『Classification !!』10月編!!


↓にお話しは、増えて行きます。

別の日のお話しを見るッスか?




10月25日(金)

第一一八九話 『6大天守閣-囁(みみ)の塔-』(10.25.金)

「ったく、悪趣味だよ?
...でも、偉いじゃない...ここ、
やろうと思えば、私達を手を出さず
倒す事も可能だったハズでしょ...?」
』と『春化』は
奇妙な部屋を幾つか潜り抜け
頂点『裏月乃』【リバース・ツキノ】を筆頭に
それを守護する5人の最強能力者達
マスター・オブ・ナンバー’ズ』【死真神】が住まう
南極大陸、別名『永遠の氷河期』【エターナル・アイス・エイジ】へ
存在する建物の一つの中でーーーーー
「くくっ....流石に操られていたとは
言っても....性格が逆転した後、
思い出して来たのかい?
...今までの失われた記憶も...。」
その独りと会い対時する....
「...黙って聞いていればーーー
私の親友に相当な事、しでかしちゃって
くれてるじゃない?
...この代償、どうして貰おうかしら?!」
異世界より帰還せし『スキルマスター』【特殊能力者】達しか
もうこれを止められないであろう
だからこそーーーーー
「お構いなく、ハルカ...。
きっと心の奥底では...貴方を...
憎んで、妬んでいたのかもしれない
...それが表に出たから、私はあぁなった、今は
それが自然に口に出来るわ...?
さぁ、こいつを倒して...世界を、いぇ
大事なヒトを守ろう!!」
彼女達は命を懸けて眼前の男を
「ミキ....ごめん...私は
ヒトの気持ちを思いやっていなかった...。
でも...だからこそ、私は...!!
(ーーーー“ユキナ”...そうなんだね
解った...私、もう...負けない!)」
打ち倒さんとする...しかし、余りにも
「仲良しこよしの友情ごっこはーーーー
...もう、通じませんよ?
けふの“力”は、そちらのお嬢さんは
経験済みでしょう。
もう、手加減はしない...それが..。
(新たな悲劇を...産むと...しても、ね?)」
相手は強大である事をこれより
2人は思い知る事となる...。

「幹、私....後悔してない...
あの世界で経験して来た事は
無駄じゃないもの...色々なツライ出来事も
あったけど...だから、最初から
全力で行くわ?...良いわね!!!」
ボシュアァッァァアァアァッァァッッッッ!!!!
柄だけしか残されていない坤を
彼女が握り締め霊気を注いだーーーーー
…その途端!!!…
「ふっ....解っているわ...。
ミキちゃんも....全力よ.....そっ!!
これはーーーー私達ッッ!」
青白い刃が吹き上がりやがて集約し
細長い剣と化した、同じく
「「『P×H』【プリンセス・ハンター】が!!
悪意なる、貴方をーーーーこの霊気で浄化する!!!」」
ドバシュアァァァァァァッッッッ!!!!
幹の握り締めた坤も双方から
緑色の霊波動を放ち、やがて双頭の刃と成る!!!
「あはははは...拍手、拍手だねぇ〜。
けふにはそんな手品...見せられないからなぁ〜
そうだ、自己紹介をするからーーーー
それで勘弁しておくれよ....くっくく
...けふは死真神が独り、『天濁 真夜』【てんだ まや】....
能力名、『運命を左右する針先』【タイム・アカウント・リヴァティー】...
まぁ、リバティーでも良いんだがね?
.....その力はーーーーー現時点で時を乗り越える。」
ぼぉ〜〜〜んぼぉ〜んぼぉ〜〜〜ん!!!!!
まったく、これを見ても何とも思わないのか
パジャマ姿のふざけた男は自己紹介を
済ますとーーーーー
「...はっ!?...時間が吹っ飛んだ?!」
「...これは...いつ、移動を??!」
何時の間にか少女らの背後へ忍び寄る...。

「そう固くなるなよ?
....『カフス・セクシャル』【囁無しの御間】へ
ようこそ...お嬢様方、くくくっ...。」
2人の肩を抱き寄せ髪を
弄ぶ彼の異端さを目の当たりとした時、
既に彼女達はマヤの持つ時の空間たる
術中へ落とされんとしていた...。



10月26日(土)

第一一九〇話 『6大天守閣-眼の塔-』(10.26.土)

「網目...これは、飾りなのかな?
.....『京香』...。
(...かなり衰弱している...
僕があの時...いや、今は...!!)」
月乃』の声は届いているものの
まともな反応を見せる事が
「...あぁ....くっ....。
(...わたしがしっかりしなくては
彼は死ぬ...この男だけが...。
...彼奴を撃つ“力”を...持っているのだから!..。)」
出来る程の余裕は少女へ残されていなかった
それでも彼女はモウロウとする、この重い
意識をかき分けて網の迷宮を突き進む
「...おっ!...何か、終わりが...。
(そうか...終わり...イコール....闘い、か...!!)」
やがて、この先で釣人の銅像が
門番の様な姿で左右を囲む
新たな部屋への入り口が姿を現すと
月乃は気を引き締めた...
「...巨大な力を感じる...。
そうか、今のあたしは...
...一時的ではあるだろうけど、予想を反した
何かを持っているみたいだ...。
...都合が良い!!...。」
場の終わりーーーーそれは即ち!!

