『Classification !!』2月編!!


↓にお話しは、増えて行きます。

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2月13日(日)

第二〇四話 『絡み付く…運命の糸』(2.13.日)

蔦の塔』【ラズベリー・フォー】にて
狐色の衣を纏う『海岸地帯西』の支配者
アルフレッド・ライゼンツ』と
京香』『智明』『知也』『春化
らが、対時していた...その頃ーーー
統治者である、眠れる『キエル』を見守る
三橋 麗魅』の下へ彼女を殺害に
同じく“能力者”で、しかも...アルフレッドの
実の弟『アーバン・ライゼンツ』が
その姿を突然、現した!!!
だが、しかし!!アーバンの魔の手を彼女が
自ら退け、彼の説得まで
追い込んだ所で...突然、その場に現れた
『海驢 貴弘』によってーーーーー
ちゅぴぴぴっっ...。
「あ〜ぁ、血飛沫が付着しちゃったよ〜。
こう言うのってなかなか落ちにくいんだよね。」
無惨に殺され歪みに沈められてしまった...
それを見て動揺しつつも...
怒りを露にするレミは、叫んだ!!
「答えなさい!!!」
そんな彼女を見てヒロは、嘲笑い
「....あははっ、御免ごめん...。
気付かなかったよ...僕って
集中すると回りが見えなくなる癖が
あってね〜...はははっ。」
軽くあしらうように返事を返した...
「ふざけないで!!!....アーバンを...
何故殺したの!!!!」
そして、ヒロの態度よりもアーバンを
殺された事で更に激昂するレミは、
不意に“能力”を解放しーーーー
ばひゅひゅひゅひゅっっ!!!
攻撃を仕掛けた!!!

「あ”?...無駄や...そないな
攻撃が僕に当たるとでもーーーー
思ってたんか???」
彼女が無数の砂を同時に操り、粒ての嵐を
巻き起こした、それをいとも簡単に
手にした異形な槍で砕いて、笑う
貴弘に恐怖する...レミだった、が
ここで負けるワケにはいかない!!と、
更に攻撃を続けようとする....が、しかし
「うっ...っっ....。」
自身も先の闘いで多大な負傷を
負ってしまっている為に...操作が
旨くゆかずに、右膝を徐に地へ付けてしまう
「...あははっ、面白いね君...。
えっと、そうそう...アルフレッド達が
言っていた...三橋 麗魅さんだったねぇ?
神の聖槍』【ヴァイガルス】のイイ
練習になったよ、彼の弟アーバン君には
悪い事をしたがーーー仕方がない
事さ...あははははっ!!!」
「...?...そうか...あんたが...
あんたが彼を変えてしまったのか!!!」
気力だけでどうにか立ち上がった
レミは、ヒロを睨み付けながらも
次々と血を地面に流してゆく...
「...あははっ...自分を超越...出来たんや...
こっちは、感謝して欲しいくらいやで?
な〜んも、悪い事はしてへんよ?」
そして、平気な顔をして喋るヒロへ
攻撃を仕掛けようとした...その瞬間...
どさっ!!!
彼女はこと切れ...倒れた。

「なんや、面白ないなぁ〜もう
おねんねかぃ...ふっ、まぁえぇ...
これで大体のデータは、取れたしな...。
魔王達の“力”を半分でも与えればーーー
くっはははあっっ!!!」
一人でぶつぶつと呟きながら
貴弘は、溶けるように姿を消した...
「なぁ、レミ君...そんなに
全ての事を知りたいんやったら...。
塔へおいで...そこで君が知りたかった
事が山ほどあるはずやからな〜。」
最後に倒れたレミにそう言い残して....。



2月14日(月)

第二〇五話 『見えない壁を…打ち破れ!!』(2.14.月)

