裏切るか解らないモノですよ?」
「あ”ぁ〜良いんじゃねぇの?
その身体は、少なくとも使えるぜ...。
いや、そっちの使うじゃねぇけどよぉ〜
もしもの時、って奴だな...。」
「下品ねぇ〜ん。」
「けふも、それで良いよ。
邪魔したら...消せば良い...な?」
そして、中心地を拠点とした時...
真上へとそびえる塔の様な建物へ
彼女が足を踏みれたそこへーーー
「...一向に構わない...それでは、
初めての仕事を与えよう...。」
キョウはまったく別の形で姿を現し
進入者の前へ立ち塞がる!!!!



8月26日(月)

第一一二九話 『Dispair form Antarctic』(8.26.月)

「なんの真似だ...。
私は、キミの冗談につき合っている
暇はないんだが...?」
ザッッッザザッッ!!!
彼女が建物へ進入すると
「「…指令なのよ?…。
進入者は...全て、排除せよ!...って言う
『甲斐』からの、ね?...。」」
その前に黒き仮面と法衣を
纏う、鮮やかな紫の口紅を付けた人物が姿を現す
「...キミが何者であろうと
私は構いはしないんだが、容赦は
しない...消え失せろ。」
どぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃっっっ!!!!
まったく意に解せず少女は敵を
拒絶し、重力を操作しこの加圧で
押し潰し一瞬で勝敗を決せんと、したの...だがーーー
…次の瞬間!!!…
「「..『G・F』【グラビティ・フィールド】は
確か...重力圏を支配する“力”...。
なら、地の力を解放して、わたしの下の土台を
水の様にしてしまえば...重力はとある
一定下で発動しなくなるわね?...。」」
タイルで出来た床下から力を源素を
解放した人物の前では無効化される!!!

「...確かに...それを使えば
私の重力からは逃れられる...しかし、
それは『智明』だからコソ出来た芸当!!」
ずぷしゃぁぁぁっっっっっ!!!!
「「…地盤の分子を組み替え…
水の溶解状態から、空中で物資に
戻したの...地下は“能力”効果、ないのよね?...。」」
杖の様な武器で直接攻撃を仕掛けんとした
重力の保護膜を常に纏う『礼奈』の
ソレを穿ち、足元より起伏したタイルの
氷柱大の針は天性の運動神経を持つ
彼女ですら避けられない程の速さで
左足を貫通させる!!
「ぐっっっ....冗談で...
ここまでは...流石に出来ないな...。
『京香』...キミは...?!」
動きを止めた少女を見据えながら
人物はこれに応えた
「「...似て、否なる者...。
あたしは、もう京香ではない!...
...世界の支配者だ!!...。」」
そう...人物は、今やまったくと言って良い程の
別人と化してしまった
「なるほど...私が最後に見た京香は...
あの男を倒すまでだった...と言う事か?
...だが、しかたない...私はキミを倒す!」
あのキョウだった...。

「...かつての戦友が敵になる事が
どれだけ恐ろしいか...。
身をもって味わう事になるだろう...だが...。
(お前は....。)」
マントを羽織る男は静かに呟くと
眼を閉じて、今はまだ見果てぬ何かを
待っていた...ただ、じっと...。



8月27日(火)

第一一三〇話 『アンダンテ』(8.27.火)

「「...目を背けないでね?...。
あたしはあたしの意志で此処に
いるんだから...。」」
どぶしゃぁぁっぁっっっ!!!
「馬鹿な?!...私の重力を
まったく、受け付けていないのか!?
(しまった...相性が悪すぎる...。
彼女とは戦った事がないから気付かなかった、が
...自然界あらゆる全ての物質から“力”を
取り込み....操る事が出来るのか...!!)」
接近し、無理やりにでも
自分の領域へ引きずり込まんとする
『礼奈』が、結界内部まで
拡張し攻撃を仕掛ける...しかし
「「これで...四肢の2つは、封じたわ?...。
天才的な頭脳と“能力”を
...併せ持つ、あたしには君....
程度の実力では到底傷を付ける事も
叶わない、全てが無駄だ!!...。」」
重力を弾く様、力場を支配する
『京香』にとってソレはまったくの
無意味な行為でしかなくーーーーー
「...くっ...“核色”も...
使えるのか....くっ...はぁはぁはぁ....
心技体...共に完璧な生命体と言うわけか..。」
彼女は敗北の予調をジワジワ感じ始めていた...。

