『Classification !!』1月編!!


↓にお話しは、増えて行きます。

別の日のお話しを見るッスか?




1月21日(火)

第一二七七話 『最終決戦=未曾有の反撃=』(1.21.火)

未曾有の果てなき練獄』【アンハード・オブ・ディアスター】
...我が前に、全ての異世界(あちら側)で身に付けた
“力”等...無意味、諸君らが持つソレは
...くくっ...何だと思うね?

“聖母の間”で“創造の間”へと
向かう世界の姿が絶え間なく映し出されて
選ばれし異界の闇を打ち砕く覇者達』の
心を衰弱させんとする『裏月乃』【リバース・ツキノ】の罠に
まんまと数人が掛かりやがて広がる...
ハングリィ・グローリィ』【巣喰うモノ】が
消えても尚...『永遠の氷河期』【エターナル・アイス・エイジ】は存在し
この場はまた健在だ...何故だと思うね?

彼奴は語り続ける、既に勝利を確信したから
「...くっ...うっ...!!...。
はぁぁっっっっ!
....逃げろ!!!みんな...ここはあたしがーーー」
ドキャァァァァァァッッン!!!!!
...奴は...この南極大陸の悪意だ...。
くくっ...これが、何を意味するか...
賢明なお嬢さんなら理解出来るんじゃないか?

剣が発光し技が繰り出されんとした直前
「ーーーッッッア...あぁっぅ...?!!...。
はなせぇっっっ!!
...『地の核色』!...。」
彼女の背後へ彼奴は存在し長いストレートの
その髪を軽く片手で束ね掴み上げた!!
...無駄だ...その力が巨大なモノだから
オレは還えさないでいる...いや
出来ないが、キミ1人を黙らせるくらいは
....可能だぞ。

上原 勇二』は『マスター・オブ・ナンバー’ズ』【死真神】
最後の独りと闘い気絶、彼を救う様に
割って入った『安大 光助』は
両手で持つ大剣を受け武器を失う...この間
「馬鹿が...まだ理解出来ないのか?
...消えろ....。
新世界にお前らのような脂肪の塊は
不要だ...ハァァッッ!!」
水倉 幹』の力で転送され
雹ノ 京香』『月乃 宗久』『雪ノ城 春化
三浦 洋子』『レビン・ネス』『井原 知也』と
遅れて登場した『月影 真』『ルクレツァ・S・ノエル』『浜村 礼奈』が
加勢し彼奴を穿たんとするのだが、圧倒的な
敗北の前で一同は絶望を覚えてしまう!!!

「馬鹿は....キミだ....。」
その時だった、ハルカやトモが抵抗する意志を
失い、彼らを置いて『異界の闇覇者』達が
反撃しそれを軽く彼奴がまたあしらっていた...
……その時!!!……
ドキュアァァァァァァァアァッッッ!!!!
「ゆっ....勇二?...ナノか???」
「ぐっぉおおおおっっ!!!
....俺が....
避ける....間も...ない程...速く...
打ち出したのか?!」
正に唐突だった、ゆっくりと
突然!!立ち上がった勇二の片手より
火炎弾が繰り放たれ『甲斐』【ガイ】は
これを刃面で受け直撃を避ける、が
「あはっ...キミ達の眼は
...節穴なの?
ちゃんと見てる...のかな???
ボク...約束したんだ...前に
戻って来た時に...!!」
かなりの威力を持ったそれを受けた為
両腕を痺れが襲う!
なんだ...どう言う事だ?!!
...ガイ!!
遊んでいるんじゃぁない!

思わぬ反撃で場は騒然とする
「前に....あっ....!
そうだった...そうだ、オレっちらだけで
...戦っているんじゃない!!」
そして最初に悟ったのは光助だった
「何を...言って...いる!!!」
未曾有の脅威の映し出される中で、見える閃光の意味を!!!!

「...くっ...ふっ....フフッ
なるほど...君の“能力”の正体は...
さっきの説明で完璧に解った...
...そして、今度は...あたしが反撃する番だ!!..。」
バシュアァアァァァッッッ!!!
なに!?うぉあっっ!!
...何だと言うんだ?!

