『Classification !!』1月編!!


↓にお話しは、増えて行きます。

別の日のお話しを見るッスか?




1月29日(水)

第一二八五話 『最終決戦=願い=』(1.29.水)

解るか...絶対の“力”...
これこそが...オレが求めた....オレたる...
未曾有の果てなき練獄』【アンハード・オブ・ディアスター】!
正に...未曾有の災害たる....『スキル』【特殊能力】の体現!!

デビルズ・バインド』【悪意の拘束】の効果で
選ばれし異界の闇を打ち砕く覇者達』一同は
一部を覗き行動不能を
裏月乃』【リバース・ツキノ】から
強いられていた、しかし
「違う....アレは...神や悪魔がごとき
存在と同等....なんや...
悪意を取り込む...それは、人間全ての...
...せや....そんな事になってしもうたら...
それこそ、もう手ぇ付けられへん!!!」
海驢 智明』と完全な同調を果たした
海驢 貴弘』の『地の核色』の力が
彼らの窮地を救うの、だが...
どがぁぁぁぁっぁぁっっっすぅうっっ!!!!
塵が...気苦労が多い中で
...良くやってくれたよ...?
我が力の犠牲者第一号と言うところか?!

体内建物『永遠の氷河期』【エターナル・アイス・エイジ】の内部で
パイプオルガンの重厚な音色が響き渡る中
「ヒロっっっ!?
...くっ...私も...行くかなきゃ...!
(でも....!!)」
彼奴は最強と詠(うた)われた
マスター・オブ・ナンバー’ズ』【死真神】の
3人『安度 良本』『草島 直只』『豪 夢也』から
「ノォオオおっっ!!
Getナァァッップッッ!!
ヘィ?!...どうしたってんだ?!!」
もっとも強い悪意を抜き出すと
これを吸収し一体化する事で更なる
凶悪な悪意の装甲を手にしてしまう!!
「...大丈夫、あんな攻撃で死ぬ玉じゃぁない!...。
奴の攻撃が早すぎると...言うなら!!...
拘束し止めれば良い...『ウィンド・バインド』【風の束縛】!!!...。」
水倉 幹』『雹ノ 京香』『月乃 宗久
雪ノ城 春化』『三浦 洋子』『レビン・ネス
井原 知也』『月影 真』『ルクレツァ・S・ノエル
この9人が世界の、現行今を救えるか?答えはーーーー
...オレの真似のツもりか?
下らないな、拘束とはこうするものだ!!
相手を屈服サせる為に、拘束とは存在する!!!
そして、オレを傷つける事は即ち
ーーーー貴様の死、だ!

出ている、戦っているのは
「だっ...駄目だ!!
...あいつは....ぼくらの特殊能力を反射する!
キョォオオおっっ!!!
(ぼくらには...もう打つ手が...ない...、のか?!)」
その中でたった数人なのだから...。

