『Classification !!』2月編!!


↓にお話しは、増えて行きます。

別の日のお話しを見るッスか?




2月1日(火)

第一九二話 『京香&智明〜災いの鱗片〜』(2.1.火)

蔦の塔』【ラズベリー・フォー】へ
先に左の扉から乗り込んで行った
京香』と『智明』ペアは、さっさと
上を目指し、進んでいたのだが、また
次の部屋に現れた『幻魔』に
足止めをされていた...
[,,,にょにょにょ〜〜〜!!!
僕ちゃんは、ここの左側の塔の
守護を司っている『笑う貝人形
【ライライン】だよぉ!!!]
「...どうする?智明が今度はやる?」
天井から降りてきた、操り人形の
子供ような幻魔を前にしてキョウは、
そう呟くと、智明に目線を送った...すると、
「まっ順番からイケば...俺様の
出番って奴やろな?」
キョウの言葉に答えるように
彼は、手にした斬首刀を構えて
一歩前に踏み出す...
[ん〜にゃららら〜〜〜
僕ちゃんと闘う気なんだねぇ〜
ふふっ甘くみてーーーー!?!!]
バギョォォン!!!
「ちぃっ...案外素早いやん...。」
そして、一瞬にして間合いを詰めて、
油断して笑いながら話し続けていた
ライラインへ唐突に襲いかかった...が、
その攻撃は避けられ床を斬撃がブチ抜く!!!

[,,,にょにょにょ〜君って、でぶってる
ワリには早いんだね〜、そいから
その言葉って、アレでしょ?
関西弁って言うんやよにゃ〜〜〜?]
軽く跳ね上がり攻撃を避けた
ライラインは、天井に組み込まれている
柱に腰を掛けて、智明に話しかけ
何かを考えて思い出すような仕草を取った
「だったら...どうなんや!?!
その五月蝿い口を黙らせたるわぁぁ!!」
どぎゃっ!!!!
すると、それを見てムカッときた
智明は、床から引き抜いた斬首刀で
柱を攻撃し、薙ぎ倒そうとする...が、
[,,,んにょにょ〜〜〜
君は乱暴,,,やなぁ〜〜〜くすすっ!
僕ちゃんこの言葉遣い結構
気に入ったかも〜〜!!!]
ばぎゃっん!!!
「のわっ!?!」
いつの間にか背後に忍び寄っていた
ライラインからの回し蹴りを喰らい
バランスを崩し、柱に勢い良く倒れ込み
額を柱に打ちつけてその場に倒れた...
「...海面に打ち上がげられた...
そうだな、トドみたいだ...。」
打った額を左手で抑えながら
だるそうに起き上がる智明を見て
キョウは、思わず口を出した...すると、
「痛っ...つつ...って!!キョウ!!
お前なぁ!!!せめて海豹にしとけや!!」
「...あぁ。(そう言う問題か?)」
痛みで無意識に出ていた涙を拭きながら
完全に立ち上がった智明は、
ノリの良い返事を返す。

[にょにょにょ〜〜〜〜〜!!!
あははっ、君のおでこ,,,,真っ赤だよ〜
僕ちゃんがもっともっと
赤くしてあげるからネッ!!]
笑顔で不気味な事をあっさり
言い放つライラインに、痛みも
伴い更に興奮し、激昂する智明は、
一気に勝負を決めようと
「...けっ...お前なんかに俺様は、
もう構っている暇はないんや...。
...消えちまえッッ!!!!
けっーーかぎゃ!?!?」
斬首刀で自らを斬り、出血させ“能力”を
使用しようとしたの...だが、
その瞬間!!突然、全身の身動が
取れなくなって床にうつぶせに
倒れ込んでしまう!!!
[にゅららら〜〜〜,,,,君って
本当単純さんだね〜、僕ちゃんが
君の後ろにいた時なにもしてないと
,,,,,思ったんか?]
そして、そんな智明を見て笑い転げる
ライラインは、徐に手にした
細い糸をちらつかせていた...。



2月2日(水)

第一九三話 『京香&智明〜繭糸操作〜』(2.2.水)

