『Classification !!』2月編!!


↓にお話しは、増えて行きます。

別の日のお話しを見るッスか?




2月1日(土)

第一二八八話 『超怒級の最終決戦!!』(2.1.土)
(遂に、遂にClassification最終章突入!!!!)

「つれーなぁ...。
やっぱり“カード”も使うべきかもな!
使役...しっかし、だりぃわ。」
「何言ってんのよ?!
あの子達だって...きっと、今頃
必死になってるハズ...。
良いとこ魅せなくてどーすんのよ?」
絵柄から何等の怪物を
産み出し直接攻撃の糧とする男の背に
その女性の姿あった、そしてこの彼らの眼は
けして悲観して逃げてはいない!!
「どうして...逃げなければ
..死....えっ...。
(何処に逃げるのよ...。
私達の世界は...今、各地で...
そうだ...逃げ場もないんだ...。)」
「無理だ...“マサ兄”でも
古術(コレ)は極められなかった筈じゃないか...。
(...オレにも資質はなかった...
え?..オレに資質が...本当に...あったのか?
オレは...自分の限界を知っていたのか...。)」
しかし、その意志を受け継ぎし者達は
半ば生きる事を諦めていた、だが
「ちっ...あいつなら...きっと
コレを使いこなすだろーぜぇ!
アイツの資質は...もう掘り起こされているだろうからな!!」
「フッン...あの子の霊術だって
負けてないハズよ?
...なんてったって、分家と宗家...
どっちの“力”も受け継いでいるんだから!!」
2人を信じる事をけして
彼女らは止めなかった、勿論この状況を
知らないからでもあった、が
「...オレは....駄目だって
...だって、あんたに一度も勝てなかった...。
何でだよ...何でそこまで信じられるんだよ!?」
「囲まれているじゃない...
駄目...逃げて...!!!
何で...戦う...の、何で!?!」
ソレ以上に確信を持っていたのだ、自分の
意志を受けた者の事を!!!

未曾有の果てなき練獄』【アンハード・オブ・ディアスター】の
真の力は解放された...!!
悪意は...オレの糧となったんだ!
...ククッ受け止めて教えてやる...
貴様らの無力さを!!!

デビルズ・バインド』【悪意の拘束】と
呼ばれる拘束術も悪意を具現化した
罠であった、それが幾つも積み重なって
裏・月乃』【リバース・ツキノ】の
身体を覆い尽くし巨大な武装を施す
凶悪な青銅色の鎧と成った!!
「...大気を操る『風神剣・改』【ウィル・ウインド・ストーム】!!...。
(『嵐の核色』...力を!...。)」
ドシュアァァァァッァァッッッッッッッ!!!!
“聖母の間”で開始された決戦は遂に
最終決戦へともつれ込み“創造の間”の造形へと進み行く未来を
変化させる為に『選ばれし異界の闇を打ち砕く覇者達』の手で
彼奴を打ち砕かんとするの、だが
「頭を穿ち抜く!“Gun for Gun's”...
トリニティ・ショット”!!!」
ががががっっっっががっっん!!!!
永遠の氷河期』【エターナル・アイス・エイジ】をも
「...OKッッ!!Ready Goォオッッ!
フレイム・バーニング・クロス』【燃え猛かる十字斬】!!!」
吸収する程の悪意の力は壮絶で
「うっ....ォオオおおっっっ!!!!
WRYYYYYYYッァァァッッッ!!
永遠の回忌』【エンドレス・デュアル・サイズ】!」
水倉 幹』の『スキル』【特殊能力】を
用いても場へ止めるだけで精一杯であった、だがしかし
……その時!!!!……
ドジュカァァァァッァァァァッッッッ!!!!
「『M・S』【メルティ・スクラッチ】
....貴様の纏う鎧が悪意であるなら...
その攻撃すらも...僕が全て受け止める!!」
「せやなぁ...なら、僕は...
彼の守護天使とでもなったるわっっ!!
テトラカーン』&『マカラカーン』!!!!」
彼奴の半身たる男の力が源たる
際限の無い悪意の装甲を削り去って行く、そして
愚かなモノ共よ...。
それで、我を止める事が...本当に
可能だと思っているのか?
くぅ...はははははっっっ!!

