『Classification !!』1月編!!


↓にお話しは、増えて行きます。

別の日のお話しを見るッスか?




1月25日(火)

第一八五話 『知也&春化〜The reit〜』(1.25.火)

三橋 麗魅』【みはし れみ】の“力”になり
海岸地帯西』の統治者『キエル』らを
救うべく『蔦の塔』【ラズベリー・フォー】へ
乗り込み、この地帯の支配者討伐を開始した
知也』『京香』『智明』『春化』は、
それぞれ2人一組となり左と右の扉に
分かれて先へ進んで行く!!!
「...また、暗いわ...。」
「変な構造の塔だな...。」
右から侵入するトモ&ハルカのペアは、
さっさと階段を駆け上がり
次ぎなる部屋へ足を踏み出した...
「...ーーーー!?!(また!?!)
....ーーーーッットモ!!!」
「解ってる...。
なんなんだ...!?...ハルカこの
まとわり付くような嫌な気配は....!!?」
すると、そこは薄暗く....前の部屋と
同じ、いやそれ以上に嫌な気配が満ち溢れて
いるのをハルカだけでなく今度は、
しっかりとトモまでが感じ取っていた...
「くくくっ...待っていたよぉ〜〜〜
お二人さぁ〜〜〜〜ん!!!!」
用心しながら奥へ進んでいた
2人へ、唐突に前方に居る誰かから
声が掛けられる!!と、同時に
ぱきゅぁぉぉぉ!!!
「...この声!!!」
「なるほど...そう言うことか...
出て来いよ?...『幻魔』ぁ!!!」
その場を明かりが突然!!照らし出した!!!

「...くくっ...俺は幻魔なんかと違うぜ!!!」
明かりのともった、その部屋には
先ほどの様な鏡はなく、代わりに喋りながら
近付いて来る人間...らしき青年の
真横に大きな鏡が二つ置かれていた...
「...じゃあ、人間なのか!?」
「...って事は!??....元の...
私達の世界の!!!?」
自分の言葉に反応した2人を見て
何故か笑う青年は、
「どっちも違うのさ....。
俺は、全てを超越した者だ!!!
あの方によって、無限の力を
貰ったんだからなぁ!!!!」
そう言い放つと、真横の鏡を
手でまさぐる様に触れ...
「...あの方!?...。」
「...物凄い...邪悪で醜悪なモノが
彼に...溢れている...。」
次の瞬間!!そこから、“能力”に
よって創り出したトモとハルカを
この場に出現させた!!!

「...これが、俺の超越した能力...
他人創意』【シャドウ・ミラーズ】だ。
...くくっ...能力者の意志の下
動く闇の鏡人形...こいつらは、
完全にお前達の全てをコピーしている...
さっきの出来損ない共と同じと
思うと...すぐに死ぬぞぉぉ!!!」
木製の意外と広い部屋の中で
鏡から生み出したトモとハルカの
シャドウの肩に手を乗せながら
喋り続ける青年は、目の前にした
本物の二人を挑発する!!
「...へぇ〜久々に燃えられるかなぁ?」
「...ふっフ〜ン...この子が私か...
結構イケてて、可愛いケド....やっぱ
本物が一番だと思わない?」
しかし、それを無視するように
お互いシャドウを見て意見を
終えると...さっさと手にした武器を
構え、攻撃体制に入った!!



1月26日(水)

第一八六話 『知也&春化〜何をいまさら〜』(1.26.水)

「...かゎゆぃのぉ〜〜〜...
俺、彼女のそう言うとこって....
好きかも?ひゃひゃひゃひゃ〜〜!!!」
そう言って、その言葉に自分で笑う
青年を軽蔑し、警戒しながら
「...っ恐っ!!!....やばい奴だな...。
こりゃ早いとこカタをつけないと...
んじゃ、行くぜ『ハルカ』!!」
「...ゾゾォ〜...背筋が凍るっての!!!
おたく...で変態、それからストーカー...
っぽいわ...解ってるわ、いいわね!?
行くわよ!!『トモ』!!!」
二人は、武器を手に、鏡から生み出された
自分達の分身に攻撃を仕掛ける!!!
「...ムカっときたよ...むふふ...
ちょいお仕置きが必要だなぁ...。」
ハルカをジーっと見つめながら
すると...それと、同時に
青年は、少し興奮した口調で呟き“能力”で
出現させたシャドウ達に迎撃を命じた!!

