『Classification !!』12月編!!


↓にお話しは、増えて行きます。

別の日のお話しを見るッスか?




12月9日(月)

第一二三四話 『ラストベント〜取って置き〜』(12.9.月)

「『セント・シール』は澄み切った心でいれば
白いままだ、しかし少しでも邪念が
支配すれば『幻魔』となる為、徐々に
内部はドス黒くなる...これは
ユング・フロイト』【精神の王】たる
ボクの産み出した審判だ、そして
あの豚では1日とそうなるまで持たないだろうがね?」
裏月乃』【リバース・ツキノ】を守護する
5人の最強の『スキルマスター』【特殊能力者】
マスター・オブ・ナンバー’ズ』【死真神】達とは別に
南極大陸、『永遠の氷河期』【エターナル・アイス・エイジ】中心部へ
存在する核たる建物の執事は最古の
幻残』【シャドウ】であり
絶対なる双コブラクダ』【マスター・キャメル】と
安大 光助』『上原 勇二』を含め
一同の行動パターンを把握する為遣わされていた
翌期の水狐』【スカィ・ビュ】が一つとなった
「てめぇ...いくら動きが読めても...
それは見切れて意味があるんだろーがっっ!!
オレっちの速さを見せてやる!」
強大な敵となり再び姿を現し、勇二を
カード世界へと封印してしまう!!
「あぁ〜確か、そうだ
高速で音速や光速の域まで自らを高める
何等かの“能力”だったっけ?」
パシュルルルルルッッッ!!!!!
「...だ....そうだぜェッッッ
コノ糞、間抜ケガァァッッッ!!!
(『光の狼』【ライトニング・ウォルフ】モード!!!!)]
だが、超絶なまで激昂し光の狼となった
光助が目にも止まらぬ速さで突っ込み
ユング・フロイを撃破せんとしたーーーー
……その時!!!……
どきゃきゃきゃきゃきゃきゃっっっっ!!!!
「.....『コア・ミラー』、これは
あらゆる物理攻撃を反射する鏡です。
...自らを光と変える事で
半端じゃない速さとなる、そう記録にあるのでね?
そこから光の弾丸を撃ち出す事も、自ら
きりもみ回転で突っ込む技も全て無効だって事、もう
早々に理解してね。」
カードから具象化した鏡へ
全身を映し出された、その途端まるで
光が反射するかのごとく弾かれ
まったく関係の無い場へ激突してしまう!!!

[.....ケホッケホッ...!!
(オレっち自身の基本能力も落ちてる?
じゃないか....だめだ...精神的に
オレっちは奴に負けているのか!)]
反転し即座に攻撃を繰り出そうとするも
あの武具がある限り無駄だと
理解する光助は光の狼モードを解除し
「左手の傷は無理やり引き抜いたせいで
酷くなっているハズ、もう諦めな?
ボクには勝てないし、彼も戻らないから。」
再び小刀を抜き去り構える
「うっせぇ、バカ!ハゲ!!!
...なら、今度は見せてやるよ?
オレっちの取って置きって奴を、ナァッッ!!」
するとまるで警戒する気も無く
ユング・フロイトが手招きを行う中でーーーー
「取って置き、なんて...
たかが知れているから、やってみな?」
2つを交差させた後、右手へ左手の小刀を
投げ渡し握り締めーーーー
…次の瞬間!!!…
「『絶剣の小刀』“神刃”“妖刃”よ!
本来の姿を示しーーーーー
オレっちに、彼(か)の“力”を体現させよッ!!」
これを一つの武器として組み上げる、っと
ドシュアァァァァァァッァッッッッ!!!!!
「な....ニィっっっ?!!」
これと同時に必殺の1撃を繰り出す!!!!

「おおっっっっらぁぁっっっっ!!!」
どしゅかぁぁぁぁっっっっん!!!!
だがしかし、その攻撃はーーーー
「なーんてな、全ての物理攻撃は反射する
....ほら、跳ね返すぞ?」
鏡が吸収し、無効となり...そして
「げふぁっ!?!....そんな...
オレっちの...ソレはまだ...不完全だったと?」
反射した反撃が狼男の身体を刻む...。



12月10日(火)

第一二三五話 『ラストベント〜別れ際〜』(12.10.火)

「...しかし、確かに...
それは初めて見る、いや聞く部類の
技だった...だが、もう記憶したがね?」
十字の傷跡から鮮血を噴射しつつ
『光助』はゆっくりと
床下へ倒れ込んでしまわんとするの、だがーーーしかし
……その時!!!!……
バシュゥウウウウウッッッッン!!!!
[なぁ〜に、してんだよ!
このぼくたん、『翌期の水狐』【スカイ・ビュ】が〜
いないとこんな敵も倒せないワケ?]
白迅(はくじん)の煙と共に化け狐が
ユング・フロイト』【精神の王】の内部より
この姿を現し青年の身体を受け止め、更に
「なっ....貴様....フロイト!!!!
このボクを、ユングを裏切るのか!?!」
続けて、白色のカードが内部より崩壊しーーーー
ジュパパパパパパパパパッッッッン!!!
「裏切るとか、裏切らないとか...!!
キミはもうそう言う問題じゃない!
ボクだって怒ってるんだからネッ!!!」
白金の鞭』【レイジング・ビュート】を構え
彼の持ち札を目掛けこれを放ち
全てを破壊しながら『勇二』がカード世界より
生還を果たす!!!