彼女の闘いが終わりを迎えようとしていた...
その頃、『海岸地帯西』の支配者であり
塔の最高責任者『アルフレッド・ライゼンツ』と
対時していた4人はーーーー
「ふふっ、無駄ですよ、皆さんの
攻撃は全て私には掠る事すらーーー
出来ませんから、ね。」
依然アルフレッドの持つ未知の“能力”に
よって悪戦苦闘を余儀なくされていた!!
「ちぃぃぃっ!!!...なんなんや!!
あの“湯膜”っつーか...見えへん
壁の様なもんわっっっ!!!」
自分の身体の事を考えずに動いた
為に全身から汗をダラダラとかき続け
息を荒だてる『智明』は、とうとう床へ
ヘタリ込んでしまった...
「だらしないな...智明...。」
それを横で見て『京香』は、そう
呟き再び剣で攻撃に掛かるーーーーが、
ばぎょっっん!!!!!
「ーーーー刃は届きません、よ。」
また見えない何かに弾かれ
飛ばされてしまう!!!

「このままじゃ...同じ事の繰り返し
だわ...私の『霊術式』ですら
...打ち破れないんだもの....!!!」
悔しそうに『霊聖坤』を握り締める
『春化』は、叫ぶ...すると
「あいつは、確かーーーー
空間を支配しているって言って
たよなぁ?ハルカ...。」
そんな彼女へ攻撃を続ける『知也』は、
不意に声を掛けた...
「えっ!?...あぁ、確かそう
言っていたわ...でもそれが?」
グレーのソファーでお茶をすする
アルフレッドを見ながら答えた
ハルカは、その問の意味を理解出来す
困惑しながら彼を見つめた...
「血を垂れ流してーーー奴の
下で変化ってのはあかんのかな〜?」
「まず、血液自体が届かないんじゃないの?」
キョウと智明が作戦を練っている
中で徐にトモは、歩きだしアルフレッドの
前にあるソファーに腰を掛けた
「ほう、攻撃が無駄ならばーーーー
私と話し合いでもしようと?」
トモの行動に興味を持った彼は、
思わず喋り掛けお茶を差し出した。

トモは出されたお茶を疑うことなく
口をつけ飲んだ...そして、徐に口を開くと
「...話し合い...っ、か....。
そいつは違うな...オレはお前を
倒しに此処に座ったんだよ...。」
そう言い放ち、また口をつけ飲み干した
「ほぅ、君は面白い事を言う、ね。
どうやって私に攻撃を当てる気なんだい?」
「まぁ、待ちなよ...いま、すぐに
その顔面にこの拳をくれてやるからさ?」
更に挑発するアルフレッドにトモは、
威圧するように言葉を返した!!!



2月15日(火)

第二〇六話『One side step !!』(2.15.火)

「ますます面白い、ではすぐにーーー
見せて貰をうか?」
『知也』を目の前で直視している
『アルフレッド・ライゼンツ』は、
余裕を見せつけ彼に向かい呟いた
「...空間を支配している、か...旨い事
言うよなぁ....。
でも、そのお遊びも...もうお終いだぜ!!!」
すると、トモは暫くを間を置いて
からゆっくりと口を開きーーーー
「無駄ですよ、ムダぁっっ!!!」
「いや、ムダじゃないね...。
必殺必中(マサ兄...“力”を貸してくれ!!)
ヴレイジング・ナックル』【烈風光弾拳】
ーーーーーーッッ!!!」
ギュララララララッッッ!!!
立ち上がると、特殊な構えを取りながら
武具をはめた拳に光を収束させ
一気に床へ向かって放った!!!