「...喰らえェェッッッ!!!!
レイヴ・ソルト』+ーーーー
龍墜撃』!!!」
トモは、素早く自分のシャドウの
間合いに侵入し、向かって一気に
技を身体に叩き込もうとする...が!?
「あめぇよ...見え見えなんだよ...。
お前の攻撃...!!!」
ガキィィィン!!!
「...なにっ!?!」
同じように即座にそれを繰り出された
シャドウの拳と相打ちになり
威力が相殺され、更に...
バギョッッッッン!!!
「....オレより...“力”が数段...
上なのか....!?!」
壁脇まで吹っ飛ばされてしまう!!!
「一気に決めるわ!!!.....
霊術式壱ノ型『滅閃』ーーーーッッ!!!」
ハルカは、シャドウが行動を
開始する前に一撃で撃破を狙い
霊聖坤』に精神を集中させ
霊力を瞬時に込め攻撃を放つ!!!
ガキャァァァッッン!!!!
だが、しかし!!!
「ふっ...『P × H』の名のもとに...
貴方を浄化...しちゃうわ!!!
霊術式弐ノ型『緋空』ーーーッッ!!!」
バシュルルルルッッ!!!
その攻撃を見越していたかの様な
シャドウの容赦ない攻撃が、一瞬にして
オリジナル春化の技を掻き消し
尚かつ、壁へ弾き飛ばした!!!

「どうしんたんだ?...オリジナル君達〜
...さっきの勢いは、どうした〜〜〜?
まさか今更...後悔しているんじゃあるまい?
この俺...超越者を前にした事を!??!」
青年の嫌味な声が二人に浴びせられる...
「...けっ...油断しちまったな...。」
「あはははっ...私のやつを
ぱくるなんて..イイ度胸してるわ....。」
が、しかし彼らはそれを再び無視し
その場から立ち上がると...洋服に
付いたホコリを払いつつ...再度
自分達のシャドウ立ち向かって行った!!!



1月27日(木)

第一八七話『知也&春化〜極めろオレの技!!〜』(1.27.木)

シャドウ達の意外な実力に危機感を
感じつつも立ち向かう二人を見て
不気味な笑みをこぼす青年は、静かに
呟きながら闘いの様子を眺め続ける...
「...大人しく俺の玩具になれば...
2人とも許してやらんでもないぃ〜
のにぃなぁ....くくっ...まぁ
もう少し痛めつければ...言う事を聞くかなぁ?」
先に立ち上がり攻撃を仕掛けたのは、
『知也』だった
「...へっ...初めてだ...ぜ。
『龍墜撃』を完全に弾かれるなんて...
まぁ...流石オレのシャドウって事かな?」
ガキョッッ!!!
「良くお前がやる手だよなぁ?これ...。
会話の合間に作戦をねる...か?」
彼のシャドウは、仕掛けられた攻撃を
足を使い受け止め、威力を殺す...
「...お見事...。」
「ふん...図星かよ。」
しかも、そこから迎撃の足技を放つ!!

ぐぎょっっ!!!
「...『散来撃』【さんらいげき】...か。
やる、たしかにオレも今なら
出してたかな...!!!」
シャドウの足技を軽く見切り
避けたトモは、即座に体制を立直し
『レイヴ・ソルト』による拳と蹴りを
同時に放つ...が、
ドコッ!!!
「...殴りまでは...良かったケドさ...
アレだよ、アレ!!...オレって蹴りの
出...溜があるから、さぁ〜...!!!」
逆にシャドウからの龍墜撃を右足に
喰らい、その場に崩れ落ちてしまう!!
「...へへ...そんなナマクラが...
オレに通じるかよ!?
(イッちまってるかな...?)」
「...強がるのは止めろよ?
お前はオレだぜ?...解るよ...
相手の実力が解らないホド...馬鹿
じゃないって...さぁぁっっ!!!」
ドギャギャッッ!!!!
更にそこへ追撃が入る!!...しかし、
「お前は所詮...オレのコピーでしか
ないんだよ...!!!」
瞬時に身を回転させ、トモはそれを
逃れた...そして、殴られた足の痛みを
必死に堪え、立ち上がる!!

