『Classification !!』3月編!!


↓にお話しは、増えて行きます。

別の日のお話しを見るッスか?




3月25日(土)

第二四五話 『臨界都市〜届け!世界へ!!〜』(3.25.土)

上原 勇二』『安大 光助』の2人は
やり残した事を終えるために再び
異世界へと戻って行った...そして、全てを
終えた講堂内にいる仲間達は久しぶりに
出会った事を機に、談笑を始める...が、
それを無視して『マボ』と『』は、
ある行動を開始した、それはーーーー
「ってぇぇ事でっっ!!!
他にまだ『幻魔』ってのに支配されて
いるバカ国民の皆様ぁ〜元気かぁっっ!!?」
全世界に向けての生放送を『お台場』から
送りつける事だった!!!
「おぃおぃ....空ってか...アレ..まぼっち
だろ?....何してんだよ!?」
「...まっ、やらしとこーぜ、面白いしな?」
「そうっスよぉ〜、あはは〜〜〜っ!!!」
突然の事に戸惑う、回りの仲間達
だったが、それを静かに見守るーーー
「日本は俺様が、解放しといてやったぜ〜!!
少し、したら電気とかもーーー
復旧〜するだろ〜からぁ!!
こっちの心配すんなよなぁ〜!!!...それから
杉浦』〜〜〜っ『米国』くらい
一人でど〜にかしとけよな!!」
日本は解放したと、言っても
まだ世界では絶えず異世界から送られて
来る幻魔達との闘いを続けているのだ...
「そっか、あいつあっちの大学に
行ってるんだったな。」
が、しかし支配者を失えばそれも
不可能となる...マボは、言い終えると
さっさと舞台下へ降りて行った。

「ちぃっっ....言ってくれるぜ....。
あいつ、今の状況解ってんかよ?!...
へっ...昔から...いや、今更
イマもムカシもないのか...やるしか...。」
[見付けましたよ....俺達の目的の
邪魔と成り得るんだ...お前みたいな
奴は....なぁ?!!!]
彼がホッと一息ついたのも束の間、
追っ手の『』【カラス】が鉄の天井を
突き破り黒いサーベルで襲いかかる...が、
「ーーーーっねぇっっっっ!!!!
いいぜ?やってやるよ....こっちはオレ
一人で十分だ...おおおっっっ!!!
ブレイク・ウィング’ス』っっっ!!!」
ばぎゅおおぉぉぉっっ!!!!
[ばっ?!...なっなんだぁ!?!これはぁ!?]
カラスのサーベルが彼の身体を
貫く前に、一瞬にして幻魔の胸に
大きな風穴が唐突に開き、その場から
存在を消滅させた!!!

“真魔”となり襲いかかって来た
盲目の羊』【シープ・ゴート】こと
末田 啓子』の様な支配者を
潰すにはそれなりの“能力”を持つ者
しか出来ない事...世界が幻魔に支配されるのが
先か?...それとも異世界自体の存在を
勇二達が打ち砕くのが先か?...近い未来に
全ては、終了する...時が再び
正常に刻み始めた、その時…に。



3月26日(日)

第二四六話 『臨界都市〜紡ぐ時の為に〜』(3.26.日)

『お台場』の講堂から、外へと
出て行った『空』達は、めんどくさい
ことに成らぬようにさっさと、その場を
後にして、ユリカモメに乗り込んだ
「新〜なんとかまで一緒っスもんねぇ〜皆さん。」
駅に降り立った全員は、それぞれが
お互い別の闘いへと向かってゆく...
「おいら達と『三月』はココで
お別れダネッ...あはっ、みんなに
会えて良かったよ....。」
不意に空はそう言うと、『マボ』を
チラッと横目で見た
「ふっ、じゃあなっ....行くぞ三月!!」
「はぃはぃ、それじゃ...またネッ。」
言い放つ様にマボは、空を連れて
その後を追って行く彼女と共に駅に
姿を消した...。

「じゃ、オレらも....久々に家に帰ると
すっかな?『真弓』?」
「そうね、どうせまた...戻る事にも
なりかねない、しネッ...。」
カップルは家路へと戻って行った
「しゃ〜ないな『田窪』...オレらも
戻るか....?」
「あぁ、彼女達の事もあるしな...。」
苦笑いをしながら彼らも別れを告げる...
「『愛好』...『デス・ジャスティス』の
こと...まだ残っているし...僕達も
大学へ戻ろう...。」
「ぁあ、それにしても....あっさり
みんないなくなっちゃうんだな?『』...。」
三月と共に姿を現した二人も
お互いの属する大学へと戻る...
「オレもまだ文献の仕事があるんでな...。
ゴマ』...お前一人で戻れるよ、な?」
「えっ!?...あっはぃ...大ジョブっスよ。」
進む道の中で一点が交わったダケ...
果たしてそれだけなのだろうか?
「大森ちゃん...一緒に来てくれる?」
「えっ?...あっ先ーーー空!!!?」
…何時の日か紡がれる、未来の為に
彼らは一時別れた、再び出会える事を
お互いが知っているから...そして、その時は
運命を変える事が出来ると…!!!

「けっ....日本解放なんて楽勝じゃん?
あんなに狭い国だってーの....。
こちとら、超広い国でーーーっ
ばとってんのにさぁ〜!!」
「まっイイんじゃなぃの?...っと
電波やばいかも?...さっさとイモ虫みたいな
奴、始末しちゃわないとさ?」
たまたま世界に渡っていた者達は、
『幻魔』達との攻防を続ける...
あの放送を見て、希望の光を胸に
灯しながら....!!!



