『Classification !!』11月編!!


↓にお話しは、増えて行きます。

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11月5日(火)

第一二〇〇話 『【アンカー・ザ・ランカー】-振れぬ針-』(11.5.火)
(わぁー1200ですよん!)

「盲目...そうか、眼が...だからか!!
あの時...そう遠くない距離であったきみが
少し離れた僕でも眩しかった
アレに反応せず攻撃、いや...
...釣り続けていられた理由は!!!」
月乃 宗久』と『雹ノ 京香』は
裏月乃』【リバース・ツキノ】を君主とする
5人の最強の『スキルマスター』【特殊能力者】
マスター・オブ・ナンバー’ズ』【死真神】が
一角たる独り『安度 良本』と
南極大陸、『永遠の氷河期』【エターナル・アイス・エイジ】へ
存在する建物の一つ『サイクロプス・シックスナイン』【眼無しの御間】で
激突し先制攻撃を受け少女の行動と“力”が
封じられるも正気を取り戻した
彼の『M・S』【メルティ・スクラッチ】により
アンカー・ザ・ランカー』【全てを生け取る釣竿】を
掻き消しこれを排除し続けて反撃の一閃を
彼女が繰り出す、だがそれは片腕を犠牲とした
敵の反応で致命傷へは至らず
この理由が漸く、今...明らかとならんとしていた
「...ふっ...。
空気の振動だけで感知したのか?...
...あたしの剣を...。」
斬り付けられた左腕を抑えながら
良本はニヤリと笑みをこぼす
「あ”〜どうでも良いけどよぉ〜
まぁ、何だ...。
前言撤回しなきゃなんねぇなぁ...。
月乃様の抜け殻...てめえは
やべぇ、あの方には近付けさせらんねぇ!!」
そしてーーーーー
…次の瞬間!!!…
しゅぱぁぁぁっっっっっっん!!!!!
「掻き消したハズの釣竿が
...復活した!?!」
瞬時に右手へ釣竿を復元させた
青年は不意を突き追撃を開始するの...だが、しかし
「...心配無い...。
大事だったのは、奴が...眼が見えない
っと言う、その事実だった...。
...それだけの証拠がアレば...攻撃は..無意味!!...。」
「あ”ぁ〜頭でもオカシイんじゃねぇのか!?!
このおれのキャスティングは
見切れねぇだろーがよぉ〜!!
能力に左右されねぇんだぜぇ!追尾効果何ぞ
糞喰らえなんだよぉおおおっっ!!!!!
てめえらの位置は糞しててもハッキリしてやがる!!!
あ”〜空気の僅かな振動ですらおれには
移動を感知出来るーーーー???」
その針は何故か床下を破壊し、留まってしまう...!!!

ドバキャァァァァッァァァッッッッン!!!!
「え?...どうして??僕らの位置は
移動してしまえば...空気振動で
バレてしまうのでは???」
見事な空振り、いや...ミスキャスト!!
「あ”〜んな筈はねぇ...。
おれから...少し離れた...てめえらの
位置はおれから...5m程離れた...場所...
あっ...あぁっぁッッあ”あ”あ”あ”ああああ”あ”あああああぁ”ぁ!!!
てめえ....計りやがったな!?!!!」
絶対感知能力が視力を奪われた時から
彼を守る本能的行動となっていた
だか、今回はそれが仇となっていた様だ...
「...空気圧を...変化させた...。
っと最初にあたしは
貴様に伝えた筈...聞いていなかったのか?...。
...あたしは最初、君の攻撃を...そう
具現化されたそれを武器だと思っていたから
...そうした、そして...それは今も変わらない!!...。」
キョウは最初、空気の圧力を変化させ
キャスティングから正確さを奪わんとしていた
しかしこれを失敗しまんまと
餌食となった、だがしかしこれは
良本が盲目であった事を理解した時
裏をかくべく手段となっていた...っと、
「そうか!僕らの位置を唯一感知していたのは
足音や動作音と空気振動!!
そして、今...僕らはグファァッッ!?!!」
月乃が声を上げ意味を理解した
…この瞬間!!…
どしゅあぁぁぁぁあっぁぁぁっぁぁっっっ!!!!
「あ”〜解ってたぜぇ〜何となく、だがな?
...けっ...しゃくな事するねぇ...。
けどまぁ、声でも位置も...それだけじゃねぇ
てめえらは重要な事を忘れてやがるぜぇ
...気付かねぇかな?此処よぉ、少しだけ
寒いんだぜぇ、部屋の中でもよぉ...
そんな中で暴れてんだぜぇ〜?」
有ろうことか床下へ埋没していた筈の
針と糸が背後より突き上がり月乃を捕らえる!!!!