元来キョウが手にした『スキル』【特殊能力】が
自らの傷を完治させて行く
「キョウ!!...ボクだって...
V・D』【バニッシュ・デス】!
...傷の痛みだけなら...取れるハズ!!!」
同じく疲労した身体を無理に
動かし真達も行動を開始する、そう
最後の反撃が幕を開けた...。



1月22日(水)

第一二七八話 『最終決戦=誰と共に戦っている?=』(1.22.水)

「ふざけるな...!!
たった一回の反撃で...この俺を?
そしてあの方を止められると思うなァァッッ!
世界はまもなく崩壊し、新たな時を刻む!!!」
不意な反撃に激昂した男は
マントを翻(ひるがえ)しまだ
ふらつく足取りの『勇二』へ突っ込む!!の、だが
……次の瞬間!!!……
かぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃっっっ!!!!
「『防射結界』【エターナル・ディスポーション】!!
...慌て過ぎだと思うけど?」
魔法の結界が張り巡らされ『光助』ごと
自らの身を反射防壁で保護し、これを
まともに男へと跳ね返す!!!
「うっっ....ォオオおっっっ!!!
ヴぁかなァッッ....この俺が....ふぅふぅ...
少しでも...呼吸まで...この俺が...
落ち着け...落ち着くんだ...。」
頑丈な鎧が斬撃を防ぐが内臓へ
少し傷を負った男は血を口元からこぼす
なんだ....あんな豚ごときに
...何を手間取っている!!
我が勝利は揺るぎないんだぞ!?

横目で見えた彼らの攻防を見て
冷や汗を流す彼奴は
何故、精神が復活して行くのかを疑問とし叫ぶ...。

「...やっと...あたしも気付いたよ...。
そうなんだね...あたしのこの“力”は...
....ーーーッッそれに...!!...。」
ドジュアァァアッッッッッッン!!!
くっ!?!...自分まで
巻き込んで死ぬ気か!?

土の破片が槍となって降り注ぎ
彼奴の束縛から『京香』は逃れる
「...あぁ、あたしは死なない...。」
自らの危険も省(かえり)みない行動で
少女は脱すると傷付いた仲間達の
「キョウ....ありがと...
くっ...ざまぁ無いわね...ぼくも...。
これは....そうだ、キョウ!ぼくは
頼まれていたものが!!」
傷を癒し、砕けた剣を源素で再構築する!
「yeah!Thx!!!
...『洋子』..まだ渡していなかったのねぇ〜ん?」
そして、これと共鳴するかのごとく
「だって!そんな暇なかったのよ!!」
洋子が持っていた“核色”が閃光を放つ...!!

「オレっちらは、オレっち達だけで
戦っているんじゃない!!
画面ってば良くみて見ろ!」
「あはっ、そうだよ...。
みんなが諦めてたら、現世に移行されちゃった子や
...“空”達はどうなるんだ!!」
巨大なモニター越しに映し出された世界中の人々は
殆どが逃げ惑い嘆くモノだけかも知れない、だが
これを抗う者達の姿も確実に捉えていた!そう
これは....何故だ!?!
この未曾有の事態を...
何故...反逆する!!?

それはかつて現世で勇二が出会った仲間でもあり
異世界で共に闘った者らでもあった!!!!



1月23日(木)

第一二七九話 『最終決戦=キミが死んでも構わない=』(1.23.木)

「...これは....そうか...
多分、これだけは...君と闘う事を求めている...。
火の核色』は『ルク』...
...君の物だ!!...。」
「...えぇ...解った...解ったわぁ〜ん
今こそ...Fire,
...真の“力”を...!!」
ばしゅぁぁぁぁぁぁっぁあっぁっっっん!!!!
4つの“核色”は各々共鳴し
やがて目映い閃光を放ち生まれ変わる!!
「...『嵐の核色』『氷の核色』...
炎の核色』そして『地の核色』...。
...行くよ...!!...。」
新たな力を秘めた4つは各々
あるべき持ち主の場所へ拡散して行く...
「What up!!?!
...地の核色が消えた?!」
「...いや、アレは...
本来あるべき場所に戻ったんだ...
さぁ、もう...時間が無い...。」
嵐と炎を纏う刃を構えながら少女達は
その後ろ押しを受けて物凄い速さで
彼奴へと襲いかかる!!!