「...?...『智明』の身体から...
糸?...細い糸が見える...。」
[へぇ〜〜〜んにょにょにょ〜〜〜
,,,,君っイイとこに気付いたネェ〜!!
床へうつぶせに突然!!倒れ込んだ
智明の全身からは、細く鋼の様に強靭な
糸が群がり、いつの間にか絡み付いていた...
「...それは、なんだ?」
更にその糸を目で『京香』は辿る...
すると、それが『笑う貝人形』
【ライライン】の手にしていた糸へと
繋がっているのが解った...
[,,,,んにょにょにょ〜〜〜
教えて欲しぃんか?
,,,しょうがないにょ〜〜〜。
これは、僕ちゃんの,,,,『繭糸操作
【ダンシング・パペット】って言うんやよ〜
この糸に触れたら最後〜僕ちゃんの
操り人形になってしまう〜〜にょ!!!]
キョウへ自分の“能力”を笑いながら
軽く説明したライラインは、手にした
糸を軽く動かし、智明の操作を始めた...。

「(なっ!?...なんなんや...これは!?!
...声も出ぇへんやないか...!!!
あっ!!...喉の下...肉に埋もれた部分まで
糸の感覚が!!!...くっそぉぉ!!!)」
智明は、全ての神経組織までも
完全にライラインの糸に支配され
まったくもって成す術を失っていた...
[んっにょにょ〜〜〜〜!!!
らったたっウサギのダンス〜〜〜
3回まわって〜〜〜〜,,,,,
脳天逆さ落としやぁ〜〜〜!!!]
そんな、彼の身体を自在に操る
ライラインは、好き勝手に
立たせたり、歩かせたり...と、悪ふざけを
ただ単に繰り返し、遊び続ける...
「....。」
それを見ても何等反応を示さない
キョウを不思議に思うライラインは、
徐に手を休めて彼女に話しかけた...
[にゅあ?,,,,君は、この子が
こんなになってるのにぃ〜〜〜〜
全然にゃの?何で〜〜〜?]
すると、キョウは冷徹な笑みを
浮かべながらーーーー
「...あははっ、だってあたしが
手を出す必要はないからだよ?
ここで死んだらーーーーそれだけの
奴だったってことさ...。
解ったかな?操り人形君?」
そう言い放った。

[にゅららら〜〜〜!!!
君って変なの〜〜〜〜〜!!!
まぁ、いいけどね、もうこのでぶってる
子にも飽きたから〜〜〜君で遊ぶの。]
散々悪戯して痛めつけた挙げ句の果てに
智明を飽きた、と言って殺そうとする
ライライン...と、それを静かに
見守るキョウ....そして、糸に
操られた智明の傷つき血を所々から
垂れ流す身体は、唐突に勢い良く
天井に舞い上がるとーーーーー
[死んじゃぇぇ!!!!]
ライラインの叫びに呼応して一気に
床に向かい頭から落下して行く!!!!



2月3日(木)

第一九四話『京香&智明〜Death Over!!〜』(2.3.木)

バギュァァァッッン!!!!
[やったったったぁぁ!!!]
『笑う貝人形』【ライライン】は、
自分の糸での操作によって、床に勢い良く
落下した『智明』を見て、首の骨でも折って
絶命したかな?と、大きな声で笑う...が、
「…笑うのは少し早いんじゃないかな?…」
[えっ”!?,,,にょっ!?!]
不意に『京香』から掛けられた
言葉を聞いて、再びたった今、
智明の死んだと思われる場所へ
目を向けた...すると、そこにはーーー
「よぉ!もう,,,お遊びは、お終まいなんか?
...んじゃ、今度は...こっちの番やな?」
いつの間にか、全身に張り巡らされた
糸を全て断ち切り、悠然と斬首刀を
手にして構える死んだ筈の智明の姿が!!!