3月27日(月)

第二四七話『瑠璃色の空に〜In go my way〜』(3.27.月)
(↑いぇぃ!誕生日記念!!↑)

時は少し先の話しーーーーー
“真魔”『盲目の羊』【シープ・ゴート】を
倒した彼らの未来へと刻まれた歯車の果て…。
「....君が果てになっていたんだろ?」
青年は墓石を背に微笑みながら
指さした....
「もう止めなよ...目的は...おいらと
闘う事なんでしょ!?」
アライグマの人形を肩に乗せた
少年は必死に叫ぶ
「...ぁあ、そうさ...最強の彼は
もういないんだろ?....なら残されたカス
だとしても....お前はあいつなんだよ!!」
青年は笑みをこぼしながら、片手で
墓石を砕いた
「...それが全てを手にした...古代の“力”...。
タッキー』から聞いたよ....。
なんでみんなを巻き込むの!?!」
悲痛な声を上げる少年は、力なく
墓石に持たれ掛かった....。

「おぃ、こいつに...もう何を言っても
無駄だ...『見良』とは違う...。
コイツには、全ての破壊しか見えて
いないんだよ....。」
ヌイグルミは、青年を睨みながら
少年の耳に呟いた...
「囚人達に与えたのは自由と言う...武器だ。
人間は人間によって滅ぶべきなんだ...。
昔から生あるものは自身の種によって
滅びと再生を繰り返した...ただ、それと
同じことをしたまでだ...だが、破壊だけだ!!
二度と再生が出来ぬ世界が生まれる...。
自らが生み出した力によって...なぁ!!!」
「....おいらはそれが間違っているとは
思わない、よ?...でもね、それならーーー
....何故、あの子達を...そうか、歪みは
有るべき姿のない君を生み出し....なら、
此処で終わりにしよう...!!!」
覚悟を決めた少年は、襲い来る青年と
真っ向から対時する!!!
「ちぃっっっ!!!お前じゃ無理だ!!!!
俺様と代われっっ!!!」
叫ぶ人形...だが、少年はーーー
「黙って!!下噛むよ!!!」
「どうした?お前では....
コレも出せないのかーーーっ!?!」
それでも、果敢に一人で立ち向かう...。

「ここまでだ....服だぬき...良く
ガンバッタよ?褒めてやる。」
「頑張った...なんて言うな!!おいらは
そう言われるのが....はぁはぁはぁ...一番っっ
大っっっ嫌いなんだぁぁ!!!」
どぎゃっっっ!!!
「ぐっ...ふっ...お前....やっぱり
あいつが見込んで残して行ったダケ
あるかもな?....。」
人形は少年を庇い引き裂かれた!!
「あっ...ぁぁぁあ!!!!」
「こさかしい...マネおっっっ!!!
だが、一時死ぬ間を逃したにすぎない...
これでおしまい、だ!!!」
パキュオオオィィィィッッッン!!!
少年に止めが刺されようとした、その時!!!
「...もぅ、一人じゃないから...。」
「...!!!...お帰りなさい...御主人様...。」
青年の振り上げた両腕が目映い閃光に
包まれた、その瞬間...吹き飛んだ!!!



3月28日(火)

第二四八話『瑠璃色の空に〜今や君は…〜』(3.28.火)
(元の世界編ついに終了!!!)

「あっ...あぐぅうぅぅっっ!?!!」
両腕を一瞬にしてもがれた青年は、
痛みに堪え切れずに崩れ地に膝を付けた
「....お前はおいらの産み出した最後の
バグ...歪みの存在なのかもな?....。
二人共、良くやってくれた....。」
少年の体型が元に戻り、未来は
かつてない歯車を回し始めたーーーー
「くっ....ははははははっっっ!!!!!
ようやく...漸く貴様に会えたなぁぁっっ!!!
だがな、貴様がいまさら此処に現れても
なにも変わりはしない....こいつら人間共は
滅びの道を歩み続けるのさ...永遠に、なぁ!!」
立ち上がった青年は少年に向かい
力の限り叫び攻撃を仕掛ける!!!

「...そうだ、何も変わらない...だが、
それを決めるのはおいらだ...キミじゃない。
...だから、先にキミが滅べ。」
襲い掛かる青年を前に少年は静かに
言い放つと、引き裂かれた人形を手にした
ぱきぃっっっっぃぃん!!!
「げぇっっ!?!...貴様はいったい...!?!」
「歪みを正し、運命と呼ばれ未来と
呼ばれる動きを元ある事象に戻す....。」
青年の身体は少年に触れる前に
光の粒子の様な姿になり....彼の掌に
収束されてしまう....!!!
「...中で休んでいていいから....もぅ
キミは一人じゃないんだ...おいらと...それに
この子と一緒に....外へ!!!」
一人の人間の記憶がそれに関わる全ての
者達の中から消え失せた...。

時は流れー2000年ー
「....今や君は…世界の敵となった...。」
少年は、問う...それが真実なのかと...
「...うたかたの夢は醒めた...。
今度は自分自身で歩き出すんだ....。
取り戻す為に...大事な何かを....。」
彼はそれに答えずに続けた...
そして、何も誰もが知らぬまま
歴史は流転し、流れる...。
「オレは誰だ?...此処は何処だ?!」
浜辺に打ち上げられた少年は
異物の消え去った世界で、再び
歪みと対時する...それが運命かのように...。

そして、未来は紡がれる!!!



まだまだ続くのですぞッ!!



ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!



先を見るんッスねぇ〜!!


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