「『光助』...あはっ、もう
...ボクは諦めないから...。
(何をしても...確かに無駄だし...
意味もなかった...けど、もうボクは
目の前の...大事なヒト...もう
ボクを手放したくないんだ!!!)」
ダキュアァァァァァッッッ!!!
「反射結界...か、確かにやっかいだ...
しかし、物理攻撃だけが
無効なのだろう?
...こんな芸当はどうだ!!」
男の腕と刃が消えーーーー
…次の瞬間!!!…
ズッッッギャギャギャギャギャギャッッッ!!!
「...後ろに....刃の重さで
倒れるが良い....。」
結界内へ突然!!彼の腕が出現し
背後から『勇二』を斬り殺さんとするの、だがしかし
……この時!!!!……
「ぐっ....オォオおっっ!!
おっ....お前はぁっっっ!
まだ俺の邪魔をするのかぁ!!?」
重力の負荷が巨大な剣へと掛けられ
振り下ろす事は叶わず右腕は地べたを這いずる...。

「『G・F』【グラビティ・フィールド】
...私は貴方の為に...いいぇ、貴方と
最後に..会う為に...生きた...!!
キミが死んでも構わない、それ位の覚悟がある!」
粒子分解し再び剣以外が男の元へ
復元された腕は握り拳を作り怒りを現す...。



1月24日(金)

第一二八〇話 『最終決戦=運命は……=』(1.24.金)

「おたく...どうして...
何故ここに来て...!!」
壁を背に寄り掛かり
直只』は腹部を抑えながら
横たわる男へ怒声を浴びせた
「あの時....けいふらは...
運命を...抗ったのか?
...あの時、あぁしなければ...
それだけを...願っていたんじゃないのか?
...けふの命と引き替えでも良い...
そう...けふらは....。」
やがて血を流しすぎた青年は
呼吸を細くし死へ向かわんとしていた、しかし
「...自分が...運命を変えたと言うのなら
...しっかり、最後まで...その眼でしっかりと
見て...いろ...あたしが...
皆が...奴を倒し、運命を本当に変えるまで!!...。」
ぱしゅぁぁぁぁっぁっ!!!
『京香』はそれを許さなかった、彼奴の側で
「...傷を....くっ...そうか...
そうだな..けふも....
見届ける資格があるのか...本当に運命と
言うものがあるのなら...あの瞬間で
本当に変化したのか...!!」
倒れる彼を“力”で癒し自らの眼で
最後までこの戦いを見届けろ!っと...!!

小賢しい...。
奴を蘇らせたからなんだ?
時間の接合点は変化しない...
死んだと言う事実は消えない!!
同じ結末を辿るが事象!

ズシュァァァァァッッッッ!!!!
強力な爪のごとき武器を
具現化し2人の少女を迎え撃つ彼奴は
真夜』の言葉で激昂し
場全てを崩壊させる勢いで何等かの技を
繰り出し『スキル』効果を無効化
せんとするのだが、しかしーーーー
…その瞬間!!…
「『M・S』【メルティ・スクラッチ】!!!
...運命は...僕が...助かった事で
...変えられるのなら....
僕が...殺らなきゃ...誰がヤルんだ....!!
貴様の生み出した“能力”は全て対を成す
この僕が掻き消してやる...!」
画面へと映し出された抗う者達と
現状を抗う者の声で自分を呪う事を止めた
『月乃』の『スキル』が真っ向から
これを掻き消し無効化する!!!

「朴らが...諦めていたと?
...言うのか...違う!!」
「あ”ぁ...違げぇ....
おれらは...おれらはぁぁぁっっ!!」
「代償...シャンパンを手にしたのが
妾が身体を売って手にしたと
同じ....代償を支払っただけ...運命はーーー」
…この戦いすらも運命なのか?
何れにせよ最後の時が近付く…。



まだまだ続くのですぞッ!!



ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!



先を見るんッスねぇ〜!!


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