全ての超連続攻撃はリバースを直撃するが
はたして打ち砕く事は出来たのか!?!

上原 勇二』『安大 光助』『浜村 礼奈』『月影 真』は
「こちらも....最後にしよう...!!
俺達が...滅びるのか...腐敗した人間共が
滅びるのか...さぁて...時間だ。」
マスター・オブ・ナンバー’ズ』【死真神】が
最後の独りと激突し、少女は再会を再開し
水倉 幹』『雹ノ 京香』『月乃 宗久
雪ノ城 春化』『三浦 洋子』『レビン・ネス
井原 知也』『ルクレツァ・S・ノエル』達とは
別の闘いを繰り広げ、そして究極の最終決戦は
佳境へ差し掛からんとする...。



2月2日(日)

第一二八九話 『望まざる聖地』(2.2.日)

「運命を...覆(くつがえ)せるか...?
いや、もう...キミらしか...
いないだろうな...憎しみを断ち切るのは...。
(けふらが...契約した...憎しみ...。)」
ザァーーーーーーーーーーーーッッッ!!!
「.....くっ...はぁはぁはぁ...
うあ”ぁぁ”ぁ”ぁ”ぁっっ”っ”っっ!!!!!!」
その絶叫を豪雨が掻き消す
逃げられは...しない...
俺は...貴様だ.....
解って...いるだろう?
彼女の首を締めたのは..紛れも無く
この...腕だ!!

傘もささずに彼はゆっくりと
水溜まりへと倒れ込み息を切らす
「何なんだ...何なんだよぉおッッ!!
僕の中に...何がいるんだ?!」
[...その“力”が君を蝕んでいるのさ?
良かったら...私が解放してやらなくもない..。]
街の裏地でいつの間にか
その男とも女とも似つかない妖艶な
カリスマ性を持った者の姿があった
「はぁはぁはぁ....僕は....
僕は...只...普通に生きていただけなのに...!」
[なら、こう想えば良い...
私が今、触れている...この時に.....。
“半身(はんしん)を差し出す”っと...そうすれば...
私は...そちらでの実体を失ってはいるが
君の強い望みを叶えよう...。]
その人物の言葉は不思議と妙な
安心感を与えてくれた、だから....彼は...いや
「...げ.....る.....
捧げる....僕の....。」
『月乃』は捧げた、自らの半心(はんしん)を...。

[...強いその負の想いが
扉を開いた...私と君の...だが、私は
君に切っ掛けを与えたに過ぎない...。
聞いているな?]
ドザザァァッァァァァァァッァァァッッ!!!
あぁ....聞こえているぜぇ...
前とは違う...高揚感がある...俺は
存在している...ククッ...はぁっっはははは!!

倒れ込んだ場所から月乃は素早く起き上がると
[今は...宿主が、いや表が
傷ついているから君は存在出来るのだ...。
だが、君が表を支配する方法もある...。]
くくっ...この力の使い道か?
....てか、アンタ...何者なんだぁ?!
実体の無い、影みたいな奴だな。

陰の実態を持たないモノへ声を掛けた
[...中々鋭いな、良いだろう...教えてやろう。
私も、君と同じ...裏の存在だったモノだ...。
そして、君の“能力”には眼を付けていたのだ。
(...裏が表を超える事あるいは体現出来るか...
私にとっての必要は、それのみ...。)]
するとソレはそう応えやがて
...意志を具現化する事...つまり
そう言う事なのか?
(考えが読めねぇのが不安だが...良いだろう。)

[...乗っ取る、っと言うよりも
君は...分離する方が良いだろう...。
君が抜けたその身体は、抜け殻となる...。
もう一つの世界で、な?]
裏と表が入れ替わるだけでなく
分離する方法を伝える....。

