『Classification !!』12月編!!


↓にお話しは、増えて行きます。

別の日のお話しを見るッスか?




12月1日(日)

第一二二六話 『笑っていようよ-もっと自然に-』(12.1.日)

[そう言うことやから〜
御免な、ぼくたん....。]
しゅるるるるっっっん!!!!
「え”っ!?何で!!
どうして...戻っておいでよぉ〜(泣)」
「おぃ、てめぇ此処まで...
計算してソイツをよこしたのか!?!」
裏月乃』【リバース・ツキノ】を守護する
5人の最強の『スキルマスター』【特殊能力者】
マスター・オブ・ナンバー’ズ』【死真神】達とは別に
南極大陸、『永遠の氷河期』【エターナル・アイス・エイジ】中心部へ
存在する核たる建物だけには
執事が存在していた...そう『絶陽地帯』でも
2人は遭遇していた、あの『幻残』【シャドウ】である
「何だよ?いちいち五月蝿い奴らだな??
気付かなかったのか???
本当に間抜けだねぇ...あの時から思ってたけどさぁ〜
ボクみたいに完璧でないと生きてて
辛いでしょ、特に横のデブチン君
...君の精神を裸にする位、造作もないのだよ????」
絶対なる双コブラクダ』【マスター・キャメル】だった
「え〜って....言うか...
お爺さんだったのに....キミって!!」
「何だよ、あいつスクライドのぱくりだな。
...どうせ推定年齢とか言んだろ?
ってか、美形ってだけでムカツク!」
だがしかし、あの老醜を晒していた
今までのマスター・キャメルでは無くーーーー
「ノンノンノンノンッッ!!!!
このボクが年齢など気にするワケがないでしょう?
強さと美しさを備えた、ボクは
完璧で完全、下賎の者共はボクにヒレ伏す!!」
翌期の水狐』【スカィ・ビュ】と融合を果たし
今や全盛期らしき絶大なる美貌で
完全と現役復帰を遂げる!!!

「はぁ?....つーか、何で
コイツキャラがころころ変われるのかね...。
まぁ、ぶっちゃけ言ぇば...ーーー
そいつは裏切る為に用意されてたってワケだな!」
ジャキャァァァッッッッッン!!!!
腰へ装備していた小刀を抜き去ると
安大 光助』は『上原 勇二』を
背後へとやって構えた
「光助...駄目だよ!!
あの子は...あんな悲しそうな顔してた....から
きっと...そのヒトに言われてーーー」
「絶対に、ノゥ...解らないなぁ、デブぼっちゃん?
....キミの心理は簡単過ぎるな...。
まぁ、そこの豚狼を始末してからーーーーー
ゆぅうっっっくりと、精神的に崩壊させてあげよう!」
どきゃきゃきゃきゃっっっっぅ!!!!
「ほざけっっ!!!
勇二、こいつ....手加減出来る相手じゃない!!
ためらわないで...一緒に戦って!」
さっきまで勇二が纏っていた
ふさふさのマフラーの様な物が
一体化したレザージャケットを着込みながら
白金の髪を持つ彼は憎いくらいにやけた
笑みをこぼし腰のデッキケースよりーーーー
「ふっ...美しくなくないな?
この『ユング』と『フロイト』の
精神を持つボクが癒してやろう...。」
ドッッズッッッガガガガガガッッッ!!!
カードを引き抜くとーーーー
「がっっ!?!こいつ....
カードを投げて具現化させた...!!
ってか...ユング?フロイト!!?」
地面へ投げ放ち、武器を具象化させる!!