「ぐっ....勇二....それに...
お前....戻って来たのか?」
唇から血を流しながら
光助は首だけを起こし呟く、すると
[ったりめぇなんよ!!
ぼくたんが安心出来るのは、やっぱ
勇二の心の方やねん!]
笑みをこぼしスカイ・ビュは頷く
「うぉおぁぁっっ!!!
ボクの...ボクのデッキをよくも...っっ
うぐあぁっぁぁあっ!?!!」
「キミはもう誰の心もきっと
解らないよ、この子の苦しみも解っていなかったし
....だから、キミはここでボクが
倒すよ...!!」
デッキ破壊を受け逆上した
ユングは不意に自身へと襲いかかる
不快な気分を隠せず喚き散らす、そして
ビキャビキャキャキャキャッッッッ!!!
「貴様らァァァアッァァッッッ!!!!
うぁぁぁぁぁっぁつぉおおおっっっっ!!!
ボクの身体ガァァァッッ!!]
[崩壊して行くやろな?
ぼくたんが居なくなって、もう
保ってられへんやろから。
出て来る際に重要部分もこっちに移しておるし。]
融合していた1部を欠いた彼は
やがて崩れもう身体のコントロールも
不可能となってしまう!!

「...消えちまうんだぞ!!
良いのか...トドメを指して!?」
[ぼくたんはそれを望んでいるよ...。
みんなに、勇二に出会えて良かったよ!
別れ際だけど、こんな事言うのは変やけど
...御免やったね...そんで有り難う!!]
光助をゆっくり壁際で降ろした『幻魔』は
グズグズに崩壊しながらも
勇二を襲わんとするユングへと突っ込んで行く
「うん、バイバイ!!!(泣)」
そして、少年はスカイ・ビュが抑え付けている間に
疑似魔法を『幻残』【シャドウ】へ撃ち放つ!!!!



12月11日(水)

第一二三六話 『ラストベント〜ファイナルベント〜』(12.11.水)

「死せる太陽よりも輝き
終わる一瞬の閃光をボクにーーーーーーっっ
サンシャイン・ストレート・ヴァニッシュ』【黒点の閃光】!!」
『勇二』の両手が交差し重なり合って
出来た場所へ凝縮した太陽光が集束し
一つの閃弾となって撃ち繰り出される!!
ドギュルアァァァァァァァァァァァッッッ!!!!!!
[ぐっ...フォォオおっっっあぁぁっっ!!?!
何故....何故....だぁっぁっ!!
ボクと貴様なら...あのオトコすら...超えられた
それをみすみす捨てるのか?逃すと言うのか?!!]
巨大な衝撃波が場へと襲いかかり
…次の瞬間!!!!…
[....ぼくたんはなぁ、もう疲れたんよ?
理解されない苦しみを背負った
自分なら、もう解るやろ???
....そろそろ、終わりにしようや...!!]
「ぐっ....眩しい!?!
(勇二のこの魔法...前よりも
威力が格段に上がっている?)」
大爆発が巻き起こる!!!
どきゃぁぁぁぁぁぁあっぁっっっっっん!!!!
「はぁはぁはぁはぁはぁ.....
あはっ、暑いねぇ〜(脂汗)
...えっと、終わったよ?」
そして、爆風が治まったそこには
勇二の汗塗れの立ち姿があった....。

「ねぇ....聞いても良い?」
「え?...何???」
「あいつーーー『翌期の水狐』【スカイ・ビュ】を
....倒して後悔してない...かな?」
「『光助』...きっとね、ボクの
心の中にはあの子はまだいるんだ!
だから悲しくないよ...そっ、あるべき
姿にやっと戻れたんだから...あの子も
...また操られていたのかも...(怒)」
最後の瞬間、スカイ・ビュたる
男は笑っていた様に光助からは
見えた、だから敢えて勇二へ問いかけたのだろう
「そっか...じゃあ、問題無いね...。
それにしても...あの2つの心もまた
純粋過ぎるから...人間を憎んでいたのかな...。」
傷を抑えながら立ち上がった青年は
少年の肩を借りながら
散って行った『幻残』【シャドウ】の消えた
通り道を歩み何処までも続くかのごとき
通路を歩み進めて行った....。

「何故だ?!何故こんなにも人間は皆
醜いのだ....教えてくれ!」
「心理の頂点を極めても、また
闇へと堕ちるのみ...か、ボクと同じ考えまで
登ったモノよ...案ずるな...いずれ
わかる時が来るやも知れない。」
その昔、心理を最後の最後まで
追求した者達がいた、後に彼らは
憎悪を悪意として残し現世で体現して見せた、しかし
それはたった一人の少年の行動で
安息を得た、彼らにもっとも
必要だったのはーーーーーー
「え?今...なんか言った??光助???」
「え”?!いや、何にも、それよか
勇二...回復魔法して〜。」
疑心暗鬼を軸としない者の信頼だったのだ...。



12月12日(木)

第一二三七話 『最後の見せ場』(12.12.木)

…時は平行してソレは巻き起こる…
「ちぃっっっ....
はぁはぁはぁはぁ....なかなかやるやないか!!」
[つーか、アンタ馬鹿だろ?
さっきの説明聞いてたん?
だとしたら相当、間抜けっダネ?]
そこには1人の青年の姿があった
その名を『海驢 貴弘』っと言う...。

彼の身体は無数の傷と
酸性の何かに蝕まれ身動きすら
苦痛で取れない程、弱まっていた
「聞いておったよ?
それでも....まぁ、僕も最後の見せ場っぽいんでね
無理させてもろぉーたんよ!!」
[かはははは、バーカ!!
それが無駄だッて言うんだよ!]
しかしそれでも彼は真紅の槍を構え
そこから立ち上がる...。

この僕の状態の
事の発端を知るには、少しだけ
時を遡る事となる...なぁ〜に、ほんの少しだけ
...せやから、付き合ったってや?

……そして貴弘曰く、最後の見せ場が花開く……



まだまだ続くのですぞッ!!



ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!



先を見るんッスねぇ〜!!


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