土砂降りの雨の中で交わされた密約
...暫く...このまま
俺でいられるんだな...。

[あぁ、その代償として...。
君は表と同時に封じられる...それだけの
代償を払い、私が導いた地球と
酷似した惑星へ全ての意志を転写するのだ...。]
…これから語られる物語に正義感や感情論等
微塵も触れる事は出来ないないだろう
これは、ヒトの業を辿る最後の旅なのだから…



2月3日(月)

第一二九〇話 『1999年7月21日ー午前0時ー』(2.3.月)

...さしずめ望まざる聖地、っとでも
言うべきか...良いだろう...。
オレの持つ全力の“力”で全てのモノから
...地球は無理だろーがぁ...引き出してやる!
その心の形をなぁっっっ!!

[...あぁ、だが...全てを起こすには
強大な君だけでは力不足だ...。
(それに...全てのモノからは心は
引き出せないだろう...。
強い心は...干渉を拒絶するだろうからな...。)]
クククッ....よこせよ?
持っていやがるんだろう...オレの力を
増幅させる様な野郎共を?!

降り荒む風と雨が彼らの会話を
途切れ途切れにして行く...。

[その通りだ、君は特異点となる...それを使役する
者は...もう、用意してある...。
ふっ...しかし君の力を彼らは増幅させる
ワケではない...その悪なる心を
降り注ぐ為に....君の力を拡散させる事で
彼らは役に立つ...何れ、君の元へ
現れるだろう...絶対の絶望を持つ...。
“絶望の種子”達が...!!]
影はそう言い残すと忽然と姿を消し去り
気味の悪ぃ野郎だな...。
だが、ククッ...とことん利用させて貰うぜぇ!!

あれほどの豪雨は何処かへ
消え失せた、そして表通りを歩く
彼奴は喜びに打ち震えながら最後の仕上げを
行わんとしていた...。

「はぁはぁはぁ....『月乃』...!
げふぉっ....はぁはぁ...やっと見付けた...。」
...殺し損ねた...女か...。
ククッ...面白い...やはり...。
(殺り損は...良くねぇよなァァッ!

パッップァァァァッァァッッッ!!!!
「あなたが...はぁはぁ...あんな事するヒトじゃないの
....知ってるから...月乃君だから...あーーーーッッ!?!」
飛び出しはよぉ〜信号確かめねぇとなぁ〜!!
この同時刻、別の場所でも悲劇が訪れんとしていた...。



2月4日(火)

第一二九一話 『1999年7月21日ー午前5時55分55秒ー』(2.4.火)

ははっ...はははははあぁあぁっっっっ!!
オレが...俺....おれ....ぐっ....
ククッ....何だ...生意気にも....
野郎が...目ぇ醒ましやがってるのか?!

内に封じ込められた『月乃』は
もう一人の自分へ反抗し
表へと出て行かんとするが、それは
無駄だ、ムダだぁっ!
このオレは...完全よぉ...くくっ...
まだ乾きが収まらねぇ...殺したりねぇ!!

あの人物の何らかの力で阻まれ抑制されてしまう...。

彼奴が引き起こした交通事故は
玉つき状態となり何人もの死者を出す
ん....何だ.....
そうか....奴が言っていた....。
これが...オレの拡散装置か...!

雨が上がり太陽が登り出した頃、無闇やたら
人間を手にかけていた青年の前へ
いくつかの影が姿を現す...!!

自動車事故の瞬間、彼女は何を見たのか?
それは一瞬のそして最後の遭遇だった、彼女を跳ねた
車の運転手の首は異様な向きで折れ曲がっていたのだ
そう、唐突に出現した化け物のごとき巨大な生物が
故意でコレを引き起こした、只これは
植物人間状態となっても意識のある彼女が見た
記憶でしかない...しかし、やがてこの意味を知る時
物語は結末を迎えるだろう...。



まだまだ続くのですぞッ!!



ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!



先を見るんッスねぇ〜!!


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