「龍騎みたい...。
はっ?!...何...あの武器...って
あんなの見た事ないよ!」
じゅかかかかかっっっっん!!!
「やはり、豚を庇うか!!
...ふふっ、これは『ガーティアンズ・ファイナル』っと言う
ボクが受け持った精神病患者の精神さ?」
わざと勇二を狙い攻撃を続ける彼に
光助は防戦を強いられる
「勇二...くっっ...。
(やっぱり...『獣化』でカバーしても
こいつの速さ...防ぎ切れない!!)」
精神的なダメージを期待するシャドウは
ある時、ふと攻撃の手を休める...そして
「あぁ、ボクの本当の自己紹介が
まだでしたね...。
ボクの名は『ユング・フロイト』またの名を【精神の王】
です...よろしくね?」
そう言い残した後、再び奇妙な武具を振り上げた....。



12月2日(月)

第一二二七話 『笑っていようよ-美形1人とデブ2匹-』(12.2.月)

「【精神の王】だぁっっ?!
笑わせんな、心理学者の精神が何で
悪意として残ってんだよ!!」
じゃりりりりりっっっっ!!!!!
「より人間らしさを保つ事と
アト、この為に彼は存在していた...。
因みに、ボクらは別に命令でここを
守護しているワケではない!!」
あっさりと『光助』の強引なタチ筋を
見切り受け流しながら美形の男は言い放つ
「ドリルみたいのが、2つ重なった
...でも...なんか、その...
ドリルがある場所に人の顔があるよぉ〜(恐)」
「ほぉ、中々...解っているじゃないか?
言わば、人間の怨念だな。
これは!...しかし、今更だろ?!」
具象化した精神は自らが
実験体としたモノのソレである、よって
彼らは召喚されても尚、苦しみ続ける
だけに存在している...
「こいつ....オレっちの動きを
想定してるのか?!
(行動も何もかも読まれているみたいに!!)」
「いや、だから....。
この為にさ?わざわざ...
『翌期の水狐』【スカイ・ビュ】を預けたのは
解るだろ...お医者さんなら!!」
ドギャァァッァァッッッ!!!
「光助が回転して攻撃を
...仕掛けるのまでもう既に知っていたの???」
回転撃を繰り出さんとしたーーーー
…その直後!!!…
「話しが...見えて...来たぜぇ...!!!
(....まぁ、まだ心を読むとかじゃないだけ...
少しはマシだがね...。)」
光助の身体は蹴り飛ばされ
これを無効化してしまう!!!

「別に特殊な“能力”でも無いだろう?
キミらの動きを良く...コイツは
知っている...そう、『勇二』くん...キミが
その狼をどう思っているか?って事もね!」
そう、自分が現世へ移行される為に
わざと自ら敗北を認めた後...彼は
「てめぇ....その汚ねぇ...口を
これ以上開くんじゃねぇよ!!
....まったく...不愉快だ!」
自身の一部を分け与え同行させる事でーーーー
「光助...でも、あの時...
キミはそんな事言ってなかったよ!」
「相当の....馬鹿ですか?
騙されたんだよ...このボクの演技にね...。
キミらに倒されたのさえ、計算づくですよ!
...そして、ボクと融合した精神の一つを
分け与えた...それと共に、馬鹿正直に行動するなど
神経を疑ってしまいますねぇ...???」
一同の行動や内情、全てを間近で垣間見て
データ化させていた!!
「ーーーーーッッッ!!!
絶剣回転ーーーーー』」
「そうやって、激昂した後は....
必ず回転連舞を放とうとする。
ストライト・アーチャー』!」
シュドシュッッッッッッッ!!!!
牙を見せながら激昂する青年を
軽くあしらいカードから見えざる精神の弓矢を
呼び出し脚部を射り行動を妨げ
彼は光助を嘲笑った...。

「...どうして...こんな酷いことを...
するの?....ねぇ...???」
涙ぐむ勇二を見て苛ついた
表情を見せた彼は
「人間の精神の果てを知っているか?小僧??
教えてやろうか...???
それは闇だ...光ではない....漆黒!!」
「くっ....ったく....
矢尻が刺さるまで見なかった...。」
両手を広げて上部へ突き上げ叫ぶ
「精神の闇???」
「このボクがボンクラの人間に講義してやるのも
...これが最後だろうから、ブタ2匹に程度
....教えてやろう...。
人間共の悪意の大本を!!」
人間の奥底の悪意を!!!!