「へぇ〜...タフじゃん....まっ
イイか...ボクちゃんじゃ...
シャドウは倒せない...しね。」
青年はトモの闘いを見て呟き
『春化』の方へ目を向けた...
「...ふっ...どうかな?...お前を
殺せば...オレが本物になるんだ...。」
「やってみな。」
「あぁ、そうする、次で...最後だぁッッ!!!
死ねェェッッ龍墜撃ぃぃ!!!」
彼はシャドウの技を前にして
動こうとしなかった
「お前の技は、オレの技だ...
お前がさっき言った通り...癖も
全て...知っているんだよ...。
ただ...オレに出来てお前に出来ない
事が...只一つだけあるんだぜ?」
「抜かせ!!!!」
バギュォォォオォン!!!!
シャドウの攻撃軌道を完全に
見切っていたトモは、それに併せ、
先ほどシャドウが繰り出した足技を
打ち放った!!!
「それは、“成長”って奴だよ。」
そして、吹っ飛んでまるで鏡の破片が
飛び散る様に消滅してゆくシャドウに
そう言い放つ!!!



1月28日(金)

第一八八話『知也&春化〜私の狙い〜』(1.28.金)

「!?...なに!?...ぃぃ!!!
バカなぁ!!!俺のシャドウがぁ!!!」
よそ見をして青年は、『知也』の
繰り出した足技『散来撃』を喰らい
粉々の鏡の破片になって消滅して
行く様を、その撃破された音で
漸く気付き...半狂乱に近い声を上げる
「ったく...ここって..ほこりっ
ポイのに...良くも...叩きつけて
くれたわねぇ!!」
立ち上がり、ぼやくハルカの声を
聞いた彼女のシャドウは、
「あははっ..わざとよ...。
私ならそう言うと思ったから...。」
そう言って、笑った...。

「...全てがコピーね....。
なら、接近戦に弱いハズ!!!」
どきゃっっ!!!
『霊聖坤』を構えシャドウに突っ込む
ハルカは、自分の弱点のままに
攻撃を仕掛けようと試みる...が、
「...ふふっ...元々...ソレが
目的だったのくらい....解っているのよ?」
それは見抜くだろうと判断した
彼女が取った先の行動までも
シャドウは先読みし、手にする霊聖坤で
いとも簡単に防いでしまった...
「...完全に...読まれていた...。」
「...ふふっ...貴方は私が鏡から
産まれた特性...つまり貫かれる事の
耐久性のなさ
を計算して
坤を投げたのよね...。
でも、甘いのよ...これで私に負けは
なくなった...さっきは失敗した
けど、今こそ...殺してあげる!!!」
坤を坤で受け止めたシャドウは、
左手にそれを持ち、構えて微笑む...。

「...くっ!!...失敗の多い参ノ型を
こんな所で..試すんじゃなかったわ...。」
奪われた霊聖坤を手にするシャドウを
見て、悔しそうにするハルカ...
「あはははっ!!!『P × H』は、
今度から私がーーーーー」
だが、そんな彼女に非情なシャドウの
両手にした武器に霊力を込めた
自分の技が放たれ襲いかかろうとする...が、
…その瞬間!!…
ボギュルルルルッッッ!!!!
「がぎょぉーーーッ!?!」
何故かシャドウの身体が突然!!
何かが爆発した様に弾け飛び
空中にガラスのシャワーを
散らせながら、その場から声を上げ
瞬時に消滅してしまった!!!



まだまだ続くのですぞッ!!



ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!



先を見るんッスねぇ〜!!


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