「...『光の核色』!!...。
(しまった....体温....
....部屋の温度では無い...真に
盲目たる恐ろしさは...気配を...
それを...読む事!...。)」
少女の一閃が放たれよりも
早く月乃の胸には針が突き刺さる
「あ”〜確かに...ちったあ〜
追い詰められたけどよぉ〜
以前、変わりなく、おれの勝利だな?」
そして、彼は再び魂を肉体より引き出さんと
釣竿をしならせ振り上げた...。



11月6日(水)

第一二〇一話 『【アンカー・ザ・ランカー】-盲目の使徒-』(11.6.水)

「...くっっ!!!...。
(『』に突き刺さった時...
全力を込めた一撃でも...切れなかった...
...分解するにも...ちぃ!!...。)」
距離、『京香』の位置は『良本』に近く
『月乃』へは遠いしかし
此処で攻撃を食い止め針と糸を阻害しなくては
確実に彼の魂は引き抜かれる
「あ”〜おれは釣が好きでよぉ〜
眼が見えないながらも、これだけは
止められなかったなぁ〜これで、視力は
失われている
がよ?
...海の中は流石におれでも動きは読み取れなねぇ
あん時から思ってたんだよ...おれには
不思議な“力”があった、なんつーかぁ啓示だな
こりゃぁ...おれへの啓示だ、そう確信したんだぜ!!」
良本の針と糸は温度差を感知出来る
そこまでは彼女も理解していた
だが、このまま無防備とは言え
何か余裕を感じさせる男に攻撃をして
それが果たして通じるのだろうか?
「くっ...うっっはぁっっぁっ!?!!
なっ...これが...こいつの...
僕の中から何かが....抜き取られる!!」
迷う間はもう残されていない
振り上げた剣がそれを物語っていた
コレを決めれば勝敗は決し
月乃は無事で済む...だがしかし、もし
「...ソナー(探知器具の意。)...それは、その役目も...
果たしていたのね...。
...本当にヤレヤレだわ...
狙った者の心を抜き取る...でも、それは
…本当に……月乃だったの?...。」
ソレを外せば...そして決断の時が訪れる!!!

「あ”〜?何ィ??
...そんな戯言で、おれが手を止めるとでも
思ったのかぁ???
考えろボケがぁ、おれはこの釣竿で
貫いたもんならよぉ〜見なくても解るんだよ
...間違えなく、引き上げてんだろーがよぉ!!
てめえの仲間の魂だろーーーがぁぁっっっ!!!」
嘲笑う男は一本釣りで
月乃の魂を身体より引き上げんとする、だが
…その瞬間!!!…
「僕の“能力”...覚えてるかな?
...はぁはぁ....ぐっ...どんだけ...
深く突き刺さっていても...もう
無駄なんだ...指一本動けばね...。」
シュパァァァァァァァッァッッッッン!!!!
辛うじて動ける月乃の指が
自分の心へ食い込んだ糸へ触れ
それを掻き消す、するとーーー
「あ”っっ!?!
てめえッッおれの...(バランスがっ?!!)」
思いきり腰を引いて魂を
生け捕らんとしていた良本の身体は
のけぞり体制を崩す、っと
…それと同時に!!!!…
「...まぁ、そう言う事だな?...。」
キョウの光の一閃が彼の身体を穿つ!!