12月3日(火)

第一二二八話 『笑っていようよ-温もり-』(12.3.火)

「...おい...偉そうに講釈してんじゃーーーー」
パキャァァァァッァッッッッ!!!!
「マジックカード、『アイス・エンブロィ
...一時的な行動麻痺の効果、だ?
因みに...キミが放とうとしていた...。
そう確か、木枯らし?だったかな...それは
無意味だ、止めたまえ。」
一気に間を詰めて放たんとした攻撃を
まるで未来を予知しているかのごとく
尽く防ぎ見下しているかの様な
態度の『ユング・フロイト』【精神の王】へ
怒りをぶつけ睨み付ける『光助』だが
どうやっても動かない身体に
慌てながらも『勇二』の身を案ずる...
「魔法...ボクの“力”みたい...
好きな時に好きな...でも、それだけじゃないかも...
洋子』...さんの力も...含まれているかも(脂汗)」
光助へ下された魔法らしきソレを見て
思わず勇二は、呟き後ずさる...。

「ふっ...そこまで完璧ではない...。
以前見せた、異界でのカードとは違い...
こっちは消耗品だからね?」
しゅぱぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁっっっっ!!!
何時の間にか持っていたカードの束を
広げてパラパラっと空中で舞わせながら
お得意の札術で1つのデッキへと
組み上げ最初のカードを提示した
「わぁ〜...マジシャンみたい(喜)
って!...ボクそんな状態じゃないよ!!」
するとノリ突っ込みを行った後、
流石の勇二でも現状がヤバイっと
判断したらしくお揉むに身構える
「ククッ...恐がらなくても
良いですよ?優しくレクチャー
してあげるだけだからね。」
だがこれを見て、彼は微笑をこぼし再び
これを前へと突き出す...。

「....くそっっっ!!!
動けェッッッ!!」
自分では見えていないのかも知れないが
[ムォオォォォォ〜〜〜ッッン〜〜〜っっ!!]
青年の全身を巨大な淀(よど)みが
覆いかぶさり動きを封じていた、これが
怨念の正体...悪意の大本である
「このカードに、ランダムで選んだ
人間の精神を封じてあります、今から
ボクの理論が正しい事を証明しましょう!」
ビリリリッッッ!!!
そして、その作成が今、此処で明らかとなる!!



12月4日(水)

第一二二九話 『笑っていようよ-まちがったって-』(12.4.水)

「...それって...もしかして
あっ!?....やっぱり(恐)」
彼がビリビリっとちぎり、破り捨てた
カードに描かれていたもの、それはーーーー
「生きたまま、精神だけを
カードと言う牢の中へ閉じ込めた、そして
もう熟成した筈ですよ...。」
生きた人間の精神、そのものだった!!

[うっ...ウッッウアァァァァッッ!!!
ひゃぁぁぁっっひゃひゃひゃひゃ!!]
「ひでぇ....精神が完璧に
壊されてる!!...てめぇ!」
黒で染められたカードから
出現した真っ黒な塊は、元は人間であった
「実験用に、この南極で見つけた
人間から精神だけを抽出し、まぁ...
数日間、閉じ込めておいただけですよ。」
そして、それは奇怪な喚き声を
あげながらゆっくり床下を這いずり回る...。

「これが....だから...なんなの!!
これでどうして!?何が解るのーーー」
少年が此処まで声を上げた所で
彼は再び口を開き講釈した
「ーーーーッッンっっん!!...
今は静かに、ボクの講釈を待て?
...良いかい...これは元々、白紙のカードだった
それが彼女の心で黒く染まってしまった...。」
最初、カードへ閉じ込めた時
それがまだ純白であった事を....。



まだまだ続くのですぞッ!!



ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!



先を見るんッスねぇ〜!!


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