「駄目よ...ミンナ死ぬわ...
解るもの....もう...解るのよ....
...身体全身が此処にいることも拒否している...
いっそ...死ねば自由に...なれるの...かな...。」
ハルカの口から出た言葉に
思わず幹の腕が上がり、そして
パァァァッァァッッッッン!!!!!
「いい加減に...いい加減にしなさい!!!
あんたぁ!っ....アンタだけの力で
今まで...ここまで来たの?!?
違うでしょ...春化...貴方は、私を追いかけて
異世界をさ迷って...それで救ってくれた...。
...アンタの仲間は...闘っているわ...
だから、私も戦う...私も『P×H』【プリンセス・ハンター】だから
....無理じゃない...無茶じゃない...
だから、私は...最後まで足掻いてやるわ...!!」
少女の頬を打ち抜いて叫ぶ、この胸の内を...
「...ミキ....私は.....。」
「....引き寄せられる...ハズ...私なら..
この水倉 幹ちゃんなら!!
.....『帝劍坤』『霊聖坤』...二坤流!」
立ち上がった幹は霊気でこの2本を
引き寄せここへ霊力を注ぎ込み
白緑の刃を生み出し構えると、けして
振り返らず眼前の敵を撃破せんと立ち向かって行く...
「トモ!!立ち上がれ!
スタンダァッァップ!!!
.....なぁ....おぃって!!!!!」
「ほって置いておくれねぇかな....
実力が違うんだ...解るだろ?
あの時から...オレはまったく進歩しちゃぁ
いなかった.........どんな事をしても
オレは....間抜けだ...。」
同様にレビンも胸倉を掴み
壁へと持たれ掛かるトモに闘いをけしかけていた
「What...どう言うことだぁ!?
俺はこんな弱ぇー奴に負けたのか!?!!
あぁ”ぁっ”ぁ”っ”っっ”っ????????
こたえろぉおおおっっ!!」
レビンはトモの表情を見て
現実を突き付けられた、自分を越えた者の限界を...
「離せよ....もう、良いだろう...?
もう行けよ...オレは足でまといになるだけだ
....静かに...してくれ.....
すげぇ...だりぃんだ...。」
それ以上、何も少年は言わんとはしなかった、が
「Sorry,人違いだったみてーだわ...。
俺が探していた奴はよぉ...どんな時でも
熱くて...諦めをしらねー奴だった、お前みたいに
...しみったれたFaceなんぞしていなかったよ...。
ブラッディ・ビースト・モーメント』【魔獣装】to
スケアリー・ビースト・モード』【魔獣装甲】!!!
If than,Maybe it.
もし、そいつが居たらよぉ〜教えてくれよ?
俺は、待っている...ってなぁっっっ!!」
ただ、それだけ言い残し『幻魔』のごとき
醜い姿の鎧を纏、最後の時へ向かって
彼奴と対時せんとしていた...。

「誰もが....願っただけだった...
くっ....痛みは消えない、のか...。
ふっふ....あの時...けふらは...
願った....。」
世界と引き替えに自分達の楽園を…っと...。
そして、何れ紐解かれるこの話は
けして重要ではない、誰もがこうなり得た
...ただ、そんな下らない...願っただけの遠い話...。



1月30日(木)

第一二八六話 『最終決戦=もう……会えない=』(1.30.木)

「...おおっ....
君主は...目覚めた...最強の“力”に
...くくっ...ははははははっっっ!! もうすぐで全ての悪意は...彼の方が
吸収し、全能となる...。
遅かったなぁ....なぁ?」
甲斐』【がい】の狂気じみた
笑い声はパイプオルガンの音に乗って
3人の耳へと流れ込む
「悲しい...人ね......。
私が...貴方に牽かれたのは...。
貴方の中に、諦めたい気持ちと葛藤する
真っ直ぐな気持ちがあったから...。
でも、今...本当に解った...。
もう....あの頃の貴方には会えない!」
だが『浜村 礼菜』は
彼へゆっくりと接近しながら
そう掃き捨てると黒ずくめの衣服を翻し
物凄い圧力を彼に掛けて行く...。

「どう思う....?
ボクらは、見届けるべきなのかなぁ〜???」
上原 勇二』が今まで
思った事もない様な言葉を告げた
「えっ?!...あっ、あぁ〜そうねぇ〜
...フインキは、そうなんだよね、でも
きっと彼女だけじゃ...。
(...実力的に...奴の“能力”は不明だし
どうにもならない気がする...いや、ゴブなのかな...。)」
安大 光助』の見解は
当たっている、初回の死闘では
少女は胸を突き刺され瀕死まで追い込まれたのだから
しかし少年の言葉で青年は
このまま見守っているだけではたして
良いものなのだろうか、っと思い悩む...
「お前は、俺がそうする男だと....
知っていたハズだぁっっっ!!
重力など、無駄だ!」
ドシュアァァァァッッッ!!!!
「同じ技が、私に...
再び効果があるとでも?
....私にも覚悟があるわ...。
2人共!...お願い...私に力を...貸して!!!」
だがしかし、この考えは打ち切れる事となる
「光助...うん、そうだよ!!
ここで黙って見てたら...仲間なんかじゃない!
ボクはその為に...いるんだ!!!
もう、大事な者は傷つけさせない...!!!!」
何故なら彼女から発された一言が
「そうだった、漫画じゃないんだし
...わざわざ、タイマンさせる必要もないってばよ!
浜村の姉ちゃん...今、助けるぜぇっっ!!」
自分の手助けを求める、それであったから!!