「「…君の負けだ...『月乃』には
雑魚だった、っと伝えておくよ?
勿論、あの男にも?な!!…。」」
仮面の下でニヤリっとキョウは
笑みをこぼす、がーーーーー
…その瞬間!!!!…
ドシュパァァァァァァッッッッッッン!!!!!!
「ナメルなよ?...この私が
雑魚だと...?...ヒョウイ能力しかない
...一介の“残魔”ごときが、私と
彼の関係をーーーーーー
気安く語るんじゃない!!!!!」
物凄い勢いで激昂した少女の右手から
重力を具現化し刃と模した
剣が瞬時で産み出されーーーーーー
「「……ぐっっっあぁぁぁっっっっ!?!!
......これが奥の手か?...。」」
虚を突かれ一瞬の反応を鈍らせた
キョウを真二つに叩き斬り裂く!!!

「はぁはぁはぁはぁ....。
...まさか...私が....
くっ....出血で...まともに...戦えないのか?!」
どぴゅしゃぁぁぁぁっっっ!!!!
「「…いやぁ、効いた効いた!...。
あたしの装甲とお気に入りの
仮面を斬り裂いてしまう!!なァ〜んてね?…。」」
重力の圧縮した剣は仮面を
傷つけ破壊しただけで留まり
やがて、出血多量で彼女が崩れ落ちた所へ
歩み寄るとキョウは...礼奈の右足を剣で貫いた...。



8月28日(水)

第一一三一話 『重力の砲撃』(8.28.水)

つぷっっぷしゅあぁぁぁっっっ!!!!
まるで何事もなかったかのごとき
表情を浮かべる少女は、痛みで
苦しむ『礼奈』を見下した様に眺めた
「あっっぐっっ....あぁ...はぁはぁはぁ...。
ふふっ...ハハハハっっ!!」
しかし、したり顔を浮かべる
彼女へ礼奈は笑って返した
「「…強がりね、あまり気分の良いものでもないな?…。
あぁ、気がフレタとしても...このまま
...君を刺殺する事にはまったく
変わりないからな...。」」
脅えると思っていた事が覆された、それが
『京香』を支配する意志を不快と
著しく感じさせたらしく、右足首より
ずしゅぱあぁあっぁあっっ!!!
「くっ!?...自分が出来ない事が
あれば、激怒し、全てを破壊でも
するつもりかい?」
剣を抜き去り、四肢の最後も破壊せんとする...が
「「...なんだと?...。」」
「私は、キミに負けたんじゃないって意味さ。」
彼女の言葉でピタリっと動きを止めた...。

「「……下らない戯れごとは....
あの世でやっていろ...あたしと君の実力差は
目に見えているだろう?...。
足りない、頭でも、ね???...。」」
顎をクィッと掴み上げ
怪しい笑みをこぼすキョウを見据えながら
「キミは、その身体があったから...
私に勝利出来る事になる、そう...
...それが、キミの“力”なんだろ?
あはははっ...笑えるね,,,,??
キミは所詮、井の中の蛙なのさ!」
礼奈はそう言い放ち、欺け笑って魅せた
ぱぁぁぁっっっんッッッ!!!!
「「...ナメた口をキクなよ?...。
あたしの前に膝まずいて....
...君は死ね!!!...。」」
すると、頬へ平手打ちがキョウより
繰り出され少女はこの衝撃で
タイル下へと倒れ込んでしまう、だが
「...ふっ...やはり、図星ね...。
本当の実力も無き者が
...キョウを...彼女の肉体を蝕むなど
数百年早い!!」
少女に止めを彼女が撃ち込まんとしたーーーーー
…その瞬間!!!!!…

「「…なっ...なんだ?!なんだそれは!!…。
なんだと....あたしが聞いているだろうが!!!!」」
そこには、そうキョウの目の前では
恐るべきモノが繰り出されんとしていた
ドキュルルルルルルルルルッッッッゥウッッ!!!
「天才なんだろう?
...次の私の行動を読んで見るがいい!!
(....重力の...砲撃!)」
この正体は唯一まともな行動が可能な
右腕へと収束する圧縮されて行く重力の歪(ひず)み
だった、そしてーーーーー
「「…正気か!?そんなものを放てば…。
あたしだけ無く....君も...ーーー(吹っ飛ぶぞ?!)」」
それが、今...放たれんとする!!!!



まだまだ続くのですぞッ!!



ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!



先を見るんッスねぇ〜!!


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