「あ”ぁ〜おせぇ〜よ!!!
こらぁ〜...けけけっ!!
...まぁ、良っかぁ〜ぁ”あぁん?
ふふっ....『サイクロプス・シックナイン』【眼無しの御間】...へ
よぉ〜こそだぜぇ〜〜〜〜〜〜〜
選ばれし者達』と、恩方のーーーーーー
抜け殻ぁ野郎よぉ〜!!!!ひゃははは!!!!!」
『マスター・オブ・ナンバー’ズ』【死真神】の
一角との死闘を示していた!!!
「....こいつは....。
さっきとは別の....何だか...奇妙な
...感覚を覚える...僕はーーーー
(この男を知っている???)」
月乃は困惑する記憶を
手繰(たぐ)り寄せ何かを思い出さんとするのだが
「...君か...あの時は、世話になったな?...。
フッ...しかし、偶然とは言え
...これは、運命...決着をつけようか!!...。」
その横で彼女はこの声で
人物の正体を理解し、人知を超えた
導きナノだと、心で悟る
「あ”ぁ〜抜け殻はよぉ〜〜〜
別に良いんだわ?
....確かに、おっそろしぃ“能力”では
あるんだけどな〜?
...それでも、豚に真珠って奴デナー!!」
ずきゃあぁぁぁあっぁぁっっっっっっん!!!!
剣を背中から引き抜いて間もなく彼女は
彼の動作を確認する瞬(まばた)きする瞬間もなく
唐突に破壊された外壁を見て
一筋の冷や汗を頬へと流した...。

「....終わり...そうだ....
これは...共有する記憶なのか?
奴が僕の裏だから??何だ、これは?!!」
攻撃の時ですら月乃は
記憶の中に捕らわれていた、そして
「あ”ぁ〜今の、おれのソレが
見えないならよぉ〜〜〜、この
安度 良本』【あんど よしもと】様を殺すことなんざぁ永久に
出来ねぇなぁああーーーー!?!」
彼女と彼は導かれるままーーーー激突する...。



10月27日(日)

第一一九一話 『6大天守閣-嗅(はな)の塔-』(10.27.日)

「...ちぃっ....悪趣味だな...。
これ、マネキンとは
思えないからな...。」
「人体画廊...って奴だ、らりほぉ〜!!
もう良い加減、こんなRoadを
歩かされるのは、飽きた...出て来いよ?」
血塗られたキャンバスには
幾つもの人肉で構成された絵画がや
そのものが出展され奇妙だが
逸物として飾られていた
「...まさか、あの時よりも
格闘技術だけが...特過したとか?
はははっ...どうですか
この芸術は....これは、朴が始末してきた
“能力者”達の肉体をちぎって繋ぎ合わせた
アート...いや、“A・A”ですかね。
Artificial・Art...人工芸術....。」
衣服で口元まで覆い隠した少年は
静かに口を開くとクスクスっと
笑みをこぼした....
「悪魔か?....お前は....
つーか、あの『絶陰地帯』で思い知らされた
あの苦渋...他の奴らの分も含めて
叩き返してやるからーーー覚悟しろ!!」
肉の芸術へ唾を吐き掛けた彼は
そう完全と言い放った!!

「これが....最強の一角....
いや、俺を惑わした....。
But,今は俺は復讐者じゃない...hoper
希望を持つ物、だ!」
じゃきゃぁぁぁぁっぁあぁっっっっっん!!!!!
鎧を装着させた巨大な鎌を振り上げ
構えながら少年は叫んだ、しかし
「『レビン・ネス』か...。
朴としては、キミとは戦いたくなかったんですが
....あぁ、勿論相手にならないと言う意味でね。」
彼はまったく相手にせず
ゆっくり背中のブーメランへと
手を掛けてレビンを侮辱する
「....ったく、うぜぇなーーー〜〜〜
お前みたいな下種野郎には
...オレだけで十分位なんだ...ぜ?
何時までも....昔のオレらだと思うな!!!!」
ドキュァァァァァァァァッッッ!!!
「下らない、友情ですか?
そうですね....お2人からはその
自慢の肉体でも、頂きましょうか
....それと、口が過ぎる、人体模型が
丁度欲しかったモノでしてね?」
拳へ気を集束させ一撃を繰り出すそれを
まったく微動だもせず避けた少年へ
再び笑みをこぼすと同時に片手で彼を叩(はた)き落とす!!

「ーーーーっっ『知也』!!!
....安っぽい絆で動く
キサマらには解らない....あぁ、そうだろうな!!」
シャコォオオオオオオッッッン!!!
「鎌の攻撃範囲が伸びた?」
吹っ飛ぶトモを横目にレビンの鎧の分だけ
自在で攻撃範囲を伸ばすその刃が
初撃を彼へと当てがった....。



10月28日(月)

第一一九二話 『6大天守閣-触(からだ)の塔-』(10.28.月)

「...恩声のままに...
今からそちらへ向かいます。
俺の此処での役目は終わったも同然ですから
....下らぬ、最後のひとカケラも
やはり胸を濁す程では無かった。」
彼奴との連絡を終えた
マントを羽織る男は
刃を鞘へと納めると転がる2つの
生き屍等、見向きせず
主の待つ彼らだけの通路へ足を踏み出さんとしていた...。

この場所での戦いと、もう一つの
死闘のさ中で時間軸は勿論
動いている、只...他の結末は
これより遡り開始されんとしている、がーーーー
ぱきゃぁぁぁああ....!!!
「...もう時間なんやろ?
早行きやぁ〜??
....僕には僕の仕事があるよって、な???」
彼女らの激闘は誰より
早く勝敗を決していた、だからこそ
「貴様は....。
ふっ....いや、もう良い...お前がどうしようと、な?」
彼はそこへ導かれたのだろう...。

「....せやったな、せやから
僕も僕の役割を果たすんやからな。」
夕焼けが2人の男の背を朱く染め上げる
その中で一枚絵のごとく倒れる少女と少年へ
貴弘』は祈りを捧げ天使を降ろす!!!



まだまだ続くのですぞッ!!



ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!



先を見るんッスねぇ〜!!


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