伸び上がった腕から繰り出された
斬撃は浮力で防がれ前の二の舞は逃れる
「あぁ、有り難う...。
私は、もう1人で戦っているわけじゃない!」
「糞喰らえな意見だな...。
しかも、野豚共に
ーーーッッ手助けされてまで生きていたいのか?!」
それでも追撃は続く、だがこれが
襲いかからんとしたーーーー
…その時!!!…
ドシュアカカカカッカカカカカッッッ!!!!
「オレっちの速さについてこれんのかよぉ〜?!」
獣化』した光助の牙が
衣服を掴み礼奈を救う!!!



1月31日(金)

第一二八七話 『最終決戦=最終決戦!!=』(1.31.金)

「らりほぉ〜....だからどーしたってんだぁっっ!!
鎧なら俺もーーーーー」
どぐしゃぁぁぁぁっっっっ!!!!
飛びかかった『レビン』を圧倒する彼奴は
拳圧で少年を跳ね飛ばす
「...駄目、だ...!!!
単発で当てるんじゃない!
一点集中して、一ヶ所を狙うんだ!!」
即座で体制を立て直した彼を横目に
『洋子』は叫ぶと悪意を纏いし
敵の一部位へ狙いを定める、それはーーー
「...頭、ね...
了解....皆!行くよ!!...。」
顔まで全部を覆うマスクまで
附加させたが、脆そうな頭部であった!!
「OKぇ〜エーッ!!
....一気にせん滅させるわぁ〜ん!」
「げふぉっ...ひゅ〜!!
俺もイケるぜぇっっ!」
「良いわ...私が空間固定する!
(...『S・W』【サークル・ワーキュリー】!!)」
「こうなったら...ヤルしかないやろ!
...血槍...頼むでぇ〜!!!」
「...奴の“能力”は僕が防ぎます...。
(これで...最後にする...!!)」
そして、場の考えがまとまり
意志が一つとなったーーーーー
……この時!!!……

...揃いモ揃って...
クズ共が....まだ解らないのか?
...多少の消耗はあったが、それでは
オレは殺せん!!
...ククッ...はははは!!!!!
悪意よ...具現化し我が“力”となれ!

究極の連続技が彼奴へと繰り出されて行く!!!
「本当に...運命は変わるのか?
...くっ.....少しの迷いもない
ただ、それだけの心の...想いの持ち主が...
切り開く術を手にする..。」
死闘が頂点を極めんとしていた、この頃
「無理よ...解るの...
『幹』には応えらえない...
人間は...全ての生物では...奴には勝てない...。」
「くっ...ははは!!
....強さのインフレだな!
もう....沢山だ...オレは...もう
....闘いたくない...。」
2人の絶望は彼奴の格好の餌食と
なっていた...だがしかし
…その時、だった…
「....はぁはぁはぁ....!!
神霊術式!...はぁっぁっっ!!!」
「ちぃッぃいいっ!!
....古術.....陰陽...ッッ!」
彼らの眼前へ出された
モニター映像から、見慣れた姿を持つ
男女が映し出された...そう
「みっ.....“ミツキ”さん...?!」
「“マサ”兄...ィ...
あんた...何やって..!?」
彼女達こそ、少年少女の心の
大きな支えとなっていた者であった...。

「それなら....ボクもきっと
こっちの役目だと思ったから..!!」
『真』は少女が助かったのを目で追うと
右手へと握り締めたボールを男へ投げつけた
ずがしゅっっっっっっ!!!!
「...ブタに囲まれて...
お前は幸せか?!!
....俺との理想を裏切るまでの..価値があったのか!?!」
ボールを大剣で凪ぎ払った青年がそう叫ぶと
「あぁ、キミは本当に何も
見えていない...結局...キミも....
実験材料としてしか見れなかった
自分の父親と同じだ。」
『礼奈』は、はっきりと言い放った!!!

…そして、最後の瞬間が刻一刻と迫る中で
本当の最終決戦が歯車と共に動き出した…。



まだまだ続くのですぞッ!!



ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!



先を見るんッスねぇ〜!!