ドシュパァァアッァァッッッッッン!!!!
避ける術は無かった、胸元から
ザックリとキョウの一撃が
見舞われた跡と血飛沫が吹き上がり
「あ”ぁーーーッッ!?!!!
うぎゃぁぁぁぁぁっっっ!!!!!」
良本の絶叫が場へと響き渡る...。



11月7日(木)

第一二〇二話 『【アンカー・ザ・ランカー】-ラストランカー-』(11.7.木)

「やった.....?!」
「あ”〜かっかっかぁ〜
あめぇよ、てめえは一度魂を
引きずり出されてんだぜぇ〜!!」
『良本』へ与えた傷は
あと少しの“力”が足りず
致命傷へは至らない!!
「...それが余裕だった...ワケ、か...。
(...確かに...安定しない!...。)」
それは攻撃した『京香』自身が
完璧に理解していた事だった...。

「はぁはぁはぁ....
キョウ...御免、僕が不甲斐ないから...!」
「...そんな事を思う暇が
...あるなら...戦って!!...。
(もう...時間が余り無い...。)」
自分が攻撃へ参加を
最初からしていれば苦戦等する筈なかったのだ
っと自分を責める『月乃』へ
少女は叫ぶ、悔やむのは後にしろ!っと!!

「あ”〜...もう、お互い....
タイマン的なもんなんだろーなぁ〜。
...しかし、てめえらは何故おれらに刃向かう?」
釣竿を片手に男は問いかける
彼女達が何故此処まで闘いを続けるのか?...っと...。



11月8日(金)

第一二〇三話 『【アンカー・ザ・ランカー】-一騎当千-』(11.8.金)

「...今更、何を聞く?...。
君らの利己主義はもう聴き飽きた
...望むまま、1対1...決着だ...。」
『月乃』を後ろへ下がらせた
『京香』はおぼつかない手であったが
しっかりと剣を握り締め
限界の近付いた身体を揺すり動かす
「あ”ぁ〜カワイゲねぇなぁ〜
...お前モテねぇだろ?」
「...女を“お前”呼ばわりする奴は...
もてた試しがないんじゃないのか?...。
...あたしは...“お前”風に言うなら...
時間稼ぎがバレバレだ、てめぇもう黙れよ!だ...。」
暫くの沈黙、だが両者から
滴り落ちた冷や汗が床下へ辿り着かんとしたーーーー
…その時!!!!…

「....本当に....
2人共...人間なのか???」
仕掛けたのはほぼ同時、だがキョウの方が速い!!
「あ”ぁ〜わりぃなぁ〜
取って置きだ...死ね、『フィッシャーマン’ズ・アイボリー』!!!」
しかし、物凄い勢いで閃光のごとく放たれた
キャスティングが少女を捕らえ
彼女の片腕を貫き通す
「...あたしも覚悟がいた...。
この道を進む為の...覚悟...確かな覚悟が!!...。」
ぶしゅあぁぁぁぁぁぁっっっ!!!!
だがしかし、それを目にすれば
誰もが『良本』の勝利を確信するであろう
…その瞬間!!…
「馬鹿な....キョウ....きみは...
そ....そんな...事を?!」
それは覆された、彼女は自らの左腕を
犠牲とし切り落として突き進み
止めの一撃を繰り出したのだ!!!

「あ”?!がふぃっっっふゅっぅ〜!?!
あっ....あがっ....自分の腕を....
てめえは....てめ....っっくっっ...
....嘘だろ...負けかよ...。」
覚悟が道を開いた、少女の光の剣は
敵の身体のど真ん中へと突き刺さりーーーー
「...---ーーー〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!...。
はぁはぁはぁはぁ....決着っっっ!...。」
此処に覚悟の決着が訪れた!!



まだまだ続くのですぞッ!!



ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!



先を見るんッスねぇ〜!!


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