「なっ!?どうしたんだ?!トモ???」
「なっーーーー!!....なんやなんや!?!」
突然の出来事に驚く『京香』と『智明』は、
同時に声を上げ、閃光を発した
ソファーへ近付いてゆく...
「トモ...どう言う事なの?」
不意に『春化』も足を踏み出し
トモの下に歩み寄って行った...
「ーーーーッッ?!!?」
何故が畏怖した様に顔を歪める
アルフレッドを見るなり全てを確信した
トモは、突き破った床から勢い良く流れる
血液を拳から払った
「お前は、何故かケガの事や...
名前を...知っていた...その意味が
解ったよ、管理者...アルフレッド!!!」
「ーーーぐっ、何故それだけで?!」
「ヒントは、お前の言葉の中にあったのさ。
空間を支配って奴が、ね?
通常見えない壁の“能力”なら
壁までのガードへは回せない筈だ...
(あくまで憶測だがね...。)
それが出来た時点で...大体の予想は
付いていたんだよ!!」
そして、アルフレッドにそう言い放つとーーー
バギョッッン!!!
「ぎぇはぱぱっっ!?!!」
更に油断していた彼の頬をーーー
「オレは約束を守る主義なんで、ね。」
約束どーり殴り付けた!!!

衝撃でソファーへ倒れ込んだ
アルフレッドは、口から血を吐き出し
笑って見せた...
「ふふふっ、私を本気にさせてくれて
有り難うーーー殴られたのなんて、
とっても久しぶりでねぇ!!!!」
そして、意味真な言葉を叫ぶとーーーー
「ーーーなに!?早い!!!」
ぎゃるっっん!!!
同時にトモを顎から突き上げるような
高速のパンチを放った!!!



2月16日(水)

第二〇七話『期待と疎外』(2.16.水)

「私はーーーーつねに完全な
存在として有らなければいけないのだよ!!!」
拳で跳ね上げた『知也』へ更に
連続攻撃を放つ『アルフレッド』は、
彼の攻撃を受けてから突然!!
行動が一変してしまった...
「ぐっ....出来るじゃねぇかっっ!!!」
ばぎゃっっ!!!
負けじと応戦するトモ...そして、そんな
2人を見て3人は手を出せずにいた...
「そう言えば...彼のスキルって...
何なのか、あたしは知らなかった...。」
「俺様もやッ!!」
「って...私もーーーーってことは!!
誰もトモの“能力”を知らないんだっ!!!」
そんな中で両者がお互いの攻撃で吹っ飛んだ
事で一端の間が置かれた....。

「へっ...塔の全てを操っていた
ワリには...動きが鈍いんじゃないのか?」
「ふっ、まだまだこれからですよ。
超越者の真の実力ーーーー
お見せしましょう!!!」
ギャッッッヅッッ!!!
お互いの拳がぶつかり合い鮮血が飛び散る!!
「その自信はどっから来るんだよ...。
(ちぃっ...!!確かに...強い!!!)」
「期待されていますからね、彼のお方に、も。」
一旦、間を置いて離れた2人は、
何故か戦友のように3人には見えたーーーー
「あいつら〜〜〜愉しんでるやんか!!!」
「...互いに認め合っていると言う事か...。」
「....トモ...。」
確かにアルフレッドは認め初めて
いた...自分と同じく拳を交えて
果敢に向かって来る知也を....。

アルフレッド・ライゼンツの脳裏には、
いつも厳格な家庭に育った為に
しつけられてきたマナーや勉強においても
しかり...全てを自分が一番にこなせなければ
ならない、と言った重い期待を背負わされて
幼少の頃から生きていた事でそれに応えようと
努力していた日々が焼き付いていた...
...そして、深く記憶は辿るーーーそれは
他者から見れば疎外の的にも成り得るのだ...
と、言う想い...特に兄の姿を見せつけられてきた
『アーバン』にとって、またこれほどない
苦痛であった....そして、そんな弟の見本と
言う足かせをまた付けられた彼も、また
苦痛の毎日だった...そんな事を突然思い出し
他者を認め始めていた自分をーーー
「これでお終まいです!!!」
彼は、否定した...いや、し切れなった
っと言った方が正しいのかもしれないが...
「やらせるかぁぁっっ!!!」
確かにーーー確実に
彼の中で何かが少しづつ変わりつつあった。



まだまだ続くのですぞッ!!



ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!



先を見るんッスねぇ〜!!


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