[,,,にょ,,,にょぉ!!!
そんなぁ!!?僕ちゃんは,,,ちゃぁ〜〜〜
んっと!!叩き付けたし,,,どぅしてぇ!?!]
智明の無事に困惑するライラインは、
無意識のうちに恐怖を感じ後ろへ
一歩下がり...距離を取ろうとする...
「...ふっ...動かんほうがえぇよ?
お前の躯、壊れてもうてるから...な。」
だが、そんなライラインに智明は、
静かにそして、威圧する様にそう言う
「...君の負けだよ、じゃぁ...
あたし達は、先へ進むから...。」
智明を横目で見たキョウは、徐に
歩き、ライラインの横を通り過ぎ
先へ進む階段を目指そうと
する...が、それをライラインが
阻止しようとした
…その瞬間!!!…
[,,,ワケわかんない事を言うんじゃ〜〜〜
ないにょ!!!僕ちゃんは、まだ
負けてないにょ!!!,,,,君,,,今度は、
いいや,,,君を操って
殺し合いをさせーーー!?!]
バラッ...バララッ!!!
「...せやから、言わんこっちゃ
ないやん...糸から流れた血液が既に
お前を刻んでたんや....。
まっ、自業自得って奴やな〜
さっきの落下の時と同じくお前が
わざわざ俺様の身体を痛めつけて
血を流させてくれたから...
成功したもんやからなぁ〜〜。」
一瞬にして、全身に切り込みが入りーーー
[ゎにょぉぉ!?!!?!]
そのまま無惨にもバラバラに分解しながら
歪みに沈んで行った!!!

「...あ”〜〜〜...もう...
全身がめちゃめちゃダルィわ!!!」
意外とダメージを負っていた
智明は、消えて行ったライラインを
見てそう呟き、柱に持たれ掛かった...
「...ふっ...あたしを...何も
しなかったあたしを冷たいと
思うか?...」
すると、不意に近付いて来た
キョウは、そんな彼に声を掛ける...
「せやなぁ...当然ちゃう?」
「...くすっ...じゃあ、行こうか?...」
智明の言葉に何故か笑う彼女は、
血だらけの彼の肩を軽く叩き、その手を
引いて、共に階段へと駆け寄って行った。



2月4日(金)

第一九五話『京香&智明〜合流〜』(2.4.金)

「痛いんやて!!!」
勢い良く『京香』に手を引かれた事で
更に傷口からピューピューっと、血を
吹き上げる『智明』は、痛みに
耐えかねて叫ぶ!!
「...そんなに声を上げなくても
もう、平気だと思うよ?
痛みも、もうすぐ消えるから...
っと、言うより智明って案外...
痛がりなんだな?...」
すると、そんな智明を見て
呆れながら彼女は、自分の触れている
左手から“能力”を発動させ
ほぼ、一瞬にして彼の傷を塞いだ。

「...そんなん出来るやったら...
早よやってくれれば良かったのにやなぁ...。
まぁえぇわ〜...。
(そう言えばキョウの能力って...なんやろ?)」
傷をキョウに直して貰った智明は、
彼女の後に次ぎ、階段を昇りって行く...
「...智明、キミ...気をつけた方が
イイかも?...この先からは狭い
螺旋階段になっているみたいだ...。」
「...それ...どないな意味やねん...(怒)」
「挟まるなって...ことやろ?」
キョウは、唐突にそう言い放つと
わざと言葉の語尾を変化させて、
また階段を駆け上がる...
「...やな奴...!!!」
智明は、興奮して鼻息を荒だてながら
肉(っーか脂肪。)が挟まらないように...
用心しつつ頂上を目指して行く!!!

そして、数分後...二人はーーー
「...なんや...そっちのが先に
到着してたんかい!!!」
「...結局どっちでも一緒だったんだな。」
「あははっ、そう言う事だな!!」
「...さて、行きましょうか?
ここの支配者さんが待つ...部屋へ!!!」
上り終えた階段の先で、少し早く
その場に到着していた『知也』と
春化』に再会を果たし...丁度
4人が揃った所で...『海岸地帯西』の
支配者が待つと、思われるーーー塔の
最上階に位置した目の前の部屋へ
今まさに踏み込もうとしていた!!!



まだまだ続くのですぞッ!!



ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!



先を見るんッスねぇ〜!!


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